2018/10/13 のログ
■マリナ > 触れられてもいないのに、まるで彼に貪ってもらう準備をするように膣内は蕩けている。
それを指摘されたような言葉に、少女の吐息は羞恥の熱を孕んだ。
幾筋も内腿を垂れ、肉棒にまで唾液を垂らす貪欲な肉壷。
清らかそうな少女の外貌も、一皮剥けば淫欲に溺れる雌だということ。
けれど、それはここまで本能を炙る存在と共にいればの話。
―――ぴくん。鼓膜を刺激する音に、また腰が震えて蜜がゆっくりとろり、垂れた。
「――――ヴィクトール様……?あ、――――……っ」
語気の強まった彼の言葉と共に、羞恥と至福で翻弄されていた少女の脳裏に過る映像。
自身の夢想にしては鮮明なそれに戸惑う少女の体は、一瞬にしてベッドに沈む。
軍場に身を置く強靭な彼と、生まれた時から温室育ちの少女では力と体格の差は大きく、
子供をねじ伏せるのと同様な程度の容易さだった筈。
勢い余ってネグリジェは腹部まで捲れ、金糸がシーツに広がる。
驚きに目を見開く少女が見上げるのは、彼の本性なのだろうか。
「…………本当に、本当に……意地悪です……」
すぐに謝罪されたこともあり、恐怖より驚きと羞恥が勝っての言葉。
全て見てほしいのは本音だけれど、わざわざ宣言するところが彼らしくて。
頬を染めながらも彼の動きを邪魔しないよう、右足を丸まったショーツから抜き。
「………っ」
そこまでしても、やっぱり恥ずかしくて秘唇を開かれる時には息を詰まらせる。
代わりに眼前に猛々しく存在するペニスというのも、目に毒。
長さも太さも自分の中に入るようには見えず、浮かぶ血管が逞しく、
カウパー液の雫が雄の匂いを漂わせ、見つめては視線を逸らす、繰り返し。
その最中も白い割れ目が開かれればピンクの艶々とした粘膜が露わとなり―――
けれど、彼が示した[奥]とはそこではなかったらしい。
「あ、うっ、……――――何……?」
ぐっと押し開かれる粘膜の圧迫感に奥歯を噛み締めたのは一瞬のこと。
先程と同様に鮮明に浮かんでくる映像に気をとられ、圧迫感を忘れた。
まるで閉じようとヒクヒク動く膣口の奥、――自身すら見たこともない場所。
生々しい肉色の内部に無数の膣襞が存在し、その一つ一つに絡まるのは粘度の濃い愛液。
奥に行くに従って襞が細かくなっていき、最奥に膨らんだ肉輪のようなものが見える。
それが何なのか理解すると顔中が熱くなり、それと連動して膣奥が子宮口を隠すようにきゅうっと狭まった。
襞と襞が重なり合い、蜜がちゅぷっと触れ合う。
挿入されれば、それで雄を愛撫し、締め上げ、子種を絞ろうとうねるのだと知らしめるように。
「ヴィクトール様……、魔法ですか……?でも、マリナまで見る、のは……恥ずかし過ぎます……」
涙混じりに訴える少女の唇をせっつくように陰茎が触れ、柔らかさと硬さの共存する雄の象徴に思考はますます混乱。
―――けれど、少女の唇は開いていく。先走りの蜜で濡れた口唇が舌を伸ばし、太い血管をなぞるように裏筋を舐めた。
はぁ……と熱っぽい息を吐き、反り返るそれに合わせ、喉を曝すように顎を上げて。
辿っていく舌先が深く抉れるカリのくびれまで到達すると、亀頭を舌で包み、口に含もうとするのだけれど。
未だ性技拙いせいか、そもそも口腔に収めるには大き過ぎるせいか、上手くいかずに舌が悪戯に丸みをくすぐり。
■ヴィクトール > 蜜の涎が止まらぬ膣口から太腿へ、淫猥な筋を幾つも描かれる。
その滑りが肉棒に絡むほどに理性を剥ぎ取られ、隠されていた苛烈さ引きずり出される。
魔を喰らい、自身を奪おうと招いた闇を捩じ伏せる、雄々しい獣の本性。
清楚で純真な少女の中に潜む牝の一面が、引き起こした結果だ。
名を呼ぶ声に答える余裕なく押し倒すと、金糸が衝撃に広がってシーツを彩る。
少し力を入れれば、簡単にどこもかしこも壊れてしまいそうな脆さがまた、嗜虐心を煽っていく。
息遣いが荒れる彼の顔は、金色をギラつかせる雄の顔を見せた。
犯したい、その一言が脳裏に繰り返される中、見開かれた碧眼に徐々に心は落ち着く。
「……マジでいってるんだぜ? 本当は、もうマリナのマンコの中に突っ込んで、掻き回してぇんだけどな…? 今やったら、本気で壊しちまう」
深窓の令嬢という言葉がぴったりな彼女の体力を根こそぎ奪うほど、激しく交わり。
意識を失っても、膣肉が擦り切れるほどに犯して、白濁を注いで種付の爪痕を刻んで奪い去る。
そんな乱暴をしてしまいそうなほど盛っていたが、恐らく抱いてきた女の中で一番脆い。
壊さないように、慎重になりながら、離れていくショーツを見送る。
ラビアを抑え、窄まる膣口がぐにっと左右に割り開かれていく。
指に感じる抵抗は強く、イソギンチャクのように絞られる力に抗い、ぱっくりと広げてしまう。
肉塊というべき子宮頸部を見つければ、そこを見つめながら悪戯に唇を近づけて、ふっと息を吹き込む。
瓶口に息を吹きかけるような鳴動を響かせ、熱い空気が入間弄って粘膜をなで上げる。
襞の凹凸が多い膣壁と、ポルチオを隠そうとする動きに喉を鳴らすと絞り出された蜜に唇を当てて吸い上げる。
