2017/12/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 地下調教室」にツァリエルさんが現れました。
■ツァリエル > 薄暗く、湿った石造りの階段をツァリエルとメイドたちが靴音を鳴らして降りていく。
ここは王城に数ある地下調教室。
性的な責め苦を与えることを目的とした、王城の薄暗い一面である。
青い顔をしながら階段を降り、メイドたちに促されるまま歩くツァリエルは
何故こんなところに自分が居るのだろうと暗い気持ちで考えてしまう。
ごくごく身近な、お付きの侍女達だけが許される楽しみ、月に何度かある
ツァリエルを性的に調教する催し物。
それが今日だっただけなのだが、今日は非常にまずい。
朝起きれば自分の体が、男女両方の特徴のある両性具有状態であることに気づいて
慌ててメイドたちに隠そうとしたのだが……
拒否することも出来ずこうして連れ出されて、地下室まで連れてこられたのである。
階段を下りた先、複数の部屋に区切られた中には拷問器具めいた数々の道具が所狭しと並べられている。
それらを、震えながら眺め、今日はどんな責め苦を与えられてしまうのかと恐ろしさに背筋に冷たいものが走る。
■ツァリエル > 中には扉が閉まっている部屋もあり、その中から女性の悲鳴や喘ぎ声、男たちの猥雑な笑い声といった喧騒も聞こえてくる。
いちいちそれにビクつきながら、手近な一室に押し込まれるように通された。
見れば、拘束具付きの寝台が中央にあり壁面の収納棚には
使用用途が判別することすら出来ないような卑猥な形の器具が置かれている。
『さぁ、ツァリエル様。お早くそちらに寝てくださいまし』
メイドたちがツァリエルの手を取ってぐいぐいと寝台の方に行かせようとする。
抵抗することはハナから無駄なのだが、それでもいやいやと首を振って近寄るのを拒絶しようとすれば
メイド長が太もものガーターベルトに差した鞭を一振り、ツァリエルの柔らかい尻に向けてぴしゃんと叩きつけた。
ぎゃっ、と悲鳴を上げてツァリエルは痛みにじんじんとする尻を慌てて両手で覆う。
その隙に手足を拘束したメイドたちが寄ってたかってツァリエルを持ち上げ、寝台に上げて手足を拘束具で止めてしまった。
ご案内:「王都マグメール 王城 地下調教室」にレナーテさんが現れました。
■レナーテ > 普段とは違う黒色のドレスは、動くのに向かないほど裾が長い。
とはいえ、普通のナイトドレスぐらいと言えば当たり障りないものだが、戦闘衣とは真逆の装いだ。
眼鏡を外し、目元に視力を調整する魔術を施し、背伸びしたような赤色を引いた口元。
ヒールの音をコツコツと響かせながら暗がりを歩き、部屋の扉を開いた。
あの夜に覚えた、艶やかな女を演じるように……貼り付けた微笑みのまま部屋の中に入ると、後ろから黒装束の男が二人ぬっと現れる。
異様な光景の中、お楽しみを始めようとしていた侍女達へ書類を差し出す。
「御機嫌よう皆さん、開演しようとしたところ申し訳ないのだけど……書かれている通りよ、今夜はご遠慮いただけるかしら?」
組合長、もとい、同じカルネテルの中でも異端な一人から発せられた命令書。
今宵の宴の主を、師団協力者の接待に使うという一文である。
祟り神のサイン入りのそれの効力は、侍女達も知るところだろう。
書類を渡せば、腕を組み、微笑む姿はいつもの愛らしい少女とは異なる。
彼から見ても、耳や尻尾が姿を消し、人の姿に擬態しているのもあり、気付きづらいかもしれない。
ただ、特徴的な髪の色合いは相変わらずだった。
彼女達が去るなら、護衛の二人も歩哨として部屋の外へ移動するだろう。
だが、彼の扱いが良くなったかと言えば、良いとは言い切れないのが命令書にあるとおりだ。
■ツァリエル > コツコツとヒールの音が鳴り響けば、部屋の中の全員がそちらに注視する。
現れたのは黒色のナイトドレスに身を包んだ少女。
見目に反して妖艶な雰囲気をたたえた少女が差し出した書類を
代表として侍女頭が受け取り目を通す。
『まぁ、……カルネテルの……。
それなら仕方ありませんわね、承りましたわ』
侍女なら誰もが知るカルネテルの異端。それに楯突く気などサラサラ無いと
命令書を少女に返し、部屋のメイドたちに目配せしてその場を後にする。
中には残念そうなメイドも居ただろうが、命令は絶対。
そうして場に残されるのはツァリエルと普段と異なるレナーテの二人だけになるだろうか。
