2021/02/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にコルガナさんが現れました。
コルガナ > 日の沈んだ王国、王城。黒い大理石で作られた共同スペースを堅い革靴の音を立てながら
書簡を片手に歩いている男がいる。つやは無いがぴったりと整った黒い髪が揺れる事なく
煌びやかな装飾の無い黒い政治家のコートを乱さず着こなし歩いていた。

「……」

書簡は税務を担当する貴族達の意見をまとめたもので、男はこの中から削るべき経費を探す。
しかし、コレが長く時間を要する作業だという事は分かっていた。
貴族達は自分の都合のいいように報告しているのは火を見るよりも明らかで
この中からまた憲兵達に選任して調査を行わせなければならない。
後ろ暗い稼業があるのであれば間者も用意しなければならなかった。こちらは仕事の内容によっては
すぐに手配できるが、報告の中から怪しい項目をピックアップするのは
少なくとも今日の間には終わらないだろうと、かけていたメガネを外すと、長い廊下の先にある
中庭まで進んでいった。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にキルタスさんが現れました。
キルタス > 中庭……そこには、日の沈んだせいもあるが人気はなく、ただその中央付近。
そこの数あるベンチの一つに、女が座っていた。
美しく長い薄緑の髪を靡かせ、薄いレオタードに身を包んでいる。
その肌はとても白く、宝石のようにも見えるだろう。
だがそれ以上に目を向かせるのは、豊満な乳房だ。並の大人の手では包み切れないほどに巨大で
同時に形の崩れのない張りのある胸でもある。男ならば誰しもが一瞬釘付けになるであろう。

庭を革靴で歩く存在に気が付いたのか、最初からわかっていたのか。
その女はキミへと目を向ける。

「こんばんは、コルガナ様。お待ちしておりました」

立ち上がり、その娼婦のような格好とは裏腹に、非常に気品のある一礼を、キミに向けて行った。

コルガナ > 煙草を吸おうかと懐を探っていた所で声をかけられると、見知った女性が立っていた。
昔から知っている。エルフでさえ昔からと表現できるほどの時間だ。
男は暫く見ていると器用に片手で火打石を鳴らし、煙草に火を付ける。
王族式、女性用の一礼に対して男も男性用の一礼で返した。

「キルタス……」

彼女は効いた話では帝国での仕事、枢密院に取り入る為の没落した大家を探す為
帝国側の官人と話す仕事に就いていた。もう終わるころだと思っていたが
こうして会うのは1か月ぶりであった。

「帰っていたのか」
男は煙草を斜口で咥えると、書簡を傍に置き、彼女の傍まで歩み寄った

キルタス > ゆったりと、その一礼を終えて立ち上がった彼女は立ち上がる。
同時にその大きな乳房は揺れ、見えるものが増える。
太ももも大きく、肉付きが非常にいい。それに比例するように、臀部もまた非常に大きかった。
安産型……それもかなり優秀な、理想的な体をしていることだろう。
そして鼠径部と尻の割れ目にレオタードに巻かれたベルトが強く食い込み、肢体のラインがよく浮きあがる。

ハイヒールでありながら庭の上を事もなげに歩き、キミへと近付いていく。
その手には薄い魔力で包まれた紙束が握られていた。

「はい。こちらが所望した書類でございますわ」

と、その書類を渡す。見ればそこにはキミが望む没落した大家
その当主や関係者が多数ピックアップされていた。
その上でさらにそれぞれ会ってきたのか、それとも聞いたのか。
彼女自身の所感から来る意見も備えられていた。

