2018/08/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にシチューさんが現れました。
■シチュー > 神餐節の鳴り物が、お城のどこにでも。それこそ、妖しげな祝祭が行われている地下にまでも響く勢いだった。無償の催しは広間から中庭、廊下、個室にまで及んで。食器やグラスが触れ合う音に混じって肉と肉のぶつかる淫らな音が聞こえてくる。
そんな賑わいと薄暗さに満ちた王城内のとある廊下を、ミレー族のメイド奴隷がおっかなびっくりとワゴンを押していた。侯爵家のメイドとして、祝宴を支える手数を補うために。そしてメイドの修行としてお城に手伝いに駆り出されていたのだった。
「僕の運んでるこれって……、やっぱり……、そういう、道具……、だよね……」
真鍮と金銀できらびやかな補強が施された王城のワゴンをとある会場へと運んでいるのだけれど。
そのワゴンに乗るものといえば、男性器を象ったもの、馬を打つよな鞭、肝心な場所だけ覆われていない下着等など……。どれも見るだけで刺激の強い品々。
運び手自ら恥ずかしそうにしながら。ゆっくりと進んでいる。
ご案内:「王都マグメール 王城」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > 「あー、めんどくせ」
(ため息さえ混ぜ込んで、ややと落とした肩。若干よたりとした足取りで、広い廊下を歩く男が一人。
たまに休憩を取っては、オールバックに整えた髪を指で掻き上げていた。
馬子にも衣装とでもいうか、それなりの格好をすれば、それなりにと見える。
正直、こういう騒ぎに参加するのは、あまり趣味ではない。が、我々の用に不安定な職業を、なるべく安定させて行うには、スポンサーというモノが非常に重要となってくる訳である。
なので、相当前に金で買った騎士号を飾りにして、お城までわざわざやってるのは調教である。
収入はいいし、今後の足掛かりにもなるので、文句はなるべく言えないのだけれども)
「どうすっかな、後は適当に済ませて帰るか――……ん~?」
(と首をかしげる。
なんだかこじんまりとした後姿は、見覚えがある気がする。
余りミレー族にとっては、風当りのよろしくない祭りではあるのだが。主人か何かの意向だろうか。
それは兎も角、自分の左手を見る。握られているのは、リードの様な物。つまり、そういうプレイがお好みの貴族様がいたらしい。
それと彼女を交互に見やった後に、口の端僅かにもちあげて。
そろりそろり、後ろから接近開始。
適当な距離から一気に迫り、彼女の首輪にこのリードを繋げてやろうとか、そんな腹積もりである)
■シチュー > (パトロンへの気遣いが必要なのは芸術家と冒険者であったらしい。
いつもあけすけな態度で自分に接してくれる、屋敷の外での数少ない顔見知りのひとり。
そんな彼の内心の憂鬱が吐き出したらしいため息にも、正装すれば爵位持ちに見える佇まいにも気づかず。王城のメイドから支度を命じられた通りに運ぶ淫具。
踏めば沈むよな、赤いカーペットの上を、ワゴンからなるべく目を離すようにして。
腰を引き気味に尻尾も丸め。おっかなびっくりの歩幅が続き……)
「わっ!ふわああぁあああっ!?」
(まったく何の気配も感じなかった。
誰かの髪の毛先か、葉っぱ一枚分の何かが動いた程度の静音術に不意打たれて。
歩幅がぱたたっ!とその場でたたら踏む。
ご主人様の大切な首輪に重みが加わって、あわてて両手を離すワゴンがぐらりと揺れ。
その手で首輪をしっかりと首元におさえている間に、リードが繋げられてしまい)
「えっえっ、誰、です……か……、……あ……、あっ……、あぁ……っ……?
