2020/01/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にリシェさんが現れました。
リシェ > (時折、城から出られるようになった、と言っても。
あくまで、許可付き同伴付きで、一時的な外出が許され始めた…というだけで。自由になったとは、決して言えない。
謂わば、監視の下だったり。あくまで、同伴者の座興として、だったり。なのだから。

今日は…後者。
誰かさんに、付き添いという形で、引っ張って来られたのは。
貴族様御用達であるという…怪しい店舗。
半分地下の店内に、足を踏み入れてみれば。ずらり、並ぶ、淫らな品々。
玩具道具、責め具、拘束具、薬、その他、色々と。)

「…お城にも、有ると思う…んです、けど…」

(それ等を選ぶ、という、誰かさんの背を尻目に。ぽつり。
実際、あの城の中なら。手に入らない淫具の方が、少ない、と言って良い筈。

…だから。その誰かさんが、少女を此処に連れてきた目的は。
普段と違う、いかがわしい場所という、シチュエーションで。愉しむ為、だけだろう。

現に。ぽつんと待たされる少女は。何もされていない、訳ではなく。
……ぎし、きしり。普段と違う、コートの中で。
縛めるように。苛むように。肌身を、細い縄で縛り上げられていて。)

リシェ > (…事は全て。ちゃんと、たっぷり厚い、コートの中の出来事だ…少なくとも、今の所は、まだ。
だから、店の中。すれ違う、他の客層に、目を向けられても。
ほんのり、頬を、息を火照らせて。所在なさげに、視線を彷徨わせる、少女の姿は。
あくまでも、こんな所へ連れ込まれてしまった事に、恥じ入っているか。
もしくは…例え、熱っぽさ自体は、ばれるとしても。見せ付けられる、店内の風景や。店の奥から、漏れ聞こえる、甘い声…
それ等に、当てられているからなのだと。思われる、筈。
…一枚除けば、素肌を彩る、縄化粧、など。流石に、思い付かれはしない、と思う。

ただし。他人には、解らなくとも。施した者と、施された者…少女自身は、良く良く、解っている訳で。
ひょんな事から、見られかねない、露呈してしまいかねない、だとか。
…密かに、或いは大胆に、晒してみせろと、命じられるかもしれない、だとか。
考えてしまうと、気が気でない。或いは、だからこそ、熱帯びている、のだけれど。)

「取り敢えず…早くして、欲しい、かと……どう転ぶにしろ。
…決まらないまま、放り出されている、というのが。一番…心臓に悪い、もの、ですし…」

(零す吐息は、じっとりと、湿り、火照り。
羞恥と困惑と諦観と…矢張り、隠しきれない、発情を載せた、眼差しが。
誰かさんへと向けられる。)