2015/10/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にアリシアさんが現れました。
アリシア > 王城に戻り、学院での身体の疼きから汚してしまった下着やスカート、
せっかくなので湯浴みをして、汗も流そうと大浴場へとやってくるひとりの姫。

侍女に衣服を預けて下がらせれば、そのままバラの花の浮かべられた大浴場へと向かっていく。

いわばこの大浴場はこの城に住む王族、女性の憩いの場ではあるのだが、まだ他に誰もいないようである。

「一人ですか……」

入浴の前に、石鹸で身体を洗い、植物の香りのする染髪剤で髪を洗ってもらおうと思い、予備鈴を鳴らす。

「誰か、誰か湯浴みの手伝いを」

アリシア > 「あら?」

従者を呼んでも、しばらく誰も来ない、このままでは体が冷えてしまう。

「しかたありませんね」

そのままかかり湯をすれば、アリシアはそのまま湯船の中に身を沈めていく。

「はぁ……」

体を温める湯の温もりに安堵の笑みを浮かべ、バラの香りを楽しんでいる。

「こう一人でこの大きな湯船を独り占めは、やはり少々贅沢すぎる気がしますわね」

アリシア > 「はあ、温かいです……そういえば、九頭竜山脈には名湯があるとか」

そう言って、噂話を口にするが、聞く相手は誰もいない、そう思うとつまらないと唇をとがらせて。

「やはりこう広い場所で一人は寂しい者ですわね」

そう思って、誰か姉妹か、それとも他の王族の方が来ないかと思いつつ、話し相手に飢えている少女は、軽く吐息をもらす

アリシア > 「そろそろあがりましょうか」

そして湯船から出ればちょうど従者がやってくる、彼女たちに体と髪を洗わせ、身体を拭くのと着替えまでやってもらえれば、そのままアリシアは自室へと帰っていった

ご案内:「王都マグメール 王城」からアリシアさんが去りました。