ずぞぞっと空気混じりの音と共に、気泡が窄まった膣道を掻き乱し、奥底のポルチオの白い蜜までも吸い上げようと、幾度も吸い付いて、舌が膣口を擽っていった。
「っは……まぁ、そんなとこだ……。恥ずかしいところ、見てほしいんだろ? マリナにも見せてやりゃ、二倍恥ずかしくて最高じゃねぇか」
クツクツと意地悪な笑い声が膣口にささやきかけられる。
その合間に肉棒に舌が這いずれば、ぐっ……と呻くような声が溢れる。
小動物のような小さな舌が、熱く、血管の浮き出た皮膚の薄いラインをなぞるなら、ぞくぞくっと快楽の電気が背筋を駆け上がった。
心地良さそうに吐息を溢れさせながら、少女の盛った息に鈴口が泡立つ。
ぱつんと雄汁の泡が弾けると、もどかしい舌使いが繰り返され、少しずつ焦れったさに肉棒が上下を繰り返す。
犯したいという欲求がまた爆発しそうになると、一度愛撫を止めて正位置へと戻っていく。
大きな双房の合間に茎を沈めていき、谷間から飛び出した先端を彼女の唇へと寄せると、金糸に指を好き通しながら腰を前後させていった。
「っ……マリナ、そのまま大きく口を開けてろ。入ってきたら……舌先の力抜いて、ゆっくり先端を舐め回すんだ。噛まなきゃ痛くねぇから、心配せずやっていいぜ……」
両手はここを挟んでなと言葉を添えて、小さな手のひらを房の側面へと導く。
むにゅりと谷間に挟み込ませ、蜜と先走り、唾液の潤滑油で白肌を擦るようにして、腰をスライドさせる。
その度に唇を突っつき、唇の動きを見つめながら、タイミングと角度を合わせながら少しずつ、少しずつ亀頭をしゃぶらせようとする。
鈴口の周りから、亀頭の半ば、そして最後は雁首まで。
にちゃにちゃと重たい水音を響かせながら、舌を動かすならよく出来たというように金糸を撫でて、掌が褒めるだろう。
「それと……喉の奥まで…入れてぇな。初めてだと……戻しちまう、かもしんねぇが……今すげぇ虐めてぇ気分だから、そんぐらい……ヤッちまいたいな」
こんな肉の塊が喉奥を抉ったなら、喉がびっくりしてそれを吐き出させようとするはず。
繰り返せば、胃の中身すらひっくり返すかも知れない、汚れる奉仕にもなる。
けれど、それが見たくなる。
白い顔が苦しげに肉棒ごとぶちまけながら押し戻し、震える瞬間を。
とはいえ、やるとは言わず、やりたいとだけ言う。
嫌がるなら求めはしないし、恐恐踏み出すなら背中を押すだけのこと。
どちらでも構わないというように、苦笑いを浮かべつつ腰を揺らし、空いた片手が時折乳首をつまんで手遊びする。
■マリナ > 今まで見てきた権力者たちの獣性とは違った類に見えた。
彼らは少女の肉体に気遣うことなく犯してきたけれど
まさか優しく触れてくれた相手が、彼らを上回る嗜虐性を秘めているとは気付かない。
今行われている行為が、わざわざ本能を抑え付け、慎重に振る舞っての結果だとは。
壊すという言葉が大袈裟なものではないことを、この一夜で知ることになるのかもしれないけれど。
少女はといえば、自分の膣内を見ながら彼の陰茎を舐めるという倒錯的な行為にすら精一杯。
息苦しくて鼻だけで呼吸すると、亀頭を支えるように舐める舌に感じる
カウパー液の苦味が鼻腔を抜けて、雄の匂いが体の内側に浸透していくよう。
ただでさえ舌の動きは慣れていない様子を見せているのに、肉壷を呼気が通れば腰がぴくりと跳ね、尚更舌が鈍くなり。
「……はぁぅ、んんっ……ぁ、んふっ……んんんっ!」
ヒクつく膣口に唇が押し当てられ、内部の蜜を吸い上げられて少女の太腿は震えた。
羞恥からつい力が入ってしまい、膣口は舌を追い出すように閉まろうとするけれど、舌を挟むだけに終わるのだろう。
吸われて彼の舌にとろりと蜜がのるのに、吸われること自体が気持ちよくて
新たな愛液が襞を濡らすのだから、肉壷の潤みはなくならず。
それは少女の快楽を表しており、肉竿に口付け舐める唇の端から、だらしなく唾液が垂れていく。
一度舌からペニスが離れ、彼の顔が再び見えるようになった時にも、少女の瞳はどこか熱っぽく。
「……はぁ、んぅ……はい……ん、あ……」
素直に彼の言葉に頷けば、先走りに濡れた唇を開いた。
仰向けになっていることで左右に離れようとする乳房を両手で支え、乳肉同士で潰し合い、肉棒を挟む。
谷間に感じる男の肉は、熱かった。思った以上に硬かった。
摩擦の熱もあり、胸元が温かくなっていくのを感じながら亀頭が谷間から出てくるたびに唇が触れる。
教えられた通り、歯を立てないように心掛けながら、最初はちゅっとキスする程度。
次は唇で挟んで、舌先が鈴口に触れる。少しずつ少しずつ、深く咥えていくにつれて少女の息は乱れた。
口腔は狭く、浅く、膨らみきった亀頭はすぐに頬の粘膜に触れることになる。
ちゅうとカウパーを吸おうとするように、舌を押し当て吸い付く仕草も。
それはお世辞にも手慣れたものではないけれど、懸命で素直ではあり
髪を優しく撫でられ、恥ずかしさと嬉しさを混ぜた視線を彼へと向け。
「んぷ、―――くふぅ……はぁ……、……んっ、んぁ……」
願望を口にしながら強制しない彼の貌を見て、ゆるりとまばたきして、悪戯に摘ままれる乳首に唇が甘い声を吐きながら開く。
