2020/07/28 のログ
ステファン > 「すまない、今の話は忘れてくれいいよ。次からは気をつける」

彼女から忠告されれば素直にそれを受け入れて頷く
戦場で部下を指揮することには慣れざるを得なかったが、平時に人の上に立つ、という事には未だ不慣れであった
心配している、という一言で彼女のやる気が変わってくるのであればそうしたい…既に手遅れな気もするが
こういうどこか抜けた部分を部下に心配されている、という事に当人は無自覚であった

「いや、違うよルイン
 あの方は面白がっているのさ…ポッと現れた謎の美少女と冴えない子爵をくっつけて、
 晩餐会や夜会の話の種の1つにでもなれば儲けもの、という方だよ」

髭の立派な人、と聞けば思い当たる節が直様思い浮かぶ
貴族的な嫌な部分は無いが、ある種の道楽者で面白そうな話には首を突っ込まずには要られない、
新しもの好きのある意味貴族らしい亡くなった父の末弟であろう
婿に出てしまいそこで後継ぎとなり、他家を後継して今はのんびり暮らしている
あのお方にも困ったものだ、と苦笑しつつ、食事を共にする了承を得れば立ち上がって

「ルインが来てくれて随分と助かっているよ」

いつも仕事が早い、なんて事は決して無い
引っ込めた手に不服気な様子に気がついたか、引っ込みかけた手を伸ばせば、ぽんぽん、と軽く撫でて
それじゃあ、行こうか?と声をかければ執務室を離れて彼女を伴い食事に向かうのであった―――

ルイン > 忘れてくれと言われて頷きはするが忘れるつもりはなく。
本当に真面目でいい人だと再度認識してしまい。
人に指示をするのに慣れていないのかと思えばサポートをもっとした方がいいかなと考えてしまい。

「でも心配もありましたよ。面白がっているのも確かにありましたけど。
それにステファンさんみたいな男性が一人身と言うのも勿体ない事です」

婚約者の話を出した人からは確かに楽しんでいるオーラは見えていた。
でもその中に確かに心配をしているという色も見えてこんな事を告げる。

「そう言って貰えるだけで嬉しいですよ」

不服そうにした様子に気が付かれたのか頭を軽く撫でられ笑みになり。
声をかけられると元気に返事をして彼と共に執務室を後にして食事へと…。

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