2017/07/07 のログ
アーヴァイン > 背後から一気に貫くと、蜜が床に飛び散り、卑猥な飛沫からは愛蜜特有の香りが広がっていく。
師団として使っている部屋で彼女を抱くなど、そこまで我慢が効かなかったことはなかったが、今日はまるで違う。
揺れる乳房に興奮し、鷲掴みにして揉みしだきつつ、先端を指で転がし。
その合間も引き締まった腰回りを引き寄せるようにして貫き、乾いた音と水音が幾重も重なり合う。
ねちっこく充血してきただろう子宮口を突き上げ、ぐりぐりと押しつぶし、強烈な締め付けでしごかれる度に肉棒がビクビクと痙攣する。
ここかどこか、それも分かった上で貫いている事を紡ぐ言葉が知らしめていく。

「誰か来たら…ルークの厭らしいところが見られてしまうな? もっとも…最近は、ルークを欲している輩もいるようだが…」

今までは男とも女とも着かず、愛想のない姿で疎ましく思われていたことだろう。
しかし最近は女になり、細くも丸みを帯びた体付きや、可愛らしい格好は仕事柄顔を合わせる貴族達の目にもとまる。
今までとは違う、張り付くような視線。
そして何より、符号を読めるようになって副次要素として得た力も重なればそれは確証になる。
触れた肌から自身の記憶に彼女の意識を符号を紡いでつなげれば、彼らの声に本性を交えた声を届かせる。

『あの細い体に女らしさが出ると、これほど浚いたくなるとは』
『あの落ち着いたきれいな顔を、薬漬けにして喘がせて、壊したくなる』
『俺の子を孕ませて、腹が膨れた姿はさぞ卑猥だろうな』

彼女へのお世辞言葉の裏に隠れた、男としての本性を聞かせる。
それでも手を出されないのは、彼女自身の強さと、祟り神の恐ろしさ故だろう。
それさえなければ、貪り尽くされ、壊されてしまいそうなほどに欲するものがいる。
彼女がまだ足りぬと言い続けた女らしさは、欲を掻き立てるほどだと教えながらも、片足を持ち上げ、犬の立ち小便の様な格好を取らせた。
鏡にははしたなく股を広げ、ハートの茂みと結合部を晒す、扇情的で愛らしい、彼の月の姫君が映し出される。

「ルークは俺だけものだ」

誰にも渡さない、奪わせないと小さいながらに強い欲望を囁く。
ピストンは更に加速しつつ、不意に乳首と肉芽を捕まえて、グリグリとこすり合わせながら淡く捻る。

「…性奴隷とかのここに…ピアスを付ける奴がいるが…今なら気持ちがわかる。これは俺のものだと、爪痕を残したい…のかもな」

犯され、茂みを刈り取られただけでも狂いそうな嫉妬が沸き立った。
そうなる前に全て奪い尽くしたい、傷だらけにしてしまいたい。
そう思うと一回り膨れていき、脈動は加速する。
先端を一番締まりが良くなる入口付近に集中させると、小刻みにそこでしごき始めた。
子種をぶち撒ける一つ手前の加速、ぞりぞりと亀頭がそこをこじ開けるように穿けば、陰嚢から煮えたぎる白濁が上り詰めていくのがわかった。

ルーク > 「んっっぁっ…ふぁっ」

掻き出すような激しい抽挿に、愛液が飛び散っていく。
そうすれば、愛液の匂いと果実のような甘い香りがより濃く広がり子宮口を突かれ、膣を激しく擦り上げられる感覚とともに音と匂いが官能を刺激する。
誰かが来るかもしれないこの場所での情事に、部屋にいきたいと言わなかったのは彼のぬくもりにルーク自身も飢えていたからで。

「んっ、ぁっ…アーヴァインさ、ま以外に、このような姿を、見られるなんてっぁっ…んんっ…私を、欲して?――っ」

ここが私室とは違い、誰かがくる可能性のある師団の執務室であることを彼も分かった上で情事に及んでいる事を彼の言葉が示す。
誰かきたら、と意地悪に紡がれるのに誰か来ることを想像してしまったのかきゅうっと膣の締めつけが一層強くなる。
主以外の他人に、まだ興味を抱くまでに至っていないが女性らしい格好をし始めてから男からの視線に変化は感じていた。
張り付くような、衣服の下を見透かそうと舐め回すように感じる事さえある。
彼に取り入ろうとする貴族が、彼を通して今までは気にもとめなかったルークへとお世辞の言葉を投げかける機会も増えた。
その言葉の裏側に隠された声が、触れた肌から彼の記憶として伝わってくる。
ぞわりと背筋に走るのは、覚えのある感覚。

