2018/01/15 のログ
ご案内:「アダンの屋敷」にアダンさんが現れました。
ご案内:「アダンの屋敷」にリゼットさんが現れました。
■アダン > 王都富裕地区、フェリサ家の屋敷。
かつては王族であったということもあり、貴族の中でも名門に数えられるフェリサ家は、今でもその繁栄に翳りを見せていない。
それは現当主のアダンの手腕によるものだ。彼は様々な手段を用い、敵対する者たちを罠に嵌めて蹴落とし、悪徳の限りを尽くしていた。
かつてはそのような悪徳と縁のない男であったが、その事実を知る者も今では多くないだろう。
そのアダンは、自らの屋敷の広間にてくつろいでいた。
今日は特に執務は入れていない。今日はある者をこの屋敷へと呼び出しているからだ。
「さて、そろそろ来るころか」
時計に目をやり、一人つぶやく。
アダンが呼び出したのは、みずからの姪のリゼットである。
血の繋がりはないが、彼女は立派なフェリサ家の一員だ。聖騎士としての地位はアダンが買ってやったものではあるが。
彼女はフェリサ家の人間としてアダンの陰謀の片棒を担ぐことも少なくない。
先日も、ある貴族の娘を罠にかけ、散々に陵辱した跡に、その後の処遇はリゼットに任せていた。
だが、そのような陰謀の片棒を担がせる片腕としてアダンは彼女を見ているわけではない。
彼女はアダンにとって――雌奴隷であった。
彼女をこちらで引き取ることになった十代の頃より、散々に犯してきた事実がある。
今日もまた、そのために呼び出したのだ。
■リゼット > フェリサ邸にはさまざまな仕掛けが施されている。
それは主に魔族の女を捕らえるためのものであり、屋敷の主たるアダンの意向で仕掛けられているのだった。
アダンの姪であるリゼットは、そんな屋敷の廊下を歩く。
張り巡らさせた不可視の罠には人間の女に対しても効果のあるものも決して少なくはないのだが。
歩き慣れた場所ゆえに、今ではかかることもなくなった。
やがてリゼットは広間に足を踏み入れる。
周囲に視線を巡らせて人がいないことを確認しつつも、奴隷ではなく姪として口を開く。
「失礼いたします、叔父上。リゼットです。仕事を終えて参りました」
仕事というのは王城での聖騎士団軍務長補佐官のことではない。
アダンから指示された、貴族の娘の後始末だった。
アダンに凌辱された娘をリゼットはふたなりペニスで犯してから奴隷商人に引き渡した。
娼館に売り渡すという手もあれば、自分の私的な部下として囲い込むという手もあったのだが、その娘はフェリサ家に対する憎悪が強く、精神面にも難があった。
プライドが高すぎるために娼婦としては使い物にならず、フェリサ家を恨むがゆえに部下としては扱いづらい。
自由に動ける身であればそんな女でも飼いならすこともできるだろうが、聖騎士であると同時にフェリサ家に仕える身、危険な橋は渡れない。
ゆえにその後の調教は奴隷商人の手に委ね、国外に売り渡すよう指示しておいたのだった。
叔父の姿を確認すると、リゼットの気分は安らいだ。
普段は鋭い目つきで知られるリゼットだが、今は少しだけ、穏やかな顔を見せる。
■アダン > 「……そうか。ならば良い」
フェリサ邸の広間に一人の女が現れた。
アダンの姪であるリゼットだ。
アダンは彼女の言葉に短く返す。仕事を終えた、という報告だけで何が行われたかは察せられた。
ゆっくりと座椅子から立ち上がると、リゼットにアダンは近づいていく。
彼女が幼い頃に彼女の両親が投獄された折に、アダンの妻の移行でフェリサ邸に迎え入れられ、アダンが引き取る形となった。
リゼットは十歳の頃にアダンの政敵に誘拐され、数日間陵辱を受け続けたが、アダンによって最終的には救出される。
当時のアダンはまだ悪徳に染まりきっているわけではなかったため、純粋な身内への庇護のためであった。
そのときにアダンの妻とリゼットの間で問題が起こったが――アダンがそれを解決したために、リゼットより慕われることとなった。
