2019/07/31 のログ
■アデラ > 地に降ろされて向き合ったならば、背丈の差は10cmも無い。
浅い角度で見上げつつ、自然に、風の吹くように距離を詰めて行く。
人攫いの竜と相手を呼びながら、その腕の中へ自ら囚われるように。
息の温度も感じ取れるまでに近づいた時、唇を塞がれた。
「ん――っ」
始めは目を開いたままに受け入れて、唇同士が触れあう感触ばかりを。
やがては目を閉じ、吸い上げられるままに口を開き、舌を伸ばした。
ただ受け入れるのではなく、自ら貪られる為に身を投げ出す行為。
手も、やり場無く吊り下げられていたそれはやがて、身震いと共に竜の少女の肩を掴む。
ドレスの肩口をくしゃくしゃと乱しながら、指は身を離すまいと縋り付く。
体温が一層に高くなる。鼓動が速くなる。
全身が〝この先〟に期待をしているのだと示すように変わって行く。
「――っ、ふ、はぁっ……は、ぁ」
一度唇を遠ざけ、深い呼吸を幾度か繰り返し。蕩け始めた目を間近から向けながら――
「暑いわ、このままじゃ。……どろどろに溶けちゃいそう」
■竜胆 > あまり背丈が変わらないというのは良い、キスをするにしても、深く屈んだりしなくてもいいのだ。
自分の腕の中に納まり、唇を重ねて深く、深く吸い上げる竜、彼女は自分から悪い竜に囚われに来ているのだから、自業自得と言うべきなのだ。
「んっ、んんっ。」
唇が触れ合い、柔らかな肉を擦り付ける、ついばむ様な、探るような唇のふれあいは。
少しずつ熱がこもっていき、彼女の唇が開いて、舌が伸びてくる。
少女も唇を薄く開き、ちゅ、ちゅ、ちゅ、と何度も唇をついばむようにすり合わせ、舌を伸ばす、彼女の舌を求めるように絡ませて舐り、唾液を塗り、トロトロと彼女の口へと。
こすり付けて啜り上げて、そして、唇はゆっくりと離れる。
唾液がつり橋のように伸びて、ぷつり、と切れて落ちていく。
「アデラ。」
少女は甘く淫蕩に笑って見せる。
彼女を見る目は冷たく、愉し気で。
「ここで、しましょうか?
このおなかの中に、たっぷりと、人竜の精液、注いでほしいのでしょう?」
■アデラ > 離れた舌に乗る唾液を、喉を鳴らして飲み干した。
甘い酒を飲んだ時のように、ほう、と息を吐いて余韻に浸りながらも、
それで火が付いた身体は飽き足りず、雌の匂いを立ち上がらせる。
見下ろす目に冷ややかな色が浮いているのを見れば、その高揚は尚のこと。
肩に縋る指がきゅうっと、爪先が白くなる程に力を込められて――
「聞かないで」
と、言った。
爪先立ちになって背丈を伸ばし、耳元へと口を寄せて。
情欲に染まった声音を細く吐き出して、少女は言う。
「そんな風に、優しくしないでいいから……ね、して。壊して。
……けど、あなたはいいのかしら」
くすくす、と挑発的な笑い声。
事に及ぶ前は、この少女はいつもそうだ。からかい、煽り、唆す。
そうしてより手酷く、鋭くなった牙に喰らわれる事を望むが故、
「こんな所で道ゆく人に、あなたは腰を振ってる所を見られたいのかしら?
高貴な竜が人間の女の子に溺れて、へこへこ犬みたいになっちゃってるところ――
ふふっ、面白い見世物かもしれないわね?」
全て言葉を吐き終えて、小さな身震い。
内股をつうっと、透明な雫が一粒、二粒、伝い落ちる。
■竜胆 > 彼女はやはり、そうなのだ。
支配されたくて、組み敷かれたくて、犯されたいのであろう。
小女は、笑みを浮かべる、夜空に浮かぶ突きの様な笑みを艶やかに。
「あら、知らないの?
