2021/08/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 陸の孤島のレストラン」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 夏の一番暑い時期が通り過ぎようとしている期間
メイラは珍しく武器を携えず、完全な丸腰で小舟で通える陸の孤島へと向かっていた
海沿いのコの字に凹んだ落ち着いた海 その中心で構えられた陸の孤島風のレストランは完全な非武装地帯
解けて離れた富裕地区と認識されている、治安の行き届いた場所

メイラは出された船に乗り込み、船着き場から降り立つと見える明かりはレストランを示す為のものだけ
店内へと入ると落ち着いた色合いと明るすぎない空間
テーブルのグラス燭台が点々と見えている

スタッフの案内で一人、窓際の席へと腰を下ろしに行くまでの間
今日ばかりはそれなりな服装に身を包んで女と出向いてきている同輩
自身の妻と珍しく外に出かけるインドアな王都学者の年寄などが見える

「あら、貴方にも愛する者をもてなす気概がありましたの?」

中にはメイラと軽く手を上げ合う者もいる中で、椅子を引かれ、エスコートされるまま腰を下ろす
膝までの長い黒髪を踏まないよう、パサリと一度浮かせた後は、頼んだ発泡ワインを片手に料理を一つ頼むだけ
窓際で暗い海と波の音が聞こえる中で、悪魔的なギザ歯の奥へと一人流し込み。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 陸の孤島のレストラン」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。