2016/08/31 のログ
ご案内:「王都マグメール王城 ある王族の書斎」にメイリンさんが現れました。
■メイリン > 仕えている王族の娘は、今頃とうに夢の中。
昼間のうちであれば自由には動けないが、現在、時刻は深夜。
己の担当する娘―――では無く、彼女の父親たる王族が、
執務室として使用している書斎も、しんと静まり返っており。
手持ち燭台をひとつ左手に携え、まるく弱々しい灯りを頼りに、
重厚な質感の扉をそっと開き、隙間から身を滑らせる。
後ろ手に扉を閉ざしたところで、ほう、と肩を揺らして息を吐き。
「……手早く、済ませないと。」
独り言ちて歩み寄るのは、正面奥に鎮座する大きな机。
磨き抜かれたマホガニーブラウンの上に、幾つもの書類の山。
机上隅に燭台を置いて、紙を捲る音にも細心の注意を払いつつ、
機密に類する書類が無いか、と探し始める。
ご案内:「王都マグメール王城 ある王族の書斎」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > さて、仕事は手早く済ませたいモノだが……
(足音を消し、廊下に堕ちた闇を渡るかのように、歩む男の姿が。
一般の兵士にまぎれて侵入、頃合いを見計らって情報を抜き取り帰還する。
平たくと言えば、スパイ行動である。
何かしら不正の証拠があればよし、無くても計画書か何かが見つかれば――王族同士、骨肉の争い、求めるヤツは幾らでもいるのだ)
この辺りなら、ひとまず仕事もし易そう……おや?
(この時間だ、うろついているとすれば見張りの兵位のモノだろうが。
扉の向こうから、何やら気配と、物音らしき物。
この時間帯に持ち主が書斎に、なんてのも中々考えにくい所だろう。
扉に手を掛けると、そっと開き……明かりは、ついていないらしい。
となれば予想は恐らく当たりだろう。
他に考えられる理由と言えば)
……御同業……か?
(視界を暗がりに慣らし、書斎へと静かに侵入をすれば。
気配の発信源、明かりの有る方角へと書棚の影を縫いながら近づいてゆく)
■メイリン > 王宮は謀略の坩堝、騙し騙され、探り探られが当たり前。
だから当然、鉢合わせになる、ということもあるものなのだろう。
―――しかし。
「…やっぱり、そう簡単には…」
見つからないものか、有用な書類、なんてものは。
手許に揺らめく灯火だけを頼りに書類を繰りながら、溜め息交じりに呟く、
そんな己は未だ、スパイ、と呼ぶのも憚られるようなひよっこである。
扉の開け閉てにも気づかなければ、近づいて来るひとの気配にも、
此方を探し当てる誰かの眼差しにすら気づかない有り様。
相手が己よりずっと、スパイ活動に長けているのだ、というのは、
この場合、きっと言い訳にもならないか。
■アシュトン > …………
(暗闇の中に見えるのは、メイド服。
恐らくは女中として潜入していた、という事か。
自分も似た様なモノであるし、この手の方法は被ってもそう不思議ではあるまい。
コチラが近づいていっても、気づく様子はないが――さて、本気でかわざとか。
手練れであれば、敢えて隙を見せる、という方法も十分とあり得るの、だが)
………………
(音を消したまま一足、大きく距離を詰めると相手のすぐ背後にまで忍びより。
片手は相手の声を殺すように口に宛がい、もう一方の手で背中を強く押して、ひとまずは机へと押し付ける形にしてみようか。
読みは勿論、相手は素人。
そもそもプロであれば、『書斎に何か居る』なんて気づかれる事なんてないのだろうから)
■メイリン > 己の服装は、明らかにメイド。
あるじの居ない机に陣取って、書類をかさかさと捲る、
そんな姿が怪しく見えない筈も無い。
――――ふ、と背筋に何か、空気の流れを感じた気がした。
けれど其の正体へ思い至るより先、大きな掌が己の口許を覆い、
強い力で眼前の机上へ、上体を俯せに倒される。
「っ、――――…ん、んー…!」
ばさばさと床へ散らばる書類、胸を押し潰されて呼吸が圧迫され、
くぐもった悲鳴が彼の掌に封じ込められる。
咄嗟に右手を机につき、左手を伸ばして燭台を掴もうとしながら、
敵わないまでも、必死に身を捩って逃れ出ようと。
■アシュトン > 真夜中に随分と仕事熱心だな、メイドさん。
探し物か何かかい?
