2015/10/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にアリシアさんが現れました。
■アリシア > 王城に戻り、学院での身体の疼きから汚してしまった下着やスカート、
せっかくなので湯浴みをして、汗も流そうと大浴場へとやってくるひとりの姫。
侍女に衣服を預けて下がらせれば、そのままバラの花の浮かべられた大浴場へと向かっていく。
いわばこの大浴場はこの城に住む王族、女性の憩いの場ではあるのだが、まだ他に誰もいないようである。
「一人ですか……」
入浴の前に、石鹸で身体を洗い、植物の香りのする染髪剤で髪を洗ってもらおうと思い、予備鈴を鳴らす。
「誰か、誰か湯浴みの手伝いを」
■アリシア > 「あら?」
従者を呼んでも、しばらく誰も来ない、このままでは体が冷えてしまう。
「しかたありませんね」
そのままかかり湯をすれば、アリシアはそのまま湯船の中に身を沈めていく。
「はぁ……」
体を温める湯の温もりに安堵の笑みを浮かべ、バラの香りを楽しんでいる。
「こう一人でこの大きな湯船を独り占めは、やはり少々贅沢すぎる気がしますわね」
■アリシア > 「はあ、温かいです……そういえば、九頭竜山脈には名湯があるとか」
そう言って、噂話を口にするが、聞く相手は誰もいない、そう思うとつまらないと唇をとがらせて。
「やはりこう広い場所で一人は寂しい者ですわね」
そう思って、誰か姉妹か、それとも他の王族の方が来ないかと思いつつ、話し相手に飢えている少女は、軽く吐息をもらす
■アリシア > 「そろそろあがりましょうか」
そして湯船から出ればちょうど従者がやってくる、彼女たちに体と髪を洗わせ、身体を拭くのと着替えまでやってもらえれば、そのままアリシアは自室へと帰っていった
ご案内:「王都マグメール 王城」からアリシアさんが去りました。