2017/06/08 のログ
■ヴァレリア > 人の悪意と言うものに触れたことがない箱入り息子は自宅に比べれば質素な屋敷の中を興味深そうに見回す。
どうやら屋敷の主人らしき男と青年が何やら話をしているのを上目遣いに見上げ、まったくちんぷんかんぷんな遣り取りに頭の上に?マークを浮かべて小首を傾げる。
「わわっ!?」
不意にソファの上に座った青年に抱き上げられると慌てて身をよじり、しかし、両膝を合わせてちょこんとその膝の上に腰掛ける体勢。
まるで子供のように扱われると不満げに頬を膨らませ、上目遣いに青年を睨みつける。
「もう。子供扱いはしないで欲しいな。」
もう14だし、女も知っている。
膝丈のスカートを捲れないよう抑えながら頬への口付けにほんのりと頬を染め視線を逸らす。
ふと、その時衝立の向こうで女があんっと鳴き、思わず視線をそちらへと向けてしまう。
■ブリーム > 「お嬢さんお名前は?僕はブリーム、お魚の鯛。」
まだ少女が少年であったと気づいていない。当然ながらオープン気質なこの屋敷の客は情事に声を潜め、達するときもそれなりに艶のある吐息が漏れる。うまく騙せるのはどれくらいの時間だろうかと考えを巡らせていたところへ、一頻り大きな喘ぎ声が聞こえて観念の時を知り。
「狼さんのお出ましだよ、赤頭巾ちゃん。」
一寸謎かけの言葉を繰り出して、犬歯を見せる格好に大きく口を広げて見せ、ペロンと前歯の列を舌の表側でなぞって舌なめずり。冷たい色を宿す双眸が手伝って彼に恐怖心を少しでも抱かせることはできるだろうか?
抱きしめる腕に力をこめてすぐには逃げられないように、スカートの布をするすると根元から指先でめくり上げて薄いドロワーズの下着姿に脚を露出させようと。目を伏せると頭を甘えるように擦りつけて、そっと小さく願うように囁き。
「お願い逃げないで………?」
■ヴァレリア > 「あ、えっと、ヴァレ……。」
名を問われると思わず釣られて答えようとし、はっと我に返って両手で口元を抑える。
ここで本名を名乗ったら、もしかしたら自分のことを知っていて女装していることを世間に知られて仕舞うかも知れない。
「あ、ちが、えっと…ヴァレ…リア?」
そんな恐怖から思わず偽名を名乗ってしまう。
隣から聞こえてきた喘ぎ声に何だろうと興味津々に覗き込むとする。
確かに女性経験はある……が、侍女があんな声を上げることはなかったから。
「え?狼って?」
一体何を言っているのだろう、犬歯を見せる青年の顔をきょとんと見つめ、不思議そうに小首を傾げる。
と、その時するりと衣擦れの音が聞こえ、視線を下ろすと見えてしまう捲りあげられたスカートと白い下着。
「わわわっ!?」
突然の出来事に思考が追いつかず、耳まで真っ赤に染めて慌ててスカートの裾を握り引っ張るも、青年の力にはとても勝てず、フリルだらけの女物の下着を晒し続けてしまう。
■ブリーム > あちらの席でも向こうの衝立の裏からも、よく聞き耳を立てると艶っぽい声が聞こえてくるのがすぐにでもわかり。若さゆえか、小さいお屋敷に半ば誘拐して連れ込んだ自分こそ雰囲気に飲まれてしまいそうになっており。これでは悪役であることに気がつくが、一息遅い。そういえば前に無理矢理っぽくやった際に注意されたことがあったが、あの時はうまく切り抜けただろうか?
「ヴァレリアちゃん。へえ…なかなかセクシーなお名前。………うん?ええ、と。コレは」
あれこれ考える前に、ちょっとスカートを捲る際に手がすべって触れてしまった大事な場所に女の子にありえないものがついている事実に驚いて、動きそのものが固まり止まってしまい。一寸のことだが。
腰をキュッと両手で抱いて、首筋に顎を埋めて少しずつ少しずつ密やかな息をかけよう。猫みたいに目を細め、そうして甘えるような行動ののちに耳朶の近くで囁き声をかける。お伽噺をするように、勿体ぶって潜めた魔法使いの言葉みたいに。
「これはこれは、御立派なボクをお持ちで。」
■ヴァレリア > 「うぇあ!?」
艶っぽい女の喘ぎ声がそこかしこから忍び聞こえる中、不意に上がった素っ頓狂な声。
触られた、気付かれた……!
