2019/04/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2【イベント開催中】」にステファンさんが現れました。
ステファン > 帝国よりの公主受け入れにより王城は蜂の巣を突いたような大騒ぎである
それに伴い、王都守備任務にあった第十八師団、通称、『窓際師団』は配置転換により任務を外され、
現在は街道、城壁整備や街道筋での治安任務以外からは外され『将軍代理』も一時期に比べて随分暇になった…具体的にはサインする書類の類が減ったと言える

任務を外されたのは何かミスがあったとかではなく、公主受け入れによる帝国人の来訪する辺り、
王都守備が師団規模にも満たない、装備も別師団のお下がりという『市民招集兵』では王国の面子に関わる、
という一部、王族の発言によりなされたもので、自分や自分の部下達がやらかしを演じたわけでは決して無い

というわけで、忙しかった日々も唐突に終りを迎え、ここは1つ「子爵」に叙勲された際に受領した、
一度も足を運んだことのない領地へ向かい、領主らしい事でもしてやろうか、と思い荷造りをしていたが、
国境で緊張状態が高まると『待機』を命ぜられてしまい、帰るに帰れなくなってしまったのである

王都に留まらずを得ない状況になったとは言え、招待を受けた公主を迎える貴族主催の趣味の悪い宴に
出向く気にもならず、かと言って、執務室で置物をしていれば事務作業や書類仕事をする部下に
やっかまれるであろうし、行き先の無くなった『将軍代理』としては、トボトボと王城や兵営から程近い、
騎士や王国士官の集まるバーの端っこの方で、ちびちびとグラスを傾ける位しかすることが無くなってしまった

国同士の思惑はあれど一応は輿入れ、祝い事ということでこのバーも賑やかである
公主を囲む宴に招待される程、高位でない貴族や騎士、平民上がりの王国士官なんかが、あれやこれやと
公主たちの噂であったり、帝国の思惑であったり、そんな話を摘みにしながら思い思いに酒を飲んでいる