2020/09/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」にロブームさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 路地裏」にティアさんが現れました。
ロブーム > 「まあ、そんな早々に決めるのも良くない。
まずは、じっくりと寛ぎ給えよ」

そう言うと、男の手にワインボトルとゴブレットがそれぞれ落ちてくる。
それを掴むと、ボトルからゴブレットにワインを注ぐ。
ワインのラベルには『哲学者の熱情』という銘が記されており、

「魔族の国で作られる高級ワインだ。
人間の貨幣価値にして一本当たり時価十万から十五万ゴルト程――君の前の主人がどの様な傑物でも、この様なワインを常飲はしておるまい」

と言って、男はティアの眼前にその真っ赤な血の様なワインを注ぐ。
ただ嗅ぐだけでも、甘ったるい、頭が蕩けそうな匂いがしてくる。
だが、匂いだけではなく、同時に身体が熱くなって、自分の腹の奥の奥が切なくなる気持ちにも襲われるだろう。
もう一方の手で腕を抱きとめ、鼻をふさぐ事を禁じつつ、じっくりとこのワインの説明をする。

「サキュバスの愛液と水だけで育てた葡萄を使った、最高級ワインだ――酒精はあまり強くないが、その分甘さと、身体の奥の熱に酔ってしまいそうになるだろう?
どれ、今飲ませて進ぜよう」

そう言うと、男は自らの口にゴブレットの縁を添え、じっくりと啜る。
そして、それを含んだままティアの唇に自らの唇を押し当てる。
上から押さえつける様に唇を奪われるが、その口からワインが流れ込んでくるだろう。
ワインは甘く、そして濃厚――それは当然媚薬効果を伴って、彼女の身体の中に侵入してくる。

ティア > 途端に現れたワインボトルとグラス。
まだまだ酒も飲めないお子様のため、そのワインがどのような銘柄なのか、少女は知らない。

この状況で酒でも飲ませて酔っぱらわせようとしているのかと、訝し気な表情を浮かべるが、体が掴まれてしまっている今の状況では抵抗も容易ではない。

「……知らない。
私には関係ないし、アンタにも関係ないでしょ」

主人のことを口に出されると、非常に不愉快そうな顔で男を睨みつける。
目の前で注がれた真っ赤な液体をじっと見つめながら、彼女は「早く逃げなければ」と焦り出す。
じたばたと暴れたり、その細い足先で男を蹴ってみたり。
少女にできる限りの抵抗をするけれど、まったく通用しない。

「……サキュバス?
待って、やめてっ……!変な物、飲ませないでよ……!」

サキュバスと単語に嫌な予感が頭を過る。
まさか、そのワインには体をおかしくしてしまうような作用があるのでは?
そんな疑問が彼女の抵抗を強く激しいものへと変えていく。

しかし、少女の抵抗も虚しく。
少女の唇は男に簡単に奪われてしまい、注ぎこまれるように液体が体内へと。
ゲホゲホと噎せながら、呑み込んでしまった酒の味。
口の中が麻痺してしまいそうなほど甘いその液体に、少女の息が徐々に荒くなっていく。

ロブーム > 「如何かな、お味は?」

少女の必死の抵抗など、まるで無かったかの様に、男は唇を離し聞いてくる。
ワインの味自体は、ジュースにも似た甘い味。
だが、その身体に巡るサキュバスの体液は、子宮を焦がし、頭の中をピンク色にしていくだろう。

「さて、あまり子供に酒を覚えさせるのも良くない――
主人から与えられる喜びを得た次は、主人に愛玩される悦びを教えなければ」

そう言うと、男は少女の耳に顔を近づけ、その耳をべろり、と舐める。
やわやわと耳たぶを食み、耳の穴の近くをじっくりとなぞり、時には水音を立ててべちゃべちゃと全体を舐め回す。

「早速だが、君の身体を鑑賞させて頂こう」

そう囁きながら、男は彼女が纏う襤褸布を、まるで紙か何かの様に、指で千切っていく。
びりびりと繊維が千切れる音と共に、襤褸布は二つに千切れてしまう。
未だ衣服は身体に引っかかっているが、最早身体を守る用を成さなくなった。

「さあ、まずはじっくりと感じて頂こうか。
何、時間はたっぷりあるのでね――」

そう言うと、彼女の控えめな乳房を、手の中でやわやわと弄ぶ。
強く揉むのではなく、ふにふに、ふにふにと、マッサージする様な愛撫。
そうして、少しずつ媚薬を帯びた身体に、優しい快楽を覚えさせていき、

「ほれ、此処もちゃんと弄ってあげよう」

きゅ、とやや強く先端の乳首を抓る。
そして、再びやわやわとした愛撫に戻る――優しい愛撫と少しだけ強い快楽を交互に繰り返すことで、少女の身体に快楽を受け容れさせる為に。
じっくりと、時間をかけて昂ぶらせていく。

「素直に感じるが良い、野良猫少女よ。
まずは、主人に真に愛されるという事に慣れるのが先決だ――」

少女が、与えられる快楽に流され始めた時。
それこそが、彼女が堕ちる最初の一歩だろう。

ティア > 「……っ、ふぅ、最低……!
子供にお酒を飲ませるなんて……っ」

唇が離されれば、少女はすぐさま男の顔をキツく睨みつけた。
口の中が甘ったるくて、気分が凄く悪い。
それなのに、体の奥は徐々に熱を持ち始め、その感覚に少女の体は小刻みに震えだした。

「……っ、ひぃ、やあっ、やめ……!
んんぅ、きもち、わるぅ……っ、やあぁ……」

ザラザラとした舌の感触に、悲鳴のような声を上げる。
耳を舐められるという慣れない感触に、背筋はゾクゾクと鳥肌が立つ。
しかし、気持ち悪いだけではなく、そこにはむずがゆい未知の感触も入り混じっているようで、少女の顔には躊躇いと戸惑いの色が浮かび始める。

「ひゃ、ぁ……服、いやぁ……!」

服とは言えない代物を、簡単に破かれてしまえば、少女もついに涙を浮かべ始めた。
この格好で、どうやって市場まで帰ればいいのか。
要らぬ心配が頭の中を埋め尽くしていく。

しかし……。

「んんっ、あぅ、ん……
な、に……これ……はぁ、んん……」

お世辞にもあるとは言えない乳房に、男の手が触れる。
そのマッサージでもするかのような柔い手つきに子宮の内側が熱を持ち始めた。
キュンキュンと、体が何かを待ち望むかのように、呼吸に熱が籠っていく。

「んぁ、ひゃ……ぁ、あっ!」

固く立ち始めた乳首を抓られると、痛みと共に程よい快感が体に走り出す。
すぐさま乳房への愛撫へと戻る男の手に物足りなさを感じ始め……。

「……ふぐぅ、ん……はぁ、やあ……」

焦らされる愛撫に体が火照って仕方がない。
何かから逃れるように、腰を捩って男から逃げようとするけれど、男の手はそれを許しては暮れず。