2017/05/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にアーヴァインさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にルークさんが現れました。
ルーク > 「――ぁっ、はぁっ…ひっ、く…っ」

ルークから告げられた本音に、驚いたように彼が一瞬止まる。
しかし、言葉を理解して興奮を高めれば膣をかき乱す指に一層熱が入り卑猥な水音を派手に響かせ、ルークを絶頂の高みから下ろさない。
何度も何度も体を襲う痙攣は、脳を酸欠にさせて、異常なほどの興奮物質を分泌する。
子宮口を何度も擽られて、子宮そのものが痙攣して腹部から全身へと広がっていく快感。
人としての在り方への迷いであったり、他者に穢された後であったり、彼に対して後ろめたさのあるときに同衾を拒んだのも、
後ろめたさを感じながら女としての欲望を抱いてしまう事を不実だと思ったから。
きっと触れてしまえば、その腕に抱かれてしまえばどれだけ後ろめたさや罪悪感を感じていても欲が生まれてしまうのが分かっていたから。
ルークに覆いかぶさり、ズボンを脱いで一糸まとわぬ姿へとなったアーヴァインの股座にはいつも以上に興奮に膨れ上がったそれが見える。

「アー…っぁっんくぅぅ――っぃっ、あっ…っっ」

指の引き抜かれた膣口に、彼の熱いものが押し当てられると、吸い付くようにそこがひくつく。
ひくっひくっと全身を痙攣の名残に震わせながら、名を呼ぼうとする力の抜けた唇からつぅと唾液が伝い落ちる。
ぐちゅん、と指とは比較にならない熱く太く長いそれが愛液を押し出すように穿つのに、ルークの背が弓なりに反ってベッドから浮き上がる。
熱が押しはいる感覚も、貫かれる衝撃も全てルークの体に押し込めるように抱きしめられ、
ピストン運動の度に筋肉のついた彼の硬い胸板がルークの薄く柔らかい胸を押しつぶし、固く尖りきった先端を擦り上げる。

「んんっ…っあ、はっ、…アーヴァイン様っ…んぅっ、アーヴァ、インさ、まに触れられると、
 抱きしめ、られると、嬉しい、が胸の中いっぱいにな、って、空っぽな私の中を満たされるような…心地が致します…。」

触れれば触れるだけ、愛しいという気持ちが溢れてくる。
触れる事で他人と自己の境界を認識して、愛しいという気持ちを伝えられて、繋がる事で満たされる。
肉体だけではなく、精神的な繋がりを求め深い快楽を得る。
愛しいという気持ちも、繋がりたいと願う心も全ては彼が教え、与えた感情。
ルークにとって、ルーアッハがルークという駒の創造者であれば、彼は精神の解放者だった。
指とは比べ物にならない衝撃が子宮口を襲い、何度も目の前で光が散る。
癖になるような強い快感が腰から背筋を駆け上がり、意識を焼き焦がす。
ずるる、と大きく引き抜かれる度にカリ首が膣壁をこそげ落とし、体が跳ね上がるほどの衝撃とともに突き入れられる。
一突き毎に、ルークに彼の存在を刻み込むかのように激しく突き入れられるのに、彼の背中にルークの爪が食い込んで痕を残す。

アーヴァイン > 「それだけ抱かれていたいのに、従者がいいというのは……立場もあるが、一時も離れたくないとか、そんな理由だったりするのか?」

以前にも妾として抱えてでも大切にすると告げたが、それよりも今の立場が良いと願っていた。
触れられるだけで抱かれたくなるほど愛されている今なら、尚の事交わり続けても構わない存在にしてしまいたい。
そんな中、ふと浮かんだのは子供っぽくも甘い理由。
まさか、等と思いながらも、それなら可愛いものだと期待を乗せ、嬉しそうに笑う。

「っ……! キツイ、な。以前よりも、凄く良い……」

早く早くと強請るようにひくついた唇を押し広げ、奥底まで一気に貫いた。
絡みつく蜜のヌメリと、体内の熱、そして襞の感触は強烈で、声が消えてかすれた呼吸を溢れさせるほど。
固い肌の上には小さな傷のあとや、縫い跡があちらこちらにあり、肌に起伏を着けている。
それが かり、ぐり、と蕾を弾き飛ばし、ピストンの度に上下に弾き続けた。
仰け反る彼女を抱きしめ続け、背中に掛かる痛みも気にせず、飢えた獣のように開かれたての膣内を掻き回す。