「なかなか骨が折れる仕事でしたわ。粗暴なようで小心者が多く。
意外と警戒心も強く臆病者もいまして……まぁ、それを何とかするのが私めの仕事でございますが」

そう朗らかに笑い、一本距離を取る。

コルガナ > 男は書類を受け取ると、斜めながら目を通せば、自分の魔力で結び直すと
紙束は更に小さくなり、男の懐に収まる。

「ついこの前まで何のリスクも無く生きていた連中だからな」
「王国側は今もこちらで情報を集めている。まぁ中でも一番手の内に入れたい家は未だに進展がないが」

一歩距離を置いた彼女の近くにある石造りの椅子に腰かけ、煙草を胸に入れると彼女に
かからないように僅かに上を向いて紫煙を吹き上げた。その傍らにも彼女の笑う顔と
どうしても目につく豊満な体は視界に入っている。

「かつてあった大家の【害虫を駆除したい】と思うところは同じでもやり口はこちらは大分汚いからな」
「譲歩や交渉。書面上での立場の保証だけではやはり今回もクロード家の生き残りは動かなかった。」
「流石女所帯だった一族はしっかりしている…閨の情報収集も効かないしな」

男の方は長いスパンで行っている仕事に進捗は無く、何処か疲れたように煙草を吸い
再び彼女に真っすぐ目を向ける

「…座らないのか?」

キルタス > 懐に収まった紙束を見届けた後、軽く自身の髪の毛をかきあげる。
その瞬間、そよ風が吹き、いわゆるフェロモンのようなものがキミの鼻腔を刺激した。

「そのようですわね……。最も、少し肌を見せただけであっさりと喋ってくれる人も多かったですが」

呆れたようにそう言って、息を吐く。
その息の行動ですら、軽く胸と尻が揺れる。

「汚いも綺麗も、行きつく場所は同じですわ」
「であるならば早い方が別の手に取りかかれる以上、そちらを優先するべきだと思いますわ」
「……私としてはあまり、そういう事はコルガナ様にはして欲しくはありませんが」

最後の一言だけ、少し目を暗くなりかけている空へと向けた。

「……えぇ、では失礼いたします」

そう言って彼女は、キミの隣へと座り……キミの片腕を胸に抱くように持つ。
その腕に、柔らかい感触が走る。
……同時にキミの耳元に口を寄せて、周りに聞こえないように囁く。

「クロード家についてですが……現当主はどちらかと言えば綺麗を選びたい。でも頭の中では汚いが正解であるとは思ってはいるのでしょう」
「ですが家を守るという点を考えて、手を出すのに及び腰になっているかと」
「……真意は本人にしかわかりませんが、私はそう感じました」

そう告げた後、そっとあなたの耳たぶを唇で噛んだ

コルガナ > 「私達はもう遅い」
「私だって君が身体を淫猥にしている間に父と共に粛清を行ってきた。こっちは驚く程血腥い方法でな」
「君の言う通り結果が同じだ。後悔する事は無いだろうが」

男は自らの身体に柔肉の感触を感じながら、耳元でささやく言葉に目線だけを彼女に向ける。
「調べていたのか…その見解は参考にする。有難う」

一つ呟くと、彼女は男の耳たぶを唇で挟む。男は静かに目を細めると彼女の髪を撫でながら
リボンとその頭を髪を乱すことなく優しく撫でる。

「昔の仕事はもっと簡単だったな…自分の住む屋敷から間食の菓子を盗んでくるだけだった」
「その時も君が実行して、私は数を誤魔化す…やっていることはあまり変わらないな…」
「その時もこんな場所でジャムサンドを食べていたな」

