2023/06/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からベルナデッタさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にラッツィオさんが現れました。
ラッツィオ > その日、男は珍しく、富裕地区のクラブに座っていた。
大きな仕事で懐が温まっても、まず富裕地区へ足を向けることはない。
仕事にかかる経費は全て支払うという気前のいい仕事を請け負わなければ、訪れる機械はまずなかっただろう。
クラブは一見するとアングラな空気を漂わせているが、それは形だけのものであり、富裕層がアングラな空気を楽しむために利用する場所であることは、店の外観を見たときから感じていた。
実際、店の作りでそれらしく見せているものの、店員の態度から飲食物のメニューまで、これ以上ないほどに "真っ当" なものだ。

「美味い飯に美味い酒、それが全部他人の財布から出るンだから、文句のあるはずもねェが――」

ひとつ誤算があったのは、このエンタメ施設に近い店を利用する客は、ひとりで遊びになど来ないということだった。
少なくとも2人、ないし男が大勢の女を侍らせたり、逆のパターンも少なくない。
カウンター席は飾り物のように使われておらず、座っているのは自分だけだ。
誰か知り合いの女を連れてくればよかったか、と後悔をしていた。

「……かと言って、1度外に出て戻ってきたら、ヘンに目をつけられるかもしれねェしな」

今回の仕事は、標的がこの店を利用している現場を確かめること。
長居できるに超したことはない、のだが。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にアストラさんが現れました。
アストラ > 富裕地区にあるとあるクラブ。
そこを訪れるのも色々と冒険者の身であるアストラに融通を聞かせてくれる貴族と遊ぶ為の場所であったが、どうやら他にも色々女性やら性奴隷やらを連れてきているようで。
暫く遊んだ後に帰っていく彼とはそこで別れたものの、暇を持て余すことになり。
とは言えこの場所でならば出会いに困ることはない。
そう思って店内を見渡せば、ほとんど飾りの場であるカウンターに腰掛ける人物に気付いた。
アストラ達が座っていた場所はカウンターから死角だったのだろう、見覚えのあるいで立ちにそちらへと足を運び、近づいていく。

「こんにちは、お久しぶり」

前回会った時よりは布面積の多い衣服ではあるものの、相変わらず豊満な乳房は丸出しに近く、スリットから覗く肉付きのよい脚も視界に入るだろう。
蒼銀の長い髪を揺らしながら彼の傍へと立てば、身体の隅々まで見知った仲、遠慮などないというように身を寄せて、彼が腕を伸ばせば簡単に囲える位置で、なんならその脚に乗ってやろうという魂胆。

「一人? それとも仕事中かしら?」

微笑を浮かべつつも、声を潜めて問う。
彼が何の仕事をしているかは知らないけど、こんな場所で一人でいたら目立ってしまうのは間違いないので、どうぞ使って、というように親し気に頬に唇を寄せる。

ラッツィオ > 「――…チッ、どうにもやりにくいな。さっきからチラチラ見られてやがる」

服装こそまともに見えるものの、独り客というのが珍しいのだろう。
テーブルに座っている客たちの視線は時折感じており、ガードマンの体裁で店内を巡回している数名の屈強な男も、こちらへ特に警戒を強めているように見られた。
監視する立場のはずが、監視されていたのでは、やりづらいことこの上ない。
いったん出直すかと考えていたところへ、注意を向けていなかった方向から声をかけられ、上半身をそちらに捻る。
見知った女を見つけてまずは驚き、次に少し安堵した吐息をついて顔を綻ばせ。

「まったく、いつものことだが気を揉ませてくれるじゃねェか。
 引く手数多なあんたのことだ、俺のことなんて微塵も覚えてないのかと思ったぞ」

あえて場違いなぐらいの大きな声で、そばに立った顔見知りの女に語りかけると、彼女のほうから距離を縮めてくるのをいいことに、豊満すぎる胸や尻に比べれば華奢で細い蜂腰に腕を巻き付けて身体を引き寄せる。
凭れかかるような姿勢にさせてから、今にも溢れ落ちそうになっている爆乳へ真正面から手のひらを押し付け、包みきれないサイズの乳肉へ指を食い込ませて揉みしだきながら。
顔が近づいたことで、2人にしか聞こえない距離で。

