2019/07/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にマリアージュさんが現れました。
マリアージュ >  
沢山のオトナとお顔を合わせるのはとても疲れます。
コンラート家の者として他国の方々に挨拶のためと王城に訪れたのですけれど、午前中という時間で逢える方はそれほどおらず。でも、誰かの付添いもなくご挨拶は年若い少女には凄く緊張する事で。
昼食会までの間と少し時間があいたので、薔薇の庭園で一休みしようと……しましたけれど。
人の視線を遮る植え込みも、少女にとっては壁のようで。そのまま迷路のようだと歩いてしまいますと。
途端にどこにいるか判らなくなります。
彷徨いながら現れた秘密の場所のような四阿にほっとして、そこで一休みさせてもらおうと足をするめるのでした--自分が迷子になっているとはまるで思わないままですけど。

マリアージュ >  
貴族の令嬢とすれば少し簡素すぎるようなワンピース姿。服装や側仕えがいない様子から見れば地位の騎士爵の子女や、下級貴族の家の侍女見習程度に見えるかもしれませんけれど。
整った容姿や肌の白さは令嬢らしいかもしれません。

ぽてぽてっと呑気な足取りで四阿に向かい、裾を整えながら腰を掛けます。そして……ヒールの低いパンプスを脱ぐと、東屋のベンチに脚を伸ばしまして。無防備に脹脛をもみもみと。
朝から立ちっぱなしで少し脚が疲れた子なのです。

マリアージュ >  
「……他の国の人って、どんな方ですかしら……?」

たまのたまーにしか王城に入らないので、まだ直に見たことがないのです。
(後ほど帰ってきます)

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からマリアージュさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 薔薇庭園の四阿」にマリアージュさんが現れました。
マリアージュ >  
朝から立ちっぱなし、知らないオトナと逢って挨拶するのに少しお疲れで、東屋の長椅子に靴を脱いだ両足を上げて、膝を曲げてふくらはぎをレースストッキングの上から撫でます。

まだ午前中だからか、それとも外の温度や湿度が高くなったせいなのか。人の陰は少なくて。
四阿の下であると風が流れてきて意外と涼しいのですが、緑の多い環境は、石造りで暗い所が多い建屋内よりもリラックスできます。

マリアージュ >  
「遠い国の方って、どれぐらい遠いのですかしら‥‥海の先にありました街よりも遠いのかしら?」

行ったことがある湾岸都市ダイダロス、何故そこに行ったのかの記憶はあまりないのですけれど。十分に遠く感じた場所。
曲げた膝の上に頬を乗せながら、足の指を広げたり、きゅっと丸めてみたりするのです。

ご案内:「王都マグメール 王城 薔薇庭園の四阿」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > この辺りは、あまり人が通らない。
それなりに入り組んだ生け垣に囲まれていて、そもそも此処に東屋がある事自体を知らない者も多いからだ。
その生け垣の中を、一人の男が歩いてくる。

「おー、流石王城の庭園だけあって手入れが行き届いてるなあ……
薔薇も綺麗だ」

昨日は、闘技場のスポンサーである、とある王族とのお茶会だった。
それ自体は恙無く終わったのだが、その王族が明日の夜に今度は宴会をしたいと言い出した。
結果、空いた一日をこうして王城の中をぶらつく事になったのだが。

「(暇なんだよなー)」

と、上を見上げると、東屋の屋根が見えた。
そこで休むか、と男が生け垣を回り込んで見ると……

「……あ」

そこに、割と簡素な――質素と言うには生地が良い――ワンピースを着た少女が、足を曲げて座っていた。
一人だからか、割と無防備な姿だ。
相手が王族である可能性や、ちょっぴりの気まずさから、咄嗟に生け垣の影に隠れてしまうが、