目を細めながらそれはお互いがまだ子供だった時の事を男は語っていた。
その時、その子供の時代のように、なのか彼女の頭を愛しく撫で続けていた。

「私を誘惑しても、夕餉のメニューぐらいしか聞けないぞキルタス」

キルタス > 「遅くても……腰まで血に浸かっていても」
「そこから抜けだしたいと思うのは、おかしなこと?」
「……それともあなたは、責任を感じてるのですか・」

その質問に、答えなど求めてはいないのだろう。
それでも、そう聞きたくなるのは……それが彼女の本質の一つだから……。

「ん……」
うっとりと、目を細めながらキミの手で撫でられて頬を赤くさせる。

「そうね……。バレたことはないのは、あなたの機転もありましたわね……」
「でも、確かに変わったことはありますわ……」

そう、語る声に、愛おしく自身を撫でてくれる手に、そっと自身の手を置く。

「でも、誘惑に成功すればあなたの視線も、声も、その体温もすべて……私だけのものにできますわ」
ニコリと、笑いかけて……目を瞑って、その時を待つ

コルガナ > 「君は抜けたいのか?…そう思うなら、良い改めて遅い事は無いな」
「おかしなことでもない。私が決める事でもない…」

頬を赤くさせる彼女に顔を近づけ、静かにのぞき込む。そして頬を撫でた。
キルタスが目を開く頃には男は至近距離で久々に見る表情でほほ笑んでいる。

「心配は要らない。君以外誰も私などを物にしようとは思わん」
男は手の端で燃えている煙草を吸うと、また少し離れて紫煙を吐き出した。

「ものにしたいのか…ものになりたいのか、という違いはあるが」
「…………………」

言うと男は黙って再び煙草を燻らせている

キルタス > 「……まさかですわ。そんなこと……」

そう呟いて、今の質問を、頭から消す。
最早考えても栓なき事故に……。
それに何より、この場所にいなければ見れない者もいるが故に。

「……そうですわね。でも……」
離れたキミを、彼女は目で追って

「私をモノにしたい人は、そこら中にいますわ」
と、言うと……そっと、手袋を外す。
その手の甲には、吸いつかれたのであろう唇の痕がある。

「別に、あなたをモノにしたいのか、あなたのモノにされたいとか。
そう言う風に思っている訳じゃございませんわ。けれど……。
……久しぶりに『気持ち悪い』と思うことがありまして……」

そこまで言って、少し顔を逸らす

コルガナ > 「………………」
男は目線だけ唇の痕を見ている。キルタスの言葉に思うところが沢山あり
顔を逸らす彼女の顎に指を添えるとグイと自分の方に戻す。

「家柄で繋がれているとはいえ、君とはもうとても長い付き合いになった。」
「エルフが言っても長いという時間だぞ。」
「幼馴染だ、だがもう…それだけでないという事なのか?」

男はキルタスの薄く開いた唇に自分のをそっと近づける。

「私はそれでも構わない、いや…そうありたいと、何度か思った。そして今でもな」
「外はどうにも世知辛い事が多い。二人しかいない間は…」

もう重なるほどに近いお互いの唇はまだ触れていない。

キルタス > 「ぁ……」
自身の顎に指を添えられて、否応なくその手の動きのまま顔を動かす。
その視線で、キミを見上げる。

その質問の意図など、考えずともわかる。
長い……本当に長い時間だった。そしてその瞬間をどこまでも自分は焦がれていた。
で、あるならば……答えなど、とうの昔に出きっているのだ。

「……私は、それを何百年もお待ちしておりましたわ」
そっと、自身も手を伸ばして……あなたの唇を撫でる。

ふっ、と微笑みかけて
「【アルバ】。……こういう時ぐらい、昔に戻ってもいいのよ?」

コルガナ > 「ではもう…いいかもしれないな。」
何百年という長い期間だった。小さく声を上げる彼女。そして唇を撫でるキルタスの
指を自らの手で絡めると、近かった唇がしっとりと重なる。
男の滑らかな舌が僅かのキルタスの舌を舐めると、唇はすぐに離れる。

「……………………ルカ」

彼女のむき出しになっている腰に手を回すと、グイと抱き寄せ
豊満な体と騎士訓練も一環にある王族らしい引き締まっている体がむっちりと密着する。

「ずっと一緒にいた。これからもいるなら…ルカといるのが一番いい。」

男は自分の胸板をキルタスの乳房に押し付けている。
「昔に…そうだな、というより。本当のお互いの時間だな」

キルタス > 互いの唇が重なった瞬間……軽く、彼女の体が震える。
舌と舌が触れ合った瞬間も、少し大きく震えた。
彼女の体は、訓練により男を悦ばせるような反応の仕方をする。
体に染みついた動き……それにしては、彼女の呼吸が少し荒い。
……少なくともその、少し潤んで蕩けている顔は、演技ではないと確信できる。