「レナーテ……さん? どうしてこんなところに……」
一部始終を眺めていてもどうして彼女がここに居るのか今ひとつ見えてこないツァリエルは
不思議そうに彼女を見つめた。
あの温泉で出会った姿とは違う、大人っぽい出で立ちにほぅとため息が漏れる。
だが、未だ寝台にくくりつけられたままの姿を恥じるように瞼を伏せた。
■レナーテ > 「ごめんなさいね?」
にっこりと微笑みながら、軽い音で謝罪を紡ぐものの、言葉通りの意思が宿っているかはわからない。
メイドたちがすごすごと去っていく姿を見送り、目配せした護衛が外に出ると、周囲から響く雑音の中、二人だけが残される。
「違うわ……私は、レナよ。どうしてって……私の接待に貴方が突き出された、『そういう話』になっているのよ」
そう告げながら、くくりつけられたベッドの縁へ腰を下ろすと、目を細めながらつぅっと指先で首筋から頬へ掛けて謎裏あげていく。
触れると同時に、師団長に仕込んでもらった力が働き、現れた理由が脳裏に映像となって流れ込むだろう。
この催しの観客として、師団長が招かれたこと。
その書類を偶然見て、知ってしまったこと。
そして、止められない事実。
しかし、一夜だけならゲストへ差し出す贄という格好で取り上げることが出来ること。
脳内へ送った映像の中、師団長が静かに但しと付け加えていく合間、現実では彼女の手が服の上から胸元を撫で、腹部のラインをなぞりながら弄ぶように股座へと迫らせ……茎には触れず、また戻っていく。
「どっちが良かったかしら? 揉みくちゃにされるのと、じっくりと弄ばれるのは」
但し、祟り神に合う女として彼を扱わねばならない。
そして、密室であろうと、何処に聞き耳があるかはわからない以上、崩すことも出来ない。
そして、連れ出すなら、それらしい理由を作らねばならない。
つまり、『そういう話』の上で彼を焼く炎を弱めようとしていたのだ。
妖艶な女のまま、細い指が一つ一つボタンを外していく。
引っ掛け、穴を弾くように抜いていき、少しずつ開放しながら羞恥を煽ろうと。
■ツァリエル > 違うと否定されればだって……、と付け加えるが何か事情があるのだろうとその言葉を飲み込んだ。
そしてレナーテの指先から流れ込んでくる映像。
突如飛び込んできた情報に目を白黒させながらそれでもなんとなく
彼女がこの催事を知って、助けに来てくれたのだろうことを察する。
しかし……、助けに来てくれたとはいっても彼女の態度が変わるわけではなく
依然として妖艶な雰囲気のまま自分の体に手を這わせる。
レナーテの細い手指が体をひとなでするたびにひゃ、とくすぐったがるような声が漏れる。
「レナ……さんっ、だめ……くすぐったいです……。
や、助けて……。やだっ……恥ずかしいことはしたくないです」
身を捩りながら懇願するも、レナーテの仕草は相変わらず。
衣服のボタンが一つ一つ外されていけば羞恥に頬を赤く染め弱々しく首を振る。
やがて肌蹴た服から覗く褐色の、なめらかな肌がほんのりと桃色の染まっていくさまが見れる。
地下室の外気にぶるりと身を震わせた。
■レナーテ > 知っていて何もしない事はできず、出来ることも和らげる事もできるかも分からない答え。
口調は魔法銃の師範代を真似て、受けばかりだったところも、友人から借りたその手の本を一気に読み込んで覚え込んだ。
その甲斐あってか、指先での淡い愛撫にこそばゆさの悲鳴が聞こえれば、少しうれしくなり、クスッと微笑みかける。
「じゃあ……どういう事がしたいんでしょうかね…?」
普段のような丁寧な口調に変わりながら、耳元に唇を寄せて囁きかける。
艷やかに欲望に引っ張られていくのと、普段の自分のように、丁寧に甚振られる責め苦。
本にかかれていたマゾヒズムの性癖をなぞりながら、彼の好きな音を探る。
傷の無さそうな褐色肌が晒されれば、爪先が再びなぞりあげ、布地に隠れた胸元の先端へ迫る。
小粒の周囲をくるくると撫で回し、迫っていきながら離れ、再び迫りながら離れてと繰り返す。
その動きの中、唐突に先端まで指先を到達されると、きゅっと粒を絞り出し、淡く押しつぶすように中指と親指の間に挟んで可愛がる。
■ツァリエル > 「どういうことって……そんな……。んんっ……あぁ、だめぇ……」
甘く耳元で囁きかけられる言葉にぞくぞくと震え脳髄がとろけていくような感覚を覚える。
口調が見知ったレナーテのものに戻っても、まだ自分の体を撫で擦る手は止まってはいない。