「だから……他の輩に埋められるのが嫌、だったんだな…っ。なら埋め尽くしてやる……全部俺のものだと、ぐちゃぐちゃにして…っ」

人としての心を与え、甘い感情も発達させ、こうして心身が交わり合う契りで快楽の深みに沈む。
自分が作った心の器に、欲望の泥だけを入られるのはよほど辛かっただろうと思えば、腰は一層激しく刳り立てる。
雁首に掛かる襞の感触に、どろどろと先走りの汁を塗りたくり、奥底を穿けば、それが弾けるように細い唇に掛かる。

「汚された場所を全部上書きしていこうか……他にはあるか? 俺以外になってしまった場所は」

首筋にキスを繰り返し、舌を這わせながら血管のラインを擽っていく。
その合間もピストンは続くが、今度は小刻みに子宮口を亀頭で何度もノックする。
執拗に女の一番強い性感帯と言われる部分を小突き続けると、とくとくと溢れるカウパー液を、まるで塗りつけるかのようになっていき、違う熱が徐々に侵入していくのが分かるかもしれない。
壊れてしまいそうにすら見える彼女を見つめながら、背中の痛みに顔をしかめること無く、寧ろつながりに徐々に快楽が強まって、脈動を加速させた。

ルーク > 「――っはっ…ぁ…っ…お側で、お仕えしてお世話をしたいと、思います…。…けれど、それ以外にも…ぁっ…立場が変わってしまえば、いらぬ欲が出る気が、します…」

問いかけに、ルークの琥珀の瞳がアーヴァインから少し逸れて言葉を探す。
傍で彼の世話をしたいと、献身にも聞こえるがその裏にある本音の図星をさされた居心地の悪さを感じる。
そんな本音もあるが、立場が妾へと変わることで生まれるであろう欲の予感が強く胸にあった。
妾では嫌だと、彼の愛の対象の一番でありたいという、醜くも見える願望。
その感情を明確に理解している訳ではなかったが、見せるべき感情ではないように思う。
従者という立場のままであれば、きっとこの感情は抑えることが出来ると、そんな気がする。
感情を知った途端に溢れる欲は、とめどなくてそれは綺麗なものばかりではない。
自身ですら醜く見えるそれを表に出すことは、とても躊躇われて。

「…っんんっ…ぁ、っく…っ……っ…あ、の…膣は…器具を入れられただけ、で…犯されておりません、ので…ぁっ…血を穢してしまう事は…ありません、ので…んんっ」

ピストンの度に肌を撫でる彼の肌の感触と温もり。
傷跡や縫い跡の起伏が、硬くなった蕾を押しつぶし擦り上げるのにぴくっぴくっと肌が震える。
飢えた獣のように激しいピストンは、抱きしめられる事で体が押さえつけられてより深くルークの中を穿つ。
愛液が溢れ、押し出されるのに水音は高く上がり、子宮口に先走りをぬりたくるように先端を擦りつけられて、全身に広がり意識を染め抜くような快感に背中に回した手は、しがみつくように力が篭る。
少しずれた言い方になってしまったが、今彼が埋めている場所は犯されていない事を伝え、問いかけに答えることを躊躇してしまう。
不浄の穴を犯された事を告げることへの恥じらいと、そこを彼に上書きしてもらっていいものなのかという迷いが入まじる。

「――んんんっ、ぁぁ…っはぁっ、ぁっ」

首筋へのキスで、うっ血の後が上書きされていく。
熱い舌が首筋を這う感触に、首を竦めその間も子宮口とノックされるのに体が何度も戦慄く。
彼の中から溢れるものが、細い管の中へと塗りこまれ押し込まれていくのに、彼に染められる歓喜が胸を占めてより強い繋がりと、繋がる感覚を求めて膣が蠢いて締め付ける。

アーヴァイン > 「……そんなに、思われていたとはな。嬉しいよ、ルーク…っ、その気持ちの欲望に答えるのは……難しいが、気持ちには…応え続けたい…。だから、そういう気持ちも、遠慮せず言ってくれ、痛みを伴っても、ルークの心に触れ続けたい…」