「――あっ、やっ…んんっぁっ」

ぐいと片足が持ち上げられて、鏡に卑猥に形どられたハートの茂みと結合部が晒し出される。
不安定な姿勢に口を押さえていた片手もテーブルにつくしかなくなってしまう。
必死に声を噛み殺しながらも、視界に映る光景に彼に貫かれているという事実にぞくりとしたものが走り抜けていく。

「ひっ、あっ…あっ、だ、め、です…そんな、擦られると声、がっあっ――っ」

足を大きく広げられた状態のまま、突き上げられ敏感な胸の先端と肉芽が指の腹でぐりぐりと擦り上げられるとぶるっと体が震えるほどの快感が走り抜ける。
生理的に溢れる涙が琥珀の瞳からこぼれ落ちていく。
ずるりと大きく引き抜かれる動きのあと、入口付近を小刻みに擦りあげて抽挿の速度があがっていくのにルークの中でも快感が弾けそうになっていく。

アーヴァイン > 「寧ろ見せつけてやりたいぐらいだ、こんなにいい女だったのに気づかなかった…愚か者たちに」

そんな愚か者たちが抱くのは、彼女を牝として捉えた欲望の声。
可愛らしい衣装を剥ぎ取り、牝に変えて貪り尽くしたいと。
彼と違うのは勝手な欲望というところだろう。
愛し、欲情し、興奮しきって貪る飢えとは違う。
食い潰すことを楽しむ輩の欲望は少し、彼女には怖いかもしれない。
けれど、彼らの言葉に繋がるの一節に共通がある。
けれど、祟り神に睨まれるのはゴメンだと。

「細いからかな…こういう格好を取らせると異様に卑猥に見える、体も柔らかいし…俺のためだけに、卑猥なことをさせたくなる」

戦うために柔軟になった体を、性を貪るために使わせる。
意地悪にも更に片足を持ち上げて、Y時開脚のように広げさせれば、ぱっくりと結合部が広がり、蜜が溢れかえるさまが丸見えとなる。
そのまま小刻みに擦り続けると、亀頭が熱を溜め込んで熱くなり、もっともっとと奥へと差し込む。
全体をぬかるみに沈め、大きなストロークを繰り返すと、限界は秒読みだ。
ぶちゅ、ぐちゅと何度も何度も貫き、そして…ぐっと詰まったような呼吸の声を零すと、ぐいっと鈴口と子宮口の窪みを密着させた。

「っ……! 孕め…っ…!」

跡継ぎなどどうでもいい、ただ、愛しく感じる彼女に、最大の爪痕を残したくなる。
濃厚な白濁が一気に吐き出されると、その快楽に体をぶるりと震わせながら押し込み続ける。
どろどろの粘液がその細い通り道を突き抜け、子袋いっぱいに広がっていけば、言葉通り孕ませかねない量がぶちまけられる。
緩くピストンして余韻を更に深めながら、もっともっとと貫き続ければ、二度三度と勢いの衰えぬ脈動と射精の後、僅かに硬さを失った肉棒で膣内を埋め、ぎゅっと抱きしめながら足を開放した。

ルーク > 「はっんっ…ぁっ…お、ろか、なのは、私も同じかも、しれ、ませんっぁあっ、アー、ヴァインさま、に守って、いただい、ていたことに、気づかなくて…んんっ」

牝として貶め、辱め、貪り尽くしたいという醜い男たちの欲の声を伝えられて、そして最後にその行動に歯止めをかけているのは彼という存在があったという事を知る。
愛し、慈しみ、ルークという個を尊重しての交わりを求められるのがいかに大切に思われているか、比較する事でより実感することができる。

「ひんっ、あぁ…っひろが、て…っっ」

ぐいと、更に片足を持ち上げられる。
がくりとテーブルについていた手から力が抜けて、上半身の側面をテーブルに押し付けられるようにして片足が体につくかと思うほどに持ち上げられる。
柔軟な体はそれでも苦痛を感じる事なくそれによってより広がる結合部に、感覚が変わって締め付けようとする膣がはくはくと蠢くさまが鏡に映し出される。
愛液がかき混ぜられる音に、開いたことにとって空気が弾ける音が更に派手に響き頬を真っ赤に染め。
小刻みな入口付近での抽挿は、次第に奥へ奥へと入り込んで大きなストロークで膣壁を擦りたてる。

