2018/10/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にざくろさんが現れました。
ざくろ > 「~~~~♪」

東国料理は珍しく、「ひなげし」のファンも広くいる。
しかし、貴族が平民に混じって食堂に行くわけにも行かず……
結果として、少数の貴族からの出前を受け付けている。

片手に仕込み鉄傘。片手におかもちをもって、出前の帰り道を歩く。
すっかり夜だ。月も綺麗だ。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にアシュリーさんが現れました。
アシュリー > とことこと夜道を歩く、白い騎士装束の少女。
配属先が決まってからというもの、挨拶や準備で忙しい。
今日もこんな時間まで、お世話になっている同じ派閥の貴族に任官のご挨拶に伺った帰り道。

ふと、鼻歌が聞こえて立ち止まる。
向こうから歩いてきた異国風の女性に会釈。

「ごきげんよう、こんな夜更けにおひとりですの?」

騎士見習いとして、婦女子が一人で夜道を歩くのは見過ごせない。
お家までお送りしますわよ、なんて。

ざくろ > 声をかけられ、ふと立ち止まる。
女性の声だからまず心配はないだろう。
不埒な男性ならこの鉄傘で凹凸をつけるところだが。

「こんばんは。 はい。お店の料理の配達でして。その帰りです」

ぱっと咲く笑顔を、いかにも華々しい……白百合のような騎士装束に身を包んだ女性へと向ける。
どこかで、みたような、気が……?

「あら。騎士様にお送りいただくほどのことでは……騎士様は巡回の途中では?」

少し、かしこまるように実を縮める。実際、送ってもらうほどのことはないのだが。
そして、本来の任務だって大事だ。申し訳無さそうな声で、白い騎士に。

アシュリー > 「まぁ、お料理!」

そう言えば、夕食から結構な時間が経っている。
出先で、それも今回の任官お披露目挨拶では主役だったおかげであまり量も食べられていない。
ご飯のことを考えると、少し空腹を感じるような気もする。

「…………? わたくしの顔になにか付いていまして?」

気がつけば女性がじっと顔を見ていたような。
もしかして空腹が顔に出ていたのかしら。恥ずかしいですわ。
ぽっと頬を染めて、いいえ、と首を横に振る。

「今日はもう家に帰るだけですもの。ここで出会ったのもなにかのご縁、お送り致しますわ」

騎士の仕事なのだから、と食い下がる。
これでも要らないと言われれば、諦めよう。
でももし許しを得られるなら、そしてこの人のお店が開いているなら。
その時は少しだけ食事をしてもいいかな、と懐の財布を確かめた。
大丈夫、今日は持ってきているし、お母様に頂いたお小遣いもちゃんと入っている。

ざくろ > 「はい。 実は、ファンの貴族様が少しいらっしゃるので」

うふふ、と誇らしげなような、いたずらっぽいような。
誇り高い系の貴族様なら、庶民の食べ物というだけで「汚い」というようなものだ。
それを贔屓にしていただけるなんて嬉しいことだ。
……そういえば、目の前の騎士様も、料理にすごく食いつき気味なような?

「あ。いえいえ。 ……聡明なお顔をされているな、と」

この騎士様は、どういう方向かはわからないが、きっと真っ直ぐなのだろう。
そうでなければ、ただの平民なんて捨て置くはず。正義感が、強いんだろう。

「あら…………。そう仰っていただけるのでしたら……。
そのお言葉に、甘えさせていただきます。 ふふ。守ってくださいね?」

こうまで言われては、断っては顔に泥を塗る。
正義感は、白くあるべきだ。灰色や黒さのなかでも正義を保つ立派さも解るが……。
やはり、理想論だとしても、正義は白くあってほしい。
…………お送りいただけば、おやじさんにまかないでも作って貰おうかなあ。
ちょうどいいお夜食だ。

アシュリー > 「うふふ、よっぽど美味しいんですわね」

くすくすと笑んで、どんな料理なのだろうと想像する。
異国風のひとなのだから、きっと料理も異国のもの、なのかしら。
食べたことも見たこともないような、不思議な料理だったりして、と。

「……もう、恥ずかしいですわ。貴女みたいな美人に言われては殊更に!」

もう、と頬を押さえてふにゃりとした笑み。
それから送り届けるのをうなずいて貰って、自信満々に胸をとんと叩く。
今度はむせないように、軽くだ。

「ええ、このアシュリー=ロンディニア、貴女をしっかりお守り致しますわ!」

家名に賭けて、この御婦人を送り届ける。
安全な王都といえど、うっかり変な路地にでも入れば大変だ。
実力に自信があると言えば嘘になるが、それでも独り歩きさせるよりはマシだろう。
御婦人の前を歩き、夜道を護衛する。

