2019/11/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】 公園 休憩所」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 少し肌寒くなってきたこの時期。
いよいよ秋と冬の狭間に差し掛かってきて、所に依れば、そろそろ聖節祭の準備に取り掛かっている所もある。
そんな季節に、

「あっちぃ……」

東屋の机に突っ伏し、青い闘牛士服の男が呟いた。
良く見れば、闘牛士服はかなり濡れている――汗をかき、服の青が、更に濃くなっている。
顔にも覇気はなく、身体もだらんと机に投げ出されている。
余程強度の運動をしたきた事が、見ただけで伺える。

「……何で王都に来てまでこんな事やってんだろ……」

こんな事、とはつまりトレーニングの事だ。
先程まで、かなり激しいトレーニングを、人目に付かぬ端っこでやっていたのだ。
本来は、そんなことをするつもりはなかった――寧ろ身体を休める為の王都行きだった筈なのに。

「充てられてる、のかなあ」

最近は、割と貴族などの偉い人間と戦ったり会ったりする機会が増えていた。
それも、悪徳とは言えぬ、かなり志の高い者達に、だ。
勿論、それで男が改心したかといえば全くそんな訳はないのだが……。
とはいえ、何か"劣等感"の様な物があるのも確かだ。

「全く。貴族や王族を凌辱するのは嫌いじゃあないんだけどな……嫌いになりそうだ」

クレス・ローベルク > 「……あー!クソ、何でこんな俺が考えないといけないんだよ」

まるで力を加えられた振り子の様に上半身を起こし、そのまま机に置いてあった水袋を勢いよく煽る。
ごくごくと喉を鳴らし、そのあとぷはぁ!と勢いよく息をつき、

「こういう時はエロだ。何かしらエロ分を補充しなければ……」

と言い、何処かへと歩き出す。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】 公園 休憩所」からクレス・ローベルクさんが去りました。