2017/07/06 のログ
ルーク > 「雪原に転がって丸く…白い雪の中では、雪に紛れて見分けがつかなくなりそうですね。」

冷たい風を起こしたり、雪を降らせる事ができるのは冬の訪れを告げる精霊らしい能力だろう。
実際にその能力を目にしていなければ、その外見でしか印象を抱くことはできない。
彼の言葉に、白い雪の中で丸くなっている姿を朧げに想像すると、なぜだが少し和んでしまいそうな感じがする。
たとえば、日向で猫が丸まっている姿を見た時のような。

「…もともと手は、傷跡が多くありますので…。…んっ?!…――っ」

綺麗にあるべき場所と言われるが、貴族の令嬢のように傷一つない手とは言いづらい。
うっすらとワイヤーを扱う事でついたものや、刃物でついたものなどの傷跡が残る手であることに少々バツが悪そうに言って。
考えるように視線が逸れたルークへと、彼の顔が近くなり唇を重ねられて驚いたように琥珀の瞳が見開かれ、状況を理解してぎゅっと閉じられる。
その間に体は、肩に滑った手で引き寄せられて密着しより濃く彼の香りに包まれる。

「――はぁ…っ…あ、の…それは、その…」

改めて見つめたその頬は、先ほどよりも一層朱に染まっていることだろう。
一気に鼓動が速くなるのを感じながら、変化を探すように見つめられるのに落ち着かない。
――かといって、変わった所を告げるのもなんだか気恥ずかしい気がして言いよどんでしまう。
肩に添えられた手が、ルークの背中、肩甲骨の下あたりに滑れば今までとは違う感触を服ごしに感じるかもしれない。
魔法具をつけていた事もあり、ルークは、胸のファウンデーションというものは着用していなかったので、今まで背中に指を滑らせた時にひっかかるような感触というものはなかったはずで。

アーヴァイン > 「あぁ、だからスノウフルーフ…雪綿毛という名前らしい」

真っ白な雪原に雪玉の様に丸まって転がりつつ、冷たさに心地よさそうにする珍妙な鳥だ。
名前の由来も綿毛の様にふわふわとした見た目に、丸っこさも相成って雪綿毛なのだろう。
何処と無く、和んだような様子を感じれば、今度は間近で触れ合わせてみようなんて思いつつ肩を抱き寄せる。

「増やしすぎないでくれという我儘だ……」

戦うことを辞めないのも知っていれば、それまでのことで傷を帯びたことも知っている。
姫君の様な手ではないが、細く白い手は気に入っていた。
するりと反対の手で指同士を絡め、じゃれあうように握りしめる。
なんどもキスを重ね合わせ、合間に綺麗だと何度も囁いて、彼女のぬくもりを求めていく。
薄っすらと汗を吸った服からは、普段よりも強くその匂いを感じるかもしれない。

「……それは?」

唇が離れると、急に真っ赤に染まる頬にきょとんとしたまま軽く首を傾げた。
そんなに変なことを問いかけただろうかと思いつつ、肩の掌を背中に添えれば、指に僅かな引っ掛かりを覚える。
触ったことがないものではないが、彼女に今まで感じたことがないもの。
それに気づくと、嗚呼と一人納得したように呟きながら薄っすらと微笑めば、ついっとそのラインをなぞるようにしながら、腕に触れ、そのまま胸元のラインへと近づく。

「そういえば、こっちは何も準備していなかったな。気づけず済まなかった」

下着は思い出してみれば、動きやすいような黒の上下のみだったのを覚えている。
服のところばかり意識を傾けていた分、そんな見えないところまでは気が回らなかったのだろう。
苦笑いで謝りながらも、ほんの少し、彼女の選んだものが気になりながら抱き寄せ、僅かに視線が胸元へと向かってしまう。

ルーク > 「なるほど…。周囲の案内もかねて、とおっしゃいましたがあの鳥とも契約のようなものをなさるのですか?」

名前はそのままスノウフルーフの体を表していて、説明の言葉に納得する。
帝国との国境付近にいるというその鳥と、コンタクトをとったりしたのは雷の隼のように契約を結んだりするためだろうかと、触れ合わせてみようと彼が考えているなど露知らず問いかける。

