2021/05/04 のログ
■ヴィクトール > 身動ぎする少女の胸元がはだけていき、金糸が揺れる。
その様子を見つめながらも、擽ったがりながらも快楽は感じているようで安堵するように目尻を下げる。
遮るように太腿で挟まれても指は止まることはなく、顔を背けて恥じらう様子にぞくりと嗜虐的な痺れが背筋を伝う。
クレパスを押し撫で、肉芽を弾けば布地の上に浮かぶ蜜を指がこそぎ落とすように掬って彼女へと見せつける。
にちゃぁ……と、水飴のような糸が指の合間に重たく垂れ下がり、暗がりの淡い明かりに照らされる淫蕩な光景を。
「そんな事いわねぇって。初めてならちゃんと引っ張ってやるからよ」
消え入りそうな宣言に、クツクツと嬉しそうに笑いながら答えていく。
先端から溢れる先走りを掌が受け止めれば、人差し指と親指の輪っかが男根を包み、そこから指ごと汁を絡めてきた。
裏筋を擦り上げる手淫が始まり、手探りじみた動きのぎこちなさは快楽と言うにはまだ遠い。
けれど、伺い見る幼い顔と小さな手の感触、可愛らしい少女が魅せる初々しさは興奮を煽るに十分だ。
やりやすいように自身の上へ載せるように跨がらせていけば、ひっそりと膝を彼女の股座の合間へと仕込む。
そして、とろとろと更に先走りを零しながらも、彼女の頭に手のひらを重ねていった。
あまりグシャグシャにすると怒られてしまうので、髪を梳くように指を滑らせ、崩さないように。
そんな甘い愛撫をしつつ、琥珀色と視線を重ねていく。
「いい感じだ……こっち見ながら舐めてくれりゃ更にいいな」
ビクビクと肉棒が震えていき、先端から溢れる汁が裏筋へと溜まっていく。
内側から押し広げるように肉棒が脈動し、更に血を溜め込んで僅かに太くなる。
もう少し我儘を言うならとそんなお強請りじみた提案をしつつ、髪を撫でる掌は頬へ。
子猫を撫でるように頬から顎へと指を滑らせ、くしゅくしゅと擽るように可愛がっていく。
可愛がりながらも、先程挟み込ませた膝を曲げていけば、上へとせり上がって彼女のクレパスへとぶつける。
ゆるくぐりぐりと左右に捻じり、割れ目から染み出す蜜を塗り拡げるような愛撫を重ねながら快楽を貪り合う。
■フェリーチェ・メランドリ > もっとよく様子を伺おうと顔を正面に戻しかけたところで、お腹の奥から背中までゾクリと広がった自らの快楽の証が、不意を打って目の前に差し出されれば……そのまま通り過ぎて逆の方へ顔を背ける。
ついでにソファの縫い目を必死に摘んでいた腕を上げ、手の甲で目元を隠してしまう。
「わた……初めて……無く………で…す」
ますます声は小さくなって、ただその分だけ自分を押し殺した令嬢としての声音よりも随分子供っぽくなる。
涼やかな声の調子も失われたそれは、なおさら初心なところが表面に現れて乙女を穢す光景としては相応しいと考えるものも居るかもしれない。
内容の是非は……ともかくとして。
軽々と移動させられた少女はちょこんと、それこそ丸太にでも跨るように膝に乗り、股座が押さえられて濡れそぼった割れ目から蜜が隙間より滲み出る水音を聞く。
恥じらいが増して手元が震え、少女の力加減ではやや強めに握りながら、震えで握りが時々甘くなるのを誤魔化すように軽いストロークを加える。
肉棒の太い血管を親指で探って脈動を確かなものとして感じ取り、濡れそぼっているのに火照りのせいで乾いた気がする唇を舌先で濡らす。
持ち上がった膝に股座がこつかれて前のめりになれば、それを催促のように感じて真上から肉棒の鈴口を見つめ、ゆっくりとそれ目掛けて屈み込む。
未成熟な身体を一層小さく丸めた少女は、むずむずする快感の込み上げてくる股座から意識をそらそうとでもするように、唇を窄めて鈴口に何度もフレンチ・キスを繰り返す。