その後、アダンは悪徳の道に落ち、リゼットを雌奴隷として扱うようになった。
そのような彼の変貌を姪がどう思っているのか、アダンにはわからないしわかるつもりもなかったが、未だにアダンについては来ている。
ならば、アダンとしては今日もいいように使うだけである。
彼女の瞳は、アダンに向けられる時はやや和らいだものになる。
アダンにとっては、昔ならともかく、今はそういった好意を向けられることは好んでいない。
故に、その調教も姪であっても容赦などはなくなる。
「雌は雌らしい格好をしろといつもいっているだろうに」
リゼットの背後に回ると、アダンは彼女の尻めがけて、軽くぱぁん! と平手を放った。
確かにアダンはそのような物言いを彼女にすることもあるが、昨日今日にそういった話をしたわけではない。
今日呼び出した際にも、そういう格好をしてこいなどとはいわなかった。アダンが命令すればそのような格好でリゼットはくるであろうに、完全に理不尽な叱責である。
「ふん、まあいいだろう。今日はしっかり調教を受けてもらうこととした。そこの服に着替えてもらおう。私の前でな」
そういって指差したのは、部屋の机の上に置かれている衣服である。
普段のリゼットならばまず着ることのないドレスだ。広げてみればわかるが、丈は非常に短く、胸も強調する形になっている。露出度の高いものだ。
極薄の下着も共に置かれており、それにも着替えろとということである。ブラは置かれていないため、外せということだ。
■リゼット > 椅子から立ち上がる叔父に、姪として、部下として、軽く一礼する。
叔父が悪に染まる前から、リゼットは義理の娘として彼のそばにいた。
十歳のとき、アダンの政敵に誘拐され、数日にわたって輪姦され、救出された後もしばらく口を利くことができなかった。
リゼットの実母の妹であるアダンの妻は、アダンとフェリサ家に結果として迷惑をかけたリゼットに厳しく当たった。
しかしアダンがリゼットに対する仕打ちに怒りを露わにし、その姿にリゼットは救われたような気持ちになった。
叔父が今のような生き方をするようになったのは、あのとき深く傷ついたからではないかとリゼットは考えている。
無論、そんなことを尋ねたところで叔父は否定するだろう。
傷ついた、と泣いて打ち明けられる程度のことなら、生き方までは歪まない。
だからリゼットは黙って叔父とフェリサ家に仕えている。
雌奴隷として扱われることも、リゼットにとっては決して苦痛ではなかった。
誘拐されたときの記憶が叔父の手によって上塗りされるのだから、むしろ救済ですらあった。
叔父に尻を叩かれると、リゼットは申し訳なさそうな顔で俯き、小声で詫びる。
「お許しください。ですが……
叔父上以外の者にはそのような……雌としての姿を見せたくはないのです」
つまり叔父の前でならば、どんな格好でもするということだった。
アダンが指差す方を見る。机の上に置かれた、やけに丈の短いドレス。
リゼットはそれを手にとって、軽く広げて確認する。
人前では決して着ないようなドレスだが、叔父の希望ならばそれも嬉しいものだった。
「ドレスを叔父上にご用意させてしまって……
いつまで経っても至らない雌奴隷のままで申し訳ありません。
一人前の雌奴隷になれるよう、ご調教をお願いいたします」
リゼットは穏やかに微笑んで、仕立ての良いシャツと黒いズボンを躊躇なく脱いでゆく。
雑な脱ぎ方にならないよう、叔父の視線を意識して、焦らすようにゆっくりと。
そうして豪奢なレースのついたブラやショーツも外してゆき、用意された下着を手にする。
■アダン > 「拾ってやった雌の分際で生意気な意見を口にするものだ。
ならば、次からは雌奴隷らしい服装を用意しておくがいい。
屋敷に入ったときにはそれに着替えよ」
到底、自らの銘にかけるとは思えないような言葉を平然と彼女へと投げかけていく。
