2017/04/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 クラブ」にシャロンさんが現れました。
シャロン > かつて騎士をしていた頃に知り合った友人の誘いで、やってきたのは貴族趣味の豪奢なクラブだった。
絢爛豪華な調度品に、足が沈む絨毯。料理も高級品で、空気には甘い匂いが混じるような、浮世離れした空間。
最初は二人でいたものの、友人は恐らく貴族の子弟であろう少年を見つけると、アプローチをかけに行ってしまって。
その結果、少女は一人仕方なく、窓辺のバルコニーでグラスのカクテルを飲んでいた。

濃い青色の液体にサクランボを浮かべたそれは、海を連想させるカクテルとのこと。
口に含めば爽やかでトロピカルな味わいがして、夏の海が鮮明に浮かぶような気がして。
一人、アルコールでほんのりと頬を染めながら、喧騒の気配を遠目に、夜気の涼しさを味わっていた。