私は、魔導を嗜む者よ。
―――周囲を遮断する方法なんて、お手の物、よ。」
少女は嗤って見せる。
絶望を、彼女にとっての快楽を、与えるため、に。
「どんなに泣こうが、叫ぼうが、誰も来ないわ。
―――貴女はこの場所に囚われているのよ?
たっぷりと、犯し、狂ってもらうわ。」
そういいながらも、少女は彼女の服に手をかけて、びりぃ、と破いてしまう。
路上であることを知りつつ、上から下まで、その服を破り捨てるのだ。
■アデラ > 「きゃぁっ……!?」
突然にドレスを引き裂かれた瞬間は、流石に普通の少女のような声を上げた。
けれどもその両手は身体を隠そうとはせず、飽くまでも竜の少女に縋るまま。
快楽の予感ばかりでなく羞恥に染まる頬。
けれどもその視線が周囲に向けられ、通行人の誰一人自分達に興味を向けていないと知った時――
「……とんだ変態さん。初体験が外で、趣味が偏っちゃったかしら」
と、更に減らぬ口を叩きながら、路上にへたりこんだ。
まるで犬か猫のように鼻をすんすんと鳴らしながら、竜の少女のドレスの裾へ。
それを手で押しのけ、その下に収められているのだろう雄の根を探り当てようと首を伸ばす。
既にその身体は熱にうかされ、曝け出された無毛の秘所は蜜を溢れさせる寸前。
片方の手指をその蜜の中に沈めながら――もう片手と、唇と舌とが、前戯を捧げようと槍を探す。
■竜胆 > 「ふふ、その趣味の偏りを作り上げた張本人が目の前で誘ってくださっているのですし?
それは応えないといけないと思いますの。」
変態にした責任、取ってもらわないと、と甘く、甘く微笑んで見せる。
近くを通り過ぎる通行人、貴族なのだろう、自分たちの間を何もなかったかのように通り過ぎていく。
邪魔をしようとすれば、自然とするりと、逃げるようにずれて歩いていくのだ。
手を伸ばしても、手の触れないところに、彼らは滑るように動く。
同じ空間に居て、異空間にいるようなそんな状態である。
「ふふ、それに、その変態さんのおちんちんを探してる、半裸の変態さんもいますわね?」
彼女の前に立つ少女は、あえて動きはしない。
彼女が手を伸ばし、自分のドレスを探るのである、それに任せてたっている。
肉杭を見つければ、ゆっくりと彼女の顔に押し付けるように腰を揺らして見せる。
ドレスのスカートを落とし、下肢を晒せば、そそり立つ槍のような肉棒。
女性の腕よりも大きなそれを、その先端は強く雌の匂いを放ち、彼女の口の目の前に持って行く。
「さあ、アデラ、犬のように、舐めなさい?」
■アデラ > 周囲の目が向いていないとは言え、気付かれていないとは言え――
足音が近づき遠ざかる度、彼らの手荷物が肌を掠める度、少女はびくびくと身体を震わせる。
傷みや苦しみを愉しみとする少女が、たった一つ、羞恥ばかりは慣れていない。
狭い世界に閉じ込められて組み敷かれる、そういう経験ならば幾らでも重ねている。
けれどもこうして晒し者にされるというのは滅多にない経験で――だからこそ少女の身体はもう、前戯の必要も無い程に濡れていた。
そうしながら、漸く眼前にそそり立つ、竜の肉槍。
太く、長く、先端こそどうにか口内へ飲み込めたとしても、半ばまで収めることも難しいだろう巨大な逸物。
それに手を添え、唇の前まで運んだ時に――
「……犬の、よう、に」
少女はその命令を復唱した。そして、肉棒を支えていた手さえも石畳の上に降ろした。
犬に手はない。四つの足を地面に着けて歩く生き物だ。
だから少女もまた、手を用いず唇と舌だけを肉棒へと触れさせた。
「んっ、んっ……っく、んぅ、っ、んん……っ」
始めは先端を念入りに濡らすよう、舌先で鈴口をくすぐって先走りを誘いながら唾液を塗りつけて。
それを唇を使って引き延ばし、側面へ刺激の箇所を移して行く。