ざくろ > 「はいっ。うちの料理は絶品ですよっ」

にっこにっこ。そしてうずうず。この騎士様に色々説明したくてたまらないほど。
東国の料理は、自分も家を出るまで食べたことはなかった。
優しい味。そう思った。だから、お腹いっぱい食べて、安心した記憶がある。

「あらあら……ふふふ、騎士様みたいに、スタイルもよくって美人な方に言われちゃいますと……」

両手があいていれば、頬に手をやって「やんやん」としていただろう。
そんなくらいに頬がぽっと赤くそまって。
笑顔も可愛らしい。本当に可愛らしい。本当に、うん。どこかで見たような。

「っ…………………………………」

確かに聞いた。アシュリーと。そして、ロンディニアと。
この3,4年は、もう思い出すことも稀だった、自分の生家の名と、妹の名を。

え?フィリア?フィリアなの?フィリア無茶苦茶大きくなってない?
背丈もそうだしおっぱいすごくない?私詰め物控えめとは言えこんなですよ?ずるくない?
マジですか?うわーーー、名を聞くと今の実家どうなってるのか気になるううううう!!!
あの堅物親父とお祖父ちゃんまだ元気ですかーーーー?

そう頭の中で高速で思っていると、フィリアから3歩ほど遅れてしまう。

アシュリー > 「…………? どうかなさいまして?」

振り返って、ことりと首をかしげる。
御婦人の様子が先程からなんだかおかしいような。
怪訝そうにじーっと顔を見て、様子を伺う。

「具合が悪いようでしたら、
 お店の方には使いを遣りますからわたくしの家で一休みなさってはいかがですの?
 富裕地区で平民の方が行き倒れては、何かと危ないですし」

良くも悪くも、貴族や王族と平民は立場が違う。
正しい貴族なら、平民が倒れていれば手を差し伸べるだろうが、
今の王都では気にせず馬車で撥ねていくような貴族も少なくはないだろう。
出会ったばかりだがやけに親しみやすいこの御婦人に、そんな目には遭ってほしくない一心で提案する。

ざくろ > 「へぇっ!?」

妹に、尋ねられ、変な声が出る。本当に変だ。え。こんな変な声いつぶり?
娼館で攻め攻めなお姉さんにアレコレされた時以来?
ああ、いや、怪訝な目でみてる。この子本当におバカだけど、こういうところはちゃんとしてるっ。

「あ、いえ。その。 わ、私、履物がこの国のものとは違いまして。す、少し、そのー
リボン、と申しますか、そういうところ、が。痛いなーって?」

すっと、その場にしゃがみ込み、鼻緒をいじって。落ち着け私。落ち着け私。
うん。気付かれてないんだから、いつもどおりでいいの落ち着け私。
この国の国情とかもわかってるくらいには成長した妹。
ああ。子犬とガチケンカして負けてたのに。子犬はじゃれ合いだと思ってたのに。
お兄ちゃ、いえ、お姉ちゃんなきそう。 よし、鼻緒を弄る演技は終わり。

「大丈夫、です。 確かに、騎士様のおっしゃる通りですものね。
ふふ。ですが、お世話になってしまったとなっては、タダ拳何枚分のご恩になるのやら。
さ、これでちゃんと歩けますので。大丈夫です」

作り笑顔ではある。あるが、目一杯の笑顔を向ける。立派な見識を持つようになったね。フィリア。

アシュリー > 「ふえっ?!」

今、御婦人の声が妙な感じだったような。
本当に大丈夫なのかしら……と狼狽える。
この時間にやっている医院なんて知らないし、もし急病だったら……
と焦ったところに、履物の紐が痛いだけと聞かされてほっと一息。

「本当に大丈夫ですのね? 無理なさっては駄目ですわよ、必要なら馬車でもなんでも出させますわ」

器用に靴紐を弄る御婦人の指先をじっと。
綺麗な指だなあ、なんて見つめる。

「ふえっくし! ひゃしょ! はーっちゅ!」

急にくしゃみが出てしまった。三回も。
昔お兄様が言ってたなあ、くしゃみが連続で出る時は誰かが悪い噂とか、恥ずかしい話をしているんだって。
懐かしいものですわ。

「ぅー、では行きますわよ。また何かあった時はすぐ言ってくださいましね」

ともかく、風邪を引かないように速やかに御婦人を送り届けよう。
笑顔もなんだか固いし、きっと靴紐の調子はまだあまりよろしくないのだろうし。

ざくろ > 「し、失礼しましたー……ちょ、ちょっと向こうの木から飛ぶクマドリにびっくりしまして……」

大丈夫大丈夫私だいじょうぶ。フィリアに心配されるなんてちょっとだけ悔しいけれど……。
それでも、見ず知らずの他人を、ちゃんと心配して。
心配過剰なまでに気遣って。うん。この国でこんな善性をもった貴族、そうそういないだろう。

