2017/04/17 のログ
■ルーク > 「…んっ…その…教えられた手順、では、んぅっ…男性器にも、準備が必要と聞いていますが…先程から、触れている硬い感触は、準備が整っているという事、でしょうか…もし、お辛いのであれば、その…お好きなように、していただければ、と…んっっく、…ふぁっ、ぁ…」
肉棒から滲んだ液は、彼の下着の布地を滑りを帯びて濡らし跳ねながらぐりぐりと押し付けられる感触が臀部に与えられる。
ぬるっとしたその感触も、官能の高まった体には刺激の一つとして与えられ、なにより雌の本能が擽られていく。
愛液を絡めてにゅるにゅると指から滑り落ちるかのように擦り上げられる肉芽の感触は、また違った刺激となりがくがくと腰が快感に震えるほど。
肉芽を可愛がりながらも、他の指が浅く膣口の中へと入るその初めての感覚に、びくっと体が強張り膣口は窄まるように蠢いて。
「んっ、ん…ぁ…アーヴァイン様…体が、触れられる度にぞくぞくして、逃れたいような感覚に見舞われます。これが、気持ちいいということなのでしょうか…っんぅ、ん…」
首筋に滑る唇の感触に、肌が粟立つような感覚を幾度も与えられふるふると小刻みに体を震わせながら濡れた琥珀がすぐそばにあるアーヴァインの顔へと向けられる。
耳朶へとのぼり、耳孔へと滑り込む舌先の濡れた感触と濡れた音に切ない吐息が零れおちていく。
頭の中で響くかのように、少し粘着くような水音が聴覚を埋め尽くしていく。
それに震えながら首を竦め、膣口に入った指に強ばっていた体から力が抜け落ちていく
■アーヴァイン > 「あぁ……準備は整っている、な…。かといって、ちゃんとルークの準備が終わる前に入れると…痛くなる、からな」
喘ぎ声混じりに問いかける言葉に、小さく頷きながら答えれば、指は変わらずに肉芽を責め立てる。
腰が何度も震え溢れる蜜が指に絡みつき、緊張に締まっていく膣口を、指が脱力させようと、何度も擽るように弾いて可愛がる。
「そうだ…それが気持ちいい…だな。ルークが気持ちよくなって、甘い声を出してくれると…興奮して、嬉しくなる…」
愛でたい人の喘ぎ声と、蕩ける様子は同様に興奮させて心を満たす。
心を封じてきた彼女が、女が味わう変化の中でも大きな一つを堪能してくれるなら…するしないを問わず、ただ嬉しさが満ち溢れる。
此方を見つめる瞳に薄っすらと微笑む茶色の瞳が答え、擽る舌先が喘ぎ声を開放させた。
徐々に指先にかかる圧力が弱まってくれば…頃合いかと、静かに彼女をベッドの上へ転がす。
下着を下ろせば、赤黒い先端に黒っぽく変化した肉の茎が隆々と反り立ち、溢れていたカウパー液で怪しいテカリを見せる。
太く長いそれを彼女の中に入れることを子作りとして知っているはずだが、実物のそれをみてどうなるやらと、その様子を見つめる。
「もう痛くなることはないと思うが…痛かったら…少し耐えてくれ」
止まるとはいえなかった、おそらく入れた瞬間に最低限の下限ぐらいしかできそうにないと思えるほど、興奮が高まっていた。
普段息を乱すことも珍しい男だが、大きな呼吸の音を響かせつつ、じっと見つめる瞳は穏やかなままだが、少しだけ雄らしい欲の色が交じる。
ぐっと足を開かせ、蜜に溢れたクレパスへ肉棒を押し当てると、じわじわと押し込み始め、入り口に先端を馴染ませていく。
亀頭が抵抗を感じれば、つんつんとそこを何度も突っつくようにして絡みつく感触を楽しみ……ぐぐっと押し込み始めた。
その抵抗がじっくりと弱まっていく中、それがパツリと消えた瞬間、ぐちゅっと一気に奥底まで埋没させていく。
子宮口を亀頭がごりっと押し上げ、びくびくっと小さな痙攣をする分身が、小刻みにそこを小突いた。
