2019/01/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にリシェさんが現れました。
リシェ > (客を待っていた。
といっても、どんな人物がやって来るのかは、全く知らない。聞かされていない。
命じられたのは、たった一つ。
本日その部屋に訪れる、宿泊する人物がやって来るから、相手をしろ、と。
退屈させないように、その身を捧げろ、と。
つまりは、何時ものような事柄が、少し相手を変えるだけ。)

「といっても。…良いんでしょうか、予習とか、そういう物は…」

(客人の趣味嗜好等を、事前にリサーチ出来ていれば。対応も色々、考える事が出来るのに、と思う。
残念ながら、此処まで来て、いくら愚痴っても。もうどうしようもない。
寝台の上に腰を下ろし、天井を眺めながら、溜息を零すのも。もう幾度目になるだろう。)

「お迎え…するにしても。遅い、ですよね。………どうすれば良いんでしょう。」

(ぶらぶら。両脚を揺らしながら考える。
本当なら。とうに、客人がやって来ている時間。
近頃次なる戦争の話が上がったりと、色々物騒であるらしいから。
その影響が有るのかもしれない、などと。
漠然とした不安を覚えてしまう、自分自身の発想に。
包む布地も無い、肩や背中を。ふるり。大きく震わせてしまう。
身震いは。どう考えてもが肌寒い、この格好のせいだ。そう、思っておきたい。)

リシェ > (実際、色々と。ややこしい話がついて回って、城の者達の多くが、忙しなく駆け回っていた。
半ば盗み聞きするような形で、他人様の世間話を、伺ってみたのなら。
何やら、随分と物騒な御仁が、表舞台に戻って来たのだという。
不穏だの、危険だの。そういう形容詞を得て填めるなら。
人間としてどうなのだろうという者達が、掃いて捨てる程居る、この城なのに。
彼等をして、警戒せざるを得ない、敵味方どちらとなるか決め倦ねる、というのだから。
さぞかし、空恐ろしいお方という事なのだろう。)

「いえ、まぁ。…私にとっては。他人事、ですけれども。」

(貴族同士の。貴族と王族と軍人との。対立だの競争だの。そんな物とは、まったく無縁。
同じラインに立つ事すら出来ない、ただの、玩具。
少女自身にとっても、関心を抱くだけ無駄だと、とっくに自覚している事。
寧ろ今考えなければならない事など。
どうか、客人が、とんでもなく歪んだ性癖の持ち主などではありませんようにという事や。
そういった可能性を憂えてしまうような、サイドボードにがっつり、多種多様に取りそろえられた、枷だの玩具だの薬物だのを。
どうすれば、せめて待っている間だけでも、忘れてしまう事が出来るか、だろうか。)

ご案内:「王都マグメール 王城」にトルテさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からトルテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にトルテさんが現れました。
トルテ > (ノブを回す音さえ秘めやかに、部屋の扉が僅かに開かれる。その隙間からするりと―――なんて表現出来るほどにスマートではなく、無駄に育った豊乳を扉につっかえつつ入り込んだのは雪兎を思わせる白コート。ふわっふわの毛皮のコートを纏った小柄な体躯が、つぶらな黒瞳で先客たる少女の姿を捉え、気弱げな童顔をパッと輝かせた。)

――――リシェちゃんっ♡

(喜びの声音と共に駆け出せば、両手で掻き抱く様にしていたコートの合わせが解けて床に落ち、白肌とのコントラストも際立つ黒キャミソールの寝巻き姿が、それはもう重たげに一対の爆乳を揺らして――――ぼふんっ。リシェが回避せぬなら、両手を左右に振った女走りの少女は、天然エアバッグで先客の頭部を左右から挟み込むような熱烈な抱擁で抱きしめる事となるだろう。この娘、家名も本名も明かさぬトルテという愛称だけが伝えられた少女は、過去にも幾度かリシェを抱いた事のあるふたなり娘である。ふたなり娘の例に漏れず、耐え難いまでの肉欲を有する少女は、おっとりとした外見とは裏腹にねちっこいくらいにリシェの身体を貪り、白濁まみれにするものの、それでも恐らくは友達だとでも思っているのだろう。その対応は穏やかで親しげな物だったりする。)