2017/05/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にステファンさんが現れました。
ステファン > 事務仕事の合間にぽっかりと時間が空いた
ソファで一眠りしようとも思ったが、執務室で寝ている所を目撃されれば、風聞が悪そうである
現状、十分に評判はよろしくないから、これ以上はどうしようもない…と、言って諦めてしまうのも
正直な所、指揮官としてはどうかと思う…代理、ではあるが

となると、眠気覚ましに城ご自慢の中庭あたりを散策するのが悪くない選択肢のように思えた
天気もよく春の日差しは少々、汗ばむほどである
中庭まで出てくると見回りの兵士や、王族の周りにおもねる貴族、そこそこ人の出入りがあるようであった
上着を脇に抱えて、しばらく中庭を散策していたが、目新しいものもなく、木陰に置かれたベンチに腰を落ち着けた
時折、見張りの兵士が自分の素性に気が付き、敬礼をされたりするが、『いいから』という目配せをしたりし、
王族にちかしい貴族が輪になって自分たちの推す王位継承者がいかに次期王にふさわしいかという賛美の声に
欠伸をしたりしながら、久方ぶりに仕事から離れた時間をぼんやりと過ごす