2017/11/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にルクレースさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からルクレースさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にルクレースさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にアーヴァインさんが現れました。
■アーヴァイン > 擽るようなタッチに震える身体、唇が離れて聞こえる安堵の声と表情に、此方も微笑み返す。
晒された純白のショーツは、甘く可愛らしい白のドレスと相成って、清らかな印象を強める。
汚したいと、男の中にある劣情がふつふつと沸き立っていく中、後ろから抱きすくめたまま愛撫を繰り返す。
「……ルークのマゾヒストなところは、言い得て妙だが可愛い感じだ。恥ずかしさに濡れていくのも……ひと目に晒されるのも、俺を通して興奮しているところがいい」
羞恥への倒錯感、そこから被虐性が顔を見せるなんてのは少々下世話な文献で見たことがある。
だが彼女のそれは、自身ではなく此方を通して増幅させているところが異なる。
それもあって、人前に晒すのは嫌がるだろうと避けていたわけだが、自慢されることに濡らすならもっともっとと、隠れていた悪い部分が動き出していく。
僅かにシミが浮かび上がるのが見えれば、彼女の手にスカートの裾を預け、両手は胸元へ。
レース飾りの多い胸元へ手を這わせ、なだらかなラインをなぞるようにしながらも、服越しに先端の位置を探る。
触れそうで届きそうなところまで近づけては遠ざけ、乳輪の辺りを服越しに円を描くようになぞっていく。
くすぶる様な欲情の熱を溜め込ませながら、欲望に飢えさせようとする。
「……今日は人前にさらしてしまおうか、本当に」
前回は幻想の視線と声に晒され、妖艶さすら感じる確かな微笑みを見せた。
現実の視線に晒したなら、どこまで歪むのだろうかと思えば、耳元へ擽るように囁きかける。
まだ下着を覗いた程度だが、彼女の欲情の欠片と可愛らしい格好の組み合わせに、肉棒の膨らみが白地ごしに伝わるだろう。
■ルクレース > 触れるか触れないかという、微妙な感覚に産毛が逆立つようななんともいえない感覚が生じて、ぁっ、と小さな甘い声が漏れる。
頬を羞恥に染めながら、鏡ごしに見つめ合えば体は彼の視線にさらに火照っていくようで。
「マ、ゾヒストに可愛い感じ、とか違いがあるのですか…?自分が、異質なことは自覚していますので…その、それでもアーヴァイン様に、自慢していただける自分であると思うと嬉しくて、貴方様のものなのだと鎖で繋がれると体が熱くて、もっともっと、全てを雁字搦めにしてほしい、と思ってしまいます…。」
羞恥による倒錯感は、確かにあるのだろうが、それすらも彼を通して感じて、被虐へと染まっていく。
三つ子の魂百まで、というがその被虐にはルークの生い立ちが強く影響していて、誰かの所有物であった意識と過去はルークの無意識に強く根付いている。
心が生まれ、彼を愛した今では駒であったときとは違うが、被虐の傾向として強くその影響が出てきていた。
鎖に繋がれ、彼のものだという安心感は、もっともっと肉体も精神も縛られることを望んでしまう。
そして、縛られ彼のものである自分を自慢されるのが嬉しくなって快楽となってしまうループ。
彼の手にあったスカートの裾を握るように促されれば、自ら下着を彼に晒す恥ずかしい格好になってもじっと足をすり合わせる。
胸元へと伸びた手は、レース飾りでボリュームが少し増しているそこへと指先がなぞるようにして滑っていく
「……――ンッ」
服の布でくすぐるかのような微妙なタッチで先端を掠め、乳輪をなぞるように円を描くように指が動いてぞわっとそこから生じる淡い快感に体を震わせ。
「…人前に…ですか…?あの、王城(ここ)で、ですか…?」
