2019/01/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城/廊下」にレシュノルティアさんが現れました。
レシュノルティア > 「――ええ、それでは。
失礼いたします」

お辞儀をしながら扉が閉まるのを待つ。
パタン、という音がした数秒後、姿勢を戻すと廊下を歩きだす。、

レシュノルティア > 年始の挨拶、ということで今更にはなってしまったが、王城内で挨拶周りをしていた。
結局、こんな時間になってしまったが。

(やっぱり、若い頃よりフットワークが重くなってるのかしら)

そういうものではない。
なんだかんだ長話が長くなって結局あいさつ回りが遅れただけ、というのは自分でも理解できている。
ちょっとした冗談を、内心つきつつ、増えた肉をつまみつつ。

(はぁ……、また気を付けないと……)

内心でため息をついた。

レシュノルティア > 廊下を歩く。
気温は冬らしい気温。
息を吐けば白い吐息が闇夜に浮かぶ。

「さて、そろそろお部屋に戻りましょうか」

廊下をこつ、こつと歩く。
もうそろそろ年始の休みも終わる。
そうなれば、また自分は自分のやることが始まる。

レシュノルティア > (ええと、お仕事が始まったらあれとそれと……)

そんなことを考えて歩く廊下に、廊下を走る音。
他の王族……ではない。
一般の兵士――その服装からして伝令兵だろうか。

「あの、どうかしたの?」

すれ違いそうになったところで、伝令兵を止めて話を聞こうとする。

レシュノルティア > 彼に、レシュノルティアへの報告義務はなかっただろう。
が、それでも報告をしてくれたのは彼女を知っているからか、王族への計らいか。

報告を簡単にまとめれば、タナール砦にてまた殺し合いが発生したらしい。
そのため、これから叱る場所へ報告に行くとのことだった。

「そう、ごめんなさい引き留めて。お仕事、頑張ってくださいね」

優しく微笑んで、伝令兵に仕事を続けさせる。
伝令兵は敬礼をし、廊下を走り去る。

レシュノルティア > (タナール砦……。
そういえばしっかりと見に行ったことはないですね)

噂はいくらでも入ってくる。
国境の砦。
幾度も殺し合いが行われる呪われた場所。

(そういえば、先の戦いでも将軍が戦死されていたとか……)

そちらに関して、詳しくは聞いていない。
が、人間側はそんな痛手を負ったとかなんとか。

レシュノルティア > (……軍が動かないようなら、行ってみるのもいいかしら)

戦争に深入りする気は、もう無いが。
ただその場所が今どうなっているかは気になっており。
この目で、確かめようと考えた。

レシュノルティア > 「とりあえずは、明日になってから考えましょう」

自分の思考に区切りをつけるため、わざと口に出す。
明日、軍が何かしら動くようなら任せるし、動きがないならば、万全の体勢で見学に行ってみよう。

ふるん、と体を揺らし廊下を歩く。
年始の最後の休みは、現場見学となりそうだ。

ご案内:「王都マグメール 王城/廊下」からレシュノルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城/資料室」にレシュノルティアさんが現れました。
レシュノルティア > 薄暗い部屋で一人、本を読んでいる。
手元にはランタンを一つ置いてあり、後は出口の扉側に一つ。
それ以外はほぼ暗闇で、人の気配があるのかさえ分からない。

そんな部屋で、眼鏡をかけたレシュノルティアが一人で読んでいる本といえば。

(この資料室、なんでこんなものもあるのかしら)

城下町で少し前に流行っていた恋愛小説(貸出禁止)だった。

レシュノルティア > 気付いたときに資料室を漁れば、なぜか流行りのものが追加されていたりする資料室。
司書が要望に応えて追加しているのかは知らないが。

(でも、面白いのよね。
流行っていたのが解るわ)

内容はいたって普通の、王道恋愛小説。
お姫様と勇者がいて、その二人の恋愛模様を描いた本。
ただし――

レシュノルティア > (ちょっと、過激じゃないかしら……)

暗い部屋で、その赤い顔は見えるだろうか。
本の内容が少し過激であり、性行為は当たり前でプレイ内容も野外やコスプレなど、少しアブノーマルな内容が多かった。

(こういうのが、流行ってるのかしら……)

レシュノルティア > 例えば小説の内容には、勇者にせがまれ姫がメイド服を着る、などがあるが。

(と、殿方ってなんでそういうのが好きなのかしら。
メイドに首輪で、そんな無理やりだなんて……)

無意識だが、自分の首をそっと触る。
自分がもしこんな風にされたら、どうだろうかなど。
無意識に考えつつ。

レシュノルティア > ペラ、ペラ、と紙をめくる。
本の内容は過激な内容に変わる。

(こ、こんな……そういうのは……)

無意識にくびを触っていた手は、徐々に下へと降りて、胸部を触る。
薄いドレスの上から、自らの胸をゆっくりと触る。

レシュノルティア > 自らの手で胸部をゆっくりと揉む。
本の内容を追体験するように、ゆっくりと、しつこく。

(こんな……ここで、こんなことしたらダメなのに……。
誰かに、見られたら……)

暗闇の部屋で、一人、ため息をつきながら行為にいそしむ。