痛い程に屹立し、充血した乳首は少し触れられるだけで快感となり、
彼の唾液がまぶされた膣口から、とろ……と愛液がまた垂れてきたのを感じる。
頬を紅潮させたまま、先走りの艶をのせた唇はおずおずと言葉を紡いでいった。
「……マリナは……ヴィクトール様の、……おちんちん……ちゃんと咥えれるようになりたいです……」
ぬるぬると体液で泡立つ谷間から察するに、自身の口腔にはとても収まりきらないことはわかるのだけれど。
彼を受け入れられる体になりたいと、そう願わずにはいられない。
■ヴィクトール > 膣口の窄まりを舌で押し広げるだけでも、甘ったる悲鳴の方が強まる。
舌を動かして、肉棒を舐め回せるような状態ではなくなり、舌先に踊らされていく。
まるで肉棒を締め上げるかのように収縮する膣内だが、それよりも小さな舌では包まれるだけ。
しかし、雄汁を飲み込むために酸味が薄れていく蜜が舌に塗り込まれ、吸い上げると塊を思わせる蜜がずるんと口内へ吸い込まれる。
これだけの愛撫を重ねてしまえば、顔を見つめた時に呆けた蕩け顔を見せられても、仕方ないことだと思いつつ、クツクツと笑っていた。
「いい子だ……マリナは口ですんの初めてっぽいな、まずは……そこから俺好みに染めてやるよ」
自分を気持ちよくさせるための奉仕、それを教え込むと囁やきつつ肉棒を挟ませる。
絹肌と柔らかに拉げる房の感触に、心地良さそうに目を細めながら腰を前へと突き出す。
ずるんと茎が擦れていき、淡くザラついた皮が滑りと共に柔肌をなで上げて熱を伝えていった。
焼けた鉄の様な熱さなのに、血の滾った肉棒は打ち固められた鋼のように硬い。
ちゅぷっ、くちっ、と唇と鈴口が幾度もキスをすれば、吸い付くようなキスに肉棒がビクンと反応する。
脈打ち、上唇を叩く振動と共に溢れる先走りは、苦味と共に貴族達では匂わせることはない濃厚な雄臭さを伝える。
良くも悪くも、生の匂いが口内から鼻腔へと届くなら、独特の生臭さがとても濃く伝わるはず。
更に奥へと入り込めば、窄めた内頬が擦れ、心地良さそうに呻きながら前後する速度が僅かに早まり、碧眼を見つめ返す。
白混じりの先走りも、汁というには硬さを感じさせ、喉に絡むほどに重たい。
素直に奉仕に没頭し、上目遣いの視線にニヤけていけば、上手だぜとささやきながら金糸を掬う。
指の合間を心地よく抜ける感触とともに、小さな頭を幾度も撫でて褒めた称える。
甘くも厭らしい、牝の本能を抱えた肉欲の愛奴を育てるための躾でもある。
「……ならヤラせてやるよ。きつかったら、適当に身体叩いてくれや。それで止めるからよ?」
吐かせてしまうほどにしゃぶらせたいと願えば、嫌がることはなく、瞳を瞬かせてされるがまま。
乳首を捏ねる度にグミの実を思わせる硬さのある感触が返り、こりこりと指の合間でひねって押しつぶし、捻りながら引っ張る。
恥じらいをともしながらねだるなら、僅かに理性の我慢が弾けていき、自身の欲望をぶつける。
ネジが回されながら侵入するかのように、徐々に唇の奥へ奥へと亀頭を押し込み始めた。
歯が擦れようとも気にせず、内頬をなぞりながら更に奥を目指す。
咽頭へと先端がぶつかれば、えづくような反応を誘いながら引いて、改めてぶつけては引いてを繰り返す。
その感触に少しなれないと、その先は苦しいばかりだからで。
根気よく、数分の合間で1回程度に喉を突っつくペースを狭め、こつ、こりっ、こつと、違和感を交える口淫を強制する。
そして……いくぞと一言を囁いた後、後頭部に掌を滑り込ませて、金糸を絡めながら手前へと引いた。
角度がついたまま、肉棒と咽頭の距離が狭まれば、ごりゅっと細い喉奥を抉る確かな感触を与えるだろう。
その到達の興奮だけで、食道へ直接白混じりの先走りが滴るほどに。
■マリナ > 褒められるとついつい舞い上がってしまうのは幼い証拠。
恥ずかしくとも、苦しくとも、何かしらのリスクを背負ってでも彼に没頭していることも。
唇を濡らし、舌に絡み、喉に垂れていくカウパー液の濃厚さは若さからなのか、生来なのか、少女が知らない濃密さ。
亀頭を口に含んだ程度でも呼気に男の匂いが混じる程に。
淫靡な雄の味を味わいながら、頭を撫でる掌は優しく包容力に満ちているので
本来そうあるべきだった清らかな女性から遠ざかっていることにも気付かず、
――気付いたとしても止められず、彼好みの淫婦となるべく努めてしまう。
先走りを飲み込む喉が上下に動いて、いかに濃い粘液なのかわかるように。
乳首も同様。彼の調教が少しずつ行き届き、尖ったままに。
ふにゃっと押し潰されながら捻り上げられ、乳房全体が引っ張られて膚が突っ張る。
「ひゃんっ……ぁ、あぁぁ……は、はい、っ、はぁ、ぁぁぁ……がんばり、ます……」
谷間から摩擦で塗り込められた体液が垂れ、少女の鎖骨の下を流れていく。
既に全身が彼の色に染められていくような気分だった。それは陶然とさせてくれるもの。
だから訊かれる前から少女の答えは決まっていたのだろう。
迎え入れるために唇を開けば、赤い舌が口腔に。
「んっ……」
ぶっくりと膨らんだ亀頭が入るだけで口いっぱい。