かつての彼はこのような男ではなかったものの、過去の自らの理想を実現できるような世の中ではないことにリゼットの輪姦の際に気づいたのである。
そして、リゼットへの陵辱の惨状を見た時、自らの中に眠る下卑た側面を自覚した。
故に、アダンは今のような有様となった。もちろん、それが理由の全てではないが。
「ふん……ではさっさと着替えるがいい。
しっかりと見ておいてやろう。昔とくらべて雌奴隷らしくなった体をな」
アダンはリゼットの脱衣を眺めていく。
その視線は下卑たものだ。だが彼女もそれはよくわかっているのか、こちらの視線を意識したような脱ぎ方を行う。
胸や秘所、それらがしっかりと見えるような脱ぎ方であった。
レースのついた下着も外していけば、彼女は用意された下着を手にした。
それはひどく薄手のもので、つければ半ば透けてしまうようなもの。
濡れればすぐにバレてしまうようなデザインのものであった。
穏やかに微笑むリゼットを見ると、アダンは僅かに顔を顰め、再び彼女の背後に周る。
そして、今度は強めに、ぱぁん! と難度も尻肉を叩いていった。
アダンも慣れたものであるので、音の割に痛みはごく少ないものだろう。しかし、子宮を震わせるかのような刺激である。
その後、アダンは彼女の前へと周り、しゃがみ込む。彼女が下着を穿くさまを眺めるためだ。
もちろんそうなれば、彼女の秘所もしっかりと眺めることになるだろう。
「ああ、そういえばこれまではこの屋敷の仕掛けを避けてきたようだが……次から奴隷として呼び出された時は、避けることは許さん」
と、屋敷の仕掛けについても一言述べた。
■リゼット > 「はい。そのようにいたします」
と、リゼットは返事をする。次からは雌奴隷らしい服装を用意しろという叔父に。
本音を言えば、一緒に買いに行ければいいのだが、叔父はそのようなことをしたくないのだろうとも思う。
恐らく、自分の用意する雌らしい衣装に叔父はいい顔をしないだろうが、それを含めてプレイのうちだということは理解できるようになってきた。
そしてそのような行為を通じて叔父は己の傷を確認しているのだろうということも。
「ありがとうございます。叔父上が雌として扱ってくださったおかげです」
叔父の視線に俯いて、少し恥ずかしそうに答える。
奴隷だからそのようにおべっかを使うわけではない。事実そうだと思っているからだ。
アダンがリゼットを雌奴隷として扱い、聖騎士にしなければ、ここまで綺麗な体形を維持することはできなかっただろう。
レースのついた下着には、うっすらとシミがついている。愛液のシミだった。
魔法で生やしたふたなりペニスで貴族の娘を犯したあと、その痕跡をすべて洗い流したはずなのだが、叔父の前に来るときにまた濡れてしまっていた。
叔父に用意された、透けるように薄い下着。
これから始まる行為を予感して子宮がぞわりと震える。
履き替えるべく手に取ると、尻を何度も平手で打たれた。そのたびにリゼットは「うっ」とくぐもった声を上げる。
こらえているのは痛みではない。官能の予感に子宮が震えると、尻の感度まで上がってしまう。
叩かれるたびに子宮がざわめき、尻から背中にゾクゾクと震えるような快感が走る。そして秘所からは愛液が溢れ出す。
叔父が目の前にしゃがみ込んだため、下着を穿くべく片足を上げると、濡れたそこが見えてしまう。
そんな状態で屋敷の仕掛けについて命じられると、濡れた肉がヒクっと蠢く。
しかしそのようになっていても返事はしなければならない。
リゼットはアダンから視線をそらしたまま、恥ずかしそうに答える。
「……はい、叔父上。仕掛けを避けるなど……雌としての自覚が足りませんでした……」
■アダン > 次回からは雌奴隷らしい格好を、という言葉にリゼットは頷く。
とはいえ、アダンが雌奴隷としてリゼットを扱う時、彼女の行為を素直に褒めるなどということはまずない。
むしろ彼女の行為を理由に、仕置きの切欠としてしまうだろう。今までもそういったことは何度もあった。