「はい。大丈夫ですよっ。 馬車……! もう、日常で歩くの嫌になっちゃいますよー」

コロコロと笑う。ああ。うん。ごまかせたようだし、これでオッケー。
あ、くしゃみした。3回。
……私が思いっきりアレやコレや思ってるせいですかね?これ。

「はい、行きましょうか。 ありがとうございます」

そうして歩き始める妹の姿は、どこか頼もしさを感じた。
だから――

「ねえ、騎士様? 騎士様は、まだずいぶんお若く見えますが……
将来、どんな騎士になりたいですか?」

兄……姉……ああ、自分はどっちなんだろう。ともかく、兄弟として、きになったから。

アシュリー > 「……将来、ですの?」

将来のこと。
そういえば、最近特に考えることが多くなった。
昔は漠然とよい貴族、よい騎士になって民のために生きるのだ、と思っていた。

この間初めて実家の庇護から抜け出して、貴族と平民の間にいつの間にか刻まれていた深すぎる溝を知った。
それでも、いつか貴族は貴族らしく、平民は平民らしく手を取り合える世は来ると思って、そう信じて。
十二師団のノワール卿に誘われ、腐敗や不正と戦う騎士を目指して正規任官して。
……その、先だ。

十二師団の騎士として?
否、いずれ彼らのような身内の悪を雪ぐ騎士団が不要になる世こそが願い。
なら、どんな騎士になりたいのか。

「…………やっぱり、責務を果たせる騎士、ですかしら」

貴族は民を護り、導くから貴族。
騎士もまた然り。その手段に武が加わるだけのこと。
父や祖父、先々代――先祖がそう在るように、わたくし自身もそうありたい。
剣のもとに、民が貴族を信頼し、安心して暮らせる世を作る騎士。

「――なんて、初対面の平民の方に申し上げても、ぴんと来ないかもしれませんけれど」

あるいは傲慢だと憤慨されるかもしれない。
この御婦人はさほど貴族を嫌ってはいないようだが、貴族の統治自体を嫌う人もいると聞くし。

ざくろ > 「はい。将来」

自分が、自分から絶った道だ。
「善き騎士でありたい」そう思っていた。だが、それだけでは、何も、誰も変わらない。

だから自分はロンディニア家を出た。

この子は、今……何を思っているのだろうか。
責務から逃げ出した兄に代わって次期当主となったこの子は。

「っ」

息が詰まる。胸が張り裂けそうだ。崩れ落ちてしまいそう。
いや。膝、ちゃんとしていなさい。妹の前でしょう。

責務を果たせる騎士。自分がなりたかったもの。
父のように、祖父のように、先祖のように。武門たる我が家はそうあるべきだと。
だけれど、自分が責務を果たして何になると飛び出した6年前。

この子は、それを今、目指している。
貴き者は、民を守る。騎士の守り方は武。そう、そうありたかった。
そうあるべきだったのに。
ああ、いや、この子は。

「――いえ……………ご立派です……アシュリー様……。本当に、本当にご立派です」

知らず、涙していた。目が熱い。頬が熱い。顎が冷たい。
滂沱。そう言っていいだろう。それだけの涙を、妹の言葉に流していた。

アシュリー > 「えっ、えっ、ど、どうなさいましたの!?
 やっぱりさっきの靴紐の時にどこかお怪我をなさいましたのね!?
 あっそれとも、泣くほど貴族の統治がお嫌ですの!?」

あたふたとみっともなく狼狽え、どうしたのかと御婦人の周囲をくるくると周る。
まるで不安げな小型犬のように様子を伺い、そうして立派だと褒められればほぅと安堵の吐息。

「ですから、まず第一歩として眼の前で困っていた貴女を助けますわ。
 貴族も存外嫌なものではないと思っていただければいいのですけれど」

涙を流しながら膝を震わせる御婦人に手を差し伸べる。
ここで抱き上げたり、おんぶが出来ると格好いいのだろうけれど、たぶん二人してひっくり返るのが目に見えているのでそれはやらない。

「立派…………そうですわね。立派、ですわ。
 わたくしがそうありたい、と思ったのは、父がそういうお人だったのもありますけれど……」

手を引いて夜道を歩きながら、なぜかすんなりと身の上話が零れ出る。
意地悪な兄がいた事。父の背中を一生懸命追いかける兄の背中が目標だったこと。
頑張っても頑張っても兄には勝てなかったし、今でも勝てる気はしない。
けれどそんな強い兄が、家出をしてしまったのだから、代わりにわたくしが兄の分までがんばるのだ、と。
そうして初めて、妹の視点で見ていた兄の背中は偉大で泰然としていたけれど、きっと正面から見た時はわたくしの何倍も重い重圧に耐えていたのだと気づいたこと。

