2020/07/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にリシェさんが現れました。
リシェ > (嫌な気持ちになるのも、多分、仕方ないと思う。
ベッドに腰掛けながら、サイドボードの上、置かれた物を見ていると。)

「…流行、なのかも、しれませんが………」

(眉を顰めてしまう。置かれているのは、液体の入ったグラスと、小さな錠剤。
グラスの中身の方は、何という事もない、ただの水、なのだけど。
もう一方、錠剤の方が。気になって、気になって、仕方ない。

なにせ。薬を盛られて、前後不覚に陥ったまま、地下で徹底的に犯されて。
魔力の搾取という物を、行われてから、そう日が経っていない。
やはり、具体的な記憶は、曖昧なものの。それも、記憶野にでも左右する薬を、飲まされたからの筈。
加えて、最近、この城の中では。同じように、薬を飲んだり飲まされたりしてから、暫く記憶の跳んでしまう…
そういう人達が。多いという噂もある。

おかげで、どうしても。近頃は、薬という物に、不信ばかり。感じてしまう。
今目の前にある物は、もうじき訪れる、今夜の「お客様」が用意したという薬であって。
多分、近頃の噂とは、別物なのだと思う……思いたい、ものの。

準備の一環として、ちゃんと、服薬するように、言い含められているものの。
なかなか、踏ん切りが着かず、座ったまま、悶々と。)

リシェ > (とはいえ、きっと。言い付け道理にしないと、怒られる…筈。
後から、どんなお仕置きが待っているか、そう考えると。ぶるり。身震い。
物凄く、渋い顔をしたまま。伸ばす手が、どうしても、少し震えてしまうまま。
それでも。きちんと、言い付けに従うべく。錠剤を手に取ると、口元へ。
口内に含むと、グラスを引っ掴み、ぎゅ、目を瞑って……)

……………っ…!

(後は。一気に、流し込んでしまった。
勢いをつけすぎて、噎せかねない程の量、水を飲み込んでしまい。目を白黒。
同時に。無意識に、吐きそうになる。吐き出したくて堪らなくなる。
掌で、口元を押さえて。逆流しそうになる、食道の中身が、ずっと下に下りていくまで。我慢して、我慢して…)

「…っけほ、っ、かふ……!ふ…っぅ、ぅ…ぁぁ……」

(きっと。「あぁもう」だとか。不平じみた言葉が、出そうになった。
それも、どうにか飲み込んで。
……後はきっと。飲んだ薬が、利いてくるのを、待つ。待たされるだけ。
媚薬だか、麻薬だか…それ以上の、危なっかしい何かだか。分からないけれど。)

リシェ > (そして。
きっと、薬の効き目は、ろくでもない物なのだろう。
例え、噂の薬物、それその物では、なかたっとしても。流行に則って、薬を飲んだ女性を、狂わせるような物。
結果少女は、何時もよりも更に、溺れて、溺れて……気も狂うような、快楽の沼底に、沈み込み。

いつ、戻って来られたのか。分からない。)

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からリシェさんが去りました。