「雌として調教されるというのに既に濡らしているとはどうしようもない淫乱だな」
彼女が脱いだ下着に手をやれば、そこには愛液の染みが確認された。
アダンはそれを見つけると、わざわざ彼女にそれを指し示して見せた。
「それに、尻を叩かれて濡らすとは……フェリサ家の者でありながら恥ずかしいとは思わんのか」
彼女の体をそう躾けたのはアダン本人なのだが、そのような理不尽な物言いもアダンは気にした様子がない。
彼女が十代のころから調教を行っており、尻叩きだけで潮を吹かせたことも一度や二度ではなかった。
そんな仕打ちを散々行っているのに、アダンは彼女を淫乱だ雌だと罵るのであった。
尻を叩き上げられて、リゼットの秘所からは愛液が溢れ出す。
下着を履こうと片足を上げれば、もちろん前にしゃがみこんで秘所の様子を覗き込んでいるアダンにその様子がしっかりと見られてしまうことになる。
濡れた秘所を眺め、アダンは下卑た笑いを浮かべる。仕掛けを避けるなと命令した際に、濡れた秘所が震えたのを見逃さなかったからだ。
「そうだ、雌なのだからここの仕掛けはしっかり受けろ。雌を調教するための仕掛けなのだからな」
アダンはリゼットが羞恥を感じると喜ぶ傾向がある。
故に卑猥な下着や衣装、言葉をかけ続けるのであった。
彼女が下着をまとえば、薄い下着はすぐに愛液で濡れて肌に張り付いて、秘所を透かしてしまうだろう。
「さて、行くとするか。今回は仕掛けを避けたことの仕置きもしなければならぬからな」
彼女がドレスを纏った頃、アダンは立ち上がり、自らの右手の指輪に左手で触れる。
すると、屋敷内の魔導機会が駆動を始める。ここに来た女性を陵辱するためにわざわざ作らせた仕掛けだ。
主に魔族用ではあるが、人間に対して有効なものも多い。
突如魔術の光がリゼットの回りに走ったかと思えば、広間から廊下の先まで続く、幾つもの球のついた縄が出現した。
それはリゼットの股の間に現れ、彼女の股間に食い込んでいく。ぐりぐりと強く彼女の性感を刺激するだろう。
更には、周囲の空気を操作する術も作動し、不可視の風の手がリゼットの尻を何度も叩き始めていく。
そんな状態でアダンは先へと進もうとしていた。彼女を仕置するための部屋へと移動しようというのだ。
「ついてこい」
アダンはそう彼女に命じる。
■リゼット > 「……申し訳ありません、アダン様。
何もされていないのに勝手に濡らしたり、尻を叩かれて愛液を溢れさせるなど……
わたしは……、リゼットはフェリサ家の恥さらしです……」
息が乱れ、声が震える。無論、恐怖ゆえではなく、羞恥と欲情に。
しかしその一方で、叔父に叱責されて辱められることに、リゼットは安堵を覚えてもいた。
フェリサ家の恥さらしとして仕置きを受けることは、リゼットにとっては当然のこと。
それは十歳のときに誘拐され、叔父のアダンを深く傷つけその人生を歪めたことに対して罰を受けることでもあった。
アダンだけでなくリゼットもまた、このような関係の中で己の傷を確認しているのだろう。
叔父上、ではなく「アダン様」と呼び方が変化したのも、自分はフェリサ家の一員として相応しくない、劣った存在であるという自覚ゆえのことだった。
足を片方ずつ上げて、叔父の目に濡れた秘所を晒しながら、透けるように薄い下着を穿く。
フェリサ家の当主であり、かつては自分を救ってくれた叔父のアダンがヒクついた媚肉を見て下卑た笑いを浮かべる。
ゾクゾクする。そのような目で見られることを当然のように感じ取り、被虐的な悦びが込み上げる。
そもそも罠を避けたのは、早く叔父に会いたいという一心からだった。
甘えて良い立場ではないにもかかわらず、甘えて良い相手ではないにもかかわらず、会えると嬉しいから会いたいなどと甘えたことを思ってしまった。
それが何より恥ずかしい。フェリサ家の恥さらしである自分の存在を恥じていない証拠だとも思う。
だから仕掛けを受けろとアダンに命じられると、どうしようもなく安堵して媚肉がじっとりと濡れそぼる。