唇の端を掠めるように擦らせ、先端で啄む小鳥のように突っつき、乳房を探す赤子のように口づけ、飴を舐める子供のように先っぽをねぶり、それから……美味しいものを口に含むように雁首の辺りまで口内に咥えて鈴口を舌先で突く。
■ヴィクトール > 意地悪な羞恥を煽る責め方に、視線が逸らされていく。
ただ、手の甲で目元を覆ってまで隠す仕草が何処か気になってしまう。
そんな中、肉棒への愛撫が少し勢いを増してきた。
汁を擦り付けるようにストロークを加えていけば、呼吸に淡い呻きじみた音が重なり、しとしとと溢れるカウパー液が増えていく。
掌に感じる太く張り巡らされた血管の脈動もより一層強くなり、陰嚢から込み上がる肉欲の波が体に広がって行く。
膝で軽く小突けば、促されるように始まる口淫もまだまだ拙いもの。
唇が幾度も鈴口に吸い付き、甘ったるいキスを繰り返しながら舌を交えていき、粘膜をねぶる感触はぞくぞくと快楽を深く走らせる。
どろっと口内へ吐き出された先走りも、先程までよりも濃くなっていき、薄っすらと白を交える雄々しい匂いが鼻腔へと届くはず。
そんな小さな口いっぱいに先端がしゃぶられ、鈴口が突かれれば、ほんの少しの痛みが交じるが快楽のほうが強まる。
掠れた吐息を零しつつ、くしゃりと頭をなでていくと、少しだけ顔を傾けさせて顔を覗こうとする。
「初めて……どうだったんだ?」
経験済みすんなりというには何処か掠れていて、羞恥に濡れると言うには少し違うような気がする。
あの目元を覆う仕草に涙があったなら、こうして傾けた顔で魅せるのはどんな表情か。
蜜への羞恥か、快楽への悦楽か、それとも傷口への心痛か。
確かめるようにじっと見つめながら、改めて問の答えを求めていく。
■フェリーチェ・メランドリ > 血が集い張り詰めた肉棒を、幼いがゆえにそれ以上の熱で包み込み、舌に感じる苦味がより増してくると我慢の甲斐があったのだろうと薄っすら目元に微笑みが浮かぶ。
それも一瞬のこと。
答えがそれこそいっぱいあって、けれど答えたい正答は無い問いかけに、口腔内が一瞬すぼまり少女の肉厚の頬が肉棒を擦り付ける。
「はふぅ……何を言ったら良くて、どんな答えが欲しいですか?」
息を一つついた後は、存外にハッキリした口調で問を返す。
返事を聞く間を置かずにすぐ咥え直した少女は、片手で握ったままもう片手で横髪を搔き上げて、もじもじしながら動きやすい姿勢を探す。
どんな自分を求められても、この手の教育を受けたのはまだ真っ当な令嬢として扱われていた時期のこと。
だから、技巧を凝らすために絞り出せる知識は結局当時のものしかない。
相手の顔を上目遣いに見つめ、反応を観察しながら咥えた亀頭の周囲に舌を這わせる。
主観的に一番反応があったと思えた部分で舌を暴れさせ、先端をなぞって反対側まで行ったり着たり。
すぐに慣れない動きで舌の筋肉が吊ってぎこちない動きになるけれど、頬をすぼめるくらい力んで出てきた唾液をねっとり絡みつかせる。
滑りのよくなったソレに、広げた舌を側面に痛くないかと心配になるくらい充てがい、口の中でじゅぷっと籠もった音がするくらい激しく滑らせる。
最後に唇を相手の形に合わせて這いずるような動きでねぶりながら口を離し、顔を見ながら自分の喉を晒して口内の苦いものを露骨に飲み込む。
たぶん最後のは、やるタイミングを間違えているだろうけれど……。
「最初は力づくででも本当は優しくて怖いことも気持ちいことも教えられてそれから一度に何回も果てることがあるって知りました」
記録を読み上げるように、できるだけ無感情に早口で、視線は相手の顔の横に少しズレた位置。