あ、あぁ、アアァぁアシュトン?もしかしてアシュトン?」
(混乱したまま振り返ったら、見たこともない紳士の姿。
あ、あ、と呂律を絡ませながらぱちぱち睫毛弾ませたら、それが顔見知りの正装姿と遅れて気づきながら目を大きく丸める)
■アシュトン > 「おっと、良く分かったな。って、普段と違うのは服装と髪型位だがね。存外悪くはないだろう?」
(カチンと金具を繋げてしまえば、肩を揺らす笑みと共に愉しげな言葉を投げかける。
何処かの貴族家のやんちゃな三男坊、位に言っておけば、案外通りそうな感じだ。
全体的にさっきの気だるげな姿とは、なんだか大違いである。
手に握ったリードを、首が締りすぎない程度に、しかし首輪の存在がはっきりと自覚できる程度に、此方へと引き寄せた)
「さてどうしようかな。今じゃぁ城の中は、肉欲のお祭り真っ最中。
可愛いメイドさんをひん剥いて連れていくだけで、随分と面白そうな事に、なりそうだけどー―……」
(もっとも、そんな事をする心算はあまりないのだけれども。
折角面白い状況に遭遇したのだ。他人にゆだねてしまうのはもったいないだろう。
ただの脅し文句であり、口実であり。彼女にもその辺理解できそうなところではある。
如何にも悪巧みしてますよという視線で、ワゴンの上に乗っかった品々を流し見てゆき)
「そうだな、まずはこいつに着替えて貰おうかな。勿論、ここで」
(ぴらりと指先で摘まみ上げてから、彼女へと投げてよこすのは、セクシィを通り越して卑猥と言っても良い形状の下着である。綺麗にはめ込めば、陰核なんかが完全に剥き出しとなってしまう。
下着本来の役割を完全に放棄し、本来隠すべき場所が全く隠れていない。
相手の容姿を考えれば非常に不釣り合いなモノではあるものの、逆にそれが趣深さも感じさせる。
廊下のど真ん中。いつだれが来てもおかしくない状況である。その状況で、再びリードを引けば催促をした)
■シチュー > 「うん!……ちょっと、かっこいいよ。
ほんとに領地持ちになったみたい。ふふっ……。わあ……。
男の人の正装っていいなあ……。
――あ、ぅ……っ……。と、……あの……、あの……。
アシュトン……?これ、は……。――あッ……!」
(首元で鳴る金具を耳にしながら、こく!と頷いて笑いかける。
いつも見慣れている冒険者然とした風体からキリッと逞しい身体のラインを引き締める黒いスーツ姿に少し眩しそう。瞳細めつつ。
――自分の主の首輪にかかるリードの重さに少し戸惑いがちな様子だったけれど。
リードを引かれると、無理矢理ペットみたいにされてるみたい。興奮して甘い声がでてしまう。
「かっ、……、かわいいなんて……。んっ……、ぅ……。
アシュトン……。
――ええっ……、……こ、……、これにっ……!?
んああッ……!……わっ、……、わかったよう……。着替える、……よ……」
(可愛いメイドさん、と言われるとかあっと頬が赤らみ。ひん剥くという台詞の乱暴さにふるふると身震いをしながら。相手の名前をどこか心細そうに呼び。
なげよこされたものを両手にして、目を白黒させる。
いつ人目にさらされるかもわからない廊下で、大事な部分も隠せない下着を身につける。
そんな羞恥心に足元もじもじ、うろたえてるとリードが引かれて。
再び声音が上擦った。少し素直になると、一度、恥ずかしそうに相手を見て。
そして周囲を見てから。びくびくと手先震わせてメイド服を脱ぎ去っていく。
完全な裸身となれば、はあっ、とやや高ぶる呼気。
ゆっくりとその下着に足を通して、腰の位置に引いていく。
ブラがあるならその背を留めて。こわごわと彼へ向き直った)
「恥ずかしいよ……、アシュトン……」
(薄い乳房も幼いままの恥丘も。その周囲を際立たせるよな下着をまとったメイド奴隷が、やや背を丸めて。胸元と股座のあたりに軽く手を覆ったまま伏し目がちに見上げている)
■アシュトン > 「ちょっとかい? ま、シチューだし大目に見てあげようかな。
残念ながら、その辺の実状は伴ってないが……うん?これか。
いやぁ、シチューを俺の愛玩用ペットにでもしてやろうと思ってね」
(軽く腕を動かして、ちょっとキザっぽいようなポーズもとってみる。リードは握ったままだが。
首輪本来の主は、まぁ別として。こういう時、こういう状況だ。一時と俺が所有している風でも、咎めるモノはそうと居ないだろう。
前の時やらの様子から、こういうのも彼女は好きかなと、そういう予想の上での行為であるが)
「夏のメイド服も良い感じで、脱がせるのはちょいと勿体ないがね。
ただま、俺のペットなんだから、好きなようにしてもいいよな?
あぁ、早めにね。何時俺の気が変わるかも分からないからさ」
(彼女がもじもじと着替えているのを見ながら、横眼でワゴンの上にあるモノを物色する。
流石城で使われているモノだけあって、出来がいい。使い慣れたモノではないが、手によく馴染む。
装備の関係上手持ちも少ないし、幾らか拝借しておこうか?