「……はい。仕掛けは受けます。リゼットには調教が必要です……」
穿き終えたばかりの下着はもう、愛液でぐっしょりと濡れていた。
しかしだからと言って新しい下着に替えることはできない。そんなことをしていては、何枚用意してもきりがない。
ブラは用意されていないため、上には下着は何もつけず、丈の短いドレスを着る。
硬くなった乳首が浮き上がっていて、とても見苦しいとリゼットは思う。
しかしフェリサ家の恥さらしなのだから我慢しなければならない。
そんなことを思っていると、アダンが魔導機械を作動させた。
濡れているのが見えないよう、リゼットは肉付きのいい太腿をしっかりと閉じていた。
しかしそうしていたはずの股の間にはいつの間にか縄が通っており、それが割れ目に食い込んで思わず声を漏らしてしまう。
ついてこい、と命じられると、リゼットは許しを請うように叔父の顔に潤んだ目を向ける。
しかし口にするのはやはり、恭順の言葉だった。
「……はい。遅れないように参ります……」
叔父の金で士官学校に通い、騎士団に入った身。
体力は人よりあるのだから、歩けない、などとは言えなかった。
■アダン > 「雌に相応しい格好になったな」
アダンはリゼットの方を振り返りながら告げる。その視線は、はしたなくドレスに浮き上がった乳首や、ぐっしょりと濡れて下着としての意味を成していない下着に向けられている。
リゼットの秘所を股縄が責め立てる。
少し歩いただけでもかなりの快楽が体を走るはずである。いくつも結ばれた球はリゼットのクリトリスを容赦なく刺激することになるだろう。
縄の高さもリゼットの腰より高めに設定されているため、強く割れ目に食い込むはずだ。
ドレスの丈は短いため、歩けばすぐに下着が見えてしまうような形となっている。
「遅れるなよ。ああ、床など汚すでないぞ。そうなった場合はしばらく毎日種付けの仕置きを行う」
アダンは短く彼女にそう告げる。許しを請うような潤んだ瞳に答えることはない。
床を汚すなとは、愛液や潮で床を濡らすなということだ。
だが、もともとそのようにさせるつもりなどアダンにはさらさらない。
アダンが歩き始めれば、リゼットの股に食い込んだ縄が突如前後に動き始める。
縄と球が一気に秘所を擦り上げ、何度も彼女を絶頂させようとし始めた。
更に、風の手は彼女を急かすように尻を叩く。
彼女がいくら鍛錬を積んでいるからといっても、耐えられるような仕打ちではないはずだ。
アダンは、彼女が十代のころから、被虐性を高め、イキやすくするような調教を繰り返し続けていたのだから。
アダンは先へと進んでいく。
時折背後を振り返っては、リゼットが粗相をしたようであれば、尻を叩いたり乳首を服の上からつまみ上げたりを繰り返すだろう。
廊下を進めば幾人かの少女のメイドが二人とすれ違うが、一例をするだけで言葉は交わさない。
それでもリゼットの有様を見つめてしまうが、すぐに逃げるようにその場を立ち去っていく。
フェリサ家のメイドは肉便器として扱われる。リゼットに仮に犯されたとしても何の文句は言えない立場である。
故に、後で顔を覚えられないようにと逃げ出していった。
アダンの足は進み、地下への階段を進むことになるが、その間も縄は続く。
というより、リゼットが進む先に自動的に縄が形成されるため、アダンの許しがない限りその責めは終わらないのだ。
■リゼット > 「……雌奴隷のリゼットに相応しい雌ドレスを賜って……幸せです。
リゼットは卑しい雌ですから、華美なドレスや甲冑よりもこのような格好が相応しい……ひぁッ!」
風の手でいきなり尻を叩かれて、リゼットは背を仰け反らせる。
その拍子に縄が股に大きく食い込み、縄についた玉がぐいっとクリトリスを擦る。
溢れ出した愛液は割れ目全体に行き渡り、前は淫核の根元から後ろは肛門の上まで、しっかりと濡らしていた。
充分すぎるほど潤滑液が行き渡った秘裂を縄でや玉で擦られると、開発済みの場所すべてから快感を得てしまう。