■ルーク > 「……有難うございます。ん、く…はぁ、ぁ…」
彼の方の準備はできているとの答えと共に、囁かれる言葉はルークを気遣いもので、ひどく大切にされている事を実感させる。
大切にされることに、胸の内に熱いものが広がっていく。
肉芽を弾かれ、膣口が愛液を溢れさせながら指を徐々に徐々に飲み込んでいくと、走る緊張は指に如実に伝わる事だろう。
「私も…ん…私、も…アーヴァイン様に、気持ちよくなっていただけたらと、そう、思います…。………。」
彼が触れるたびに体を満たしていく感覚が、気持ちのいいことなのだとそう答える茶色の瞳が微笑んでいる。
感じる事が、感じていると示すことで彼の興奮と嬉しさに繋がるというのなら与えられる感覚を素直に受け入れる方がいいのだと学ぶが、羞恥と強すぎる感覚を完全に受け入れるにはルークにはまだ慣れが足りなかった。
彼がルークに与えるように、ルークも彼に与えたいとそんな望みが溢れてくる。
ベッドの上へと寝かされれば、目の前で彼が下着を取り払っていく。
そして顔を出したのは、既に屹立した男性器。
赤黒く、隆々と立ち上がるそれは溢れるカウパー液で妖しくテカリ、ぴくっぴくっと別の生き物のように震えている。
ルーアッハの身の回りの世話をするなかで、男性器というものは見たことがあったが、屹立し女性の中に入る準備を整えたものは別物といっても過言ではない。
初めて見るそれに、少しだけ怖いと思ってしまうのはそれが自分の中へと入ると分かっているからで。
微かに息を呑むようにして、視線が少しだけ彷徨う。
「はい…。――っんっ…――っ」
彼の乱れた息遣いが聞こえる。見つめる茶色の瞳はいつもどおり穏やかだがそこに宿る光は微かに興奮の色が見える。
それだけ、ルークを抱く事に興奮しているのだと知れれば未知の経験への恐怖の中で嬉しさが湧き出してくる。
足を開かれ、クレパスへと肉棒が押し付けられるとじりじりと押し開かれていくのに無意識に体に力が入ってしまう。
「ふ…ぅぅ…っ、くぅっ…――あぁっ」
膣口が押し開かれ、未通の証である膜をつつかれるのにぎゅっと眉根を寄せてその圧迫感に耐える。
じわり、じわりと肉棒が押し込まれるのに限界まで広げられ膜が弾けた瞬間一気に奥底まで貫かれるのにルークの背が仰け反る。
痛みは、丁寧に前戯を彼が行ってくれたおかげでそれほど感じる事はなくどちらかといえば衝撃と言ったほうが強い。
ごりっと子宮口を押上ながら痙攣する先端の感触に、じんわりとした快感が子宮から広がっていく。
じわりと、結合部から破瓜の血が溢れてシーツに赤い染みを作っていくか。
■アーヴァイン > 御礼の言葉と共に膣口の力が緩んでいく、少しだけそんな思いが力を緩ませてくれたなら嬉しい限り。
いい子だと言うように腹部をひと撫ですると、愛撫はさらに加速する。
「……そういう気持ちが出てくるようになって、俺も嬉しく思う。そう思われて、交わるなら…ルークに子を宿して欲しい」
作業と違う、愛し合っての結果ならばとそんな囁きで答える。
何時か彼女に告げた、世継ぎを作るための性交はしないといった言葉、それが今になれば理解できるだろうか。
互いに気持ちよくなって欲しいと、繋がりたいと相思相愛の結果でなければ望まないと。
今でも世継ぎを欲するなら…そのまま出来るまで貪り尽くしたいほど、愛しく、何より欲情していた。
肉棒を目の当たりにして視線が泳ぐと、頬をなでながら身体が覆いかぶさる。
「見た目は少々グロテスクだが…ルークに興奮してこうなってる」
彼女に盛った結果だと、凶悪な見た目の理由を語ると、割れ目に肉棒を押し当てていく。
胸板と胸元を重ね、肌を密着させるようにしながら彼女の背中に腕を回していく。
しっかりと抱きしめれば、そのまま挿入が始まった。
