2018/02/21 のログ
ステファン > 「握り潰されていない事を祈りたいね」

彼女と違い自分は明確に否、の返事を貰っているので肩を竦める
人員の不足とか将軍職に適した人物がいない、とかそれらしい返事を貰っているのだが、『代理』にしても、
自分よりふさわしい人物が幾らでもいると思う…それでも、自分が相応しいというのであるのなら、
この国もあまり長くないのではないか、と悲観的になってしまいそうだ

「軍人や騎士が暇、というのは結構なことだと思うけれどね?」

騎士服を身につけている彼女だから彼女も間違いなく騎士である
冗談っぽく笑いながら告げる。資料に囲まれての仕事は今の仕事より余程、自分にあっている気がする

「君は資料に関する仕事をしている割には武張った性格だったりするのかな?
 騎士と言えど、君くらいの女の子なら恋物語やなんかに興味があるものだと思ったけれど…」

物語に出てくる英雄を夢想する若い騎士たちが読みふけるのは何となく想像がつくのだが
不思議そうにする彼女に笑みを深めて、椅子に深く座りなおした

ルミエラ > 「それはないと信じたいね」

肩をすくめる姿におや?とみてしまい。
将軍だとはまさか思わずに握り潰されることは流石にないはずと考えている。

「暇は暇、忙しいは忙しいだよ。
僕は第七みたいに忙しいのはごめんだよ」

魔族狩りに忙しく西に東には大変だからと困った笑みを見せて。
冗談っぽい男性の言葉にそうなのかなと見返して。

「僕はただこんな話が好きなだけだよ。
恋物語はどうにも性に合わなくてね」

椅子に座りなおす男性に笑みを見せれば英雄譚を閉じて代わりに紙束を持ち。

「さて、僕はこれを届けてくることにするよ。
君はゆっくりとしていくといいからね」

ちょっとまとめ終えた資料を届けてくる。
男性にそう告げればごゆっくりと告げてそっと部屋を出ていくことに…。

ご案内:「王都マグメール 王城/資料室」からルミエラさんが去りました。
ステファン > 彼女の言葉に同意するように苦笑交じりに頷いた
彼女の視線に、ん?と気がついてないふりで首を傾げて返す

「西に東にと駆け回れば忙しいと感じる暇も無いかもしれないけれどね…
 私も忙しいのは好きではないよ、毎日だって寝坊したい人間さ」

自分もできればあちらへこちらへと駆け回るのは避けたい
草葉の陰で父や兄が怒りだしそうだなと思えばついつい、笑みが溢れてしまう
色々な面倒を押し付けてさっさと逝ってしまったのだ、これくらいは許して欲しい

「なるほど、女性なら恋物語が好き、何ていうのは先入観だったかな…」

ふむ、と何やら思案顔を浮かべる
詩作のネタになりそうだ、と思案したがセンスが壊滅的なせいか妙案が浮かんでくることもなく
思案に耽りかけた時、不意に彼女が立ち上がりその物音に現実に引き戻された

「仕事をしている所、悪かったね…
 一休みしたら勝手に消えるから君は君の仕事をしてくれてかまわないよ」

そう言って彼女を見送れば再び思案に耽る
そのうちに、疲れていたのか寝息を立て始めた…彼女が戻ってくる頃には会議に向かったはずで

ご案内:「王都マグメール 王城/資料室」からステファンさんが去りました。