「―――っあっあっあっ」

ぐりゅっと子宮口へとねじ込むかのように、その先端を押し込まれてルークの中の快感の箍が外れる。
びくりっびくりっと大きく体を痙攣させながら、一気に中に溢れかえる熱精を受け止めていく。
密着した子宮口から子袋へと全て注ぎ込まんとする勢いで溢れるその熱に、懐胎を望むかのように膣壁は強く締めつけて全てを搾り取ろうとするかのよう。

「――はあっ、はぁっっアーヴァイン様…んっ…」

足を解放され、びくっびくっと絶頂の名残に体を震わせながら、抱きしめる彼の首筋へと上半身をひねって腕を絡めていく。
そして、近くなった顔を更に引き寄せるようにして唇を重ね。

アーヴァイン > 「そんなことは…気にしなくていい……もっと、愛らしい女になったら、そうしないと奪われかねない…誰にも渡したくない、俺の我儘だ」

今のような力がなければ、今頃壊されてしまっているかもしれないほど。
それを望まなければ、誰にも触れさせたくないという強い欲望が、いっそう周りを威圧する。
不器用なりな微笑みも、愛情の表し方も全てが愛しい。
苦笑いで頭を振るものの、寧ろ縛り付けていやしないかと思うほどだ。
愛しさを伝えるように、奥底をノックし続けた。

「わざわざ…腕利きの女騎士を潰してでも、こんなことさせるために…抱くやつがいるらしいからな」

戦う靭やかさを性処理に使わせたい。
高貴さを感じる力を白濁に沈めたいと、不思議ときれいなものほど汚したくなる。
温和な彼にも、愛する彼女に向けてそう思うところもあるらしい。
はしたなく股を広げさせたまま抉り続けると、荒くなった吐息が耳元に幾度の掛かるだろう。
ピストンする度に、いつの間にか膣内へ酸素を送り込んでいるわけだが、それも知っていて卑猥に抉っていく。

「っ……」

搾り取ろうとするように締め付けてくる膣壁に、尿道に残った残滓の一滴すらも絞り出されるように、深く心地よい快楽が長い余韻を残す。
此方へとキスを求めるならば、繋がったまま彼女を反転させ、向かい合わせにして唇を重ねていく。
互いの体の間をたたませた足を通り抜かせる、少し窮屈な動き。
何度も重ね合わせ、啄むようにキスをする最中、ずるりと肉棒が抜けていく。
あふれるであろう白濁と一緒に、奥に送り込んでしまった空気も外へあふれようとするはず。
クリーフなどと呼ばれるそれは、破裂音のような水音をはっきりと響かせるだろう。
音が響けば唇が丁度離れ、その顔をまじまじと見つめることとなるが。

ルーク > 「んっ…有難う、ございます…。そのように、想って頂けて嬉しい、です。」

独占したいと、周りを威圧するほどに想われているのに嬉しさが溢れる。
彼の周りを見れば、より魅力的な女性は多く、女性のほうから寄ってくるだろう。
絶頂を迎え、彼の熱を胎内に受け止めて漸く答える余裕が生まれる。
絶頂の余韻に震え息が荒くなりながら、胸に溢れる嬉しさは表情ににじみ出て微笑を浮かべていた。

「…爪痕を残したいとおっしゃいましたが、貴方様がそう望まれるなら私は、嫌ではありません…。それと、貴族の言葉と一緒にイメージも流れてきたのですが、アーヴァイン様もああいう事をしたいと思うことがあるのでしょうか」

性奴隷に自分のものだと爪痕を残す気持ちが分かると、行為の中で聞こえた彼の言葉にそう答え。
貴族の男たちの世辞に隠された本音が流れ込んできたときに、一緒に掠めるように流れたイメージは、自分のものを銜えさせ精を飲み込ませるものから、性具をずっとつけっぱなしにさせるもの、ショーのように公衆に見せつけての卑猥な行為など。

「んんっっ…あっ…はぁ…んっ…」

キスを求めると、繋がったままで体を反転させられまた膣の中にあるそれが、中をえぐってびくっと体が震えて声が出てしまう。
絶頂とその感覚の余韻に体を震わせながらも、何度も唇を重ねては甘いくちづけを交わす。