(相手の背中に胸板を押し付けるようにしながら、動きを制し。
耳元に顔を近づければ、小さな声で語りかけ)
おっと、それは困る
威勢がいいのは嫌いじゃないけどな。
(スパイに侵入する位だ、押さえつけられた位で諦める訳もないだろう。
彼女を体で押さえつける事にした分空いた片手を軽く振るうと、袖口から伸びる一本のワイヤ。
彼女の手が届く前にそれを燭台に絡み付けると、スルリ、静かな音と共に机から床へと墜ちてゆく)
さて、不審な様子を見るに恐らく間者、といった所か。
見回りに来てたまたまと見つけた俺は随分と運がいい……
(一先ず自分自身については伏せながら、相手の様子を伺うべく問いを掛けて。
ワイヤーを袖口にへと戻すと、その手を相手の臀部にへと。
スカートの上からその丸みを這うように、手を動かしてゆく)
■メイリン > 男の身体を押し退けることなど、小娘の身に出来る筈も無く。
耳許へ囁き落とされる声音に、無意識のうち、怯えたように肩が跳ねた。
伸ばした手が燭台を掴み取るより先、しゅる、と巻きついた何かが、
其れを机の向こう側へ滑り落としてしまえば、辺りは暗闇。
己の上体は変わらず、男の胸板で押し潰され、固定されたままで。
「んっ、んぅ、――――ぅ、うう…!」
相手の物言いからすると、見回りの兵士、といったところか。
運が良い、という言葉の意味は、着衣越しに双丘を捕らえる掌が教えてくれた。
ぞく、と背筋に走る悪寒、僅かに浮き上がろうとする腰の動き。
空振りに終わった左手を後ろ手に伸ばし、男の手を引き剥がそうとしながら、
はく、と唇を開いて―――男の掌へ、思い切り歯を立ててやろうとして。
■アシュトン > 君の結末は二つだ。
一つは、俺が君の事を捕まえ、報告する。
何を探していたかは知らないが、ま、生きて日の目を見る事はないだろう。
俺としては手柄にもなるし、悪くない。
(信頼を得る事が出来れば、動きやすくもなる。
自分自身についてをうまくごまかす事が出来れば、十分と見返りはある。
勿論、侵入するにあたって簡単には疑われない工作位は、噛ませているのだが。
撫でる手つきを強め膨らみの形をゆがませながら、スカートをめくり上げてゆき。
まずはショーツをさらけ出した姿へと、変えてゆくとしようか)
二つは、今後俺の言いなりになるのと引き換えに、見逃して貰う、だ。
見たところ、君の目的は達成されていない様に見える。
望み潰えて一生牢屋――よりも随分と、希望のある選択だと思うがな。
(喉元で小さな笑みを鳴らしながら、相手の首筋にへと軽く唇を重ねつける。
当然此方も、自分の活動に便利な布石を張れるから、だ。
勿論、他の目的も、あるのだが。
後ろへとまわしてくる手の抵抗はあるものの、体格差と、体勢による優位がある。
多少邪魔にはなるが、逃す程の隙を作るものとは言い難いだろう)
おっと――っつ!