彼の言葉は、幻影に対してではなく実在する他人にルークを自慢するといっているのも同然で、耳元への囁きに彼の吐息が耳を擽り首を竦めながら、きゅっとスカートを握る手に力が篭る。
他人に痴態を見られるという不安と羞恥と、彼に自慢されるという快楽の魅力に葛藤が見えるものの拒否の言葉はない。
腰に当たる彼のものの感触は、より一層硬く熱くなっているようで、嬉しさにまた一段体が火照っていく。
■アーヴァイン > 月夜の様に静かな彼女から溢れる小さな嬌声。
隠しきれぬ快楽の証拠に、沸き立つ欲情に身を委ねたくなるが、今は笑みを浮かべながらもぐっと耐える。
もっともっと、彼女が蕩けて快楽に酔いしれた瞬間こそが、一番の交わり時だからで。
「そういうところだ。綺麗な自身が壊され、汚される瞬間に快楽を覚えるのもいるが…ルークは愛情に飢えたマゾヒストだと思う」
前者は破滅願望など呼ばれ、倒錯感を求める交わり。
だが、彼女のは何を原動力にするにしろ、自分があってこそというもの。
自分だけの人、それを求めるところが生い立ちの駒であるというのは、薄っすらと勘付き始めたところだろう。
指先が房の上を這い回ると、身体を震わせながら堪える鼻にかかった悲鳴に、スカート越しに押し付けた肉棒が小さく跳ねる。
問いかけた言葉に、不安げな声が響くと胸元に掌を添えながら、優しく抱きしめ直し、首筋へ顔を埋めていく。
「大丈夫、ルークが嫌がることはしない。ここでもいいが、俺とルークと知られると面倒だからな。少し河岸を変えようか」
否定はなく、羞恥と不安に満ちた問いかけを優しく解すように囁きかける。
祟り神が自身の妻を性的に弄ぶ…というのは、それらしいといえばそれらしいが、嬲るとも言えない責め方だ。
彼女も、自身がそうされたという事実を残すのを望まないだろう。
そう思えば、彼女の耳元に符号の力を込めて囁きかける。
『俺とルークは、これが解かれるまで他人に俺達だと気付かれない』
男女が性的な戯れに興じていた、他者にはそうみえども、彼とルークであるとは感じ取れなくさせる認識を変える符号。
羞恥を楽しむ今には打ってつけだろう。
今となっては自在に使いこなしつつある符号を、遊びにも取り入れながら発揮すれば、彼女の胸元を探る。
以前と変わらぬままなら首からピアスを袋に入れて下げている筈と。
■ルクレース > 「愛情に飢えた…今は、アーヴァイン様が私を満たしてくださっていますので、飢えてはいない、と思うのですが…。でも、もっともっとと欲が溢れてくるのは、やはり、飢えているのでしょうか…。」
不特定な誰かに、破滅的に痛めつけられ穢され、壊されることを望むマゾヒズムというのは性について最低限の知識しかなかったルークにはあまり想像できないが、彼の言葉を反芻して沸き立つ欲を思えばそうなのかもしれないと理解する。
指先が乳輪をなぞり、先端を弾くように動けばその度にぴくっぴくっと体を小さく跳ねさせながら、息を呑むかのようなか細い嬌声があがる。
腰にあたっている彼のものが張り詰めていくのがわかれば、ずくんと子宮と膣が疼くような心地で、じわりとショーツのシミが少し広がる。
「…ぁっ…ふ……っはい…。」
不安が混じる声に応えて、不安を和らげるように彼の腕がルークの体を抱きしめて、首筋に顔をうずめながらの言葉にひくんとまた体と吐息が震える。
王城内には、地下や王侯貴族の私室の一部にはそういった趣味のために使われる場所も数多く存在し、今のこの王国内であれば外での交わりや乱交も珍しくはない。
しかし、彼の祟り神としての立場を考えれば素性が明らかになるのは不都合が生じるだろう。
それを理解して、彼の言葉に頷くと不思議な響きのある声がルークの耳へと囁きかけてくる。
「…はい、アーヴァン様…」
符号をより確実に書き換えるために、風のようにルークの中に流れ込んでくる彼の声に頷き承諾する。
抱きしめていた手が、片方離れるとルークの胸元を寛げるようにしてドレスの胸元が探られる。
それほど探る必要もなく、胸の真ん中付近に硬い小さな膨らみの感触が彼の手に触れることだろう。
■アーヴァイン > 「そうかもな、だが不安から来る飢えではない。恐らく…もっと欲されたいと、愛されたいと、尽くしたいという欲望…といったところか」