けれど未だ弱音は吐けない。勃起したペニスの長大さ、逞しさを思えば。
コツン。咽頭に亀頭の先端が触れた途端、防衛本能でグッと喉が締まった。
「うぐっ……、―――は……ん"っ、んぶっ……」
少しずつ慣れさせていく動きだったけれど、少女の反応は顕著に奥で苦しげな表情になる。
そうでなくとも完全に抜かれない限り口は開きっ放しになり、普段通りの呼吸はできない。
ただ、噛むなと言われたことだけは覚えているようで、歯が当たっても噛まないよう気を付けた。
自分と彼の体格は、簡単に交わることができる差ではない。そう実感できる長い時間の後。
「おぐっ――――……!」
呼気なのか声なのか判別つかない音と共に喉の奥まで突き立てられる。
喉奥が拡張されているのに、空気は一切出入りしない窮屈な状態。
少女が酸素を求めて息を吸おうとすると、肉竿を咽頭の肉粘膜が締め上げる。
得られたのは酸素ではなく、濁った先走り。
目尻に浮かんでいた生理的な涙が、ほろりと溢れてこめかみを濡らしていく。
ぐっと喉奥が引き攣り、舌がせり上がって陰茎を包み込む。
異物を体内の奥から吐き出そうとする反応は、少女の命を守るためのものなのだろう。
今度は声ではない。ぐぅっと喉が鳴る音と共に、少女の視線が一瞬、焦点を失う。
■ヴィクトール > 褒められて悦び、苦悶や羞恥を受け止めさせる。
飴と鞭の繰り返しは、少女に被虐の精神を刻み込むには最適な責め苦だろう。
たくさんの辱めと、壊れてしまいそうなほどの苦しみに耐えれば、それだけ愛情を注がれるという条件付となるのだから。
清らかな少女を、甘い肉欲で汚していくと、先走りに喉が嚥下するのが見えれば、肉棒がビクリと跳ねる。
徐々に、徐々に幼い身体に爪痕が食い込んでいく実感が、興奮を深めていた。
「いい子だ……マリナは可愛い上に、エロくて綺麗だな、まったくよぉ?」
素直な返事を耳にしながら、引っ張られていく白肌へ今度は掌を当て、全体を優しく揉みしだく。
褒め言葉と共に今度は黒髪を撫でれば、唾液と先走りにぬめる白肌を滑りながら、房の合間を茎が進む。
ずるんと張り付くような亀頭の粘膜が乳房を拉げながら突き抜けると、今度は小さな唇の奥へと進む。
小さな唇の中をいっぱいにする亀頭は、咽頭を軽く小突くだけでも全体が締め上げられる。
閉ざされ、吐き出そうとする身体の反応すらも心地よく、とぷっと舌の上へ苦味を広げていく。
健気にも歯を立てないなら、敢えてそこへ擦り付けるようにして茎をしごいていく。
硬い感触で裏筋や裏雁を淡くこそぎ落とし、その感触に腰がブルリと震えていけば、陰嚢の中身が上へとせり上がっていくのが分かる。
もっとだと動きを再開すれば、幾度も幾度も喉奥を着いて慣らしながら……とうとう抉った。
「っ……すげぇ、気持ちいいぜ……っ、マリナの喉マンコ……」
身体が異物を吐き出そうとしても、その蠕動に合わせて更に押し込むと、ずるんっ!と亀頭が奥底へ呑み込まれていく。
肉粘膜の門に、雁首を擦り付けるように腰が前後すれば、コリコリと小気味いい感触で擦れて、男の顔が気持ちよさに歪んでいった。
眉間にシワを寄せ、酔いしれるように腰を前後させながらも、涙を流す様子に更に一回り肉棒を膨らます。
壊していく、汚していく実感に満ちる支配欲と独占欲。
銀世界に足跡を刻むような心地良さにもにた実感とともに、押し付けられた舌へこちらも茎を押し当てて滑りで快楽を重ねる。
ずるっ、ごっ、ごりゅっ、と大凡聞こえてはならないだろう音を喉から胎内を伝って聞かせていくも、うつろになる瞳に名残惜しそうに眉尻を下げた。
「マリナ……っ、あと、ちょいとだけ……我慢してくれ」
今すぐ抜くには惜しいほどの快楽、思わず自身の欲を吐くと、小刻みなストロークを繰り返す。
あまり咽頭を押し広げないように、奥底の管に擦り付けるようにしながら数秒のピストンと共に直ぐに引き抜いた。
ごぼっと雁首が咽喉をめくりあげるように引っかかり、小さな唇から亀頭が跳ね上がる。
少女の唾液にドロドロに汚れた肉棒を少女のクレパスへと押し当てれば、太腿と割れ目、そして蜜で素股の要領で扱き、覆いかぶさりながら腰を上下させた。
快楽に歪む顔は戻らず、少女の我慢にこちらは我慢が止まらない。
ご褒美と、先走りに汚れているのも気にせず唇を重ねれば、淡く自身の息を吹き込みながら、重ね合わす。
両腕は小さな背中に回り、身体を掬い上げて乳房を胸板で押しつぶし、貪るように唇を求める。
扱きたい、胎内に突き刺してめちゃくちゃに掻き回したいと荒ぶる肉欲を沈めるようにキスを繰り返し……唾液の糸引きを残しつつ離れる。
今度は蜜の潤滑油に塗れたそれを乳房の間に改めて挟むと、少女の手ごと自身の手ではさみ、ずりずりと柔肉の膣穴をしごいていった。
「っ……ぐ……わりぃ、一発……だすぜ。マリナの、可愛い顔に……どろっどろにぶっかけてやる…っ。目ぇ開けてろよ……目も犯して、やるからよ……っ」
一度はうつろになった緑色、先程までは熱に蕩けた甘い視線や、酔いしれる牝の色を見せた場所。
それを自身の子種で汚したいとねだれば、脈動は徐々に早まる。
