2022/12/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 食事処」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > その日の夜 富裕地区の一つの食事処は珍しく空いていた。
もうすぐ大きな祭りやパーティなどがあるせいか、忙しいのだろう
無駄な贅肉もこういう時には動かさなくてはならない
国の強さ 豊かさを魅せる為にも個々が好きにするのではなく、大きな催しを始めなくてはならないせいだ。
厳しい国が、王族の宝石を売って財政に当てましょう が通らないのがこれである。
国を弱く見せるくらいならば見栄を張る方がマシ といったところか。
愛人と通う生活ではなく、働きを魅せる時
それに比べ、逆にメイラは招待 顔見せにあまり興味はない
戦場にいるか いないか 王都にいる理由はまさにそれ。
今日日も実のところ、時間の空いたところでギルドクエストに発注されていそうな場所
其処へ手ごろな武器を背負って活動しようとしていたものの、流石に止められた。
アスピダ タナール どこから要請があるかわからないのならば 限られた領域で自由にするというもの。
「まぁ、静かなのはいい事ですわ。」
大陸風のターンテーブル 及び丸卓
酒の満たされたガラス壺と杯に対し、目の前にはたっぷりの脂を含んだ皮を、歯が嚙み鳴らすくらいに揚げたもの
薄焼きの生地に調味料と香味を乗せて巻いた代物を、あぐっ バリッ 素手で摘まみ、口の中で咀嚼するメイラの姿
黒の一張羅 腰に下げるそれを解き、卓に寄りかからせた光景
両手の手首から指先までだけの、手袋のような丈のガントレットも外されており素手で摘まんで食事をしている。
「(ごぎゅっ)―――偶には大陸料理も糧にはなりますわね。」
肉と酒 それで済ませそうなメイラの食事に、今夜は珍しく彩りがある。
それもしっかりと理由があるのは、並ぶ品を見れば明白だろう。
■メイラ・ダンタリオ > 巻物 蒸し物 焼き物 包
色々な調理法と共に出される肉や魚を中心とたメニュー
しかし、調理には 野菜 漢方 珍味 といろいろな味が重ねられている。
それを一皿一皿空にして積み上げていくメイラの食事風景
匙一つ 摘まむ欠片 その程度で食事を終えるようなものではない
コルセットという地獄を知っている淑女らからしてみれば、メイラの食事量は破滅的である。
酒も多種多様 地竜酒 竜咢の珠 カナリアハブの全身酒
化石や発情期の蛇や蜥蜴の魔物が好む精力果 含めば終わらず鳴き続けると評判のハブの酒
「(ごぼっごぼっがぼっ)―――ふ、ぅぅぅぅっ。」
タンッッとおかれた空の杯
メイラが食事でいろいろな者を含む理由
それは間違いなく強さに導く為 いわば 体に作用する為
好みでも量でもなく、体を作り上げる為の食事というものは、他者から見たメイラ
これに対し、最も納得のいく食事だろう。
袖をまくり上げ、婀娜比べの墨絵が左右に乗る両腕
怪力令嬢の最も体表的な四肢の二本に力を籠めると、ビキリと体にみなぎる熱を感じる。
「フフッ 今すぐ朝までブッタ斬れそうですわ。」
食事でその気にさせる 最もわかりやすく最も古典的な方法
血が、熱い。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 食事処」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にアストラさんが現れました。
■アストラ > 依頼を請けてはあちらこちらへ。
気まぐれに休んでは散財もして、あっという間に懐が寂しくなってしまった。
そういう時は富裕層を相手にした依頼が良い。
大抵のものは取り合いになってしまうけれども、ちょっとした伝手を使えば特別な依頼を斡旋してもらえるものである。
とは言え、余程のことがなければ娼館などを利用されるのが常なので、後ろ暗かったり娼館から出禁を喰らってしまったりそもそも年齢が足りていなかったり、性的嗜好が女性であったり。
さておき、お金さえ払えば大抵のことはする。
それこそ娼婦みたいな行為だって、アストラはいつでもウェルカムな尻軽冒険者なのである。
「……さて、今日は依頼はあるかしら」
あれば御の字。なければ諦める。
そんなつもりで斡旋所を兼ねた富裕地区の雑貨屋へと入っていく。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にファトルさんが現れました。