「……心がけます。」

言葉通りの傷一つない綺麗な手を彼が望んでいるのではなく、今以上に傷つかない事を望んでいるのだと、真意を告げられて初めて意味が繋がる。
まだまだ、そういった言葉の裏に隠されるものを読み解くのは不慣れで申し訳なさが滲む。
じゃれあうように体を引き寄せるのとは反対の手が、ルークの指と絡められ握られるのに、とても大切にされているのが伝わってくる。
きゅっとルークからも彼の手を握り返しながら、何度も離れては重ねられるキスと、合間に囁かれる彼の声と普段よりも強く感じる彼の匂いに酔いしれる。

「………っ…あ、の…女性らしいものを、と求められるのであれば、その…必要、かと思いましたので…」

真っ赤になりながら言いよどんでいると、背中に滑った手が感触から変化した場所を感じ取ったらしく、彼から嗚呼と納得したような呟きが溢れる。
つい、と背中にあるラインをたどって彼の指先が腕、そして胸元へと近づくと更に頬が赤く染まっていく。
それこそ、下着を一緒に選んでくれたミレー族の少女だったなら、恋人に対して『あなたのために選んだの』くらいは言えそうだったが、ルークにとっては難易度が高かった。
必死に紡ぎ出したのは、そんな言葉になってしまう。

アーヴァイン > 「あぁ、とはいえ基本的には一人が結べる契約は一つだからな。今日案内したのは、まだ未契約のスノーフルーフだ。リトルストームより温厚だし、ルークも繋がりをつくるのもいいかもしれないな? すこし、のんびりなところが噛み合うかどうかだが」

隼達は言葉を託すという命を帯びて生まれたとあり、真面目に実直な性格をしている。
しかし、雪綿毛は少し異なり、冬を盛り上げるものだ。
既に繋がった少女の様子を思い出す。
熱いからヤダとぷぅぷぅ鳴きながら駄々をこねる鳥に、どう対処するか。
そんなことが浮かび、クスッと笑ってしまう。

頼むと彼女の返事に答えつつ、唇を重ね、指を絡ませながら感じ合えば、唇は再び離れていく。
真っ赤になってしどろもどろに呟く姿に、淡い興奮すら覚えるもので、変わらぬ微笑みのまま顔を近づければ、ありがとうと耳元に囁き、頬へキスをする。
不意に無遠慮にその緩やかな起伏へ指重ねれば、普段と違う硬さのある感触を感じながら、ぐにゅっと指を沈めてから解いて、背中に腕を回す。
抱きしめれば、密着する腰元は熱を帯びてきた下肢の杭を彼女の体に押し当てるようになる。
同時に、反対の手がついっとスカートの裾を指先でめくり上げ、ショーツが見えない程度までまくってしまうだろう。

「……見せてくれるか?」

彼女の選んだ女らしい一面を目にしたいと、熱気の篭った声で問いかけると、裾を離す。
小さな変化に十分なほど、欲を煽られていた。

ルーク > 「私がですか…。しかし、あまり動物に触れたことがないので対処できるでしょうか」

彼や集落にいる隼たちを前にして、どこかぎくしゃくとした雰囲気になるのは恐らく彼も察しているだろう。
あまり動物に触れる機会がなく、どのように接していいのか分からない。
以前彼が憔悴していたときに聞こえた隼の声や、彼と隼の様子から隼が人語を解しているのは分かるため、人語が分かるなら猫などに比べるとコミュニケーションはとりやすいのだろうか、などと考え。

「――……っ…」

ありがとうと、低い彼の声が真っ赤になるルークの耳へと滑り込んで、熱く感じる頬へキスが贈られる。
胸の膨らみへと指が沈めば、上は柔らかく沈み込むが、下着の布で覆われた部分は今までとは異なり硬い感触をその指に伝える。
抱きしめられ密着する体、下肢のほうへと感じる硬い感触は彼の興奮度合いを伝えてくる。
鼓動が早鐘のように打ち、体が火照るように熱い。
ついとスカートを捲くりあげられ、思わず体がびくっと小さく戦慄いた。