まずは一度目、告げたとおりに脈動の間隔が狭まりきった瞬間、息を止めるように唇を縛った。
そして、どぶっ!!と勢いよく溢れた白濁に、爆ぜるような快楽が駆け上る。
片目を瞑るようにして快楽に沈むと、塊となった子種が頬や口元に着弾し、破裂するように塊が潰れていく。
そしてもちろん、目元見目掛けても脈動させて、碧玉を狙っていく。
二度三度、衰えない射精を繰り返したのが一度目の絶頂。
それでも肉棒は硬さを失わず、残滓を目の前でたらたらと滴らせながら、物足りぬと先端を跳ね上がらせ続けた。
■マリナ > 褒めてくれる言葉が嬉しくて、恥ずかしくて。
そんな彼のために自分の肉体が存在しているのだと錯覚してしまいそう。
だからこそ苦しくても耐えたのだろう。
舌に感じる苦味も彼の体内で精製され、温められた液体だと思えば愛おしい。
鼻腔を通る雄の匂いも、彼という存在を一番間近で感じられるのなら。
けれど、少女が体験するのは拷問にも近しい苦痛を伴う。
快楽を滲ませた彼の声がぼんやりと脳内に響き、反して喉の異物の感触はどこまでもハッキリと。
亀頭の先が食道まで滑るように侵入し、喉の薄い膚の向こうに、男のペニスがある異常。
「―――――……、……っ」
足りない酸素の中、喉の奥が陰茎で擦れ、熱くなる。
閉まっていく喉肉の動きは、自覚して行うものではなく。
体内に直接響くような摩擦音は少女の意識を完全に奪わず、感じさせていく。どこで雄を扱いているのか。
―――限界を迎えそうになったところで、彼の腰が引かれた。
「かは、っ……!」
喉奥をずるりと擦って出ていく陰茎は、少女の喉が掠れるような声と共に。
舌と肉竿が一瞬繋がった粘液の糸には、唾液だけでなく、せり上がる胃液も混じっていたことだろう。
咳き込み噎せる少女の体に男の体による影が被さり、ぐちゅぐちゅと、まるで既に交わったかのような音が太腿で聞こえた。
ぬるぬるとした感触が熱を上げていき、太腿を濡らし、秘唇に柔らかく竿肌が食い込んで。
「げほっ、げほっ……はぁ、はぁ、……んふぅっ――――……!」
未だ息が整うことないままに、唇が奪われた。
最初こそ苦しくて苦しくて、唇を開いて息を吸おうとしたけれど、次第に口付けに没頭していく。
苦しさの反動で、甘えたかった。だから彼の舌を吸って、唾液を啜る。
口内も秘部も体液まみれだったけれど、全部どうでもよくなるくらいに熱に浮かされて。
「は――――……はぁ、ハァ、ンぁ……か、……かけてください……いっぱい、ぃ……」
未だ乱れた息のまま、次第に昇り詰めていく彼の顔を見ながら囁く。
そして、ぬちゅぬちゅと乳房の間で泡立つ音をさせて摩擦される肉棒を恍惚と見下ろした。
その少女は正常とは言い難く、彼にかなり毒されていることが窺える表情で。
肉竿が乳肉を押し返さんばかりに膨張した先に。
「……はあ、ああっ あっ、……」
少女の顔に白濁の飛沫が飛ぶ。
頬の膨らみを垂れていく速度も重たいそれは、数多の精虫が含まれているのだろう。
先走りの数倍強く雄の匂いを立たせる精液に彩られていく。
一部は口の中にも入り、赤い舌に白濁がのり、そして一部は目にも直撃し、痛みと異物感に目蓋を瞑った。
射精した彼より、少女の方が擦り減っているのは経験上、仕方ないと言うべきか。
ようやく目が開けられるようになった時、涙目になり、少し充血した眼前には未だ天衝く長大なペニス。
陶然とした様子の少女は、数秒の沈黙の後、鈴口から垂れる白濁を啜るように腫れた亀頭に口付けて、ちゅっとリップ音作り。
「……マリナは、お……おまんこ……にも……ヴィクトール様の精液……ほしいです……」
精液滴る頬に、ぽおっと灯る朱。
唾液と先走りと蜜とでどろどろになっている自らの秘唇を両手で開くと
ピンクの粘膜の中心に息衝く膣口が、くぱぁと開かれる。
ヒクつくと中から透明な玉のように愛液が溢れ、粘膜に更なるぬめった艶めきを作る。
両手が秘部に向かっていることでドロドロの乳房が強調するように寄せられ、
尖りっぱなしの乳首からも白濁の雫が、とろ……と糸を引いて滴る。
顔の白濁だけではなく、首筋に刻まれた鬱血痕も。
全部彼の作った、少女の姿。そんな姿で彼を見上げ、ねだった。
■ヴィクトール > 喉奥を超えて、食道にすら達する肉棒への奉仕は激しい苦痛を伴う。
それでも抵抗すること無く受け入れて、掌に諭されていく姿は被虐の思考が根付いたと言える。
意識を失わせてしまうのはマズいが、苦しいだけで止めるには勿体なく。
何より快楽を求めて、こちらも無遠慮に腰を振りたくる。
白黒する瞳に光が戻ると、ずろりと引き抜けると共に亀頭に淡い灼熱感が広がっていく。
粟立った唾液に、薄っすらとくすんだ色の体液が混じり、胃液がこぼれたのだと分かる。
咳き込む姿を見つめながらも、肉棒はガチガチに反り立っていき、小さく喉を鳴らす。
喉奥を掻き混ぜられる事も、拷問に胃の中身をぶちまけることないであろう存在の粗相。
それが興奮を高めて、産毛立つ様な興奮が肌を痺れさせる。
「マリナ……っ!」
その名前を呼び、唇に溢れていた唾液を舌で舐め取りながら重ね合わせる。