張り型や、怪しげな薬の瓶、拷問器具一歩手前な淫具をスーツの内側へとしまえば、その量の割に不思議と外見に変化は無かった。
そして鞭を空いた手で握り取れば、これ見よがしにヒュンヒュンと風を切って振る。玩具の類ではなく、どうやら本物らしい
廊下であらわとなる、柔肌姿。自体は何度も見ているが、状況が変わればその雰囲気も違うというモノである。
恥ずかしげに装いを変え、いやらしい露出を纏った姿に、満足げと口の端を上げた)
「凄くエッチで、良い恰好しているぜシチュー。
俺一人見るだけじゃぁ悪い、他の奴らにも見せてやるとしよう……ペットらしく、四つん這いでね?」
(せめてもと隠す事すら否定するように、四足で歩く事を命令しつつ。
手にした鞭を振るえば、太ももへと。音は大きいが、その辺はやはり慣れと技術である。
朱く痕程度は出来るが、痛みは平手よりも弱い位だ。もっとも、状況からして余計に反応してしまう可能性は、ありそうだが)
■シチュー > 「ちょっとっていうのはっ……!その……、なんていうか、ほんとにちょっとってことじゃなくて……!
――えへへ……。僕の仕えるご主人さまはひとりだけ、だけど……。
こうして……アシュトンのペットみたいにされちゃうの……、は、ぁ……っ……、
どきどき……、しちゃう……」
(ギザっぽいポーズは、野心に満ちた若き高級貴族そのもの。ちょっとの意味をあわあわ言い慌てては、ペット扱いされると自分のなかのえっちなところがくすぐられてしまう。少し浮いた唇から、ふぅ、と熱気が漏れて。嬉しそうに彼を見た)
「うん……。僕はペット、なの……。
アシュトンに……、好きなように、されちゃう、よ……。
あっ、……、あっ……、まって、……、アシュトン……っ……、
気が変わっちゃうの、まって、……おねがい……、おねがい……。
このぱんつ……、履く、から……。
――ひッ!……あっ……、あぁ……。すごい……、鞭の音……」
(彼の気がかわってしまう前に、と手先の気が急いでメイド服のボタンをとめる手が空回りしながら、するすると着慣れている様子で脱ぎ去っていく。裸身がめくれながら、ワゴンの上にあるものが彼の衣服の内に収まっても全く着ぶくれする様子が無い事に不思議そうな顔つき。神経や精神に作用する薬のほかには、ダガー未満の各種刃物、頑丈な縄等と彼の冒険の役にたちそうなものがいくつもあるはずで。
振るわれた鞭の音に身を縮ませながら、それが自分を打つ様子を想像してしまい顔を紅潮させた)
「はぁ……、はぁ……。みせちゃだめなとこ……、みられちゃう……。
うっ、……ううっ……、は……ぃ……。
――あっっ!ぁあーーーっ!」
(四つん這いを命令されたら、ぶるぶると興奮気味に腰が揺れて。
カーペットに手足をつけば、後ろから見れば下着に軽く絞られるよに恥丘がぷくんと浮いていて。
太ももに鞭が落とされ、甘い悲鳴があがる。四つん這いで背を反らしながら、呼気が荒ぶって。股座に生まれた発熱を隠そうと、内股に寄り合わせた太腿がびくつく)
■アシュトン > 「はは、大丈夫大丈夫。そんな言い繕わなくても、言いたい事は大体わかるからさ。冗談だよ。
そうそう……シチューのご主人様は一人だけ、だけど。今日のシチューは俺のペット……分かるよな?」
(再びリードを引いてやれば、その綱と首輪の存在を自覚させる。
メイドとしてのモノではなく、今の時はペットとしての首輪として、存在している。そしてこれから、そのように扱われるのだと)
「のろまなペットは、見捨てられちゃうかもしれないぜ? ちょっとだけな、もうちょっとだけ待ってやるよ。
良い音してるよな、コレ。ペットのしつけには丁度良さそうだ」
(勿論スーツに仕掛けはあるし、後はこういうモノを隠し持つ技術も関係する。元々持っていたモノを含めて、結構な量だろうが。その手の技術を持ったモノでないと、あまり違和感はない筈だ。
幾つかは持ち帰り前提で、幾つかは後で使う前提で失敬しておきつつ。
彼女が着替え続けている間、何度と風を切る音が早くと言うように続いていた)
「シチューのエッチな所、全部丸見えになっちまったな。
ほら、丁度人が来てくれたぜ? 今の姿、どういう風に思われちまうかな」
(顎で示した後、同じように振るわれた鞭が、丸みを帯びたお尻を叩き。朱い筋を作り。
そうこうしている間に、曲がり角から一人の男性が現れる。装いからして、それなりに地位が高い人物だろう。
自分と、シチューの姿を一瞥してから、変わらぬ足取り。此方へと近づいてきて。
まるで普段通り、そんな感じの挨拶をして通り過ぎてゆく。
『可愛らしいペットをお持ちですね』とか、そんな軽いやり取りなんかも、交えて。『そうでしょう?』と応えれば、啼かせるように割れ目や陰核を、鞭の先で撫でる。
擁護派もいるが、特に特権階級でミレーに対して人権やら何やらを考慮するモノは、そう多くはない。
祭りの雰囲気も相まって、彼にとってはこの光景もそう不思議なモノではない訳である)