「…あの…明かりを落としてもいいでしょうか…。」

遠慮がちな小さな声がそう告げる。
煌々と照らされる室内で、彼の目に下着を晒すことを恥じらいそれでも真っ暗にならない程度に明るさを落とされれば、コルセットのように背中でリボンによって締められるウエストを緩めて衣擦れの音を響かせて服を脱いでいく。
ワンピースやパニエを脱いで、ブラウスの前を寛げればカップにふんわりとギャザーの寄せられ、アンダーラインにもフリルのついた淡いピンクのブラと、ウエストラインに同様にフリルのあしらわれたショーツ姿となり。

アーヴァイン > 「動物というか…人に近いか、あいつ等だと、どちらかと言えば子供かもしれないが」

集落にある羽休めの広場にいくと、落ち着きが無いのは覚えていた。
苦笑いを浮かべたのは、あの白い鳥達の性格との兼ね合い。
そして、彼女の真面目な言葉に可愛らしさを覚えたのだろう。

感じる鼓動は早く、温もりはどんどん強まる。
恥じらい、敏感になった反応にぞくりと強い興奮を覚えつつ、生娘のような可愛らしいお願いに小さく頷く。

「真っ暗にはしないぞ?」

冗談めかした言葉を添えつつ、ランプの光を絞ると、薄っすらとした明かりだけが執務室を包む。
可愛らしく着飾った姿が徐々に崩れていき、ワンピースとパニエがパサリと床に落ち、ブラウスが開かれれば、その下着姿が顕になる。
普段とは全く違う薄桜色の可愛らしいデザインの下着姿に、息を呑む。
言葉も出ず、じっと見つめていれば柔らかな笑みの代わりに、少しだけ目元に欲望の鋭さが浮かぶ。
近づき、改めて抱き寄せると先程よりもしっかりと固くなったそれが柔肌に食い込むようにぶつかるだろう。
するりと掌が股ぐらへと滑り込み、ショーツ越しに揉み込むようにスリットを撫でようとしていく。

「……最高だ」

その可愛らしさと色気に当てられ、思ったままに感想を囁く。
言葉と行動は、まさしく抱きたいと言っているようなもので、その有無を問うより先に、首筋に顔を埋め、ちゅっとそこに吸い付いた。

ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」からアーヴァインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」からルークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」にルークさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城 執務室」にアーヴァインさんが現れました。
ルーク > 「子供…子供も生憎殆ど関わった経験はないのですが。繋がりをもつことで、貴方様の利となるのであれば努力いたします。」

苦笑いの浮かぶ彼の表情に怪訝そうに微かに首をかしげつつ、そう答えるものの動物もそうだが子供という存在も身近にいなかったため、
触れ合った経験はない。実際どの程度子供のような相手に対して大変な思いをすることになるかは、想像すらできず。


「………――っ…」

出来ることなら真っ暗にして、彼の視線から身を隠したい心地になるがそれだと彼の願いを叶えることは出来ない。
冗談めかした言葉に真面目に頬を真っ赤に染めたまま頷き、明かりが絞られると衣服を脱いでいく。
ブラウスの前を開けば、下着が彼の目に触れて彼が息を呑むのが分かる。
じっと見つめられるのは、少し居心地が悪くて今すぐに開いたブラウスの前を掻き合せて身を隠したくなるほど。
改めて近づき、抱き寄せられれば先ほどよりもよりはっきりと彼のものが固くなって肌に食い込むのを感じる。
それにぴくっと小さく戦慄けば、更に股座へと伸びた手がショーツごしにスリットのラインを揉み込むように撫でるのにぴくっぴくっと小さく肌が震える。
ツルリとしたショーツの感触は指の滑りをスムーズにして、次第に少し湿り気を帯びていくのが分かるか。

「どのようなものがいいのか分からなかったので、組合の少女達に選んでもらったのですが…っんっ…」

彼に気に入ってもらえたのだと分かる言葉と様子に、安堵とともに嬉しさが沸き上がってくる。
首筋にキスをされるのに、またぴくっと震えて首をすくめ。

アーヴァイン > 「そうだったか…組合の娘達より、少々騒がしくて融通が利かない感じ、といえば分かるか? ふふっ、ルークが望むならでいい。望まないなら無理にとは言わない」