■ヴィクトール > 微笑みが消えていく理由は、思いの外鋭い言葉とともに帰ってきた。
どんな答えがほしいのか、その言葉に答えるよりも先に位置を正すとこちらを見つめながら亀頭への愛撫が激しさを増す。
雁首の谷間へと舌が走り、先端まで幾度の舐め回されていけば、絡みつく彼女の唾液と熱に瞳をわずかに閉ざした。
ぎこちない動きではあるものの、不意打ちに近いそれに快楽はゾクゾクと体を走る。
更に頬の内側へこすられ、唇全体で扱くように絞られれば、尿道に溜まっていた先走りが綺麗に搾り取られて彼女の下へと滴っていく。
先程よりも苦味が濃くなるそれは、それだけ不意打ちのフェラチオが心地よかった証拠。
あてつけじみた飲み込む仕草も、そらすことなく彼女を見つめていた。
「……最悪だってのがわかりゃ十分だ」
早口で答える少女の顎に指を変えて、改めて唇を奪う。
自身の白で濡れたことも気にすることなく、舌を滑り込ませていけば、混じり合わせつつ己の上へと覆いかぶさるようにゆっくりと引き寄せていった。
固いクッションとなった体の上へうつ伏せに沈めさせれば、唇を離しつつもう一度彼女の瞳をまっすぐに見つめる。
「さっき辛そうに見えたからよ。初めてが最悪最低だったなら、塗り替えるぐらい楽しませてぇんだ」
初めてが真っ黒な思い出に染まってしまったなら、それを改めて染め直すぐらいに可愛がりたい。
快楽のない交わりだけなら、快楽を教えるほどに可愛がりたい。
傷口を掘り返してしまった理由を彼女を見つめつつ答えれば、どうだろうかと思いながら片手が金糸の後頭部をすくい上げ、くしゃりと揉みほぐすようになで上げていった)
■フェリーチェ・メランドリ > はて最悪かと考えてみると疑問もあるが、まず最悪が襲ってきて最後に次第点に塗り替えられたような経験だったのは確か。
仔細に話すことでも無いという想いと、それで素敵な思いが出来るなら事実は掘り返さなくていいという、多少の打算込みを自覚すると視線がまた少し横へズレる。
再び奪われた唇に齎された心地よさは、さっきより自分の舌が疲れていて薄れているように感じられる。
なのに、大きな胸板の安心感と一言二言の短い言葉が、少女の目に映る景色を魅力的に変える。
何をされるのかという不安が付きまとう状況は未だに怖いというのに……。
最初に出会った時の蒔き直しの如く、撫でられた側から手櫛で直して、今日はまとめずふわふわの髪をそのままにしているからか乱れ具合はなかなか直らなかった。
それは火照りによって額に浮いた汗も一役買っていて、軽く頭を振ってから指で跳ね除ける。
服の乱れもあって如何にも行為の最中という雰囲気がまた、少女の未成熟さとでアンバランスな空気を生む。
「どんなになると、楽しいんですか?」
それは本気の問いかけ。
男の胸板に頬を付けて自分の凄く早くなった心音と比べる少女は、行為の良し悪しを語って尚、あえて行為に至ることで楽しいという感覚を知らなかった。
性感を知っているにも関わらず「わざわざするモノでもない」という感性は、無類の純粋さなどではなく少女の人生を追体験でもしなければ理解できないだろうけれど、随分とそのことに振り回されてきた少女はそれ自体を楽しむ事も、完全に嫌って遠ざけきることも出来ていない。
■フェリーチェ・メランドリ > 【一時中断、継続予定】
ご案内:「王都マグメール 富裕地区(ナイトクラブ)」からフェリーチェ・メランドリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区(ナイトクラブ)」からヴィクトールさんが去りました。