■ファトル > 立場こそ平民ではあれど、多くの飲食店などの経営者となれば、
富裕層に類する立場の者達にもそれなりの顔が利く。
そんな立場のとある男は新しく出店した飲食店の
用心棒を求めて何人かの護衛を引き攣れて斡旋所に赴いたのだった。
―――が、本来の目的である人物を探す事よりも、
別の「目的」を優先せざるを得ない人物を目にしてしまうことになる。
遠目からその人物の姿を見つつ、だらしなく鼻の下を伸ばし、
それどころか一人下品な笑みを浮かべると、護衛達へと顎を使って、
「適当に時間を潰してこい」なんていう指図をしてから、
のしのしと床板を踏み鳴らしながら新しい目当てとなった件の人物へと近付いてゆく。
「やあやあ、こんにちは。見たところ、冒険者とお見受けしますが……。
何かお仕事をお探しなら、一つ商談でも如何ですかな?」
身長こそは小さいながらも横幅がそれなりにある体格を揺らしつつ、
挨拶も早々にそんな声を掛ける小太りな男なのであった。
■アストラ > 依頼があればそれを請けるつもりで馴染みの店主に声をかけようとしていたところに声を掛けられ、振り返る。
貫頭衣を来たやや恰幅の良い男性。その手に指輪などを見れば富裕層か、あるいは貴族かといった印象。
商談ともなれば商人だと判断したところで、アストラは微笑を浮かべた。
つばの広い帽子の下から広がり腰まで伸びる長い銀髪。豊満な胸元に臀部、きゅっと締まった腰つき。
それらを露出が多めの魔術師風の衣装に包んだ身で、頬に手を当てながら彼に笑みを浮かべて見せる。
「こんにちは。少し実入りのよい依頼を探しているのだけれど……お聞きしてもいいかしら?」
普通の好事家が求めるような品を収集する依頼から、娼婦のように体を売る依頼まで、この斡旋所に来ているということはそう言う依頼も請けるということ。
それを知っているならば、ストレートに伝えたところで怪訝な反応はしないだろう。
請けるかどうかは内容と金額次第ではあるが。
■ファトル > 声を掛けた相手の笑みを見れば、弛みのある頬を更に弛ませ、んふッ、と満足そうに一つ頷く。
美しい顔立ちと男好きのしそうな肢体―――特に実りに実った胸元へと露骨に視線を注いでから
悪くない感触の返答を聞いてから、視線を上向かせて言葉を返す。
「おや、それは良かった。実は何軒か大衆向けの飲食店を経営しておりましてね。
たまに荒事も起きる事も有って、腕の立つ用心棒を探しているんですよ。
……ああ、もちろん、毎晩毎晩という訳では無いのでね。貴方の都合の良いときで結構です。
それと…、これはお近づきの印に、ということで…。」
用件を述べながら纏う服のポケットに右手を突っ込み、弄るような仕草をしてから
取り出し、掌を拡げて相手に見せたのは高級そうな素材を使った指輪だった。
何か特殊な力こそ無いものの、解りやすいまでに高価な印象を与える指輪。
売ればそれなりの金額になるであろうそれを差し出しながら、
「ささ、どうぞ。」とにこやかな笑みを浮かべつつ、金払いだけは良い、
というような印象を与える為だけのささやかな行為。
その裏で、貫頭衣の内側では目の前の人物の魅力的な肢体故に
早くも股座を熱くさせて始めているのであった。
■アストラ > 豊満な胸へと露骨なまでに感じる視線にそちら側の依頼かと思いきや、依頼内容はずいぶんと普通。
それもこちら側へと配慮をするような内容であったため頬に手を当てていたが、不意に見せられたのは高級な素材を用いた指輪のようで。
差し出されたそれを受け取れば、イミテーションではなさそうなしっかりとした宝石を用いていることがよくわかる。宝飾品に精通しておらずともある程度の鑑定眼はあるのが冒険者だ。培われた経験から、この男性は非常に金払いが良いということがわかった。
にこりと微笑んで、その指輪をありがたく頂戴した。
「まぁ、それは大変ですね。最近は何かと物騒で、街の衛兵さんたちも力になってくださらない時もありますし…けれどご覧の通り、私の腕はか弱いでしょう? 抑止力になれるかどうか不安にはなりませんか?」
正直一般人を追い払うくらいは訳はないが、見た目だけならただのか弱い女である。
一歩近づいて距離を詰め、彼の手を取って見せれば、誘うように彼の掌に柔らかな二の腕の内側の部分を触れさせようと。
吸い付くような白い肌と柔らかさを十全に伝えられる部分だろう。
腕を上げて脇をチラ見せしながら、少し手をずらせばその乳房にも触れられるほどの距離。
妖艶な微笑を浮かべながら、誘うように目を細めて。