想像できないと言った様子に、し易いような例を挙げるが、それでも難しいだろうか。
とはいえ、望まないのであれば無理強いしない辺りも、あくまで彼女の意思に委ねるつもりということだ。

薄明かりの中に見える、可愛らしくも扇情的な姿に貪り着くように抱き寄せる。
股ぐらに這わせる掌に、僅かな湿気を感じ取れば、自分の熱に彼女も興奮しているのだと感じ取り、欲望が一気に膨らむ。
意地悪にも湿ってくる部分だけを指し示すように、中指の先でついっとなぞりながら可愛がると、徐々に湿気に応じてなぞる範囲は広がる。

「そういうことか……ルークは綺麗だからな、色々と似合うと思う。今度は大胆に赤色なんかもいいかもな? 誘っているようにみえる」

少女達のおすすめの中に出てきたかもしれない色、それを呟きながら首筋に舌を這わせる。
血管のラインを耳元に向かってなぞりあげ、耳朶と耳孔へとキスをし、再び白い肌に吸い付く。
繰り返せば首筋には無遠慮に赤い花弁を散らせ、自分のものだと言わんばかりに爪痕を残す。
普段ならそろそろブラぐらいは外してしまいそうなところだが、そのまま。
裸よりも扇情的に感じる下着姿を間近で見つめながら、中指がショーツをどんどん汚していくだろう。

ルーク > 「……それは、少し対応に困るかもしれません。望むなら、ですか。翼が…翼があればいいのに、と思うことはあります。」

少し間があいての返答になったのは、組合の少女たちを思い出してそこから更に騒がしく融通のきかいないという言葉を想像してみようとしたからで、少女特有のテンションというものでも少し気圧される事を考えればそんな答えになってしまう。
ルークの意思を尊重するとの言葉に、考えるように琥珀の瞳が少し揺れぽつりとそんな事を告げて。


「――っ…ぁ…っ…」

彼の声、息遣い、温もり、匂い密着して間近に感じるそれらに女としての体が疼く。
指の腹がスリットのラインをなぞるたびに、体は敏感に小さく震え息を呑む。
湿り気を帯びる部分を教えるように、その部分だけをなぞられれば恥じらいに頬の赤みは増して、けれど範囲は次第に広がり指に微かに糸を引くようにぬめりが強くなっていくか。

「っ…んっ…さ、誘って…ですか…あの、そういう色合いも、お好きですか…?」

赤や黒などもセクシーだよね~と下着を選ぶ際に口々に言っていた少女たちの言葉を思い出す。
服の下に隠れる下着を着飾るのも、また抱かれる相手の事を想ってのお洒落の一つといえる。
誘っているようにみえるとの言葉に、頬がまた熱くなっていきながら首筋をさかのぼり、耳朶から耳孔へとキスの濡れた音にぞくりとしたものが走って熱い吐息が溢れる。
肌を吸い上げられる度に体は小さく跳ねて、吐息に甘い声が混じり、ブラウスがずりおちて腕にかかる。
指で撫でられるショーツは、撫でる指を濡らしていくほどにぐっしょりと濡れて興奮に刺激された肉芽が薄い生地にこすられてより敏感になっていく。

アーヴァイン > 素直な返答に、そうだろうなと苦笑いを零す。
今の組合の少女達とのやり取りを見ても、大分慣れたとは言え、まだぎこちなさもあれば、意識の違いが大きい。
つながりを持つ相手として考えるなら、彼女には難しい相手ともみえた。

「翼…? どうしてだ?」

代わりに求めたのは翼という言葉に訝しげに問いつつも、掌が動けばその答えをかき消すかもしれない。
けれど、それよりも今は、彼女の甘い声を耳にしたかった。

「とろとろになってきたな…?」

指先でなぞり続ければ、そこに明らかなぬめりが生まれていく。
それは徐々に範囲を広げ、指先にしっかりとした蜜としての感触を与えていた。
恥じらい、真っ赤になる表情を見つめながら、ぐっと体を重ね合わせると、彼女の柔肌に食い込む肉棒がびくりと反応を示す。

