2019/12/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にヴィルアさんが現れました。
ヴィルア > 貴族である以上、王城で行われるパーティに参加し、情報を得ることは必須だが。
それもパーティの種別による。

「―――――……ふぅ…」

珍しく、失敗した、と後悔する男。
今回、良い情報が得られると思い参加したパーティは。
早々に淫猥な宴の様相を示し始め。
まだ事に至る者は少ないものの、空気が緩み始めている。

さてこれはどうしたものか。
自分が主催ではないから、咎めるわけにもいかず。
どうやら最初から、本質はそのつもりのパーティだったようで。
娼婦や…給仕として雇われている者にまで声をかける体たらくの貴族も居る。

色に溺れても何ら不利益はないのだが。
彼が好むのはこういった場ではなく閉じ切った空間での陥落を誘う行為だ。
誰も彼も食らう乱交は趣味ではないが、ゆっくりと、しかし確実に場はその方向に向かっていく。

彼の目に留まる者や、彼と意見を同じくする者が居れば。
空気についていけずこの場で一人柱にもたれて佇む憂鬱な気も少し晴れるのだが。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からヴィルアさんが去りました。