2019/08/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にモリィさんが現れました。
モリィ > 「…………ふぅー」

 衛兵隊での諸々の手続きに予想以上に時間を取られてしまった。
 まさか最後の最後、各種引き継ぎにこんなにも時間がかかるなんて。
 いや、半分くらいは嫌がらせだったような気もする。よくも今まで噛み付いてくれたなと言わんばかりの分隊長の目は今思い返しても腹が立つ――おっと、怒ってはいけない。

 ひとまず休職の手続きは完了。衛兵隊に戻れるかはわからないが、色々頑張ってきたおかげで王宮警備隊や心ある貴族の私設警邏隊への渡りもできた。
 いざ万全の体制で復職するとき、衛兵隊に席が無くてもお巡りさんとして復帰できる用意は万全。
 あとは健やかに新生活を送るだけ――

「と、ようやくこの記念すべき日を迎えたんですし、少しくらい贅沢をしてもいいと、そう思うわけです私は」

 そういうわけでやってきたのだ富裕地区。
 なにか美味しいものを食べて帰ろう。家人へのお土産はお菓子あたりで良いだろうか。彼女は舌が肥えていそうだし、どうしたものかな。

モリィ > 「ん……? あっ、あそこ今日サービスデーなんですっけ」

 見かけた店へフラフラと近寄って、今日のオススメを確認する。

「うーん魚……魚ですかぁ……微妙…………あ、でもメインは野菜に変えれるんですね?」

 ならここでいいか、と店の戸を叩く。
 食事は軽く済ませて、あまり遅くなりすぎない内に帰るとしよう。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からモリィさんが去りました。