絡みつく肉襞と蜜の感触に、肉棒からは強烈な快楽が走り抜け、脳を痺れさせる。
「っ……!」
膜がぷちぷちと千切れる感触とともに一気に、奥底へと入り込む。
ずんっと奥底を貫くほどのピストンは、それだけ胎内と肉棒が擦れ合うことになる。
息がつまり、一間おいてから息を吐き出すと、泥濘んだ胎内の感触に今すぐ腰を揺らしたくなる。
本当なら少し落ち着いてからのほうがいいのかもしれないが…我慢し続けた分、少し抑えが効かない。
「ルーク……痛かったら…言ってくれ」
そのまま腰を引くと、ずちゅ、ぐちゅ、と水音を響かせながらピストンが始まる。
雁首が絡みつく肉襞を掻きむしり、ひっくり返しながら抜けていくと、それを再び押し込むように亀頭が奥へと埋没し、ごつんと子宮頸を突き上げていく。
小刻みながら、最初にしては早めのペースで動いてしまい、荒がった呼吸が浅く早く繰り返され、彼女に耳元にかかっていくだろう。
先程までと違い、彼女を気遣ったものというよりは、彼女から感じる快楽にのめり込んでいく様。
苦痛は与えたくない、それだけは彼の中で唯一のブレーキと成りながらも、その言葉がかからぬ限り、一心不乱に腰を揺らしていた。
■ルーク > 「はい…アーヴァイン様…」
子を宿して欲しいと、そう囁かれればルークの唇に微かな笑みが浮かぶ。
胸の内に広がる歓喜の感情と、愛しいと想う気持ち。
それが唇を笑みの形へと変えていた。
初めて会ったときに、子を成すための道具であることを告げた時にやんわりと拒絶された。
道具として扱い、作業としての心の伴わない性交はしないとそう告げた意味が理解できるまでに、彼はルークの心を育てた。
「っはぁっ…んっ、んっ…大丈夫、です…ぁ…く、ふ…」
彷徨う視線に、その理由が語られルークの中に彼が入ってくる。
胸を重ねれば、早鐘を打つお互いの鼓動が重なり合う。
背に腕を回され抱きしめられれば、初めての挿入に強張る体が安心感から少しだけ力が抜ける。
拒むようにきつく締め付ける肉襞をかき分けるようにして押しはいる肉棒が、膜を引きちぎり愛液と破瓜の血でぬかるむ中を一気に奥まで突き上げる。
背を仰け反らせたルークの上で、彼が詰めていた息を吐き出す音とともに腰が揺らされるとそれに合わせるようにルークの唇から声が奏でられる。
揺れる視界、体に不安がるように自然とルークの腕は彼の体に回されしがみつきながら、彼の言葉になんとか返事をする。
愛撫を重ねられ愛液で濡れた膣内は、肉棒との摩擦で水音をたてながら肉襞がきつく締め上げながら絡みついていく。
まだ中で快感を得るには、圧迫感が強い様子ではあるが絡む肉襞を引き剥がしては引き抜かれ、奥へと先端が叩きつけられるのにぞくぞくとした感覚が背筋を駆け上り時折ひくんと体が、緊張ばかりではない戦慄きを示す。
荒い呼気が耳元にかかり、一心不乱に腰を振り立てる彼に中を掻き回されて切なく甘い声をあげ、彼に満たされていく感覚に幸福感が訪れる。
■アーヴァイン > 「……そんな顔で返事をされたら、今晩はずっと抱きっぱなしになるぞ?」
僅かながらの微笑み、孕ませたいと願う本能が一気に加速するのが分かる。
微笑みながら答えてはいるも、ぐっと下腹部から込み上がる劣情の熱が煮えたぎっていく。
愛し合っての交わりを望んでくれる、それが何よりの報酬であり、喜びとなっていく。
「っ……ぐ、――は、っ……ルーク…とても気持ちいいぞ、かなり加減やら…気にできてない、と思うが…大丈夫、か?」
繋がり、ピストンが繰り返される中、没頭しすぎないようにと彼女へ語りかける。
腕の中で何度も身体が跳ね上がり、その度に膣内が窄まるように絞り込んでくる感触は、とても強烈な快楽を生み出し、一番快楽が強くなる亀頭を、一番狭いところへと押し込んでいく。