「っ――っあぁっ…き、かない、でくださいっ…っんっ」

ずるりと中からそれが抜け落ちると、白濁が溢れ出してくるのと同時に、中に押し込まれていた空気も溢れてくる。
破裂音は、まるで排泄の音のように響きそれを見計らったかのように唇が離れまじまじと見つめられるのに、頬を真っ赤にそめて顔を隠そうとする。
その間にも溢れてくるものは止められず、音が響いていく。

アーヴァイン > 「俺こそ……俺のために、こんなに可愛らしい娘になってくれて、ありがとう」

人らしく笑って欲しいと思っていたのが、今では見せてくれるその微笑みを、自分だけに微笑みを見せてほしいと願い、独占したくなる程。
ずっと抱きしめていたい、可愛がり続けたい。
そう思う反面、男としての欲望は残り続ける。

「っ……それは、その」

問いかけてきた言葉の意味はすぐに察し付いた。
両手を後手に拘束して、白濁を飲ませて、唇と膣、菊座を性処理の道具のように貪り続ける責め苦。
梁型を入れっぱなしにして、常に熱に浮かせる責め苦や、晒し者にするようにして貪り尽くすもの。
それが鮮明に見えたとしたら…恐らく、している者からみる一人称視点だろう。
珍しく破顔して慌てふためいたように視線を散らすと、ぎゅっと抱きしめた。

「……俺も男というか、結構盛り付いた父親の血が混じっている。多分見たのは、時折ルークにしたくなる…ことだ」

可愛らしいいつもの格好のまま拘束して、ずっと性に沈めたい。
見せびらかすようにして抱きつくし、それこそ孕ませてしまいたい。
愛するほどに深く貪って、壊してしまいそうなほど傷だらけにしてしまいたい。
隠していた一面が伝わっていくと、困ったように視線をそらしながら、どうしたものかと狼狽えるほどだ。

「……無理だ」

それを崩したのは、引き抜いた後の彼女の反応だった。
びちち と汚らしい音に近いそれは、彼女の顔を真っ赤に染めている。
寧ろもっと聞きたいというように軽く腹部を押し込んで絞り出し、厭らしい音が聞こえるなと耳元に囁いて、意地悪を一層深くしてしまう。

ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」からアーヴァインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」からルークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」にルークさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」にアーヴァインさんが現れました。
ルーク > 「そう、なのですか…聞こえる声の主のイメージなのかと思いましたが、貴方様がされるのであれば…」

イメージのことを告げれば、彼にしては珍しく狼狽えた様子を見せる。
見えたイメージは、やっているものの視点でルークの姿を捉えたものだったためイメージを抱いている主は分からなかった。
てっきり貴族のものが流れ込んできたのだと思っていたが、彼の言葉が彼自身が抱くものであることを告げる。
子を宿すための作業としての性知識しかないルークにとっては、初めて見る光景であったが彼が抱いているものだと知れば
嫌悪感はわかずに体が熱くなるような気がする。

「――ぁっ…んぅっ、お腹、押さないでくだ、さい…っ溢れて、また音、がっ」

しかし引き抜かれたあと、狼狽えるのはルークの番となってしまう。
空気を含みながらの粘液が溢れる音に顔を真っ赤に染めれば、それを助長するように彼が軽く腹部を押してくる。
ごぷ、びちち、と粘液の中で空気が弾ける音が更に響いて塞ぐもののなくなった膣から泡立つように精が溢れてくる。
耳元に囁かれる言葉は、それを更に自覚させて羞恥を強めるが溢れてくるものをどうすることもできない。

アーヴァイン > 「……いいのか?」

まだ性に慣れ始めた彼女に、激しすぎるほどの内容を求めるのは幾らなんでも早すぎるだろうと思っていた。
思っていたよりもすんなりと、自分であればと認めてしまう彼女に、逆に心配になってしまう。
自分のために無理をしていないだろうかと、こうして、少し意地悪な責め苦では地雷を見せてくれるだけでも…満たされはする。

「恥ずかしい音で随分と可愛い顔をするものだ……ルークは綺麗だ、性にも不慣れで、知らないことも多い。ずっと抱きしめて可愛がりたくなる…だが、その反面、自分だけのものだと、傷をつけて、意地悪をしたくなる」