視線がそらされながら紡がれたのは、一層濃くて甘い嫉妬だった。
二人、三人と妾が増え、自分との繋がりが離れてしまいそうになるぐらいなら、誰もいない従者という場所にあり続けたいという。
珍しく彼の唇が言葉につまり、音無く唇が動いたのは、嬉しさに一瞬言葉を失ったからだ。
けれど、その合間も無遠慮に彼女と交わり続ける。
願う通り彼女だけにするのは、立場として難しいだろう。
けれど、そう願う気持ちには、愛情と喜びを持って応えたいと、その醜さすら好きだと耳元に囁いて擽る。

「膣は…か、口癖もある。違うところは、何処をされたのか…言えないか?」

肌がぶつかりあう乾いたおとよりも、膣内で空気を交えて絡み合う水音のほうが激しく室内に響く。
それだけ腰を振りたくり、奪いたいほどに彼女への気持ちが高ぶっていた。
そして、答えの言葉に苦笑いを浮かべながら囁きかければ、何かを隠しているのに気付いていることが分かるだろう。
口癖、そして、意味深な言い回しの言葉尻。
それを突きつけながらも、願う程度に弱く強請る。
無理に開きすぎるのも、この甘い空気を失いそうで怖かったからだろう。

「っ、ぐ……でるぞ、ルーク…っ……!」

奥底を押しつぶし続けると、徐々に陰嚢から熱が沸き立ってくるような心地を覚える。
更に更にと締め付けを刺激的にする痙攣は、彼の欲望を煽り立て、宣言してから間もなく弾けた。
ドクドクッと溢れる白濁が、一杯に膣内へと溢れ出し、その勢いは子宮口を叩くかのようにして、その奥へ種を注ぐ。
彼女の腹に、自分との子供が宿ることも厭わぬと。

ルーク > 「んっんっ…ふっ、ぁっ…アーヴァイン様の、お立場も、そ、の必要性も、理解しています…っぁっ…分不相応、な欲を抱く、ことで、それを、伝える事で、お心を煩わせるのは…っはぁっ…」

彼が言葉に詰まる間も、体の動きが止まることはなくルークの体に激しく甘く感覚が刻まれていく。
ルークから彼に向けられる感情、女としての男を愛するものと、親や好きなものを他人にとられたくないという子供のような独占欲が入り混じる。

それは、自身の欲を優先したただの我が儘だ。
自分の中にある、醜い感情。
人としての生活、扱い、人としての心を与えられただけで、そして今こうやって愛されているだけで十分なはず。
立場が変わることで、その醜い感情を彼に向けるのはなにより自分が許せないと、醜い感情ですら好きだと耳元に囁く彼の声に首を振る。

「…ぁ…んく…んんっ…あ…あの…あま、り…言いたく、ないのですが…んんぁっ」

膣は、と言葉尻を捉えてつぶやかれる言葉と、口癖の指摘にどうしようと戸惑いが浮かぶがそれは激しく腰を振りたてられ子宮口を穿たれる快感の走り抜ける表情に流されてしまう。
耳元に囁きかける低い声に、首を竦めながら強請る言葉にはやはり言い淀んでしまう。
その事を告げる羞恥と、そもそも受け入れる器官としての認識のないそこを、犯されたと告げることは彼による上書きを望むということで。

「――っぁあっ熱っ…っぁんぅ――っ」

しかしそんな逡巡の間にも、体は上り詰めて上手く思考がまとまらない。
激しいピストンの末、彼が宣言とともに先走りよりも尚熱い精をルークの中へと解き放つ。
ぐりっと子宮口を穿つかのように押し付けられた瞬間に、絶頂の箍が外れてびくっびくっと彼の絶頂に間をあまりおかずにルークの体も再び絶頂の波が襲う、。
子種を子宮の中に一滴残らず受け入れようとするように、搾り取るかのように膣が強く締めつけ痙攣する。

アーヴァイン > 「……良いんだ、ルーク。どう思うかなんて、その人の自由だ。それを分不相応と切り捨てないでくれ」

駒から更に人らしくどんどん育つ中、その気持ちに贅沢さを覚えるようになったのだろうか。
だからこそ、煩わせたくないと、勝手な思いだと抑えようとするのならと、もう一度囁きかけて、くしゃりと黒髪を撫でる。
きっと普通に育ったなら、夫に寄り添ういい女の子として笑っていただろうと思えば、あり得た普通が壊れた現実に、ぐっと胸が苦しくなり、表情が曇った。