その度に、ごり、ごりと押し広げ、擦れる力が強まれば、彼にかかる快楽も極上となるが、それは彼女も然りと言ったところか。
「毎晩…同じベッドで寝たら、毎度こうなりそうだ…」
ぬくもり、仄かな匂い、隣に見える表情。
想像するだけでも、何度も手を伸ばしそうだと困ったように笑う。
しかし、そうしたくなるほど、彼女をそばに置きたかった。
ぎゅっと改めて抱きしめると、耳元にゆっくりと囁きかける。
今夜からはずっとこうして眠りたいと。
彼女に与えてばかりいた男から、自身を満たすためのお願いを初めて紡いだ。
それだけ、欲してやまぬ気持ちは胎内をかき混ぜる肉棒にも如実に現れ、脈動のペースがじわじわと早まる。
頚部とぶつかり、擦れる度に強い快楽を感じれば、小刻みにそこを小突きあげて責め立てる。
肉芽よりも深い快楽を生み出すという場所は、不慣れな女なら性交を癖にさせる等という逸話があるのだとか。
そんなことも特に気にしたわけでもなく、ただ、彼女がほしい、繋がりたいと甘い欲望に駆られながら動き続ける。
■ルーク > 「んぅっ、はぁ…い、ま…初めて、自分が微笑いたいと思って微笑らえる事が出来、ました…ぁ…嬉しいよりも、もっと、もっと…んん…強い気持ちが生まれて…ぁ…」
微笑みながらも湧き上がる劣情に焼かれる彼の言葉に、幸福と歓喜が胸の内に湧き上がるのを伝える。
肉と肉の繋がりだけでなく、心と心が繋がる感覚が心地よい。
ずっと、このままでいたいとそう思ってしまうほどに。
「――っんぅ…ぁ…っ…くぅぅ、んっ…っ中を引きずり出されるようで、奥に当たるたびに、目の前で光が散るようでっ…んぁっ、わた、しも…気持ちが、いい、です…っんっ」
はぁっと熱い吐息を忙しなく零しながら、真っ白になってしまいそうな意識にアーヴァインの声が届く。
気遣う言葉に大丈夫だと、感じている感覚を告げる。
圧迫感はやはり強いが、それでもそこから生まれる快感も小さくはない。
ぎちぎちと強く窄まるように締め付ける膣の肉襞を、押し広げて入ってくるのにはやはり圧迫が感じられるが、その先にぶつかると全身に広がっていくような快感が広がる。
そして、引き抜かれていく瞬間にぞくりとしたものが走り抜け、それがまた肉棒を強く締め付けることとなり濡れた音を大きく響かせていく。
「アーヴァイン様…ぁっ…んっ、んっ…はい…い、ぜん、おっしゃったように…んぅっ、安らぎを、感じて…いただけたら、と思います…っふぁぁっ」
困ったように笑いながらの言葉、そして改めて強く抱きしめられながら初めて紡がれる、彼から求める言葉に歓喜に胸が締め付けられる。
嬉しそうに微かな笑みを浮かべたまま、その願いにルークは頷いた。
ルークを欲する気持ちに比例するように、強く早くなっていくペースに、子宮口を穿つように小刻みに小突きあげて責め立てるのに絶え間なく快感が体を走り抜けてルークを襲う。
ぞくぞくとした感覚は蓄積して、何かが破裂しそうなほどにルークの中で渦巻き蕩けさせていく。
「―――っぁ―――」
頭の中が真っ白に染まる。
パチンと何かが体の中で弾けてびくりっびくりっと大きな痙攣が起きて絶頂へと導かれ、ぎゅっと内部も痙攣しながらアーヴァインのものを強く締め付けていき。
■アーヴァイン > 「……!? そうか…ルーク、その気持ちで笑えるなら…もう、いつでも笑えると思うぞ」
彼女の微笑みが、自身で確りと理解して浮かんでいたという。
その言葉に、驚いたように、表情が崩れるものの、直ぐに穏やかな微笑み変わっていく。
もう幸せや微笑みを覚えてしまった。
駒ではなく、女に変わったのだと実感すれば、それを褒めるように背中に回した掌を少し伸ばし、後頭部のあたりを軽く撫でる
