2018/02/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 廊下」にツァリエルさんが現れました。
ツァリエル > 時刻は昼下がり、お仕着せの衣服に押し込められてそれに着せられているようなツァリエルは
傍から見ても少し滑稽な格好だろう。
恥ずかしそうにそそくさと廊下を通り抜けて目的の部屋まで移動しようと足早に進んでいく。
手には花束を象った飴細工の菓子がバスケットに乗って入っている。
普段お世話になっている少女のために城下町で買ってきたものだった。
彼女は喜んでくれるだろうか? 少し緊張しながら彼女に手渡すところを想像して
知らずに微笑がこみ上げてくる。

ツァリエル > 目指す場所は派出所、いつもなら少女がいる部屋であるけれども
いつも彼女が居るとは限らない。
彼女は自分と違って忙しいし、沢山の仕事があるのだし、いないことも多々ある。
だから会える時間は実は貴重なのだが……さて今日はどうだろうか。

ご案内:「王都マグメール 王城 廊下」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にセラさんが現れました。
セラ > 王城の地下の一室。
権力者たちの腐敗と堕落を形にしたような退廃的な宴が催されている一室。
しれっと、来賓のようにその室内に紛れ込んで宴の様子を眺めながら、室内に渦巻く爛れた欲望の気配に心地よさげに目を細める。
設えられたステージの上では宴に参加している者達の自慢の奴隷たちの公開調教という名の凌辱ショーが繰り広げられ、悲鳴とも嬌声ともつかない声が薄暗い室内に途切れず響く。

「……腐ってやがる、とでも真面目なヤツなら言うのだろうが」

潔癖な人間なら目を背けるような室内風景も珍しいとも感じないあたり、この国も末期的だなと感じつつもそれが良いと室内の雰囲気を味わいながら、そこかしこのテーブルに用意されている食事をつまみ食いしていく。
財力と権力のどちらか。あるいは、両方を持ち合わせている連中がたむろする場にふさわしい味に舌を満足させて、とりあえずは色気より食い気とばかりにふらりふらりと気ままに歩き。

ご案内:「王都マグメール 王城」にイザベラさんが現れました。