男の癖して女の格好をしていることを知られた少年は真っ赤に染まった顔を俯け、何か言おうと唇だけを動かす。
「あひっ!?」
腰を抱かれ、耳たぶへと甘い囁きを吹きかけられた瞬間、周囲の女性達に負けない高い声を上げてしまう。
抱かれた背筋がゾクゾクと震え、そして、下着の中で細長い棒を一瞬でそそり立たせ、股間に控えめなテントを張ってしまう。
■ブリーム > 「感じやすいのは良い事だよ」
高い声は女の子のそれみたいで、ちょっとほくそ笑むみたいにしてしまい。反して期待を裏切る男性の象徴が形をいまはっきりとさせてあり、肩が少しぞくぞくと粟立って胸の奥にあたたかくこみ上げるものが妖しげな動きで淫情を誘い。
「男の子も大好き。悪かったね、ちょっと焦りすぎたかもしれない」
賭けは女の子が男の子だった場合どうなるかとか今は知れたことではないことに考えを巡らせて。濡れて光る歯列を少し覗かせ耳の真後ろ下方に口をつけて、相手もいやらしい感情を良い方に抱いているのであればと。
下着へ腰から掌を差しこんで、細くてまずまずの長さのオトコノコをさわさわと素手で触って先にはまだ触れないで、指先を淫らに動かして芯より下方へも愛撫を。
耳朶を唇で食みながら、柔くつるりとした髪の生えた額を寄せ。
■ヴァレリア > 「んっあっ!ちょっと待って…あんっ!」
男と知れても構わず身体を弄り顔を寄せてくる青年の行動に戸惑いを隠せず。
静止の声も直接男の子の証に触れられると甘い喘ぎへと変わってしまう。
つるんとした幹を弄られると思わず腰が引け、戸惑いの中にも肉棒が嬉しそうに跳ね上がる。
皮を被ったままの先端からだらしなくよだれが溢れ、女物の下着を濡らし、耳たぶへの刺激により一層固くそそり勃ち、温かく柔らかな侍女達の肉を求めるようひくひくと揺れる。
■ブリーム > 焦ったと詫びている割に手の動きは裏切っているのだがそれに気がついたのは今更というくらいしてしまってからで。
固い男芯はまだ未成熟でありながらそれなりの感触を触るこちらへ与えて、彼が大人への階段をすでに上っているのではと知り。それでも別段初めてが趣味でもなければ流そう。
「待つってなにを?とてもよさそうじゃないか。………外すがいいかい?」
クスクスと笑い声を織り交ぜて、からかうように言い。下着がビショ濡れになると後で面倒になるのではないかと、実際に見ながらやりたい思いもあり、少年の下着を膝のほうへずらしてやわらかい質量のあるドロワーズごと押し下げて。
実際に目にするととてもあらわであることに目を慣らすのにそう時間はかからなかった。下半身は少年、上半身などはまだ女ものを纏ったままである姿は一趣めいたものがあり、ほおう?と声を漏らして感嘆し。
服を着た胸部を手と指をゆっくりと意味ありげに動かしさすって、腰を屈めては腿に触れた髪を持ち上げてキスを。
■ヴァレリア > 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…。」
再度の問いかけを与えられたのは散々弄られた後のこと。
すっかり上気した顔で荒い息を吐き、同性に扱かれると言う倒錯的な状況に戸惑いと愉悦の入り交じった表情を浮かべてしまう。
「だ……め……。」
小さくか弱い静止の声。
しかし、それ以上の抵抗は見せず、あっさりと無毛の下半身を晒されてしまう。
そそり勃つ肉棒は長さはあるものの細くエラの段差もほとんどなく、わずかに開いた皮の隙間からひくつく鈴口を覗かせ、よだれを溢れさせる。
少女の姿をした上半身を弄られると倒錯的な快楽により一層肉棒が固くしこり、しかし、侍女に不評なほど遅漏なそれは一向に精を吐き出そうとしない。