横笛を吹くように上下の唇で筒を挟み、舌を宛がいながら首を揺すったり。
或いは、押さえるものもなく口から逃げて行くのを追いかけて、裏筋に舌を這わせたり。
鼻で息をする度、咥えているものの匂いが胸まで落ち身体を巡る。
一心に餌にしゃぶりつく様は、雌犬という形容が似合いの姿。
■竜胆 > 「あぁ。そうそう。
魔導を嗜んでいると言っても、まだ独学で練習中ですからね。
――――失敗してるかもしれませんわ?」
びくり、びくり、と人が近づく度に震える彼女に対して、少女は軽く笑って見せる。
本当に失敗しているのか、どうかを知るのはこの少女のみである。
故に、もし、失敗していれば、彼女は人の目の前で肌を晒しているという事になるのだ。
冷静に考えれば気が付けるだろう、失敗してれば今頃大騒ぎではある。
でも、今の精神状態であれば、どうなのであろうか。
「そう、犬のように。」
自分の肉棒の前に四つん這いになる彼女、顔は自分の肉棒に近づける。
小さく柔らかそうな唇が開き、自分の肉棒の先端へと近づいていく。
大きな肉棒は、それこそこぶしのような先端であった。
先走りの汁は、どろりと、彼女の唇に当たるのであろう。
「ふふ……っ。
アデラ、可愛いわ、満足できたら、たっぷり、後ろから、犯してあげるわ。」
よし、よし、と犬にするように頭を撫でて見せて。
彼女の舌で、唾液で濡れていく肉棒を眺めていく。
雌犬然としている彼女に、少女は目を細めるのだ。
ぎち、ぎち。と肉棒が固く、そそり立っていく。
■アデラ > 丁寧に、残す所の無いように這い回る舌と唇と。
塗りつけた唾液が垂れ落ちて自分の顔を汚すのも構わず、手を使わぬままに奉仕は続く。
夜風に晒された素肌。胸の先端は寒さの為でなく、興奮の為につんと尖って。
足の間を濡らすものは匂い立つまでに吐き出される。
とうに昂りきって、何時だろうと受け入れられる、整いきった身体が――
「――――っ!?」
魔術の失敗を示唆された瞬間、びくん、と跳ねた。
情欲に蕩けた目を見開き、肌からは玉のような汗を噴き出して。
けれども肉棒に這わせた唇を遠ざけることもないまま、華奢な身体を震わせる。
二度、三度――痙攣の後に僅かの脱力。
空想と自慰ばかりで小さく達してしまった事を恥じるかのように、雌犬は上目遣いに主人を見上げ、
「くぅ……ん」
犬の鳴き真似。四つに這うまま、腰を突き上げて、振る尾も無いのに尻を揺すった。
そして、一層に固く逞しくなった肉棒の先端を、口の中へと咥え込んだ。
「ん、ん、んっ……じゅっ、じゅるっ、ん、ちゅっ、んん、んふっ、ぅん……❤」
全ては飲み込めないから亀頭部分だけ、口を広げて飲み込んだ。
首を前後に揺すって、頬の裏や舌や唇で、唾液と共に吸い上げるように、吸い出すようにしゃぶりつく。
鼻にかかる息、口内で殊更に奏でられる水音。
主人に情けを乞う媚びた目が、じいっと下から見上げている。
■竜胆 > 「あは……、凄く、びくびくしてるわ?」
自分の肉棒がどろどろになっていく、彼女の唾液によって濡れていくのが判る。
そして、舐めている彼女の肌はほんのりと桜色に染まり、興奮しているのが判る。
さらに彼女の秘所から零れる愛液の匂いがとても興奮を誘うのである。
可愛らしくて、とても淫靡で素敵だ、と。
「それでも、舐めるのをやめない貴女は、可愛い子犬、ね。」
甘えるように鳴いて、自分を見上げて舐めている彼女の瞳を見下ろしながら少女はじっと、肌を見つめるのだ。
何もせずに興奮し、達してしまっていその姿に、あら、いったのね、と目を瞬いて。
口を一杯広げて肉棒を咥える彼女に、彼女の口の中を犯すように軽く振って見せる。
どろ、どろ、と先走りを彼女の口の中に塗り込むようにしてみせる。
十分に濡れたな、と少女は思い、腰を引いた。
「そろそろ、良いわ、アデラ。
さあ、お尻を向けなさい?
