2019/06/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」にフィズルさんが現れました。
フィズル > 「さて、と…」

マグメールの一角。
ある貴族の邸宅で行われている祝宴に、派手な男はいた。
本来ほぼこういった宴には参加しないが…今は理由がある。

『おー、バークラバーのとこの。珍しいな。
貴族位などいらんと言っているくせに、こういった場には来るのか?』

「いやいや、シャーラ家にも顔を見せておこうと思いましてね。長男が来られない代わりに私が。
つきましては、北側の件ですが…」

に、と作り笑いで、でっぷりとした貴族の軽い嫌味を受け流していく
どうせ、力でも運でも自分に敵わない連中だ。しかし情報を得るにはそういった連中にも関わる必要がある。

今の彼はある。情報を探している途中だ。
雑談から話を遠回りさせたが…。
話していた貴族からは特に情報が得られず、さて次は…と挨拶を装った情報収集の相手を探していて。

フィズル > 「おー、ロランのとこの。でかくなったな…。いや失礼。
今宵は兄の代わりに出席しました。ああそういえば…」

次に声をかけたのは少年に近い男性の貴族
だが、ある貴族家の長男だ。
幼いころからの知り合いのため最初は気安く。
相手からは邪気も謀りの気配も感じないため、笑顔を見せながら話を。

「そうか。聞いたことないか…。いや、ありがとうございます。
それとは別件だが…」

と、また話を…できるだけ湾曲させて質問をして
先ほどよりは気安く礼をしてから離れ
また、声をかけれそうな…暇そうな貴族を探している。

フィズル > その後も、情報収集をしながら…
裏で行われていた淫猥な宴には参加せず。その場を後にした。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」からフィズルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区/貴族邸宅」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 夜の帳も落ちる時間帯。
富裕地区にある、一部では有名な悪徳税収官の邸宅内にて、その主が食事を行っている。
テーブルの上に広げられた贅を尽くした料理の数々。
汁の滴る肉を口へと運び、むちゃむちゃと音を立てて噛み締める。
口元を汚す事さえ気にせぬその様はお世辞にもマナーがあるとは言えぬ作法。
この邸宅の主であるのだから、気兼ね等しないのは当然だ。

背後に控えるメイドも何も物申すことなく、静かに佇み時折配膳や身の回りの世話を続けていた。

そうした不作法な食事が立てる音に交じり聞こえる水音がある。
時折、くぐもった声すらも混じるその音は、座する腰のすぐ前に顔を埋めた女から聞こえてくるものだ。
それは他のメイドか、或いは客か、引っ張り込んだ獲物だろうか。
兎角、食欲と性欲を同時に満たす怠惰な時間が当たり前の様に過ぎていた。

「おい。誰ぞ、今日は来る予定があったか?」

ソースに汚れた口元を、傍に控えていたメイドがナプキンで拭う。
こんな人物でも貴族は貴族。
特に税収官ともなれば陳情や何がしかの報告に来客がある事も珍しくはない。
メイドへと今宵の予定を問いかけながら、股間に顔を埋めている女の後頭部を掴み、深く銜え込ませようと引き寄せる。
来客がある様ならばそれが女性であるかどうかも、重要だ。
あるならば来るまでの時間の手慰みに、女への口奉仕を続けさせ。
無いならば、本格的に嬲りにかかろうと口の端を歪めながらの確認だった。