舌をそのまま少女の口内へと捩じ込めば、表面に絡みついた酸と唾液をこそぎ落とす様に混じり合わせた。
最初のキスよりも荒々しく、貪るように唾液を求めていけば、少女の喉が嚥下していく。
それならばもっとと、自分の体液を吸わせるように唾液を滴らせて、力強く抱き上げながら上顎の粘膜を擽っていった。
「っ……は……ったりめぇだ、その顔をドロッドロに汚さねぇと…収まらねぇ……っ」
汚したい、その言葉が脳裏に幾度も響きながら、胸元や股座よりも整った顔を見つめる。
何も知らぬ無菌室育ちな姫君が苦しげに肩で呼吸し、鮮やかな碧玉の美しさが更に嗜虐心と劣情を煽っていく。
それなのに、浮かべる表情は淫欲に蕩けた表情ともなれば、肉棒を扱くペースは更にストローク幅を短くして加速するばかり。
金色はずっと、症状の瞳が見つめる先を追い掛けて顔を見つめては、追い掛けてと繰り返し、その顔が最大の興奮材料へと変わる。
そして、呻くような声と共に溢れだ白濁は、頬にぶつかって飛び散る。
張り付くような熱と、先走りとは比べ物にならない、独特なこの男特有の白濁の匂い。
獣臭いとでも言えば、分かりやすいかもしれないが。
舌の上に滴るなら、異様な苦味の強さに驚くかも知れない。
そして、その濃厚な白が緑色を一つ埋め尽くしていけば、ぞくぞくっと独占欲の興奮が駆け巡り、金色が興奮に輝く。
片目だけで見つめる男の顔には、言い知れぬ満足感で笑みを浮かべていた。
その合間も、とぷとぷと、残滓を滴らせるも、弱い射精のように白濁の残りを絞り出していく程。
「っ……すげぇ、気持ち良かったぜ……?」
鈴口からリップノイズと共に残りが吸い出されれば、それも卵の白身のように粘りつく。
苦味も健在で、少女の味覚をひたすらに雄の味で塗りつぶす最中、恥じらいのお強請りが映り込む。
ビチッと皮が突っ張っていくような感覚とともに、亀頭が跳ね上がり、少女の唇から離れていく。
押し倒す時に見せた獣欲の興奮で瞳がギラつき、はぁ……と熱気混じりの息が吐き出された。
桜色の粘膜を自らさらけ出せば、その奥からは塊の愛液が溢れ出し、蜜の層が折り重なる。
同時に乳房は寄せられ、紅白に彩られた首筋と顔を見つめながら、改めて少女の耳元に唇を寄せていく。
そのままだ と、差し出すポーズを崩さぬように告げると、蜜溜まりへ赤く腫れた亀頭が迫っていった。
「……俺は、このまま攫いてぇよ。マリナを俺だけで埋めてぇ」
今宵だけで満ちるはずがない、どれだけ貪っても物足りない。
それだけの期待に満ちた言葉を囁やけば、両手が腰を捕まえる。
ゆっくりと矮躯を引き寄せながら亀頭を埋没させていくと、蜜の膜を突き破っていく。
熱が絡みつき、襞の壁を割り開きながら、ズルズルと肉棒が埋まっていく感触。
心地良さそうに震える息を吐き出しながら、亀頭が埋没したところで一気に腰を突き出す。
ずんっ! と正常位で子宮口をごりっと刳り潰すと、根本まで鎮めようと押し込めていった。
幼い膣穴をキチキチに広げて、一杯に埋め尽くす巨根が先端でポルチオの窪みをなぶる。
右に左にこすりつければ、たまんねぇとささやきながら頭を抱きかかえるように包み、腰を密着させたストロークが始まる。
とん、とん、と幅も狭く、振動も弱いが、確実に子宮をノックする慣れた腰使い。
ポルチオの深い快楽を広げる為に、腕の中の少女を見つめながら、顔を確かめつつペースを変化させる。
早いほうが弱いのか、遅いほうが弱いのか、角度も、位置も全て。
瞳を楽します、最高の官能素材たる少女の表情を見つめながら。
ご案内:「王都マグメール 王城」からマリナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からヴィクトールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 私室」にマリナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城 私室」にヴィクトールさんが現れました。
■マリナ > 名前を呼ばれるたびに心の一部を奪われていく。
ただ乱暴に犯され、精をぶちまけられるのとは違う。
こんなにも激しく貪られ、穢された経験はなく、唾液注がれた舌は
あっという間に彼の白濁の味に上塗りされ、雄としての衝動的な強さを味覚で味わった。
粘着いてなかなか途切れず、喉を落ちていく感覚も食道を灼くように微速で。
未だ経験に乏しい自分は、彼の求める全てを受け止める器にはなり得ていないのだと思う。
思うけれど少しでも極致感を味わってくれたことには心が躍る。
その感情も、そもそも彼が芽生えさせた被虐に繋がるのだろう。
「マリナは……ヴィクトール様がマリナの体で射精してくれたことが……嬉しいです……」
白濁まみれの貌を緩ませ、まるで甘酸っぱい思慕を告白するように卑猥な言葉を紡ぐ。
そして少女が今、最も望んでいること。―――繋がるべく、腰を引き寄せられれば
自らに広げられて暴かれた、様々な体液で濡れた膣口と亀頭が口付け合う。
甘美な感触と、心を蕩かせる彼の言葉。
「はぁ……ぁ……、マリナは、ここ以外での生き方を知りませんよ……?」