だから可愛い被虐心だというのだろう。
考え、ひねり出すように言葉を綴れば、どうだろうかと確かめるように彼女を見やる。
そして、符号を強めるように頷くなら、間違いなく二人は二人として、他者には一時認識されなくなる。
ドレスの中に隠れたピアスのお守りを探り当てると、紐を摘んで引っ張り出し、中に収まったピアスを取り出す。
肉芽に嵌めるそれを手に取れば、中央の柱を外し、握り込むと、反対の手でシミを広げたショーツの上へ指を這わせ、濡れた境界線を囲うようになぞった。
「移動する合間……これが透けるぐらいに濡らしてもらおうか」
恥の象徴をもっと広げるように意地悪を囁くと、ピンと輪を手に、両手がショーツの中へ潜り込む。
器用に見えない中で肉芽を探り当てると、つぷっと銀環が皮を押しのけながら粒にはめ込まれ、そこに残った穴へ柱を通していく。
少しだけ捻るようにして差し込めば、蜜と粘膜を巻き込むように柱が入り込み、突っ張った粘膜がぱつっと柱から弾かれるように解かれていく。
強めに快楽の悪戯をしながら、バチンと音を立てて柱を固定する。
そして、紅玉の飾りが動く度に剥き出しの肉芽に擦れ、ショーツの布地も肉粒の先端を擦るだろう。
「さぁ、いこうか?」
ショーツから手を引き抜けば、指についた蜜を舐めとる。
薄っすらと微笑みかけながら囁やけば、先程まで着ていた赤いケープコートを被せ、自身もコートを羽織る。
そして、その手を握れば、夜の散歩へ連れ出すような足取りで、ゆったりと軽く、廊下へ踏み出す。
すれ違う貴族や王族、見回りの兵士達も王族の誰か程度にしか認識できず、当たり障りない挨拶をする程度だろう。
最も、彼女が腰砕けになったりと異常を示せば、反応は様々かもしれないが。
■ルクレース > 「……では、私は自分で思っていたよりもずっと、欲張りになってしまっているのでしょうね。」
駒は尽くすのが当たり前で、所有者が駒に何かを与えることはないし、それを望むこともなかった。
けれど、今は彼が沢山のものを与えてくれて、応えてくれるからもっともっと欲が生まれてくる。
符号が二人の姿を、他人の認識からずらすように定着すれば胸元を探っていた彼の手が、ほどなく首に下げていた小さな革袋を取り出す。
革袋の中には、紅玉のついた小さな銀のリングとともに見覚えのある装飾が新たに収められてた。
細いチェーンとその先に繋がる小さな鈴と水晶。
しかし、それの本体であるピアスは革袋の中にはない。
「――んんっ」
ピアスのシャフトを外しながら、ついと指がシミが広がったショーツのクロッチをなぞれば腰を跳ねさせてきゅっとドレスの裾に皺をつくる。
「ひっ…あっ…―――っっ」
両手がショーツの中に忍び込み、見えないのに器用に肉芽を剥いてしまいピアスホールを探り当てると、つぷりと粘液に濡れたそこにシャフトが通り抜けていく。
くちっと小さな水音をたてながら、パチンとシャフトとリングがハマり合えば、少しねじるようにされた粘膜と皮が弾けてびくりっと体がひときわ大きく震えた。
「…っぁ…はい…。―――っ、ふ…ぁっ…あ…」
指に絡んだ愛液を舐めとられれば、カァッと頬を赤らめ視線をさまよわせる。
赤いケープコートをかけられて、手をつなぎ恐る恐る歩き出せばぬるりと濡れたショーツの中で、リングの紅玉がショーツの布地と突っ張り合い、剥かれた肉芽がこりっこりっと上下左右に押しつぶされてしまう。
一歩、また一歩と敏感な場所から走る快感に立ち止まりそうになりながら、声を抑えるが彼が歩くペースを上げてしまえば、抑えきれなくなってしまう。
廊下を歩く中で、つぅとドレスの中で愛液が太腿を伝い、すれ違う衛兵や王族たちが、艶かしいルークの声にちらちらと、あるいはいやらしい笑みを浮かべて振り返っていく。
向けられる視線が、快感を感じていることを感じ取られてしまうことが、恥ずかしくて恥ずかしくて顔から火が出そうな心地だった。
■アーヴァイン > 「可愛い欲張りさんだ、それにその飢えが噛み合うなら尚の事良い」
尽くすだけで与えられなかった彼女が、与えられる愛情を求めて一層尽くす。