「……それなら、よかった。もっと気持ちよく……っ、なってくれ」
強烈な締め付けは、痛みや苦しみからではなく、もっとと強請る身体からの答えと知れば、肉棒がさらに一回り膨れる。
もっともっとグチャグチャに掻き回したいと、愛情と欲望が交じり合う中、ぐりゅぐりゅと、押し込む度に左右に捻りを入れて、刺激を強める。
張り付くような締め付けを引き剥がすように動かせば、その度に快楽は増え続け、とろとろと先走りの汁が溢れた。
「……ルーク…っ、君は……いい女だ」
はっきりと、ここで彼女の笑みの原動力がつかめる。
自分へ尽くすこと、そして、自分に喜ばれること。
駒として生きていた事も影響したのか、何処と無く被虐的な甘く濃い本性に触れると、狂わせてしまいたくなる程愛しさが沸き立つ。
ぞくりと強く沸き立つ快楽が、一瞬にして彼女を絶頂へ追い上げても、ピストンは止まらなかった。
ギュウギュウに締め上げられる肉棒が、その合間を潤滑油の蜜で強引に動き回り、痙攣する胎内を執拗に小突き続ける。
絶頂の高みから更に上へ、追いやるように。
「っ…は…! ルークっ…そっちを見てご覧…、それと、俺は…ルークの恥じらう顔が…すごく好きだっ、興奮が…止まらなくなる…もっと見せてくれ…っ」
身体を少し横に傾かせると、片足を持ち上げてピストンの動きを変える。
大きく開かれた股座は、傾いた先にあった姿見に映り込む。
彼に横向きの身体を無遠慮に貪られ、結合部が全て見えてしまうような格好。
その足を抱え込むようにして、大きく引いた腰を押し込み、叩きつけてと繰り返すと、その度にどく、どくと脈動の強さが強くなる。
「ぐっ……出る、ぞ…ルーク…っ!」
限界と、奥底まで押し込んでから再度左右に揺するようにしてこすり付け、ラストスパートを掛けていく。
早鐘のような脈動が大きく跳ね上がった瞬間、どくどくっ!と大量の白濁が勢い良く弾けだす。
駆け抜ける快楽に呻くような低い声を零しつつ、一緒にこう囁く。
孕めっ と、この綺麗なままの彼女を自分の精で埋め尽くし、奪い尽くしたい。
ぐっと押し込み続け、一滴残らず注ぎ込もうと密着したままの肉棒は二度三度と白濁を吐き出し、熱い溶岩のようにへばりつく性を、子宮内へ流し込もうとした。
■ルーク > 「この気持ちを教えてくださったのも、アーヴァイン様です…。」
いつもでも微笑むことができる、そうなら嬉しいと思う。
彼が詠った詩のように、月の光のように静かで穏やかに彼を照らすことができればいいと、そう願う。
まだ暫くは、今のようにすぐに微笑みを浮かべるのは難しいかもしれないが、自分からそう望みそう心がけることで普段の表情も次第に変化していくことだろう。
褒めるように後頭部を撫でる手に、擽ったい感覚が生まれる。
「――ん、はぁっ、あっ、あっ、んぅぅ――」
彼に望まれ、彼に尽くすことに喜びを覚える。
それは、主に尽くす意志のない駒としてではなく愛する人にすべてを捧げたいと思うから。
少なからず、その思考は駒として生きてきた人生が影響しているだろうが、それでもルークの個としての願いと喜びに違いなかった。
締めつけを引き剥がすかのように、激しく肉棒がピストンを繰り返し先走りを溢れさせる。
絶頂を迎え、痙攣しながら強く締め付ける膣の中を押し広げ、半ば強引に動き回りながら子宮口を執拗に小突き続けるのにどんどんと湧き上がる感覚がこみ上げてくる。
肌は舞い散っていた花弁の色に染まり、表情は快感に蕩けて体は痙攣する。
「――んくぅぅっ、ひっ…あっ…アー、ヴァイン、様…っこ、のような格好――っ~~~っ」
体を横に向かせられ、片足を持ち上げられれば擦り上げられる場所が変化する。
