2018/12/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にアデラさんが現れました。
アデラ > 「お酒? 要らないわよ、あまり飲まない方なの」

とあるナイトクラブのソファにて。
少女はソファをベッド代わりに横たわったまま、店主の勧めを拒絶した。
一夜のつがいを求める男女が訪れる、富裕地区においては一段品性の劣る施設。
その中で少女は、家にいるかのようにくつろいでいる。

常連客や店員達とは顔なじみだ――女性客については幾人か、褥を共にしてもいる。
気紛れではあるが気分さえ乗れば、金も取らずに〝淫蕩で残酷な遊び〟に付き合ってくれる若い娘。
それを目当てに来る客もいないではない。だから店主も、ソファに寝そべる娘を黙認している。

「それより、甘い果物が欲しいわ。何か無いの?」

足を伸ばして、近くの客の背を軽くつつきながら、そんな風に強請ってみたりも。