泡立つ白濁が溢れれば、そこに指を添えてすくい上げる。
どろどろのそれを彼女の口元へと運べば、突きつけるだけでそれ以上は求めない。
口にして、舐め取って欲しい。
暗にそう示すが、彼女が嫌がる顔は見たくなかった。
選ぶかどうかは彼女に委ねつつも、再び硬さを取り戻す肉棒は、彼女の下腹部を軽く叩く。
卑猥な音の響き、恥じらいの顔、それら全てに興奮して、吐き出したばかりなのに、脈動を繰り返しながら柔肌にぶつかっていく。

ルーク > 「はぁっ…貴方様が望まれるので、あれば…」

問いかけの言葉に、そう返事が返る。
彼が望むのならば、自分はどうなってもいい。
生まれた時から駒としての扱いしか受けず、またルーク自身も駒として意志のない人生を送ってきた。
それ故に、主の意志を最優先に考える意識が根強い。
しかし、彼の続いた言葉に頬を真っ赤に染めながら言葉は続く。

「…人としての在り方、女としての在り方はまだ知らない事の方が多いのだと、思います。もっと、貴方様にも気持ちよくなっていただきたい、と思います…。」

与えられるばかりでなく、彼にももっと気持ちよくなって欲しいと想う心を、不器用な言葉で告げる。
膣に入り込んだ空気もあらかた押し出されて、泡立った白濁が秘裂の周囲にあふれかえっていることだろう。
それをすくい上げた彼の指が、口元へと運ばれるとその意図は伝わる。
琥珀の瞳が一度、戸惑うように彼の顔へと向けられるとおずおずと舌を伸ばして指に絡む白濁を舐める。

「ん…はぁ…少し、苦いような味が、します…」

白濁の独特の味と臭気に、自然と眉根が寄るが舌を彼の指に絡めてそこに付着するものを舐めとっていく。
脈打つように硬さを取り戻した彼のものが、肌にぶつかる感触にまたルークの体も熱く火照りを感じていく。

アーヴァイン > 自分が望むのであれば、彼女ならそう言うだろうと分かっていた言葉でもある。
けれど、彼女に無理を強いていないかと、強請りながらも心配になる。
愛して、壊したくなり、でも甘い距離にいたい。
我儘だと思いながらも、体を抱き寄せて密着したまま意地悪に責め立てる。

「……分かった、でも無理はしないでくれ?」

きっと嫌だと思っても飲み込んでしまいそうだと思えば、そんな留め金を一つ囁いた。
白濁を突き出すと、戸惑い気味に舌を這わせる仕草は、妙な背徳感があり、下腹部に当てた肉棒がびくりと跳ね上がる。

「素直でいい子だ…無理なら無理に舐め取らなくていい。違う意地悪の仕方もあるから、大丈夫だ」

白濁が舐め取られていくと、覚悟を決めたような言葉のわりに素直な声が響く。
クスッと微笑みながら黒髪を撫でると、そのまま下腹部にある茂みへと手のひらを重ねた。
ついっとなぞるのはハートの輪郭、以前赤く染めようとしてしそびれたままだった部分。
そこをなぞりつつ、符号をその目に捉えると、耳元にいつもよりハッキリとしたあの声で囁きかける。

『ルークのここ、淵の部分を赤く染めてもいいか?』

染料ではなく、符号で染めてしまおうと囁きかければ、冷たい風あの時のように体の周りに漂うのが分かるはず。
ただでさえ恥ずかしい形をよりくっきりとさせる染毛の問いを掛けつつ、しゃりしゃりとそこを撫で続ける。
頷けば、赤いインクが染み込むように、自然とそのラインだけが赤く染まるだろう。

ルーク > 「はい。ご希望にそえない時は言います。…けれど…その…。私が叶えられなかった事を他の方で満たされる事があるかもしれないと思うと…その…」

無理をしないでと告げられる言葉に素直に頷くものの、少し言い淀みながらルークは口を開いた。
自分が満たせなかったものを、他の女性が満たすことができるかもしれないと考えると、胸の中にもやもやとした感覚が浮かぶ。

「いえ…ん…大丈夫、です…。違う意地悪、ですか…?」

戸惑いながらも、苦みのある独特の味のそれを彼の指から舐めとると、こくんと白い喉が上下する。
ハート型に整えられた茂みに手のひらが重ねられ、その形になぞられるとひくんと体が震える。
茂みの輪郭を再度自覚させられ、恥ずかしそうに頬を染めていると以前にも聞いたあの声が耳へと入り込んでくる。
ひやりとした風が、周囲に漂いルークの体の中へと入ろうと動いている。

