2017/09/18 のログ
チューベローズ > 一人というのも退屈。
そんなことをぼんやりと考えながら硝子戸からこぼれてくる音楽をぼんやりと楽しみながらゆっくりとアルコールを味わっている。

といってもシャンパンであり、酔うほどの物でもなく…。
中にはいまいちそそる人物もおらず、ため息を零す。

チューベローズ > そして少女は再び貴族たちの集まる坩堝へと戻っていくのであった。

少しでも早く終わることを祈りながら。

ご案内:「王都マグメール 王城」からチューベローズさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にコンスタンスさんが現れました。
コンスタンス > (王子、王女の中でも、同じ年頃の者たちは、未だ賑やかな夜を楽しんでいる時刻。
夜会だの舞踏会だのと名を変えた乱痴気騒ぎに興味の無い己は、早々に私室へ引き上げ、
附設されたバスルームで身を清め、のんびりとバスタブに浸かって、
濡れた裸身にバスローブを纏い、髪をタオルで乾かしながら寝室へ戻る。

灯りは既にベッドサイドのランプひとつ、今宵は水差しもグラスも用意されていて、
外へ声を掛ける必要も無い。
其処まで確認するうち、ぞくりと背筋へ悪寒が走って、そっと己が身を抱き締めて唇を噛み)

――――馬鹿なこと。

(こんな風に怯えるなんて、全く己らしくない。
もう二度と、無防備に扉など開けなければ良いのだ、と思うのだけれど、
身体の震えは容易に鎮まる気配も無く―――溜め息さえ、微かに震えて)

コンスタンス > (髪は未だ生乾きだけれど、此の儘では心の底まで凍りついてしまいそうだった。
タオルをサイドテーブルの片隅に置き、ローブを脱ぎ落として夜着に着替える。

潜り込んだベッドの中、胎児のように身を丸めて目を閉じたけれど、
眠気は未だ遣って来る気配も無い。
其れでもきつく目を瞑って息をひそめていれば、いつかは、と――――。)

ご案内:「王都マグメール 王城」からコンスタンスさんが去りました。