「あぁ、いつも大人しくて、受け身なルークが誘いかける姿を見せてくれたら……理性を失いそうだ」

楽しげに微笑みつつ、そんな風に告げる。
誘いかけるようだと呟くと、首のあたりまで赤さが広がったようにみえた。
それだけ興奮を示すならばと、とうとうブラのホックを外し、背中が開放されると同時にカップが僅かに浮いていくだろう。
上へずらす程度に脱がせれば、緩やかな起伏に顔を埋め、貪り着くように先端にしゃぶりつく。
じゅるっ、ずずっと水音を響かせ、母乳でも啜り出すような勢いで吸引し、舌先が、ころころと先端を転がして可愛がる。
左右交互に繰り返しつつも、片手は愛撫を止めない。
指がベトベトになるほどに濡れてくれば、乳房から銀糸を垂らしつつ唇を離し、濡れた指を彼女の眼前へと運ぶ。
中指と親指の間で蜜をはさみ、にちゃっと糸引きを見せて意地悪をすれば、彼女を鏡の前へと連れ出す。

「ルーク、鏡をずっと見ててくれ?」

下着もブラウスも半脱ぎになった厭らしい姿だが、何よりも扇情的なのは蜜をしとどに溢れさせる股ぐらだろう。
薄い桜色の布地が薄っすらとすけそうなほど張り付いたそこを見るように命じつつ、ショーツの端に指をかけた。
ゆっくりと引き下ろしながら、脱がせるよりは引き剥がすと言ったようにそれを脱がせるだろう。
どれだけはしたなく、厭らしく濡らしたか、その目に焼き付かせつつ、こうも囁く。
厭らしくて可愛い と、甘く意地悪な褒め言葉を。

ルーク > 「…っ…ん、ぅ…っ…空に飛び立つ、貴方様を、追いかけることができるから…っ」

股座を撫でる指から生み出される感覚に、考えがまとまらなくなってきた。
なんとか、そう答えたが甘い声と吐息を吐き出す唇が震えて相手に聞こえたかどうかは分からない。
琥珀の瞳は与えられる快楽に濡れて、肌は上気ししっとりと汗ばんでいる。

「…ぁっ…わ、かり、ました…っ――っぁぁっ、はっ…んっ」

上手く誘える自信はない。
けれど、彼が望むならと思うのはやはり受身な考えなのだろう。
けれど、それは彼に喜んで欲しいというルーク自身の想いが根幹に存在する。
ブラのホックが外されれば、寄せられていた乳房が緩み浅い谷間が消える。
完全に脱がしきるのではなく、半裸の状態で彼が乳房の先端へとしゃぶりつくと濡れた舌や唇の感触にびくっと体がひときわ大きく震える。
出ない母乳を啜るかのような勢いで吸い上げられ、舌先で転がされれば先端がはっきりと主張して硬さと感覚を強めていく。
くちゅくちゅと、愛撫の止まない股座からはねばつく愛液がこねられる音が響くほどになでなりスリットに沿ってぐっしょりと濡れ太腿にさえ伝いそうなほどとなってくるか。

「はぁっ…ぁ…っ…」

ぷっくりと主張する乳房の先端から唇が離れ、自身のこぼした愛液で濡れる指が糸引く様を見せつけられてカァッと頬が染まる。

「――ぁ、あ…っんん…っ」

ふらつく体を支えられ、鏡の前へと連れ出されれば発情を顕にする自身に体の状態を見せ付けられる。
色づいた肌に、ずれりあがったブラの下から覗く乳房と先端の様子、なにより卑猥なのはスリットに張り付きそのかたちが透けそうなほどに濡れたショーツの状態。
背後からかかる彼の手によって、ゆっくりとショーツが引き下ろされていくと、クロッチの部分が秘裂に張り付いて引き剥がされていく。
引き剥がされる感覚すら、今のルークにとっては快感として走り抜けてふるふると体を震わせ、そして姿を現すのはハート型に整えられた茂みとぐっしょりと濡れた秘所の姿。
ふわりと鼻腔を擽るのは、愛液の香りではなく果実のような甘いほのかな香り。
彼の囁きが耳へと滑り込み、羞恥と快感を繋げるように彼によって教えられた体は、その光景にまたふるりと震え秘裂が戦慄く。

