2015/11/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にナルラさんが現れました。
ナルラ > 私室にて、書類に目を通し、状況の分析にかかっている。
室内には彼を含め5名のカオナシ騎士が仮面をつけたまま、主君と同じように書類を読んでいる。
さらに3名が、書類の制作にかかっており、見たところかなり滑稽な様子だ。

「ん、やっときたか」

敵の領土に放った間者からの念話が入ってくる。

相手も確認のつもりだろう、2.3の言葉を交わし、お互いの通話が可能である事を確認している。

敵国もまた、今回の戦乱によって国内が荒れているもよう
人外、魔族かそうでないかは判らないが、人間でない存在を多数確認したとのこと。

場内の関係者の名をあげられれば、書記を行っていたカオナシ騎士が羊皮紙に書き写していく。

念話のフィルター、虚偽の反応がないか確認しつつ

念話なれどその情報量は多く、かなりの時間をかけ、現状のティルヒアの状況を認めた書類が完成した。

ナルラ > 長時間の念話、それが終了すれば、相手からの通話が切れる。

「仕事の内容、まずは及第点といったところか」

そのまま同じ書類の複製をはじめていく。

相手の城の見取り図や敵軍の情報の価値は大きい。

まあ、困ったことにその価値を理解できるものは、一部の将軍ぐらいなのだが。

地図も念話で送ればいいのにと思いつつ、地図の到着を待つ

しばらく時が達ち、日が暮れることになれば、部屋の窓に一羽の白い鳥がやってくる。

ナルラ > 「来たか」

窓を開ければ、鳥は放った間者と同じ姿になり、
懐から取り出した書類をこちらに投げてくる。

「ご苦労」

書類を受け取れば、少女は再び鳥の姿になり、南方へと飛んでいった、かなり急いでいるようだが
あの分身はいないと不都合でもあるのだろうか。

ナルラ > 「さて」

手に入れた書類と地図を広げ。

「はじめるか」

書類を読み、地図を確認していけば、同時に彼の配下であるカオナシ騎士が、その複製を作っていく。

ティルヒア攻略に役立つのは情報。

あの間者にはもう少しいろいろと探ってもらわなければならない。

仕事の前にやってくれた一悶着、それの尻拭いをするからにはその代償も払ってもらわねばならんな。

ナルラ > 完成した地図の複製品は、軍の関係者へと書状と共に送っておく。

放った間者からの情報だと。

それを上手く活用するかしないかは判らないが、
判る人間が軽視できる情報ではあるまい。

ナルラ > 「さて、まだまだ忙しくなるな」

そのまま仕事を顔無騎士で分担をし
仮面をつけていないナルラは、この場を後にした

ご案内:「王都マグメール 王城」からナルラさんが去りました。