嬉しくて心がときめく一方、従兄のことが脳裏を過る。
本当に忘れていた。最初は従兄の実益のために彼を受け入れたこと。
今はその真逆となる可能性さえ秘めてしまっている。
「あ……!あっ、う……うぅ……はぁ、はぁ、ヴィクトール……さま……っ……」
膣口押し広げられ、亀頭がゆっくりと入ってくる。
開かれたピンクの粘膜ごと内側に巻き込まれていくように。
最も膨れたところを受け入れる時に引き攣る感覚があり、彼の手のひらに吸い付くように
肌が汗ばんでいるけれど、じっくり押し込まれれば、くぷんと音をさせて胎内に亀頭が隠れる。
は、……と甘く息を吐き、一呼吸置こうと思った瞬間に。
「はあああぁぁっ、……!!」
一気に膣道を穿たれる。子宮がぶにゅりと歪み、窪んで。
亀頭の先端にくにゅくにゅ揉まれ、揺さぶられる。
そのたびに膣穴に力が込められ、胎内の形そのものを矯正する勃起ペニスを蜜で蕩ける膣肉が締め付けた。
体格の差がありながら、性毛もない白い恥丘に彼の骨太な腰が密着するというのは
膣内がいかに飽満としているのか、表すように。
白濁注がれた瞳が細められ、唇は閉じることを忘れたように苦しげな呼気を吐くけれど、得も言われぬ享楽も滲ませている。
その息遣いは、エラが膣壁を引っかくたびに甘さを増し、彼の腕の中で生白い体がビクビク跳ねた。
「……ぁ……あっ、うれしい……、……はぁはぁ、……ああ……しあわせ、です……あぁん……ヴィクトールさま、ぁ」
涙が滲む。こんなに負荷が掛かっているのに、繋がって充足感を感じるというのは、初めての経験。
今まで味わわされた淫蕩な体験が体に染み付いているからなのか、彼の存在そのものがそうさせるのか。
従兄のことも自分の立場も忘れて攫ってくれるなら、どんなに至幸だろう。
何を恐れるでもなく、この腕にかき抱かれる日々であったなら。
悦楽と不安と自分本位な希求に思考をかき混ぜられながら、探られる動きに肉壷が何度も甘く締まる。
子宮口が上向きに潰される時、腹裏のざらつきも一緒に亀頭に刺激され、果てそうになる。
両手がシーツを握り締め、彼の腰の両脇から伸びる少女の足が翻弄されるように揺れる。
太腿に引っ掛かったままのねじれたショーツも。
■ヴィクトール > 素直だからか、とても卑猥に染まっていくのが欲を唆る。
甘い被虐を教え込めば、それに体を震わせながらもっとと求める反応は堪らない。
受け止める器になりえていない等という事はなく、寧ろ物足りないのだ。
少女という、牝というごちそうを食べ尽くしても、満ちても足りぬ。
もっともっと深く被虐を教えて、可愛らしいままに卑猥に歪めたくて堪らない。
「……やっぱ可愛いな、マリナはよぉ? すっげぇ可愛い……マジで」
雄汁に塗りつぶされた顔が見せる、甘ったるい告白に自身の学の無さが恨めしく思う。
もう少し情緒溢れた言葉が紡げればいいのにと思いつつも、思うがままの言葉を連ねた。
可愛らしいと、そしてこの可愛らしい顔を閉じ込めてしまいたいと。
あくどい笑みで表情をニヤつかせながらも、腰を引き寄せていけば、互いの象徴が重なっていく。
攫いたい、そのオネダリに少女が紡ぐのは手にした命綱を手放す淡い恐れか。
クツクツと笑い声をこぼしながらも、先端を押し込めれば、ヌルヌルの粘膜が亀頭に絡みつく。
「っ……ここほど、豪勢なもんも……広い部屋も、ねぇけどよ。檻じゃなくて、好きに生きれる場所ぐらい……くれてやらぁ」
今の住処は、こんな城の様な大きく立派でもない。
集落というのが分かりやすい、建物が密集する山の麓だ。
部屋を準備しても、ここのように豪勢な一室は作れないだろう。
そんな待遇の話をささやきつつも、とろとろの蜜と粘膜が擦れる感触に感じ入りつつ、一気に押し込む。
ずるんっと一気に入り込めば、互いの恥骨が淡くぶつかり、骨の擦れる痛みよりも強い、子宮を嬲る刺激で胎内を掻き混ぜていった。
ドロドロで気持ちいいと、息遣いの合間に囁くが、先程の言葉はまだ終わっていない。
「生き方……なんて、どうにでもなるもんだ。俺も……元々は、風来坊だったしよ。マリナの面倒ぐらい、見る甲斐性ぐらい……ある。攫いてぇって、言ってんだからよ」
それでも望むのなら、自分は幾らでも欲したものに注ぐのだと。
そんな囁きと共に腰を揺すっていくと、男根が張り詰めた膣壁を押し広げて、形を食い込ませる。
薄い腹部には、それこそ分身の輪郭でも浮かぶのではないかと思うほど、腹部側へと押し付けていく。
亀頭がごりっと子宮口を上へと弾くと、そのまま少しだけ腰を引いていき、返しが襞をかきむしる。
ぞりゅぞりゅと蜜をこそぎ落とす感触を伝え、擦れる熱と滑りに心地良さそうに目を細めながら、腕の中の少女へと顔を近づけていく。
額へ、頬へ、首筋へと、重ねるだけのじゃれるキスをしながらも、気持ちいいを幾度も囁いた。
「っ……ああ、もう……攫うぞ…っ? そんなとろっとろで嬉しいとか、幸せだとかいわれちゃ……置いて、帰れねぇよ……っ!」
理性の糸が千切れ落ちていく様な錯覚、それほどに彼女の甘くて切なさを感じる声がゾクゾクと背筋を痺れさせる。