「ふぁ……」

自身のくびれた腰に彼の手が巻かれ、体が密着する。
まるで生娘のような反応を返しながら、彼の顔を見つめる。

「……私は最初から、あなたといる時が一番……大好きよ」

そっと、自身も両手を、彼の腰に回して抱きしめて。
「……でも昔は、こんな事はしなかったわよね。……互いに幼かったのもあるけれど……」

コルガナ > 震える身体を、強気に抱き抑える。片手だった抱き寄せる手は両腕になり
強くキルタスの身体を抱きしめた。背中に回った手は彼女の首に回り、彼女の頭を自らの肩に乗せ
頭も包み込んで柔らかな体を抱く。

「こういう時は、やはり私はダメだな…ハッキリと言えなくて」
「ルカ、私もずっと君が好きだ。これからもな」

とろける表情を見せるキルタスと再び唇を重ねる。今度はゆっくりと舌が彼女の
口の中を舐め、舌をからませゆっくりと離れていった。

「では今だから出来る方法で、コレから一緒に過ごしていこうと思う」
彼女のもっちりと椅子に沈んで尻の近く、その腰をくすぐる様に撫でる。

キルタス > 両腕で抱かれたら、かひゅ、という息の音が聞こえる。
その顔はすっかりと赤くなり、熟練の娼婦もかくやというほどに色が香っている。
包み込まれる感触と心地よさに、彼女の足が震える。

「……好きって、やっと……言ってくれた、ね……」

息も絶え絶えにそう言うと同時に、彼に唇を奪われる。
口内に柔らかい舌が挿し込まれ、自身の舌とぶつかる。

「(あ……これ、ダメ……私……こんなこと、されたら……人に見られちゃいけない顔……アルバにだけは、見せたくなかった顔、見られちゃ……)」

腰を撫でられながら、その顔は蕩け……互いの唇が離れたら、銀色の橋が架かる。
その橋はすぐに崩れ落ちるが……彼女の方からまた、橋を作るように唇を重ねた。

「んっ……ちゅ……アルバ……これからはもっと、甘えてもいい?あなただけのルカを、もっと見せてもいい?」
ここは中庭である。そして今は人気がないとはいえ、誰かが来るかもしれない。
そう頭ではわかっていても、もう関係ない。
今は、目の前のオスに、自分を屈服させてほしいのだから……。

コルガナ > 「んっ」

唇が再び重なると、クシクシと腰をくすぐりながら滑らかな白肌を味わう。
暫く舌がねっとりと絡み合っていたが、それは静かに離れ、男は彼女しか見ないだろう
穏やかな、眉間のシワも無い顏で真剣に見つめる。

「思うままに、出し切って欲しい…ルカを」
そして煙草を灰皿に捨てると、彼女の身体を正面から抱きしめる。

「これから私は部屋に一人だ。来てくれるか?」
ココで初めて、むき出しになった柔らかな尻をモッチリと撫でた。
男の問いかけは、ちょっとキルタスの思うところを分かっているかのようなタイミングであった。

キルタス > 彼に求められるまま、自身の体を預ける。
滑らかな白肌は、手の感触を楽しませ、その体温は少し低いが
触っているうちに熱がこもってくる。
真剣なキミに顔を、うっとりと眺めて

「嬉しい……アルバにだけ、もっともっと……見てほしいの……」
抱きしめられて、口の端から少し涎が漏れる。

「はい……おともさせてくださいませ……ひゃんっ♥」
手が沈んでしまうほどもちもちとした尻……そこを撫でられたら、甲高い声が上がる。
そのまま彼女は、彼の思うままに弄ばれながら、足を進めていった……。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からコルガナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からキルタスさんが去りました。