たっぷり種付けしてあげるわ。
ほしいでしょう?子宮まで押しつぶす、暴力の様なおちんちんが。」
ね?
少女は彼女の唾液で濡れている肉棒を見せつけた。
■アデラ > 既にできあがった状態から口淫奉仕で更に昂らされ、焦らされた身体。
それが腰を振りながら更なる快楽を要求するのは、まさに獣の有様だ。
開かれた口は道具のように使われ、唇で作った輪が雁首を幾度も擦り立てる。
理性など無くして、その場の快感ばかり欲しがる雌犬は、口から肉棒が引き抜かれた時、一瞬無意識に、追うように顔を前へと出した。
「あ……っ」
口の端から唾液の糸を垂らしながら、喉をゴクリと鳴らし。
そして四つに這う獣の姿勢のまま、命じられた通り、尻を竜の少女へと向けた。
無毛の秘所は歳相応より寧ろ幼く小さい程で、ともすれば並の大きさの玩具でも裂けぬかと思う程。
少し上方でひくつく後孔は対照的に、幾度もの調教を経て少し縦に引き延ばされた交尾孔。
いずれもが、溢れる程の愛液を塗りつけられて、貫くものを待ち望んでいる。
「リンドウ、来て……ねぇ、来て、犯してっ❤
今までしてくれなかった分、たくさんして、めちゃくちゃに壊してっ❤」
肩と頬を落とし、両手を尻に当て、二つの孔をぐにぃっと広げて。
濡れそぼった内粘膜を晒して肉棒を乞う少女。
性に囚われて堕ちきった奴隷のように貪欲な、マゾヒスティックな愛に飢えた雌が、
道具のように使って欲しいのだと、自らを贄の祭壇に捧げていた。
■竜胆 > 自分の目の前で、彼女は犬のように腰を振っている。そんな獣の姿は本能を引きずり出されるような気がする。
興奮する少女、彼女の可愛らしいお尻をじっと見てしまう。
自分の肉棒を追いかけようとするその顔もまた、良いわ、と思えるのだ。
「ふふ、ええ。ええ。
たっぷり、犯してあげるわ。」
自分からお尻を開いて、自分の秘所を見せつける、両方とも性器としては、とても心地がよさそうである。
秘所の肉はぷりぷりしていて、気持ちがよさそうであり、更にはよだれをだらだら垂らしている。
菊門も、自分の肉槍をすんなり受け止められそうであり、使い込まれているのが判るのだ。
とは言え、本能を刺激されてるとあれば――――
「こちら、よね。」
腰を掴み、彼女の秘所に一気に肉棒をねじ込んでいく。
幼く小さな筋を割り開き、ずぶりずぶりと肉棒は秘所を蹂躙していく。
がつん、と奥まで突き込んで、ぐりぐりとかき混ぜて。
彼女のおなかを奥まで串刺しにしてしまおう。
「あは。
アデラ、貴女は、虜になりたい?」
ね?と、問いかける。
■アデラ > 押し当てられたその瞬間には、とても先端さえ受け入れられそうに無いと見えた秘所。
それも力を掛けてねじ込んだのなら、きつく締付けながらも道を開けて、侵入者を奥へと迎え入れる。
尤も、ただ押し込むだけであればきっと、半ばまで飲み込んだ所で最奥の辿り着くだろう。
肉棒の側面にみっちりと張り付くような粘膜を、腰の動きで混ぜるように広げられた時、
「くぅ――っ、ふぅううううううううううううぅぅっ❤」
背をぴいんと反らして、顔が空を向く程にも仰け反って、甘い声を響かせた。
認識阻害の術が無ければ通行人どころか、近隣の建物からすら野次馬の現れそうな程の声。
