2016/01/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 植物園」にエデルガルトさんが現れました。
エデルガルト > 王城の一角に広がる植物園。冬の冷たい風に大きく育った樹が揺れ、ざわざわと音を立てる。
そのさらに一角に、煌びやかな硝子でかこまれた温室があった。
外の寒気とは裏腹に魔法で生み出された暖気に、南国の樹木が華やかに色とりどりの花をさかせている。大理石でつくられた机に座るのは、細い蔦の様な髪を持つ細身の女。甘い香気を機嫌良く吸い込んでは、裸足の足をぷらぷらとさせながら髪から咲いた赤い花に触れて鼻歌を漏らして。

「ここは、あったかくて、好き…♪」

うふふ、とどこかぽやっとした様子で呟きながら、頭の花が熟して生った赤い実をしゃくりしゃくりとかじっていて…。

エデルガルト > やがて穏やかな時間に、大理石の机の上で膝を抱えた樹霊の女は、うとりうとりと、まどろみはじめる。
手に持った赤い果実がころり、と転がって白い机の上で果汁が机を汚して…

ご案内:「王都マグメール 王城 植物園」からエデルガルトさんが去りました。