少し歩くだけでもそのような状態になるというのに、尻を叩かれるたびに身体が大きく震えてしまい、あっという間に達しそうになる。
雌汁は止めどなく溢れ出し、下着から滲み出て縄を濡らし、ぽつぽつと床に垂れ落ちる。
二、三歩歩いただけでスカートが尻の上までまくれ上がり、卑猥な格好になってしまった。
しかしそんなことを気にしている余裕はない。歩くだけで精一杯だった。
そのような状態で、遅れるな、とアダンが言う。汚した場合は毎日種付けを行うとも。
アダンは仕置きと言っているが、リゼットにとってはご褒美だった。
種付け。まるでそれを望むように子宮がゾクゾクと深く震え、被虐的な愉悦が背筋を這い登る。
歩くだけでも喘いでしまい、今にも達してしまいそうなのに、突如、縄が前後に動き出し、リゼットの秘裂を責め上げた。
さらに見えない風の手で尻を何度も叩かれる。いつもアダンにされているように。
「あひッ! ごめんなさ……、ひゃうっ……床が汚れてしまいます……
屋敷の床まで汚すなんて……、んん……リゼットは……ふあぁぁ、フェリサ家の、恥さらしです……
あっあっ、アダン様……役立たずのリゼットに種付け……毎日種付けしてくださっ……
あ、イクっ、イキます、ごめんなさ、ああああああッ、勝手にイッて……」
自ら縄に股をこすり付けるように腰を突き出してリゼットは絶頂する。
しかし縄の動きは止まらず、風の手によるスパンキングも終わらない。
絶頂を迎えた雌肉をさらに責められて、リゼットは獣じみた声で喘ぎながらその場で潮を噴く。
鍛え上げた筋力と、そしてアダンへの忠誠心ゆえに床に崩れ落ちることはなかったが、しばし立ち止まる程度には強すぎる快楽は耐えがたかった。
それでもアダンが振り返り、こちらに近づいてくるのを見ると、遅れないようにしなければと歩みを進める。
途中でメイドとすれ違い、こんな姿を見られるなど、と負けん気が込み上げるが、歩くだけでも精一杯で注意を払う余裕はなかった。
アダンに尻を叩かれて、乳首をつまみ上げられて、その悦びを糧にどうにか歩ける状態だった。
やがて地下室に続く階段が見えてくる。
縄が下を向くならば、今度は開発済みの尻の穴を重点的に責められる羽目になるのだろう。
■アダン > 「――この、肉穴しか使いみちのない雌奴隷め!
いいだろう、罰だ。これから毎日種付けを行ってやろう!」
散々な痴態を晒しつつ、開発済みの性感帯を容赦なく責められ続ければ、リゼットが耐えられるはずもない。
アダンも無論それを理解していながら、このような行為とルールを課しているのである。
道中、縄が突如動き出した故に、リゼットは獣じみた喘ぎを上げながら潮を吹いていく。もちろん床はひどく濡れてしまった。
それを確認すれば、アダンはリゼットに近づき、ぱぁん! と直接尻を叩き上げる。
リゼットが立ち止まっている間に何度もそれを繰り返し、何度も何度も彼女をイカせることとなった。
そんなことを繰り返し、床を何度も濡らしながらリゼットは先に進むことになった。
アダンはリゼットの余裕の無さを知っていながら歩みを遅くすることはない。
リゼットが愛液や潮を吹けばその度にしっかりと仕置きを行うことになるからだ。
地下室に続く階段を降り始めると、階段に合わせるかのように縄は下をむくことになる。
そうすれば今度は、リゼットは尻穴を重点的に縄で責められ続けることになるだろう。
更に階段故に、降りる度に強く強く縄が秘所や尻の谷間に食い込む結果となる。
そうして二人は、時間をかけて地下室へとたどり着く。
石の壁に囲まれた冷たい空間であり、幾つもの卑猥な機器が並べられている。
強い淫臭が漂っているのは、ここで何度も何度も陵辱や調教が行われてきたためだ。
これより、本格的な調教が幕を開ける――
ご案内:「アダンの屋敷」からアダンさんが去りました。
ご案内:「アダンの屋敷」からリゼットさんが去りました。