(答えを聞くより前、口を開くような仕草に大声でも上げるのかと思ったが。
コチラの手へと歯を立ててくる感触に、微かと上がるクチの端。
逆にコチラから人差し指と中指の二本を、強引に喉元まで捻じ込んでやろうとする。
当然噛まれて痛みは走るだろうが……城内にいる兵士の格好だ。
剣や武器を振るうのに備えて、革の手袋程度は付けている。
奥まで指を入れられる嘔吐感じも合わせれば、少女の力で指二本を噛み切るのは、まぁムズカシイだろう)
……どうも、もっと別の選択がお好みらしいな。
■メイリン > 相手が兵士を装った侵入者である、などという発想は、
こんな状況の己に思い浮かぶものでは無い。
捕まって、取り調べられて、身分の詐称が明るみに出る、のは、
勿論、絶対に避けるべき事態だけれど。
其れでも、其れにしても、――――
たっぷりとした長さのスカートがたくし上げられ、
暗がりにも仄白く、白いショーツに覆われた双丘が暴かれて。
楽しげに笑う男の唇が、無防備に晒された首筋へ落ちる、
――――無理だ、そんなのは絶対に、無理。
こんなところで、こんな風に、見ず知らずの男に、なんて。
耐えられない、そんなのは絶対に、―――
「―――ッあ、ぐ……っ……!」
がじり、噛みついてやった、と思う間も無く。
革手袋に包まれた無骨な指が、口腔へ容赦無く捻じ込まれた。
口の中に広がる革の不快な匂い、喉を衝かれて嘔吐感が募る。
噛みしだいてやろうとすればするほど、喉奥を穿たれるようで。
「んぐ、……ぅっ、ぅ、…ふ……う、う…!」
離して、苦しい、気持ち悪い。
そう喚きたかったけれど、獣じみた呻き声にしかならない。
たくし上げられたスカートを引き戻そうとする左手、
口腔を犯す手指を引き剥がそうと伸ばす右手。
何れも所詮は小娘の力でしか無く、眦にはいつしか、涙が滲んで。
■アシュトン > (相手の身分も分からない為に、スパイである、という情報しかコチラにはないが。
これでも十分、相手に恐怖を抱かせる効果はある。
此方の正体がばれていないのであれば、なおさらに都合はいい)
コチラに握りられている状態だってのに、随分と威勢がいいじゃないか。
まさか、ここから逃げるって心算じゃぁないよな?
俺が声を上げれば、見張りもすぐにやってくる――どちらにせよ、詰みさ。
君が俺を倒せるのならば、話は別だがね。
(さわり心地の良い下着越しに、下着を撫でまわしていれば、やがて指はスルリと滑り。
布地に包まれた恥丘に触れると、割れ目を上下に擦り上げ始める)
ならしかたない、君が俺の言う事を聞くように、作り変えちまうしか、ないな。
正直な所を言えば、君を売りつけて手に入れるモノなんてのは、二の次位なモノでね。
(どちらにせよ、有効に使える期間は短い。
ならば、……といった所だろうか。
両指を口腔内へと潜り込ませると、舌や歯茎を指で丁寧でなぞり。
彼女が反抗の意思を見せて力を込めるのに合わせ、奥へと捻じ込めば喉を抉り抵抗を奪い。
やがて秘所へと触れていた手が下着を横へとずらせば、直接と、割れ目にへと指を添え。
媚肉を解すように撫で上げ始めた)
■メイリン > ―――正直に言えば勿論、逃げる気は満々である。
相手だって己の顔をはっきり覚えた訳でもあるまい、
兎に角今は、この状況から逃げ出さなくては―――と、思うのに。
「んっ、んぅ、う、う――――!
ぁう、……う、んんん、っ………!!」
別の誰かを呼ぶ、だなんて脅しを交えながら、男の手は無遠慮に、
下着越しの尻から腰骨を伝い、子供のように滑らかな恥丘を辿り始める。
硬く閉ざされた合わせめを、緩々と。むず痒いような感覚に身をくねらせ、
左手に引っ掛けたスカートの布地を必死に引っ張り、
右手で男の手首を掴み、手袋越しにぎりぎりと爪を立てて。
其れでも、―――大きく唇を開き、勢いつけて歯牙を立てようとするたび、
ぐ、と喉を突かれてえずき、眦から頬へ、ぽろぽろと涙を零して。
口端からは嚥下を許されない唾液が、だらしなく机上に滴り落ちる。
やがて、男の手が下着越しでは無く、直接、柔らかな秘裂へ触れてくれば。
びくん、と腰を跳ねさせ、足先が床から浮きそうになるのも構わず、
伸び上がるようにして男の指先から逃れようと。
「んゃ、……っや、ぁ、んぅう、…う………!
さ…わ、…触らな、――――っふぅ、う、んっ……!」
がつん、と膝が机の脚を蹴った。
柔らかな秘肉は男の指に確かな弾力と、強い抵抗を伝える筈。
浅く、割り込まれるのさえ耐えられない、とばかり、内側の粘膜が小刻みに震えて。