「……言わないまま、そのままで…いいのか…?」

やはり、含みのあるものだと答えが変えれば、その言葉は曖昧ながら、隠そうとしない辺りは触れてほしいのだろうと、彼女の最近の変化から察しがつく。
けれど、ぐっと引っ張り過ぎぬ程度、じわじわと崩すように問いかけ直すのは、先程から抑えようとする気持ちを全て、吐き出させるための刺激。

甘い悲鳴を耳にしつつ、彼女の胎内へ無遠慮に精液を注ぎ込んでいくと、茎の中を強い快楽が駆け抜けていく。
ぶるりと体を震わせながらも、抱きしめ続け、一気に消えていく快楽の余韻を深めるように締め付けられれば、半立ち気味の肉棒がじわじわと熱を取り戻す。
よしよしと黒髪を撫で、繋がったまま隣へと転がると、顔を寄せて唇に淡いキスを繰り返し、舌先がつぅっと唇をなぞって、彼女の舌を誘う。

ルーク > 「……ですが……そのようにお顔を曇らせてしまうのであれば、やはり、抱くべきものではないように、思います…。」

嬉しいや綺麗だと、胸が暖かくなるような感情はきっとどれだけ胸の中に湧き上がってもいいものだと思う。
それを伝えれば、彼は一緒に喜んで共感してくれる。
けれど、嫉妬や独占欲といった醜いものも、愛情を抱けば抱くほどに溢れてくる。
それをどう制御すればいいのか、どれくらい相手に伝えていいのか加減がまだルークにはわからなかった。
くしゃりと髪を撫でる彼の表情が曇ったのを認めれば、それは自身が向けた感情のせいだと思って、その感情を抱く事を、向けることを躊躇してしまう。

「…………それは…その……。しかし、あの…不浄の穴、ですので…」

本音が滲む返答に、やんわりとした問い掛けがもう一度投げかけられるのに揺れる。
言いよどみ、琥珀の視線がさ迷う。
他人に犯されたその感触を、感覚を上書きして欲しいと望むのと受け入れる場所ではない所という認識に葛藤してぽつりと後半は蚊の鳴くような声になってしまっていた。

「――はぁっ、――ぁ…はぁっ…っ…ん…ふ…」

胎内に熱を感じながら、意識が真っ白に染まる。
何度も痙攣を繰り返して、彼の背に爪をたてながら満たされていく感覚に打ち震えそして体から力が抜け落ちていく。
呼吸すら忘れていたのを、思い出したかのように肺腑が酸素を求めて胸が激しく上下を繰り返し未だ挿入されたままのものを、ひくりと時折戦慄く膣壁が刺激する。
髪を撫でられ、唇を重ねられるのに甘く吐息を溢し、舌先が唇をなぞるのに薄く唇を開いておずおずと舌を差し出し、誘われるままにたどたどしい動きで触れ合わせ。

アーヴァイン > 「あぁ、これは……考えているのと少し違う、な。それだけ俺のことを思ってくれるルークが…普通の家に生まれていたら、今頃きっといい新妻になっていそうだと思ったんだ。それだけいい子で……そうやって抱え込ませるのを見るのが辛くなるほどにだ」

表情が曇った理由は、寧ろ彼女のその心遣いによるものだった。
言葉通り、普通に生まれていたなら、感情を素直に出して良い位置にいられたなら。
ありえぬ話などいくらしても意味はない、だが、そう思わされるほど、彼女の健気さに胸が痛み、苦笑いが溢れる。

「……なるほど、少しいいづらい場所だ、確かに」

交わりが終わり、横に転がりながら彼女の言葉に耳を傾ければ、膝を打つような心地で理解していく。
彼女の性知識は、基本的には子をなすための作業としてのものだった筈。
子供を作れぬ菊座での戯れなど、知るわけがないだろう。
逆に言えば……娼館を抱えているだけあり、そこでの交わりをすんなりと受け入れる彼の様子のほうが、彼女を困惑させるかもしれないが。

「ん……」

背中に食い込んだ痛みが今になって走り、それだけしがみつかれる程、気持ちよくなれたのならと、結果の痛みだと思うところ。
繋がったまま、徐々に硬さが取り戻されれば、余韻を深めるようにぐちぐちと子宮口を亀頭で擽り、快楽を与え続ける。
その合間、舌先に誘い出された彼女の舌へ唇を押し付けると、ぢゅっと吸い付き、舌ごと吸い出すように唾液を啜る。
酸素を求めて唇が離れれば、更に舌先で舌を擽り、吸い付いてと、激しくも甘ったるいキスを繰り返す。