「"私向け"の依頼、他にもないかしら? すぐにでも請けられるのだけれど」
露骨に視線を向けられていた谷間を触れられそうなところまで寄せて、内緒話のように耳元へ唇を寄せて囁く。
金払いのよい商人の伝手は、あればあるほど良い。すっからかんになった時に駆け込める最後の砦にもなる。
誘いにのって、依頼があるというならば何処へでもついていくし、なければないで最初の依頼を請けるだけだ。
■ファトル > 差し出した指輪を受け取った相手の続く言葉に、二度三度と首肯を繰り返す。
そして手を取られ、導かれるままに彼女の二の腕に触れ、言葉の通りの柔らかさを味わうことに。
そればかりかどこか誘うかのような仕草を見せ付けられれば、遠慮することなく、
脇下へと掌を差し入れて布越しに乳房の輪郭をなぞり―――。
「いや、これは失敬失敬。貴方のような女性に腕力を求める事自体失礼でしたな。
ふむ、であれば……。」
縮まった距離の中で更には耳元に囁くような問いを受ければ、
的外れな依頼内容について謝罪を告げつつ、素直な―――露骨な依頼を
同じように小さな声音で囁き返す。
「アンタのその身体を味わいたいね。」
本来の下衆な一面を隠しもせずに間近の距離でそう単刀直入な要求を口にした男。
言い終えれば、身体を僅かに離し、つい先ほどまでの柔らかくも何処か怪しさの漂う笑みを浮かべ―――。
「どうですかな。勿論、今日に限らず、お困りの時は相談頂ければ、
貴方であれば融通を利かせますぞ?」
鼻の下を伸ばしながら、金なら出す、とでも言わんばかりに
身体が目当てであることをあからさまに伝えるのであった。
■アストラ > 皮膚の薄い部分ではあるので触れられればくすぐったさを感じながらも、脇下から乳房の横、輪郭をなぞるように触れられ、期待通りの感触は伝えられるだろう。
同じく囁くように返された内容は露骨なまでにストレートなもので、わかりやすい。
言葉や声の端々から感じられる一面にも、普通ならば眉を顰めるだろうが、アストラにとって重要なのは金銭だ。
金で体を売る。それを買う。それだけのこと。
身体を離せば怪し気にも見える笑みを浮かべる彼に微笑み、頷いて。
「ええ、ではそちらの依頼、請けさせて貰いますね。詳細のほうを、どこかゆっくりできる場所でお伺いしてもいいかしら?」
身体を求められることこそわかりやすくいものはない。
金払いを惜しむような相手ではないことも知れている。ならば断る理由もない。
そう言って彼を誘い、共に店の外へと出るとしよう。
連れ込み宿でも彼の商会の私室でも、二人の姿は遠ざかっていっただろう──。
■ファトル > 「ええ、そう致しましょう。……では、近くに良い場所がありますので、
そちらでじっくり、たっぷりと……。」
交渉は成立した。お互いの求めるものが合致すれば話は早いもの。
隠していた欲望の一端を滲ませる台詞と共に男は先に雑貨店の出口へと
向き直り、彼女へと先に歩むように促す。彼女が歩み出せば、一歩遅れて踏み出した。
そして二人の姿は手近なった連れ込み宿に消えてゆくのであったとさ。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からファトルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からアストラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にウィンさんが現れました。
■ウィン > 日の暮れて暗くなった富裕地区を明かり片手に歩く。
本来は衛兵がするはずである巡回、なぜかギルドで依頼に出ている。
丁度直ぐに稼げる仕事が欲しかったので直ぐに飛びつき受けた訳だが…。
他に受けた同業者は居なく、本来は複数で分担するはずの内容を一人で見回ることとなり。
「後どれだけだったかな。先が長いし…わりに合わない…」
簡単に済むと思っていただけに一人で見回る範囲の多さに、半分ほど如何にか回った時点で既に疲れ切り。
このまま帰りたくもなるが受けた以上それも出来なく、歩く速度を遅くしながら通りを歩き。
「仕事が終わったら文句を言おう。それで報酬の増額言ってみよ」
今までの中で一番大変で安いになってしまった内容。
終われば少しでも増額をギルドに訴えようと決めては真面目に巡回を続けて。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からウィンさんが去りました。