「――んっ…ぁ…はい…っ…」

風が漂うなかで、さわさわと彼の手が茂みを擽るのにぴくっぴくっと敏感に肌を震わせながら、その言葉に頷けば冷たい風が体の中へと入り込んでじわりとインクが染み込むかのように茂みの淵が赤く染まっていくか。

アーヴァイン > 「あぁ、そうしてくれ。けれど……?」

素直に頷く様子に少し安堵していたが、言いよどむ言葉の先を問えば、溢れたのは嫉妬の言葉だった。
心を得てからの感情の成長は、あっという間と言わんばかりにいろんな気持ちが芽生える彼女に、嬉しそうに微笑みながら頬を撫でる。

「ルークに出来ない激しいことを受け入れてしまう、他の女。ルーク以外に、優しい言葉を掛けられ、愛される他の女…それを浮かべて胸が苦しくなるなら、それは嫉妬だ。愛するが故に、俺に近づく他の女が赦せない、拗れた愛情だ」

男からすれば女の嫉妬など面倒だと一蹴することが多い。
けれど、彼女の気持ちならばそれが嬉しかった。
満面の笑みでその気持ちを受け入れれば、抱きしめつつ、あの声で体を書き換える言葉を囁く。
頷くと同時に、冷たい風が体の一部…妙にハートの輪郭だけ冷たくなるので、更に意識させられるかもしれない。
赤く茂みの一部を書き換えると、後ろから抱きすくめるようにして鏡に振り返らせた。
くっきりと赤い線でハートの輪郭が描かれると、真っ黒な茂みよりも、その形がよく分かるだろう。
それだけ、誰の目に見てもそう整えたとしか見えないほどに。

「あまり奴隷されて踏みにじられる女性を見ても、深く興奮したことは無かったんだが……一つだけ興奮したことがある」

抱きすくめたまま、彼女の肌に触れつつ、自身の符号を少し書き換えて、彼女に記憶の映像を脳裏に映し出させる。
周りの景色からすれば、かなり前の記憶だと分かるだろう。
王国軍の軍人たちが女を楽しむ歓楽街の中で、妙に静かなショーがあった。
貴族の男が、まだ垢抜けない少女を縛り、何かを囁いては震わせ、はしたない格好や、卑猥な言葉を口にさせていく。
更には大股開きになりながら放尿するところすら晒し、最後には自ら蕩けた声で肉芽にピアスを強請る。
乱暴も、薬もない、ただ少女の性癖を言葉巧みに引きずり出して甘く卑猥な感情に沈めて被虐趣味に耽けさせた。
酸に溶かされるような少女の痴態を静かに見ているのも、野次が無作法になるほど、男と少女の空間が甘く確かだったからか。
唯一主従という交わりの中で、彼が興奮したのは、甘く壊してしまう、ここらでは珍しい在り方。
それを記憶の映像として伝えていけば、どうだろうかと彼女の様子を確かめていく。

ルーク > 「これが嫉妬…」

胸に浮かんだもやもやとしたものの名を告げられ、もやもやと形の無かったものに嫉妬という形が生まれる。
どちらかといえば、負の感情に分類されるそれに彼の負担や嫌悪に繋がらないだろうかと顔を見やれば、嬉しそうに彼は微笑んでいた。
頬を撫で、抱きしめられながら符号を受け入れると体に入った冷たい風は茂みの周りにハートの形を描いて渦をまくかのように感じられる。
そして、くっきりと白い肌との境目に赤いラインでハートが描かれてしまう。

「――何か、見えて…ぁ…」

彼が奴隷の女性を見て興奮を覚えたという一幕。
縛られた少女が、貴族の言葉で甘く蕩けていく様子がみえる。
そしてはしたない格好や、卑猥な言葉が少女の口から出て排泄の恥を晒し、自ら肉芽にピアスを望む被虐に沈む。
一方的な男の欲望をぶつけ、少女を食いつぶすのではなく少女自身が望み被虐に甘く蕩ける様子は女の自分から見ても嫌悪を抱かず、むしろ体が熱くなるように感じる。
その証拠に、白濁の溢れる秘裂からとろりと愛液が染み出し、吐き出す吐息に熱が篭って頬が紅潮しているのが彼の目に映るか。