依存的だと言えば不健康な響きだが、それぐらい求められることに喜びを覚える自分もいる。
お互いに満ちるなら何よりだと満面の笑みで囁くと、ピアスを手に取るが…何故かもう一つのピアスはない。
代わりに残されたのは飾りだけ、呆け気味に唇が小さく開かれるも、弧を描く様に唇が閉ざされると、ピアスを嵌め込んでいく。
「……いつから着けてるんだ? ここのは」
以前、傷だらけにするのを躊躇いながらも、更に爪痕ととして残したピアス。
それが嵌っているだろう先端を指先でつまみ上げながら問いかける。
廊下を歩く最中に、悪戯に責め立てれば、偶然通りかかった城内の兵士が一瞥するだけに留めながら通り抜けていく。
符号を小さく紡ぎ、視線が刺さる度に、その主の声が彼女へ届くように仕向けた。
どこぞの御令嬢か、恥知らずなマゾってやつだな、あれは。
蔑んだような言葉を心のなかで呟く兵士だが、再度一瞥すると、そのまま通り過ぎていく。
その視線と共に聞こえたのは、ああいう大人しそうでマゾいと、幾らでもヤれそうだという、欲望の声。
犯したくなるほどの色香だと暗に告げる声を聞かせれば、再び歩かせる。
滴る蜜に、そこの奴がいなきゃヤッちまいたいところだのと、彼女を求める声は多い。
真っ白な甘ロリの格好も、人形みたいだと中々に好評な声も多い。
城を抜け、富裕地区の方へと抜けていけば、刺さる視線と声は更に増えていき、辿り着いたのは高級娼館の並ぶ通り。
そこの隅にある地下店舗への階段を下り、ドアをくぐれば、薄暗い部屋の中はソファー席とテーブル、傍には開けた一角といった、妙な酒場へとたどり着く。
格好も一様にバラバラだが、不特定多数の視線というところは満たされていよう。
■ルクレース > 「……ありがとうございます…。」
生まれた欲を、依存的ともいえるそれを否定するのではなく肯定する言葉に、安堵が生まれる。
こういうとき、どのように返したらいいのだろうかと少し考えて出たのはお礼の言葉だった。
革袋から彼の掌の上にピアスが取り出され、それとともに出てきた飾りだけになっている状態のものにドキリと心臓が跳ねる。
「…っぁっ…っん…その…ピアスを、開けていただいた後から…ずっと、です…。―――っ」
きゅっと先ほどの触れるかどうかのタッチングよりもしっかりと、先端をつまみ上げられると嵌ったピアスが捩れて電気が走るような刺激を生み出していく。
びくっと体を震わせたのは、その快感とイタズラを見つかったような子供ような心地になったためだ。
バレてしまったことに、しどろもどろになりながら彼の質問に答えていると、兵士がひとり傍を通り過ぎていく。
「(な、に…声、が…)」
密やかに紡がれた符号が、兵士の脳裏に浮かぶ言葉をルークへと届けてくるのに思わず兵士の方を振り返りそうになって、思いとどまるが視線に動揺が現れていたことだろう。
一度目に聞こえたのは、蔑むような声でいたたまれない恥ずかしさに見舞われる。
二度目に聞こえたのは、蔑みの中にある欲望の声で視線をせわしなく彷徨わせて、アーヴァインを見上げた。
瞳は快楽と羞恥に潤んで、頬は真っ赤に染まって息が少し乱れている。
再び歩き出せば、小さな甘い声がどうしても漏れてしまい視線を集めていく。
その度に、自分のものにしたいなど欲望の声が聞こえて、耳まで真っ赤に染めながら声が聞こえるたびに彼を見上げていた。
城を抜け、富裕地区へと差し掛かる頃にはショーツがぐっしょりと濡れて、割れ目に張り付いて太腿にいくつも筋になった愛液が伝い落ちていた。
「あ、の…ここは……?」
はぁっと溢れる吐息は甘く熱い。
入ってきたアーヴァインとルークへと、先に店の中にいた他人たちの視線が集まってくるのに戸惑いながら、彼に問いかけていた。
城下が初めてというわけでもないが、ルーアッハの侍従として仕えるようになって以来、彼に付き従って城下にくることはあってもこういった店に入ることはなかった。
物は城で大抵揃うし、彼に仕えるようになってからは必要なものは集落で購入することが殆どで、城下の雰囲気や空気は久しぶりの感覚だった。
それを差し引いても、地下にある店内の雰囲気はルークのあまりしらないものだった。