2018/10/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 「ふぅ……疲れたあ」

クレスには、貴族の友人が多い。
というのも、ローベルク家に居た時には当主筆頭候補であった為、同じ様な立場の子供と会う機会が多かったからだ。

出奔後も、その繋がりは完全に切れてはおらず、寧ろ『上流のしきたりに詳しいフリーの人材』として、短期の雇用関係を結ぶ事が多くなったからだ。

今日も、とある貴族の息子の護衛を夜を徹して行い、今日やっと解放されたのだ。
まあ、睡眠については一日ぐらい取らなくても、平気で動けるよう訓練されてはいるのだが……

「全く、いくら何でも過保護すぎんだよな、寝てるときまで護衛しろとか言い出しやがって……」

そんな訳で。城を出る前にちょっと休憩ということで、庭園でぼうっとしている事にしたのだった。

クレス・ローベルク > 「しかし、最近は何だかんだ、子供と接する機会増えたな……」

別に子供好きする性格ではないと思うが、まあ偶然というか流れというか。こちらとしても子供は嫌いではないからいいのだが。
――闘技場の方でヤバイのと戦うのが多いので、ああいう無力だったり無垢だったりするのと付き合うのは新鮮というか、癒やされると言うか。

「いっそ、武術教室でも開いてみようかな。冒険者になりたい人とか向けに……」

そんな益体のない事を考えつつ、机に寝そべる。
――あ、冷えた机が頬に当たって案外気持ちいい。

クレス・ローベルク > 「ああ、そういえばもうすぐ船の時間か。そろそろ……帰ら……な……」

気持ちよすぎてそのまま眠ってしまった。
近くを通りかかった守衛に起こされたときには、もう既に搭乗時刻はとっくに過ぎた頃だったとか。

ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」にポチさんが現れました。
ポチ > 庭園に設置されたベンチの上、丸くなる様にうとうとと寝る少年。
「くぅ・・・くぅ・・・。」
今寝ている場所はよくわからないながらも王城。
拾ってくれた人のおかげで制限されながらも自由になる場所の一つ。
夕方まではお仕事を手伝ったりしてからの帰るまでの自由時間。
お散歩するうちに、秋の花が咲き誇る庭園を見つけそこで走ったりはしゃぐうちに疲れ、ベンチの上で丸くなって今。

ポチ > 「んぅー ふぁぁ… すぅ…」
一瞬もぞもぞと、椅子の上でもぞもぞと起きかけるも、少年は未だ眠りの中。

ポチ > しかしながら夜はかなり冷える。
冷えた体は一度小さく震えると、
くしゅっ…。
というくしゃみを漏らす…。

「んぅーー もぅ…夜?」

体を起こしながらまだ眠い目を擦りながらきょろきょろと周囲を見渡せば、すっかり暗くなっていて、少年の眉は八の字になった。

ポチ > 「ふぁぁ… 帰る。」
小さくつぶやくと長椅子から降りて固まりかけた体を解す様に背伸びをしてからぱたぱたと走り王城へと戻っていった。

ご案内:「王都マグメール 王城 庭園」からポチさんが去りました。