アーヴァイン > 「あぁ、嫉妬だ。ただその感情の強さに振り回されないように気をつけたほうがいい。嫉妬するというのは、ルーク以外の誰かを俺から遠ざけたくなる事でもある。それこそ…相手の生命を奪ってもと、思うほどだ」

嫉妬の感情を説明しつつ、不安げに見上げる彼女を見やれば、その気持ちの白黒をすべて伝える。
好きだからこそ感じ、好きだからこそ他者を壊したくなる。
その気持ちとの折り合いの付け方を教えるかのように、脳裏に浮かばせていく記憶は、彼女の好みにも噛み合ったようだ。

「……ルークは思っていたより、マゾヒストみたいだね。濡れてきている」

滴る蜜の部分だけに触れれば、ねっとりと糸を垂らしていく股ぐらの様子を鏡に映し出す。
愛され、可愛がられながら狂わされる被虐の宴。
それに濡らすならと、脳裏に音さえも響かせた。
少女が自ら肉芽を晒し、白色に近いほど綺麗な肉粒に針を通される瞬間だ。
激痛の悲鳴、音が掠れるほどの悲鳴と同時に、苦悶に喜びの笑みを浮かべてしまう。
ここを潰されたら、もうお嫁に行けないと言う割に、男にその必要はないだろうと言われれば、蜜を滴らせる。
他者から見れば狂った光景と言葉を聞かせ、彼女の被虐心を煽っていく。

「ルークをこんな風に縛りたいと思ったことがある、身も心も綺麗なままなルークを、爪痕だらけにして縛りたいと」

鏡に映る彼女の股ぐらに手を添え、皮を剥いていく。
淫芯を引きずり出すと、そこを指の間にはさみ、僅かに爪を立てるようにして押しつぶしていく。
淡い痛みとともに快楽を与えれば、記憶の少女と自身を重ねるように、刺激で促していく。
可愛い娘だと囁きながら圧迫し、抓っては緩めてと繰り返し、その合間、尻肉の谷間に肉棒が食い込んでいくだろう。

ルーク > 「嫉妬を抱く、抱かないではなく他の感情と同じくコントロールするということが大切ということですね。」

嫉妬を抱く事に悩むよりも、それをどう折り合いを付け制御するかが大切なのだと相手の言葉から理解して頷く。

「マゾヒスト…んっ…ぁ…少し、イメージの中にいた貴族が貴方様に似ていたので…」

髪の色だとか、そんな程度であったが映像の中の貴族に彼との共通点を見出して重ねてしまっていた。
溢れた愛液を彼の指が掬い取れば、鏡に白濁まじりのそれが糸を引いている様が映り恥かしげに視線が彷徨う。
それでも脳裏に映る映像は続いており、少女は自ら肉芽の包皮をめくりつんと尖った小さな芯に針を通される。
その痛みに悲鳴が響くが、少女は痛みに泣きながらも笑みを浮かべている。

「――っぁっ…ぅぁっ、あっ…ひっ、んん…っ」

するりと伸びた彼の手が、あまり触れられていなかった肉芽へとかかり映像の中の少女と同じように包皮を剥いて芯を顕にしてしまう。
ぐりゅ、くにゅ、と軽く爪でひっかくかのように押しつぶされると鮮烈な刺激が腰から生まれびくっびくっと大きく腰が逃げるように震える。
そのすぐ後ろには彼の体があり、熱く激ったものが尻肉へと食い込んで意識させる。
彼の記憶の中の少女がされていることが、まるで自分に投影されるかのような錯覚を感じながら肉芽を弄られ低い囁き声が耳に入るたびに体が跳ね上がる。
唇に手を当てながら、必死に声を咬み殺すがそれでも時折跳ねるように高い声が漏れてしまう。

アーヴァイン > 「そういうことだ、だがルークにお願いするなら…嫉妬した時は、その分俺に求めて欲しい。誰かを傷つけるより、誰よりも愛せと強請られる方が嬉しい」

他者ではなく自分へ、そう強請りながらもイメージを見せていく。
見せた映像の存在が、自分に似ていたと言われると嬉しくもあり、淡い嫉妬も覚えてしまう。
自分が彼女を奪いたいのであって、奪われたくはない。
だからか、少しだけ抓る手に力がこもってしまう。
ぎちっ、ぎちっと捩じ切らない程度、痛みが強すぎないぐらいに加減しながらも、ぬるぬるの豆粒を器用にも捕まえきって捻っていく。