「……ちィと仕事中でな。少しばかり俺に合わせてくれ」

吐息と共に囁きかけ、鼻先を潜り込ませて彼女の耳に浅く噛み付いた。

アストラ > 「ぁん♡ ────それはごめんなさいね、お詫びに沢山、味わって♡」

やはり仕事だったようで、抱き寄せる彼の腕に素直に囚われ、地肌も覗く乳房を掴み揉みしだく掌に押し付けるように寄せ、ぐにぐにとその形を指や掌で歪ませていく。
その度に艶めいた声を漏らし、吐息に熱を籠らせて、時折高い嬌声も上げて。
囁く声に軽く頷いて見せれば、彼の首に腕を回してより密着し、耳を甘噛みする歯の感触に小さく息を吐く。

「……それはいいのだけれど、終わったらちゃんと責任を取ってもらうわよ?」

こっちはもう彼の顔を見て、囁く声を聞いた時から胎の奥が疼き出してはしたなく蜜が溢れ出しているのだから。
無遠慮に体を撫で回し、揉みしだく手に雌の色香を漂わせながら、暫くは彼の腕の中に身を委ね、彼の仕事とやらが終わるまで付き添いの体で、この店の雰囲気や空気に合わせて戯れていようか。

ラッツィオ > 「責任ねェ――。
 仕事に使っていいと言われて、この近くのホテルに部屋を借りていてな。
 少なくとも2~3泊は滞在するつもりだったんだが、1人で泊まるにはベッドが大きすぎるなと思ってたとこだ」

美女が肉感的な身体をくねらせながら、その身体をいいように弄られて艶めかしい声を上げている姿に、客もガードマンも注意を奪われている。
だが注目されているのはあくまで女で、自分ではない点が仕事には都合がよく。
手早く視線を巡らせていると、先程は見逃してしまった "標的" が、奥まったテーブル席に腰掛けているのを確認できた。
そのでっぷりと太った標的もやはり、腕に抱かれている美女へチラチラと視線を向けていたのだが。

少しばかりの悪戯心が芽生え、女の尻を鷲掴みにして左右に尻肉を開き、辛うじて淫口の唇によって留められていた蜜汁を漏らさせながら、自分は椅子から立ち上がって。

「これだけ待たされたんだ、味わうだけじゃ気が済まねェ。
 一晩中、ガチハメファックであんたの孔という孔にザーメン注ぎ込んで、ブチ犯してやるからな。
 イキ狂って気ィ失っても止めてやらねェから、覚悟しとけよ」

周囲はおろか、クラブにいる客の多くへ聞こえるような音量で宣言する。
この美女がどのような蕩けたアクメ顔で男の肉棒にイキ狂うのか、それを想像した客のなかには、ズボンの内側で性器をむず痒くさせていた者も多いだろう。
だがそれらの客とは比較にならないほど逞しい肉棒を、ズボンを突き破らんばかりに膨張させていた男は、腕に抱いた女の尻を揉みながら、クラブを後にしてホテルへ向かうのだった。

アストラ > 周囲の視線が集まる程に燃え上がるのはアストラの気質。
妖艶に微笑み、周囲の金周りのよさそうな羽振りの良い男性に流し目を使って、ウインクもして顔を覚えさせる。
後日にはきっと、アストラを指定した依頼も来るだろう。
そう言う点では、利用するもされるもお互い様、という精神のアストラにとっては十分な成果。
大きく丸みのある尻肉を掴んで拡げる男らしい手に下腹部を疼かせ、下着をつけていない陰唇から溢れる蜜は太腿を濡らして伝い落ちていく。

「ふふ、素敵♡ ────存分に犯して、ラッツィオ」

彼の耳元で甘く誘惑するように囁く。
その期待に蕩けた表情が周囲への応えになるだろう。犯されることを悦ぶ淫乱だと印象付けられればそれでいい。
とはいえ、期待していることも淫乱であることも事実なのだが。
そのまま彼に身を寄せて、クラブを後にしただろう──。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からラッツィオさんが去りました。
アストラ > 【移動】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からアストラさんが去りました。