胸元をくるくると指で撫で回されれば、たやすく先端は尖りを増す。
律儀に拒んでいたツァリエルも徐々に態度を軟化させ、与えられる刺激に思わず甘いため息をついてしまう。
と、突如として先端の粒を転がされ絞られ、指先で挟まれればきゅんと背筋が弓なりに沿って悲鳴をあげる。
「や! ぁあっ……っんんっ……ふぅっ……!」
ヒクヒクと体が僅かに痙攣し、胸から与えられた刺激が体の隅々に快楽を運んでゆく。
下肢を見ればズボンに包まれたツァリエルの性器がゆっくりと起ち上がり始めているのがわかるだろう。
白金の髪を揺らし、レナーテの指技に身悶えるツァリエル。
徐々に理性の灯火が瞳から消え失せ、潤んだ瞳でレナーテを見上げながら
「レナ……さぁん……やさしくしてぇ……」
そう甘えたような声音で身をよじりねだり始める。
立場が変わらないのなら、いっそ彼女の手で弄ばれたほうがずっと良かった。
肌を重ね、見知った優しい相手ならきっと悪いようにはされないとわかっていたから。
■レナーテ > 「……こうやって言われるのが弱いのね?」
丁寧に囁きかければ、それに上ずった声が響く。
見抜いたと宣告するように、艶やかなな音に戻して問いかければ、答えを求めるより先に指先が彼のまもりを崩していった。
身体に刻まれた淫猥な爪痕は、心が望まずとも熱を宿す。
ただそれは……後に自身の心を深く蝕むのも知っていた。
自身へ向ける蔑んだ心、穢れという絶望も。
肉棒が立ち上がっていくのを視野の片隅に捉えつつ、指が彼の理性を引き剥がせば、甘えるような声に薄っすらと笑う。
「素直にいい子にするなら……この声でかわいがってあげます」
彼が望むならと、意地悪げに囁く丁寧な口調。
身体をよじり始めれば、四肢を固定する拘束具を解いていき、衣類を脱がせていく。
一糸纏わぬ姿へと変えていくも、彼へ男として欲を唆らせるような瞬間は与えない。
ドレスから僅かに見える胸元も、太腿も、その奥や谷間も見せず、被虐だけで興奮を煽る。
四つん這いに体位を返させれば、動かないでくださいと囁いてから、ぬるりと菊座に何かが染み込む。
指先に取ったワセリンを窄まりへ塗り込むように、中指が可愛がり始めていく。
徐々に徐々に、そこを解すように指の腹を押し付けながら押し込み、指を飲み込む手前で引っ込めていき、二本に増やすと、再びマッサージを繰り返す。
飲み込めそうな感覚の瞬間……ずずっと一気に根本まで埋没させ、腹部よりの粘膜をなぞりながら抜いていく。
薬か何かのせいか、両性具有となった彼の身体を確かめ、内心少し驚きながらも、前立腺に当たる部分が指にぶつかるか、確かめるように緩いピストンを繰り返す。
■ツァリエル > あ……、と恥ずかしげな吐息を漏らす。
自分の中にある被虐の性癖を見抜かれてしまったようでかっと頬が熱くなった。
ぎゅっと目をつぶり、レナーテの視線から逃れようとするが全くの無駄である。
いい子にしていたら、もっと気持ちのよいことをしてもらえるのだろうかとわずかな期待と
それをはしたないと思う自己否定の心がせめぎ合う。
「……いい子に……するから……」
結局勝ったのは、被虐の心だった。
手足の拘束を解かれ、衣類をすべて剥ぎ取られてもレナーテに逆らうようなことはしない。
彼女のほっそりした体躯を眺める暇もなく、ひっくり返され四つん這いになる。
尻穴へと冷たい塗り薬が染み込めば、んんとか細く喘ぎが溢れる。
「や、そこ……汚いのにぃ……んん、ふぅ……んぁ」
少女に自分の不浄の穴をいじられていることが恥ずかしいのか、戸惑いながらも尻穴はたやすくレナーテの指を飲み込んでいく。
きつく狭い内部が彼女の指を熱く絡め取り、締め付けるようにひくひくと蠢いた。
おそらくその感触は何度か腸内を犯されたことがあるのだろうということをレナーテに伝えてしまうだろう。
両性具有の体、男性器の根本に隠れていた女としての秘部は今は隠されておらず、
桜色の花弁が物欲しそうにひくつき、徐々に湿っていくのが彼女にもみえるだろうか。
やがてレナーテの指が内部から前立腺を探り当て、押しつぶすように動けばびくんと大きくツァリエルの体が跳ねた。
「ひゃあんっ……!ああっ、やぁ……そこ、だめぇ……!」
かくんと力が抜けたのか自身を支えていた腕がふるふると震えて寝台に突っ伏してしまう。
■レナーテ > 変わらぬ普段の口調は、組合長の秘書らしく、丁寧に礼儀正しくあろうと自然と行っていたものだ。