薄い腹はぽっこりと肉棒の形に膨らみ、子宮口は肉槍の穂先に突かれて緩み、
肉襞は絶頂の余韻に収縮を繰り返して、無数の舌で侵入者を擽るかのように。
「とりこ、に……ぁ、あ、それっ、ぜったい……っ。
それ、ぜったい……きもちいい……❤」
想像する――鎖に繋がれた虜囚となって、昼も夜も無く竜の贄となる姿。
それだけで少女の身体は一層淫らに、胎内を蠢かせて異物を愛撫する。
腰は自ら大きく揺れて、例え竜の少女が動かずとも往復の動きを始めようと。
「して、してっ――好きなように、好きなだけ、犯してぇっ❤」
■竜胆 > 足を開かせて、ぐり、と、彼女の内部にペニスをねじ込んでいく少女。
無理やり挿入しているからか、彼女の入口を少し切ってしまうかもしれない。
それでも止まることなく、最奥まで先端を届かせてしまおうか、そして。
「可愛い鳴き声……アデラ。」
ぐい、と背中を逸らせる彼女、その両胸に手を伸ばして強くつかんでいく。
握りつぶすように握り、彼女の乳首を掌で押しつぶしてしまおう。
そして、腰を動かし、がつん、ごつん、と乱暴に突き上げる。
彼女の子宮の入口を犯し、貫いていくように。
ぱんぱんぱんぱん、と激しい音が響くように。
「ふふ、いいわ。じゃあ、アデラ。
貴女は、どれだけ縛られたい?
一つ目は、物理的な鎖。
二つ目は、家と言う鎖。
三つ目は、血と言う鎖。
四つ目は、魔術的な鎖。
一つ増えるたびに、貴女を拘束していくわ。」
どこまで、縛られたいの?
少女は問いかけるのだ。
どこまでの変態性がみられるのかが、見たいから。
■アデラ > 「ひっ、ぐ――っ、ぃ、た、ぁあ、あっ、はぁぁっ❤」
浮いた上体を捕えられれば、もう石畳の上に這うこともない。
傷みすら感じる程に強く胸を掴まれ、悲鳴のように上がる声。
生やさしい快楽では物足りぬ身に、突き刺さる程叩き込まれる快感。
尻の肉を腰に打ち付けられ、スパンキングめいた音を鳴らされながら、下腹部に切っ先の形が浮く。
小さな孔はぐずぐずに溶かされて、肉棒に絡みつき快楽を与える為の玩具として機能しながら、
一方で受け取る以上の多大な快感に、絶え間なく震えて絡みつく、淫魔が如きものとなる。
幾度も殴打されたその入り口は、次第に自分の体重と突き上げの衝撃とで緩み始め、
だから一度ごとにほんの少しだけ、入り口の輪の開いた分だけ深く挿入が進む。
そうして何十回目だろう、腹の形をごりごりと変えるような衝撃が走った時――
「は、や、入る、はい、っちゃ、ぁ、ああっあ――ぁ、ふぐっ、ぅ、んぉっ、ぉっ、ぉごおおぉぉっ❤」
ごりゅっ……と、狭輪が貫かれ、竜の肉棒が全て少女の腹へと収まる。
膣内も子宮内も目一杯に広げられて、それでも空間が足りず、腹をぼこりと膨れさせ。
胎内の性感帯を全て同時に押し潰されて、視界を白く焼く程の快楽が駆け抜けた。
喜悦の中、蕩けた顔に笑みを浮かべながら、少女は絶頂を堪能した。
深く、遠く突き上げられて、あまりにもそれが高くまで届いたから、降りて来るには時間が掛かる。
ようやく飛んでいた目の焦点が揃った時、少女は――この日の始まりと逆に。
肩越しに振り向いて、竜の少女の唇を自ら奪った。
「……ぜんぶ、いっぱい欲しいの、欲しいっ❤