「(いや、良く考えたら、公共の場で気を抜いてるほうが悪いな)」

そう思い、結局堂々と東屋の中に踏み込むことにする。
男は、彼女に気安そうに手を上げると、

「どうも。悪いけど、座っていいかな?
城の中をずっと歩いてたんで、疲れちゃってさ」

と声をかけてみる。

マリアージュ >  
「またオトナの人達に挨拶しないといけないのかしら‥‥」

お膝の上に頬を乗せて、緩い風が流れて銀の髪が揺れる心地よさで、少しうとっとしてしまいかけて。それに気付いてお顔を上げて横にぷるぷると振るのでした。

「‥‥いけないわ、お昼じゃないのにお昼寝になっちゃいますわ」

んんっ、と眠気を飛ばそうと両手を上にして背筋を伸ばします。でも、特に凝ったりしていないのでフリだけなのですけれど。
ぽわぽわっととても呑気な、周囲に注意をまるで向けていない無警戒さ。色々あるお城でも、そんな夜の世界を感じさせない雰囲気。
椅子の上で膝を曲げていますので、見る角度によっては下着が見えてしまいそうなのですけれど。

「--にゃぁん?」

四阿の中に入って来られるまでまるで気付いてなくて、お声を掛けられて思わず出てきた声。慌てて両手で口元を隠して顔を少し桜色にしましてから、上目遣いに来た方を見まして。

「あっ、はい‥‥ここ、気持ちいいですから‥‥ゆっくりと休んでいいと思いますの」

ふんわりと花がほころぶような微笑みを浮かべて取り繕ってみるのでした。

クレス・ローベルク > 正直な所、悪戯心があった事は否めない。
王族の女性というのは総じてプライドが高い――それは少女でも、否少女だからこそ、大人の前ではしたない事をしていれば、それを隠そうと意地になる物。
そもそも、タメ口で話しかけた時点で、衛兵を呼ばれる可能性もある(勿論、そうされたら逃げるつもりだったが)
だが、実際には、

「え、あ、うん……?」

逆に、毒気を抜かれてしまった。
実に無警戒に、こちらを誘ってくる。
口元を隠す仕草も、無警戒さへの反証には全くならない。
寧ろ、可愛らしく口元を隠すその仕草は、本来隠すべき場所を無防備にしているという意味で、扇情的ですらある。

「……それじゃあ、失礼して」

そう言うと、男は敢えてマリアージュの真正面に座る――下着が"見える"どころか、露骨に下着を"見る為の"ポジションだ。
そして、こうして見れば、彼女の全身が見える。基本的には、幼い、可憐と言える姿だ。
正直、好みのタイプではあるが、しかし、だからとって王族を手篭めにするのも、とも思う。

「(……でも、何かこの娘凄い箱入りっぽいし、性教育とかされてないっぽいし)」

もしかしたら行けるのでは?と思う。
故に、男は確かめてみるつもりで、

「下着見えてるけど、良いの?一応俺、男なんだけど」

と聞いてみる。
流石に、此処まで言われれば、何かしらリアクションあるよなーと思いつつ。

マリアージュ >  
ちょっと膝を曲げた脚を、踵をお尻に引き寄せて座る場所を小さく‥‥そんなことをしなくても大人一人分のスペースもとってないのですけれど。正面に座る人に、こてりと首を傾げさせます。

「お城‥‥初めてですの?。とても広いですものね?」

どちらかというと、お城の中で煌びやかな装束の方々よりも、身近な『騎士』の雰囲気を持つ人--戦うことに慣れた雰囲気なのでしょうが、少女にとっては纏めてそれは『騎士みたい』なのです--に、ちょこんと首を少し傾げさせて、瞬きして澄んだ菫色の瞳を見せながら。興味ある様子で尋ねてみるのです。
警戒心もまるで欠けてるのでしょうけれど、人懐っこい無邪気な雰囲気を存分に漂わせているのです。