同時に、この可愛い顔が涙で濡れて、心が踏みにじられる想像は痛みすら覚える。
欲しい、その本能が溢れ出せば、明確に奪うと囁いた。
後先等、今とやかく考えるタイミングではないと思いながら。
肉塊を上向きへ押しつぶすと、丁度数の子状の天井が亀頭の表面をこすり、雁首に触れれば言い知れぬ快楽に脈を打つ。
同時に締め付ける力が強まるなら、悪どく口角を上げて、酔いしれる表情を見つめながら顔を寄せる。
ここが弱ぇんだな? と、見つけた事を意地悪に囁やけば、緩急をつけて腹部側の粘膜を主体に抉っていく。
迷走神経の多い窪みを鈴口まわりで引っ掛け、上へと引っ張り上げながら滑らせ、弾ける子宮口と裏筋が激しく擦れ違う。
ずるっと膣奥へと入り込めば、それだけ天井の突起にも先端が激しく擦れ、ずんと重めの振動が子宮全体を揺さぶる。
ときに早く、時に遅く引き抜いて、押し込み、抜いては押し込みの繰り返し。
たん、たんと肌がぶつかり合う響きに水音を交えながら、気持ちよさそうに眉間にシワを寄せる。
緑色を見つめながらも、頬を撫でて、喘ぎ顔へ囁くのはやはり、幾度囁いた分からない可愛いだった。
■マリナ > 可愛いと、子供に対する褒め言葉のような響きだけでも至福な気持ちになるというのに
こうして密着すれば息遣いの機微、わずかに眉が動くだけでもよくわかる。
それが嬉しかった。自分の体が彼をそんな反応にさせているという事実が。
形や色は違うけれど、少女自身も欲深いのだろう。そんなことに喜悦を感じてしまうなんて。
誰よりも近く、どう接するよりも深く繋がった距離のまま、愉悦にぼうっとしながら彼の言葉を聞く。
好きに生きるとは、閉じ込められるより難しい――今は、それがわかる。
けれど同時に今まで想像したこともない広い世界が存在するのかと思ったら、胸がとくんと跳ねた。
一人で放り込まれれば不安しかないだろうけれど、手を伸ばせば彼が応じてくれるなら。
むしろ檻でも籠でもいい。手を伸ばせば彼に触れられるのなら。
―――それ自体が、温室育ちの甘い考えから抜け出せてはいないのかもしれないけれど。
彼の腰が少しでも動くと、膣襞の一つ一つが亀頭に擦られて膣奥がきゅうきゅう収縮する動きが止まらない。
やはり膣内は未だ彼のサイズを受け入れるには狭く、小さく、幼く、圧迫感は強かった。
子宮が押し上げられて肺腑から吐き出される息が悩ましく、体温を上げていく。
触れる唇の優しさ、囁かれる声音は経験したことがない程に甘やかで。
時折胎内の飽満感に眉根を寄せるのに、心は温かく満たされていく不思議。
今更気付くのだ。自分は、こうした雰囲気で抱かれたことがなかったことに。
「んっ……ぁ、はぁぁ……っ もっと、大人になりたい……ヴィクトール様のお隣にいられる、くらい……」
唇が肌を滑るのに合わせ腰を力なくふるりと震わせると、愛おしげに肉竿を包み込む、蕩けた膣肉。
胎内のそんな反応と共に、少女が自然と口に吐いたのは実に背伸びした台詞だった。
それは言葉が、貌が、自分を心から心配して憂いてくれているのがわかったから。
こんな自分が負担を掛けたまま、その腕の中で甘んじていていいのかわからずに。
―――ぐちゃぐちゃになっていく思考の中、奪うと囁かれた響きに少女の瞳から一筋、涙がこぼれる。
離れたくない。周囲の迷惑を顧みず、自分勝手に願うことを許された気がして。
「……――――、……っ……」
唇だけが動き、音にならない呼吸は彼の名を呼ぼうとしたのか、言葉にするには儚い思慕を伝えようとしたのか。
今、少女が感じるのは彼の存在だけ。余裕なんて一欠けらも生まれないくらいに、全部。
「……ん"んっ、……くっ、うぅぅっ だ、め、です……そこぉ……っ」
弱い膣奥のポイントを知られた途端、集中的に責められて声を絞り出す喉に汗が滲む。
少女の膣内に入るには太いペニスが動くたび、膣襞が削り取られそうに押し広げられて。
こんな時に凛とした表情が作れる筈もなく、だらしなく蕩けているだろうけれど。
子宮口が雄に負けて凹み、下腹部の膚が浮かび上がりそうな程にペニスの先端が押し上げ、耐えられない。
奥で蜜がぶちゅっと潰れ、彼の腰が引く時にそれは膣内から引き摺り出され、細かい泡を伴って接合部に溜まった。
ヒクヒク戦慄く膣肉の揺らめき、収縮が少しずつ感覚を狭めていく。
必死に肉棒に吸い付き、膣内全体をうねらせるようにして竿肌を揉む動きが絶頂を予感させ。
「あぁ、ヴィクトールさま……っ、あひっ、あんっ、きもち、いい、……っ
こんな、気持ちよくて、しあわせなの、あんっ、は、はじめて……で、……、
ごめ、なさ……マリナ……イっちゃいます……っ……んふぁぁっ ……っ!!」
甘く囁いてくれる彼に至近距離で緑の瞳が追い縋り、それが一瞬瞑ると熱い吐息と共に果てる。
陰茎に押し広げられていた膣壁が、その瞬間だけはねじ伏せようとするように膣道を狭め、
襞が隙間なく竿の凸凹も埋めて密着する浅ましい反応。
彼の腕の中で繋がったまま絶頂を迎えた少女は、ピンとつま先まで伸ばし、快楽に身を委ねる。
膣内からじゅわっと滲み分泌される蜜は、熱くとろとろと竿に張り付くように量を増し。