あなたのくれるもの、きっと、凄く乱暴で素敵だから――ぁ、ぁあぁっ、ぜんぶ、ほひいのぉっ❤」
それから――少しずつまた、自分からも腰を動かし始める。
幾度かの交わりで知り覚えた相手の勘所を、自分の弱点で擦る、自滅的な奉仕行為。
腰を押しつけ結合を深めて、逃がさないように自分の身体で絡め取ろうと――
またも少女の身体は、二段跳びの速度で高みへ押し上げられていく。
■竜胆 > 「あは………っ。
アデラ、凄くお腹がぼっこりしてるわ……?」
肉棒の力で持ち上げてしまうのは、それが人間のそれとは違うという事。
持ち上がった体を抑えるように抱きしめて、胸を掴んでこね回せば、キュウキュウ搾り取る様に収縮する膣。
甘く笑って、収縮するその刺激に、甘く息を吐き出して見せて。
腰を引いて、突き上げればボコり、と下腹部が持ち上がり肉棒の形に膨れていくのだ。
何度も突き上げ、こね回してかき混ぜて、少しずつ彼女の一番奥を蹂躙していくのだ。
「んっ……は、ふ……ん、ふふっ。ほらぁ、はいっちゃった……。
すごい、声……ゾクゾク、する」
自分の肉棒が何かを貫く感触、そして根元まで入り込んで行く肉棒。
彼女の下腹部がしっかりと膨らみ。自分の肉棒の形が判る様で。
誰かが見る事が出来れば、それは、じゃれあう姿にも見えるかもしれない。
ちゃんと服を着ていればの話だが。
破けた服を身にまとう少女が後ろから、竜の翼をもつ少女に貫かれている姿が見えるのだ。
そして、それが喜悦に蕩けた表情を見せているのである。
「ん―――!」
少しばかり驚いた。
自分の方を見た彼女が唇を奪ってきた。
目を軽く見開いて彼女の唇を受け止めてから、じゅるーと、吸って。
「ふふ、もう、変態さんね?
じゃあ、お望みどおりに、ほしいもの、沢山与えてあげる。
痛みも、共に、ね?」
ずん、と叩き付けるように腰を打ち付ける。
ぐりぐりと、子宮の天井を捏ねるように亀頭を押し付ける。
彼女の尻が赤くはれるぐらいに下腹部でパンパンと叩いて見せる。
「さあ、アデラ……。
そろそろ、受け止めなさいな?私の血を。」
彼女が逃がさないのなら、此方も逃がす気はない。
命令をするように耳元でささやいて、精液を吐き出していく。
それは勢い良く、彼女の中を殴りつけるように、吐き出されていくのだ。
■アデラ > 腹の形を歪ませる程の大質量による、竜の力を以てしての突き上げ。
平凡な娘ならばもう壊れている。或いは命さえ危ぶまれようと言うのに――
少女は悦びの中でその全てを受け入れている。
小さな孔はぐっぽりと広がって、最奥の子宮底まで一つ連なりの玩具となって主人を愉しませ、
手指で掴み扱くように強く絡みついて、反動で受ける快楽を貪っている。
本来ならば感覚を持たぬ筈の子宮までが、陵辱に喜悦を得て少女の白い肢体を打ち振るわせる。
溶けて混ざり合いそうな程擦りつけられ、内壁が戦慄く。呼び起こされる絶頂で収縮する。
幾度達したかなど数えてもいないし、幾度迎えようと満ち足りない。
愛欲に麻痺した脳髄は、例え周囲の目が幻にくらまされていなくとも。
己を指さし嘲笑う者が有ったとしても尚、この破滅的な快感に沈む事を望み続けただろう。
「ひぐっ、ぅう、ふっ、ふーっ、うーっ……❤
んぶ、っちゅ、んんっ、ん、んぁああぁぁっ❤」