「わたくし、もう何度も来てますから。秘密のお部屋とかも知っておりますのよ?」

そう言いながら、微笑から花が咲いたようににこりと無邪気な笑顔をみせるのですが。言われた言葉にきょとんとさせましてから、前に座られた方をよく見まして。
何か考えるように四阿の天井を見上げて「?」と表情に浮かべてから「!?」と驚いた表情。
耳を桜色に染めましてから、慌てて両手を太ももの間に入れてワンピースの裾を抑えます。

「やっ、え?、あの。見えてません、見えてまえんからっ!」

少し大きめ、それでもあまり大きくない小鳥のような声て慌てて言うのです。引っ張ったおかげで下着は大体は隠れましたけれど、ガーターベルトで吊るされたストッキングとその上の白い太腿もちょっと見えてしまうのです。

クレス・ローベルク > 凄い、此処に本物の箱入りが居る……と、男は感動すらしていた。
見も知らぬ男に、警戒どころか懐く様な感情さえ抱くとは。
確かに、自分の格好は割と貴族服に近くはあるが。
しかし、その気になれば帯剣した剣で脅して、この場で犯すことさえも出来るのに。

「いや、何回か来たけど、こっちに来るのは初めてかな。
君はこの城に慣れてるんだね。つまり、君の方が先輩となるわけか」

と、そんな会話をした後に、下着が見えていると指摘すれば、彼女は真っ赤になってワンピースの裾を押さえる。
いや、それにしたって遅い。指摘してから数秒のタイムラグがあったし、その言い訳も明らかにおかしい。この会話中ずっと見えてたと言いたくなったが、しかし男は、

「(あ、そうだ)」

「まあ、そう慌てなくてもいいよ。俺が君の隣に行けば済む話だ」

そう言うと、少女の直ぐ隣まで行く。わざわざ肌と肌が触れ合うほどの近くに行くのは、勿論わざとだ。
彼女の異性への距離感を計る為と――それともし行けそうなら、"悪戯"をするために。

「……っと?」

そこまで身体を寄せて、初めて彼女の首にかかるチョーカーに気付く。
名前と住所が書いてある所を見ると、いざという時の連絡先なのだろうが、わざわざその裏面に文字が書いてある。
そういうデザインなのかとも思ったが――しかし、ちらりと見えた"奴隷"の文字が気にかかり。

「ちょっと失礼?」

そう言うと、マリアージュのチョーカーの裏面をじっくり見る。
そして、

「……なるほどねえ」

と、少し意地の悪い笑みを浮かべて、呟いた。

マリアージュ >  
目の前で、同じように休憩しにきた人の思う事など露も知らずに。剣を相手が持っていてもまるでそれを気にした様子も……気付いてもいない様子な少女なのです。
先輩、と言われますと目を大きくしまして。言われたことが無い言葉にそわそわとちょっと落ち着かない様子をみせましてから。脚を縮めたまま背筋を反らして顎を少し上げて、えっへん、という心の声が聞こえそうな仕草。

「わたくしが色々と教えて差し上げてもよろしいですわ?」

そんな子供が無理して自慢げにしている様子も。下着を指摘されて隠す動作と表情でまるでだいなしなのです、
ちょっと唇を尖らせて、上目遣いで仔猫が睨んでいるような雰囲気を見せるのですけれど。横に座られたら見られない、と裾を抑えていた腕の力を抜きます。
直ぐお隣に座られますと、やっぱり見上げる角度。相手が大きい、というより少女が小さいだけなのですけれど。背筋を伸ばして少しでも背を大きく見せようとしまして‥‥。

「これですか?。頂きものですの‥‥可愛いでしょう?」

と、首のチョーカーを見られていますのを感じまして、髪を両手でずらして首筋を見せるのです。すっと通った、細く華奢な首筋。
そしてふわりと漂う、花蜜のような甘い身体の臭いが漂うのです。
すぐ近く、そこに知らない男性がいるというのに、警戒する様子をまるで見せない少女は、近くになって話しやすくなりましたわ、と逆に少し嬉しそうな雰囲気も見せるのでした。

