2020/08/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からティアフェルさんが去りました。
エイガー・クロード > 「それはさすがに厳しいんじゃないかしらね」

子ウサギのように……となるには、もう時間を巻き戻さないと無理だろう。
あんまり長く喋ってはいないが、それでもなんとなくわかってしまった。

「えぇ!頑張りましょ!」

三文芝居でも楽しければいいし、ノってくれるならそれでいいのだ。
それに……まぁ、結構私としては好みの性格してるし。

「そうね、これぐらいの香りの方がいいわね。今度柑橘系の香水してパーティでもいこうかしら」

うんうんと頷き、気に行ったのかそんな風にぼやいた。

「あらあら、じゃあアタシが最初で最後のメロメロになる男になるかもね?」

そこまで深刻だとは思わず、ついこんな風に口走った。

「そうなの?じゃあアタシがあなたのことをお姫様として見るわ。
偶にはそれぐらいあったってバチは当たらないわよ」

そう言って、手を優しく握り、最後まで同行して一度別れたのだった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からエイガー・クロードさんが去りました。