■ブリーム > 胸を手が触る際に触れる、ボタンなど小作りな少女服がなんともいじらしくてボタンの飾りそのものをついツンと丸い爪で引っ掻いてしまう始末。少女が王族であるとも知らずに無礼を働いてしまっているとはつゆ知らず。
毛が生えていないことは、相手の幼さを助長させるのに役立った。悪いことをしているのではという心地は未踏の地へ踏み込むような期待を増長させる、そのような仮初の感覚を味わい緊張と淫靡な感覚でこみ上げる唾を飲み込んで。
自分もだめだと言われると、見てしまいたい男の子には違いなく。あっさりと晒け出された下半身を見るや男の子のペニスにもう一度手が伸びて。
ヨダレをこぼすそれがいかがわしくてつい、意地悪をしたくなってしまう。
「こんなにして、折角脱がせたところまで滴ってきそうだよ?」
膝で撓んだ服を指して。少年を膝の上に置く姿勢から、うつ伏せに組み伏せる姿勢を強いて、これならソファが汚れる程度で済むかと。
少女服ブラウスのボタンを外して前を肌蹴させ、自分のズボンの前部を寛げてまだまだ昇りきるには早い生温い熱をもつ自身をその尻の間へ割って入り擦りつけようと。頬が少し上気して。
「ねえ。いい?ヨくして。お願…ッい」
■ヴァレリア > 「や、あ、う…待……って……。予、こんな……。」
よだれを垂らしひくつく肉棒へとイタズラされるとじんじんと痺れるような感覚と腰が抜けそうな快楽に表情がだらしなく緩む。
気付けば胸元も開けられ、ピンク色のつつましい乳首も曝け出され、ソファに突っ伏しお尻を突き出すようなはしたない格好。
「う…うん……。」
お尻の谷間に感じるのは熱く、しかし、まだ柔らかな肉の棒。
初めて感じる同性のそれの感触に熱い吐息を漏らし、気持ちよくしようと侍女を真似て軽く腰を振る。
まるで本当に女の子になってしまったかのような感覚。
しかし、自分には入れるべき穴はなく、ただ、真似事をするのみ。
そうしているうちに羞恥心はどんどん高まっていき、皮を被ったままの肉棒が激しく揺れる。
そして……。
「や、やっぱりだめぇぇぇ!!」
羞恥心の限界を越えた瞬間、少年は下着も上げずにソファから飛び上がるように立ち上がり、そのまま逃げ出してしまったのだった。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からヴァレリアさんが去りました。
■ブリーム > 少女服を肌蹴た腹部へ掌を宛てがい、臍で体の中心となる部分を指のはらがつくように撫で上げて。
自分も男の象徴を場に出したものだから、段々と引き下がるわけにはいかなくなって来るそういった状況が己を追い詰めようと躍起になって。そうやって夜は徐々に更けて。
こうして男性器をいったん目前にしたものの、長い髪を背中に垂らしている、つるりと感触のよい布を纏った少女のように見えるから不思議なもので。
「ハハ、なかなか良いぞ。綺麗でしなやかだ………ッ、くっ。 て。ぅえ?」
お尻を突き出す格好はそそるもので、髪を掬い上げて絡めた指ごと口を付けてソファの端へ腕をついた。腰を動かして前後に、自分そのものを高めようとしていた刹那。相手が逃げないようにという工夫はなかったが、油断をしたとか失敗したとしか言いようがない。
実際に逃げられてから後の祭り。高い声で頓狂に叫んで行った少年の後を追うのは遅れて暫し呆然と。
つるんでいた男たちは飽きもせず外で状況を見守っていて、飛び出した姿に見間違いもあるわけなく、後から服を直してよろけるように出てきた己を見てからかわれた末に更にペナルティを課されたことは言うがもがな。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からブリームさんが去りました。