2017/06/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 兵舎」にサロメさんが現れました。
■サロメ >
「そうだ、相手を見据えてまっすぐに突け!」
王城の兵舎、その鍛錬場で檄を飛ばす騎士の姿
声を張り上げる体躯は屈強とはいえないが、眼孔は鋭く兵たちの鍛錬を見据えている
「よし、休憩を取れ。
宵の帳が降りればいつ魔族達が城に侵入しようとするかわからん。
各自持ち場を徹底して守護せよ。以上」
通達を残すとマントを翻し、兵舎の奥へと歩いてゆく
■サロメ >
与えられた個室に戻れば剣を立てかけ、手際よく鎧を外してゆく
「──ふぅ」
何度か咳き込み、椅子へと腰を落ち着ける
少し大声を出しすぎたか
「……兵達は練度も高く、よくやってくれている。
それでも王城に巣食う隠れた魔族、そして新たな魔族の侵入を防ぎ切れん…。
抜本的な解決策が必要か──……」
■サロメ >
「──魔族の国へ攻め入る、か」
ギ…と椅子を鳴らして背を倒す
「(オーギュスト将軍の、水晶の谷へ攻め入る計画は大きな意味を持つ。
魔族の国、その辺境とも言える奥地まで出兵が可能になるならば、
当然魔族の国の他のエリアに手を伸ばすことも可能だ)」
そうなれば、王国は魔族の国への侵攻を本格的に考えるだろう
──が
「…人間との争いを拒む魔族もいる。
……悩みの種だな」
とある魔族の話を思い出して、小さく息を吐いた
■サロメ > 「……私一人が考えても仕方のないことか」
目元に手をあてて、再び息を吐く
鍛錬の疲労か、わずかにまどろみを覚えて───
ご案内:「王都マグメール 王城 兵舎」からサロメさんが去りました。