「わたくしは女ですし、まだ非力ですからたくさんの方に支えて頂いていますけれど。
 それが無かった兄は、やっぱりすごい人でしたわ。今はどこで何をしているのかもわかりませんけれど…………」

元気だったらいいな、と。
もしも貴女のお店に、兄が食事に来たときには、妹はそこそこ元気に頑張っていると伝えてくださいませ、と。

ざくろ > 「いえ……いえ……この国にいる貴族の方から、ちゃんとした言葉で……
そういう、我が責務というものを、きけるとは…………
私は、ざくろは、嬉しゅうございます…………」

涙が止まらない。名は捨てた。ロンディニアの名は遠の昔に捨てた。
今更、その面で名乗れようか。か弱かった妹に全てをおっかぶせて逃げたような兄が。
ああ。妹が、自分がそうあれと目指している事が嬉しい。
きっと、この先色々な苦難があろう。だが、それでめげる子ではない。
この子はまっすぐだ。そして本当に馬鹿だ。それは折れない。

「はい…………。助けて、くださいね。アシュリー様。
どうして嫌なことがありましょうか……。どんな天幕よりも、広くて心強い……」

差し伸べられた手に、手を。ああ。少年期は拳の稽古。今は買い出しと料理。きっとごつごつだろうな。

「はい。ご立派です。お父上がそうあったから、アシュリー様がそうあろうとした……
それもあるのでしょうが……ちゃんとご自身で思われ、決められた先程のことは
きっと、どんな黄金よりも尊い、どんな至宝でも届かない。そういう物と考えます……」

涙は止まらない。だけれど、嫌ではない。嫌な涙ではない。
妹は、こんなに立派になってくれた。嬉し涙なのだ。
自分は、逃げてしまった弱い兄だ。それが目の中にまだあるのなら、どうか捨てて欲しい。
お前に何もかもおっかぶせてしまったんだから。

「…………はい。もし、「ひなげし」におこしになられましたら……
お伝えします。それと、軽いげんこつを……」

涙は止まらないが、笑顔を向ける。

アシュリー > 「わたくしも、異国の方がこうまで王国を想ってくださること、とてもうれしく存じます。
 王族にあらず、一介の貴族の身なれど、民の信頼を背に少しでもよき王国を築けるよう努力いたしますわ」

御婦人……ざくろ様にしっかりと頷く。
今まで外で出会った人は、皆騎士や軍人、同じ視点でものを見る人々だった。
それが、平民の視点から見ても独りよがりで自分勝手でないと知れたのは、小さくはない実りだろう。
きっと苦労をなさった、そんな歴史を感じられるざくろさまの手を取って、進む。

彼女のように信じてくれる民が居るならば、一層頑張る気力になる。
父の行いを、祖父の信念を、先祖の理想を、実現するために頑張れる。
自分が情けないほど弱いことは最近なんとなく自覚してきたので、志を同じくする人々を支える、という形にはなるだろうけれど。

彼女のような人たちが幸せに暮らせる世の中を作れるよう、これからも努力しないと。
お兄様くらい頑張れば、少しはわたくしも強くなれるだろうし。
強くなれば、出来ることはうんと増えるし。

「げ、げんこつまでは流石に。
 あの兄ですから、そこまでされたら絶対ろくでもない仕返ししそうですもの。
 ざくろさま、兄は顔はいいし人当たりもいいですがこう、意地悪なので見つけても不用意に触れてはなりませんわよ!」

冗談めかしながら歩けば、程なくして目的の店が見えてくる。

「あれで間違いありませんわね? ふぅ……どうにか無事にたどり着けましたわ。
 なにかトラブルにでも巻き込まれれば、ざくろさまを無事にお届けする自信、じつはありませんでしたの」

くすくすと。今度は自信満々で送れるようにしますわね、と笑って。

「……あっ、もうこんな時間。
 わたくし、お屋敷に戻らないと叱られてしまいますわ。
 できればご飯をいただきたかったのですけれど、またの機会に!」

手首に巻いた、装飾の少ないながらに上品な魔導式腕時計を確かめて、深くお辞儀をしてから富裕地区に駆けて戻っていく。
途中、石畳のくぼみに躓いて派手に転びながら。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からアシュリーさんが去りました。
ざくろ > 「ありがとう、フィリア。
ふふふ、人当たりは良いし、いじわる、か。それはまだ変わってないよ。

………もし次があれば、もっと話そう。この馬鹿な兄と、その馬鹿な妹で。
そして、ここの料理を食べよう。おやじさんの料理は、優しいんだから。
……あー、すっころぶ癖まだ治ってないのか。叙勲までには直しておかないとダメだぞ……?

おやすみ、フィリア。またね」

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からざくろさんが去りました。