2015/12/02 のログ
魔王レヴィアタン > 抑えているのなら探りようもないが―――
此方もその気になれば抑えられるものの、あまり意図したことはないのか。

「――――…聞きたい?それとも同じことをして欲しい、のかね」

紅くなってしまった少女を見遣る瞳が、怪しく揺らめいた。
何分身長が変わらない故、真正面からその様を見つめる双眸。

「暇ありゃ、酒造にも行かせて貰うかもね。その時は」

ロト > 抑えてはいるが 所詮 それは意思がきちんとして居てこその抑え。徐々にだが綻び始めていた。
主に赤くなったことによる意識の乱れが―魔力が徐々に漏れて来たからだ。

「はぅ あわわわわ…  た、今日の所は た 退散しますぅぅぅうう…」

想像というか妄想は あはーんうふーんになってしまった。
淫魔の血は薄くなったとはいえそちら系の妄想と言うか実践はある程度積んでいる。
身長が変わらないので 真正面から見られると居た堪れなくなり

「御待ちしておりますーーーーー キャー もーだめー…ぇええええーーー」

一目散に その通りから残像も残さず 逃げてしまったーという…

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からロトさんが去りました。
魔王レヴィアタン > 徐々に漏れてきた魔力を感じる。口元が自然、にやついてくる。
化けの皮が剥がれるとはこういうことを言うのか。

「………おやおや。それは残念……」

実際、あはーんうふーんで全く間違っていないのだが。
一目散にその場から逃走する少女の敏捷さに驚くのも束の間――一人取り残される。

「……ふむ。偶然とはいえ―――面白い子を見つけてしまったね」

ちろ、と舌なめずり。来た時よりは大分上機嫌で、その場を後に―――

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」から魔王レヴィアタンさんが去りました。