「そう言われると、記憶の男に奪われそうで妬けてくるな…? ルークも、同じようにされたくなってきたんじゃないか? 俺の手で…」

腰が逃げるように震えれば、退けた先の肉棒に尻が押し付けられていく。
その柔らかな感触に薄っすらと先走りの汁を滴らせ、白い肌を濡らしながらも、腰を引き寄せるようにして押さえ込みながら肉芽をこねくり回す。
唇に当てた手を捕まえ、引き剥がしながら胸元に導き、その手を房の先端に重ねさせる。
声を出せと言わんばかりな誘導の後、その手を肉芽の下にある尿道口に添えると、小刻みに震わせながらこすり付けてしまう。
ピアッシングの前に晒された放尿の姿、それを髣髴とさせるような責めを重ねながらも、彼女の答えを待ちわびる。

ルーク > 「求めても、いいのですか…?分かり、ました…んっ…ふぁっ…あっ…」

肉芽の芯を弄られ、強すぎる刺激にどうしても腰が逃げるように跳ねてしまう。そのたびに、先走りでぬるつく彼のものの先端が尻肉の合間を滑ってはそこからもまた快感を生み出していく。
映像の中の貴族が、彼に似ていたと告げれば、更に抓る手に力がこもり送られる刺激が強くなって声が上がりそうになってしまう。

「はぁっ…ぁっ、んんっ…だ、め、です、声、が…っぁっ――っ」

声を抑えようとする手を取られ、声をあげろというかのように胸元へと押し下げられていく。
その合間も肉芽がこねくり回され、導かれた先で胸の先端にも刺激が送り込まれていく。
そして、彼の手が尿道口に添えられ小刻みな振動を与え刺激を与えていくとふるりと体が大きく震えた。
ピアッシング前に少女が行っていた放尿の姿が思い出され、そして尿意へとつながりそうになっていく。

「はぁ…ぁ…っして、ほしいです…貴方様の手で…」

はぁ、はぁと吐息が熱く忙しなくなる。
頬を真っ赤に染め恥じらいながら、そう答えを紡ぎ。

アーヴァイン > 「勿論だ、沢山求めてくれ…」

肉芽をつねりあげつつも、その嫉妬すら独り占めしようと囁きかける。
声を出させようと愛撫を強め、手で抑えるのすら制していけば、甘ったるい声がじわじわと溢れていく。
体の震えが大きくなれば、こちらの指先が促そうとしているものが伝わったのだろうと思うものの、敢えて知らぬ素振りで、刺激を繰り返し続ける。

「……ルークが蕩けるほど強請るなら、本心だろうな」

恥じらいに染まりきった頬と、荒くなる吐息。
その声が甘ったるく強請るならば、それに応えようと小さく頷いた。
以前から貴族達がご機嫌取りに色々と送ってくるものの中で、使うこともないだろうと思っていた物をしまっている棚へ視線を向けると、そのままだと囁き、するりと彼女から離れる。
しかし、指先が離れたはずなのに、肉芽を捏ねる感触と振動するような尿道口への責めは止まらない。
熱を更に高ぶらせる中、目の前で棚から取り出した箱を開くと、そこにはピアッシング用の銀加工を施されたニードルと、消毒などに使う薬物が収められている。
更に小さな革袋を取り出すと、中身を机の上へ広げた。
小さな紅玉の一つを手に取ると、箱の中に入っていた銀の様な固まりを手に取る。

「この銀は魔力で形を変えて、一度形を決めた後、薬液につけるとその形に留まるらしい」

そう告げれば、粘土をちぎるように銀を少量つまみとり、器用に捏ね始めた。
元々手先は器用な方だったのもあり、簡単な銀環を作り出すと、光が通り抜けるように穴を開けながら紅玉を爪を作ってはめ込んでしまう。
見た目は指輪のようだが、その大きさは小さく、何より輪の中央を貫通する柱がある。

「……ずっと付けてると動けなくなるからな、俺といるときだけでいい」

刺激が気になって戦う時に足を引っ張ったら、後で彼女が凹むだろうと思えば、クスッと苦笑いを浮かべながらそんな理を囁いた。
肉芽を貫き、飾る道具がこうして揃えられても、その決意は揺らがないのか。
冗談めかした言葉をかけながら、彼女の様子を確かめていた。