2018/04/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にチュチュさんが現れました。
チュチュ > まだ冷え込む日があるものの、すっかりと春の気候に恵まれた街。
富裕層の住人達もすっかりと外出を愉しみ、夜の帳は降りることを忘れたかのように。

街全体がそうならば、決して品が良くはない場所も同じく。
金と地位に任せ、悪趣味な嗜好を持つ者たちが集うサロンが立ち並ぶ一角の窓からは、厚手の布の奥からの光が零れていた。

中で何が行われているか、決して悟られることはない。
尤も、それが世に晒されたところで揉み消されるだけであったが。

そんな建物の裏手、細い路地になっている場所に、幼女はぽつんと立っていた。

「いい……なぁ……」

「何」に対してか。答えは一つ。中で繰り広げられている「快楽」に対して。
それを感じ取り、まるで街灯に引き寄せられる虫のように、幼女はふらりとこの場に現れていた。