クレス・ローベルク > ああ、可愛いなあ、犯してしまいたいなあ、と内心思う。
容姿も勿論可愛い――こうして近くに寄れば下着は見えなくなったが、その代わり彼女の幼気な顔がはっきり見える。
だが、それを引き立てる仕草と性格は、最早反則だ。
敢えて下手に出てみたら、思った通り可愛らしく大人ぶって。
こちらを睨む表情も、全く険を感じさせない――寧ろ、子猫が飼い主にそうする様な、無警戒ゆえの不機嫌にしか見えない。
だからこそ、そんな無防備だからこそ、そんな純粋さだからこそ――それを穢したくなってくる。

その華奢な首筋を飴の様にしゃぶったり、ピンと伸ばした背筋をそっと撫でたら、一体どんな表情になるのだろう、という嗜虐心すら感じる。
でも、まだだ。彼女を虐めるのは、もう少し後。

「ああ、とっても可愛いよ。誰に貰ったかは知らないけど、大切にすると良い」

にこり、と、まるで何の罪のない様な笑みを浮かべる。
どうして彼女がこんなものをつけているのかは知らないが、王族命であるという事は、つまり彼女に自覚させてはならないという事だ。それをわざわざ破るつもりはない。
そもそも――それを破ったら、この娘と遊べないではないか。

「さて、これからどうするか。折角だから、この城について色々と教えて……あっ、そうだった」

男は、そこで、あたかも今思い出したという様な表情をする。

「俺の家では、王族の女性に世話になる時、その慈悲に敬意を示すため、おまじないをしないといけないんだった。
じゃないと、王族に無礼を働いた事になって、俺が家から追い出されちゃう……」

と、白々しく慌ててみせる。
勿論、これは嘘八百も良いところである。
そんな限定的なしきたりなどある訳がないし、そもそもローベルク家は政治には関与することはない――王族に会う機会など、年に数回の話だ。

「これは、二人きりじゃないと駄目なんだ……悪いけど、何処かいい場所を知らない?」

マリアージュ >  
染みひとつない日焼けのしていない肌に、片手で手折れるような華奢な遅い首筋や手首。でも不健康な感じはまるでなく。線が細いいですが、若々しく瑞々しい、まだ子供っぽさはあるのですけれど陽気が内面から零れそうな生命力に溢れている雰囲気を持つ少女。

「いる場所がわからなくなりましたら、誰かに聞いてみますといいですわ。だいたい、入り口まで送って頂けますの」

まったくお城の中を覚えていられないので、そういう時にどうすればいいのかと、指を一本立てて自慢げにお教えしてあげるのです。大体、いつもそれでお城から出る事ができますので。
こちらを見ている人が何を想っているのか、想像もできておらず朗らかに優しいソプラノの声を紡ぎ。
そしてチョーカーを褒められますと、嬉しそうに指先でチョーカーを軽くなでるのです。

「はい。大事なお守りです‥‥」

はにかむ笑顔を見せるのです。教える、というのに、その人差し指を小さな桜色の唇にあてて四阿の天井を少し見て「あれは言っちゃ駄目って言われておりますし‥‥あっ、あれだったらいいですかしら?」と小さく呟いているのですが、

「えっ?、あ、そうなのですの‥‥?。お家のルールって色々ありますものね‥‥わっ、あの、だ、大丈夫です。わたくしのところも色々ありますもの‥‥!」

相手が慌てる様子に、それに釣られたのか胸の前で両手を小さく振って慌てた様子を見せます。
2人っきりになれるとこ、と一生懸命に考えてみます。

「今‥‥ですと、なんか人が多いですから‥‥。
 どこがいいですかしら‥‥?
 学園とかですと、図書館とかに閲覧室とかあるのですけれど‥‥。
 あっ、でも。人と会う時に待つ場所とかでしたら、お部屋が沢山ありますから空いてるお部屋あるかもしれませんわ?」

このお城だと、そういうところでは色々されたりする方も多いのですけれど。それを良く分かっていない子が慌てて考えたのでした。