2022/03/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 カジノ」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 富裕地区カジノ
メイラは、今夜は珍しく馬車での出歩きとなった
普段の黒生地や腰に差した獲物で、なにも慄くこともないように出歩くオフの日
偶には肉と女 腰の物以外で付き合えと友人に誘われ、珍しくそれ相応の
どちらかと言えば物珍しさが強いと言える肩出しの“着物”と呼ばれるドレスを身に着けている

本当なら、体の豊満な具合で言えばきつくなってしまうそれも
肩出し細工が施されたそれでは窮屈さもないかのよう
馬車から降りたメイラは、白のカチューシャは編み込みは敢えてそのまま
素のままの手指には爪紅が淡い色で施される。

視線を感じるのは、着物という衣類の他、カタンカタンと鳴る足元
所謂下駄と呼ばれる履物を真似て拵えられたそれのせいか
通常の、ごっちゃりとしたものに比べればすっきりとまとめてしまっている姿で
時折友人と混ざりながら 時には一人で 季節柄肩が露でももう震えることもないのなら
ゴルドと入れ替えられた銀と銅のチップを手に ルーレットやカード ダイスなどを眺めているだろうか

手元や視線の駆け引きで言えば 真偽や命のやり取りのほうが経験しているせいか
推理やイカサマを自身で施すつもりもないメイラにとって これは本当に遊びにでかけているだけの
ほんの一興でしかない 故の衣と護身程度の腰のもの。

「戦場でもカードやダイスをやる者はいても、こういった公の場は手元の動きが違いますこと。」

何かはやっている しかしどうやっているのかまでは見えない といった具合だ
それがこちらに振るう動作までいけば確信できても、中にはすり替えていたとしても
結果的にわからない そんなことをやる盗賊顔負けのそれもいることだろうか。