アーヴァイン > 「……可愛いな、そういうところが」

仕事柄、すぐに移動するために隼の背を借りることが多いが、後ほど自分に追いつくとすれば馬では遅い。
そうなるとすれ違わないために王城や集落で待つしかなくなる。
それがもどかしいと言われると、愛しさが沸き立つような心地だ。
その気持ちを示すように、強く房の先端に吸い付いて、房の周囲にすら鬱血の赤い印を残していく。
組合の建物にも、共同の浴場があるが、そこで誰かに見られた時に自分の爪痕が目に入るようにと、意地悪を施すほど。

「……堪らないほど厭らしくなったな」

糸引きを見せた瞬間の、生娘を思わせるような恥じらい。
それとは裏腹に娼婦のようにどろどろに蜜を滴らせる反応は、その差の落差が大きく、何より人形のように感情を見せなかった彼女が晒すと思えば、強い興奮となって下肢を滾らせる。
じわじわとおろしていけば、割れ目から引き剥がされ、ショーツの布地に滴る糸の橋が幾つも途切れていく。
ハート型の茂みからは、以前与えた香水の甘い香りが広がり、自分に抱かれるための手入れを目に知れば、理性が溶かされるような心地だった。

「すまない、これは…我慢が効かない」

こちらもズボンを下ろすと、既に熱り立って激しく脈動する肉杭が姿を現す。
傍らのテーブルに両手を着かせると、鏡には尻をこちらへ突き出す自身の姿が見えるだろう。
そのまま一気に背後から貫くと、根本まで埋没させ後ろから抱き寄せながら一心不乱に腰を揺らす。
ごちゅ、ぐちゅ、と子宮口を幾度となくノックし、蜜を搔き出す亀頭は先走りの熱い液体を滴らせる。
瞳を閉ざし、両腕で抱きしめつつ、綺麗で小ぶりな房を掌いっぱいに握りしめるようにして揉みつつ、彼女に貪り着く。
耳元にその名前を何度も囁きながら、彼女が齎した小さな女らしさに言葉通り魅了されていた。

ルーク > 「…んっ…はぁっ、ぁっ…」

鏡には、首筋から乳房に彼が刻んだ赤い花弁がいくつも散っている。
自分のものだと、彼に刻まれるその花弁に歓喜が胸の内に広がっていく。
感情を知り、彼に愛される事を知り、彼のものでありたい、彼に愛されたいと乾いた土が水を求めるかのように求め、与えられ芽生えたものが豊かに育っていく。
肌を重ねるのが久しぶりであったせいか、彼に触れられる事にいつも以上に気持ちが昂ぶりそれが卑猥に秘所を濡れさせ体を火照らせる。
茂みの手入れや香水の香りをまとうことは、それ自体が抱いて欲しいと主張しているようなものでそれを見られる事に恥じらい。

「――っぁっんんっぅっ」

傍らのテーブルに手をつくように促されれば、振り返るよりも鏡に映る尻を突き出す自分の姿と、彼の熱く猛るものが目に入りそれで貫かれる期待にひくりと秘裂が戦慄く。
一気に根元まで埋没する勢いで突き入れられて、体が前に押し出されると下を向いた乳房が揺れる。

「ひっ…あっ―――っんっく、アーヴァ、インさ、ま…っんっんっ」

濡れた秘裂は、愛液の滑りでスムーズにそれを受け入れるものの、中は狭くきつく入ってきたそれを締め付ける。
ごちゅんと、何度も深く子宮口を突き上げられ嬌声が上がりそうになるのを片手で口を塞ぎ抑えようとする。
それは、ここが私室ではなく師団の執務室であり誰かがくるという可能性があったからで。
そのスリルを楽しむ余裕はないが、それでも間違いなく羞恥の興奮に繋がりいつも以上に膣の締めつけは強く感じるだろう。
そんな締めつけを引き剥がすかのように突き上げ引き出される動きに、愛液と先走りが混じり合って激しい水音が室内に響き渡る。
小ぶりな乳房を硬い手のひらが揉み込み子宮口を突かれると、口を押さえる手の力が抜けて高い嬌声が何度も響きそうになってしまう。