その音で責められる事に、明らかな被虐の反応を示すなら、心から嗜虐的な欲を理解してしまい、クスッと笑う。
大人しく、静かな微笑み方。
だが、被虐に沈む思考には、それが男らしさの薄さに対する淡い嘲笑のようにも感じたなら、被虐の欲が深いことを示す。
「言いましたね? じゃあ…良い子にしなかったら、お預けですからね」
快楽を求める言葉、隷従への報奨というように髪をかき分けながら顔を近づけ、唇を重ねていく。
優しく重ねるだけの優しい口吻をすれば、静かな微笑みを見せながら、優しく白金を撫でて、甘い甘い飴を与えていった。
「汚い……ですか、では何で……汚い場所に指が簡単に入るんでしょうか? 汚いなら、誰も触れないでしょう?」
穢れていると言う割には、指をたやすく飲み込んでいく菊座をかき回す。
すんなりと飲み込む理由は、似たことをされた身としては分かるが、今は彼に快楽という痛み止めを流し込む。
反対の手が内股をなぞりあげ、肉びらを震わせるスリットへ何度も近づきながらも、離れていく、淡いタッチを繰り返す。
快楽の期待を煽りながら、前立腺の位置を探り当てれば、クスクスと少女のような悲鳴に微笑みつつ、コリコリとそこを指の腹で弾くように撫で続けた。
「良い子にするって……言いましたよね?」
先程よりも、わざと一オクターブ落とした声で囁きかける。
素直に受け入れるなら優しくするが、従わないならその甘味は失われてしまう。
否定の言葉へ問いかけながら愛撫を繰り返すが、反対の手は割れ目に近づきながらも、とうとう下げられてしまった。
肉棒にも、割れ目にも触られることがない。
代わりに優しく臀部をなで上げながら彼へ囁きかける。
「女の子の部分、ついてますけど……ずっとここだけ弄ってあげましょうか。…男なのに、女の子みたいに気持ちよくなって、ペニスを扱かれること無く……おもらしみたいに出すんです」
女としての部分を使うよりも、敢えて男の部分だけで女扱いを与えていく。
性器ではなく、排泄の穴を穿られて絶頂する屈辱。
被虐を煽る責めと言葉を繰り返していく中、触れられることのなかった自身の嗜虐が目覚めていく心地だった。
■ツァリエル > レナーテの静かで丁寧な口調が妙な圧を与える。
素直に従わねば、なにもかも取り上げられてしまいそうな微笑み。
それを目にして逆らう気は起きない。すっかり彼女に魅せられてしまっていた。
こくこくと小さく頷き、その静かな微笑みに従属を約束する。
と、彼女の柔らかな唇が自身のそれと重なり、甘く優しい口づけを施す。
びっくりしながらもそれを受け入れると、ツァリエル自身が驚くほど胸が高鳴りドキドキと鼓動が早くなる。
撫で付けられる髪が、気持ちよくてうっとりと目を細めてしまう。
「そ、それは……だって……あぁ……んんっ……はぁ……っんくぅ」
レナーテのほっそりした指が遠慮なく菊座をかき回せば
やがてそこは緩んで腸液とともにぬかるみ、物欲しそうにきゅうきゅうと指を奥へと引き込んで舐める。
女の部位へ何度もレナーテの手が行ったり来たりを繰り返せば、無意識の内に期待に満ちたそこが甘く蜜を滴らせ始め。
だが、決定的な刺激は与えられず、優しく内側から前立腺を責められるに留められればもどかしい快感が湧き出る。
「あ、ぅ……いい子に……します……だからぁ……」
ちょっと窘められて、落ち込んだ子犬のようにくぅんと鼻を鳴らす。
とうとう、肉棒にも割れ目にも触れられなければ音を上げて従順になる。
それは普通ならば屈辱的なことかもしれないが、レナーテの前でならこんな姿を見せてもいいと、どこかで自分が囁いていた。
「あ、あぁ……さわって……ください……。
女の子の部分も……、でもっでも……いい子にするって言ったから……
我慢っ……んん、できます……。
レナさんが……好きなように……さわってください……」
すっかり蕩けた尻穴は女性器とさして変わりなくその機能を果たすだろう。
排泄の穴は淫らに作り変えられて、おそらくそこだけで達することすら簡単だろう。
レナーテの望みを叶えたい一心で、腰を緩やかに振り彼女の返答を待つ。
男性器が揺れ、女性器がしとしとと内ももを濡らし始めた。
■ツァリエル > 【中断します】
ご案内:「王都マグメール 王城 地下調教室」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 地下調教室」からレナーテさんが去りました。