2022/03/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 食事処」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > カチャカチャ ザワザワ
やや大き目な食事処 内装まで塗り替えているわけではないものの
食事はシェンヤン料理が食べられる場所として知られる亭

料理人らはその手に職を持つという部分から連れてこられているのかは知らないものの
毒を盛る心配や反抗心などもなく、従順な味がするというものだった

メイラ自身、シェンヤン人の料理など食べる気はしない などということはなく
こうして悠々と別の国の料理を楽しめるという点では、オーナーの商魂に感心しているだろうか

「肉一つとっても、違う調理法はおいしいですわね。」

たっぷりの香辛粉と乾煎りするように鍋で振るわれた肋骨肉や脂がとけている蒸し魚
他には粉の皮で包んだ一口大の料理ら

メイラのギザ歯で咀嚼されていくそれは、戦場で見るような獰猛な笑みとは違う
味蕾と胃を満たしていく作業は思いのほか、メイラの機嫌を良くさせていた。
ただ、箸などでは食べずに二本歯のフォークを使用するのは
両手に身に着けている黒い鉄をはずしていないためである

「(ごぎゅっ) ―――ふぅ。」

甕酒を片手に、メイラは一人食事を楽しみながら、笑みは半月を描く。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 食事処」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。