2023/01/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 とある庭園」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > アスピダの何とも言えない状態が続く中
戦場を自然とタナールを中心に戻しているメイラ
現在は暴れに暴れた手前 王都でまた雑務や稽古の日々が多い。
社交界に赴くことは滅多になく顔の覚えをよくすることも
況してや横にパイプを作ることもない。
そういったものは、同じものを食べ同じ土を踏み同じ肉を斬る者らで十二分すぎるように。
最後方で腰を下ろす者と最前線で腕を振るう者の認識の際だろうか。
そんな中、富裕地区に備わる とある貴族邸が管理する大きな庭園
花や垣 噴水に広場 そう言ったものの中にある風変わりな場所
現在は温水を用いて飼い慣らしている大鰐の池である。
今の季節は寒いせいか余計に外に出てくる気配はない。
与えられる食事のみで生きていける鰐らは狩りという言葉すら無くしている。
メイラはこの筋肉と肥えた体をした鰐らを、まるで美しい五色鯉同然に気に入っている節がある。
現在も、遊びに来た際こうして馬革と鬣のファーのコートを羽織りながら手元には籠が一つ。
大き目のそれにまるで鯉にタブレットを与えるかのように、三つに切り分けられた干しの出舞鱈を蒔いている。
「ほーら おあがりなさい。」
足元にいても怖気づくことがない 鰐らも無駄に敵対をせず
足元に転がった塊という認識でもない限り襲うこともないだろう。
バラバラと開けた口の中に放り込まれたなら 亀の甲羅を砕くよりも簡単にバキボキと召し上がられていく出舞鱈のぶつ切り乾物。
ゴフゥゥゥと吐息を漏らす肉食の大柄鰐ら 貴族で飼う理由は 道楽 自慢 そして処理と
色々とあるだろう 便利なペット。
メイラ自身も、こうした生物を飼ってみたくなる気持ちがあれど、時折愛でるくらいがちょうどいいのだろう
近づいてくる鰐の一匹にバクンッとまた一つ投げ与え。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 とある庭園」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。