2019/07/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にマーラ・パーピーヤスさんが現れました。
■マーラ・パーピーヤス > 富裕地区にある雑貨店、その扉を開き姿を現わしたのは一人の少女。
両手で大きな袋を抱えた姿は、買い物を終え、これから帰るのだと分かるだろう。
この富裕地区に存在する、ある娼館に勤めている少女。
結構有名な場所らしいが、少女の存在は余り知られていない。
それはそうだろう、普段は裏方ばかりであり、滅多に表に出て来ないのだ。
今日もまた、こうして買出しに出ている訳である。
そんな少女の存在がどんなものなのか、きっと誰が見ても分からない。
「えーっと…これで全部…?」
もぞもぞと、手にしたメモらしきものを確認しようと。
上げようとしたり、斜めにしようとしたり、少しバランスが崩れそうになるが、何とか確認をしようとする。
「も、もうちょっとなのです…もう、ちょっと…」
更に角度を変えれば、ギリギリ見えそうになる。
抱えた袋がぐぐーっと傾く様子は、周りから見ると、危なく見えるに違いない。
■マーラ・パーピーヤス > 「あ、っとと…だ、大丈夫だったのです」
ぐらっと揺れるも、何とかバランスは保つ。
そのついでに、何とかメモの確認は出来たらしく、もぞもぞとメモを戻す。
「それじゃ、戻るとするのです」
よいしょ、と袋を抱え直す。
進むにしては、ちょっと荷物が大きくて前が見え難い。
それでも、ふらふらっとしながらも、何とか帰路に。
何とか無事に進めるのは、そう人通りがないお陰か。
あっちへゆらり、こっちへゆらり、危なげに進む少女。
そのまま無事に帰れるのか、何かやらかすのか、それは運次第。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からマーラ・パーピーヤスさんが去りました。