力が抜けた唇から、唾液がつぅと流れ落ちながら絶頂の波はどんどん大きくなってルークを溶かしていく。
ぐちゅ、ぐちゅ、と激しい水音と溢れる愛液と先走りが溢れ出す結合部が姿見にはっきりと写っている。
その様に顔を真っ赤に染め、羞恥に沈みながらも膣はより強く肉棒を締め付けていくばかり。
「――っんっぁぁっ」
子宮口に叩きつけられたあと、左右にねじるようにこすりつける動きに、目の前で火花が散るかのように光が明滅する。
低い囁きは、彼の欲望を濃く滲ませルークもまた、それを心から望む。
胎内へと熱い白濁が弾けて流れ込むのにびくっびくりと体を大きく戦慄かせぎゅっとシーツを握り締めてその熱を感じる。
隙間などないほどに子宮口に密着した肉棒の先端から二度、三度とマグマのように熱く濃い精がほとばしりルークの中を満たしていく。
■アーヴァイン > 「ありがとう、だが……その気持ちを育ててくれたのは、ルークだ」
微笑みのキッカケは自分だが、それを育てたのは彼女だと笑みで答えつつ緩く頭を振った。
今は朧月夜に見える、一瞬のような明るさではあるが…それでも心地よい笑顔だ。
そして、もっと酔いしれろと囁くと、素直にそれに沈み始め、声の甘さが強まる。
やはり、愛する人へ尽くす気持ちが笑みや幸福感を生むのだろうと思いつつ、動きは止まらない。
「っ……凄く厭らしくて、興奮する…ぞ、ルーク…」
そして、命令の後に卑猥なポーズを取らせると…姿見に移る顔を隠すことはなかった。
どろどろと白混じりの先走りが溢れれば、後はあっという間の事。
互いに望みあったまま白濁が注がれていくと、大きく痙攣する身体の様子を眺めながら、足を手放し、仰向けにしながら覆いかぶさる。
荒い息遣いのまま、重ねるだけのキスを繰り返し、快楽と甘みを混ぜ合わせつつ快楽が余韻へと移れば、ずるりと引き抜く。
蜜と白濁に僅かな血と、混じり合った体液の絡みついた肉棒。
それはまだ硬さを衰えさせておらず、どさりと隣に転がれば、抱き寄せてくしゃりと髪を撫でた。
「……まだ終わらないからな?」
太ももに押し当てた肉棒は、既に硬さを取り戻しつつある。
こうして彼女の初夜は、甘ったるく激しい夜へと変わるのだろう。
朝焼けが見える頃には、何度交わったから分からぬほどに汚れた身体を重ね合わせ、腕の中に包み込んだまま眠りこける。
毎晩、こうして抱きしめて眠ると告げた通りに。
そして、重なる肌に息遣いに、鼓動。
腕の中で小さく感じる彼女の全てに安堵しながら、緩やかに寝息を立てていた。
■ルーク > 「アーヴァイン様…っぁ…」
結合部の晒される卑猥な格好に羞恥に染まるも、愛される喜びに、繋がる喜びに視線が逸らせなかった。
大きく痙攣を繰り返す体を仰向けにされれば、彼が覆いかぶさる。
お互いの吐息が激しく溢れる音を響かせながら、啄むように何度も触れるだけのキスが繰り返されてまた淡い微笑みが浮かぶ。
快感の余韻と、甘い幸福を噛み締めるように。
ずるりと引き抜かれると、秘裂からはごぽりと白濁と愛液の混ざり合った薄ピンクのものが溢れてくる。
横に転がった彼がじゃれるように、ルークの体に腕を絡め髪を撫でるのにルークは琥珀色の瞳を細めて茶色の彼の瞳を見つめた。
「…はい…」
太ももに押し当てられる硬い感触と言葉に、小さく頷き受け入れていく。
肌の温もりを重ね、息遣いと混じり合わせ鼓動を感じながら、溶けるかのように甘く激しく交じりあったあと。
彼の腕に包まれて、心地よい疲労の中でルークもまた眠りへと落ちる。
ご案内:「王都マグメール 王城」からアーヴァインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からルークさんが去りました。