それでもどこかで、人の身の限度が訪れる。
唇と舌で交わり――それだけでもう、望みは伝わったものと。
再び少女は手を石畳に置き、服従する獣の姿となって、悦に震える背を撓ませる。
貪られるなら、それが成り易いように。上体ばかりは低く這って待てば――胎の底へ突き刺さる衝撃。
大地と竜との間に挟まれて、衝撃を逃がす場も無く、膣内と子宮に快楽は延々と蓄積して、破裂しそうなほど。
理屈の通る言葉を纏める余力も無い。
呆けた頭が想うのは――繋ぎとめられる未来も悪くはない、ということ。
そういう、ともすれば独占欲の表出と思える提案がもう一度思考の端に過ぎった時、快楽の桁が一つ跳ね上がった。
「あ、ぁあっ、あああぁ、っふ、ぁ、ああぁっ❤ あーっ、あ、ぁぁああぁぁっ❤
あ、っ、リ、リンドウっ、なかっ、出すの、中だひっ、するの、ひてぇっ❤
壊れ、るぅっ、ぉ、ぉおおっ、お――っぉおおおおおおぉぉぉぉっ❤」
胎の中に火を注ぎ込まれたかと錯覚するようだった。
そして、その錯覚に幻の痛みすら見出して、少女は獣じみた咆哮と共に絶頂する。
入り口から奥まで、生殖のための全ての器官はきゅうっと収縮し、注ぎ込まれた子種の一滴も外へ逃がさぬと吸い上げ。
力尽きた身体は石畳につっぷしながら、腰だけは高く掲げたままに流出を防ぐ。
だらしなく開いた唇から、舌と唾液が纏めて落ちて、人の尊厳すら忘れたようなイキ顔を晒しながら。
丸く開ききった孔をひくつかせ、少女は余韻に浸っていた。
■竜胆 > 容赦をしないのは単に、見えるから。
ただの小娘に見えるけれど彼女の肉体は、色々な魔術が施されている模様。
それは、肉体の強度に対しても、であろう、性的な事、生半可では壊れないようになっている。
だから、人竜の少女のそれに対しても、痛い、で済む程度なのであろう。
嬉しそうに体を震わせて、甘い吐息を零して。
激しい刺激を快楽と感じて乱れて喜んでいるのが見える。
未だにぎゅうぎゅう、強く膣が、肉棒に絡みついて吸い上げ、搾り取ってくるのだ。
「ふふ、アデラ―――。
一度で、終わると思っているのかしら?
私を、忘れてしまったかしらね?」
一度でくったりとし始める様子に、くす、と笑う少女。
地面に体を預けるように力が抜けるのが見えるから。
少女は突きさしたまま反転させて、此方に向かせて抱き寄せる。
獣の様に蕩けたイキ顔を晒している彼女を抱き上げる。
にんまりと笑って、彼女を見据えて。
「アデラ、まだまだセックスは始まったばかりよ?
私が満足するまで相手なさいな?
快楽と言う名の鎖をつけるのも忘れていましたしね?」
彼女を抱きあげて、抱きしめて。
立ったままで犯す姿、少女は一番近くでイキ顔を見れる場所に近づけて。
そして、再度腰を揺らし始めるのだ。
ぐぽぐぽ音を響かせて彼女の膣をかき混ぜて突き上げてこね回して。
彼女の目を見ながら腰を振るのだ。
今の彼女は獣ではなくて。
少女に捧げられた生贄のようである。
「アデラ……。
アデラの普通を壊して私の普通を植え付けたいわ?
変態に、してあげるわ?
私好みに、調教してあげる。」
彼女は、自分を悪い竜と言った。
それは心地よくて、それもいいわ、と思ったから。
邪竜として、少女は彼女を支配する道を選ぶのだ。
■アデラ > けだものとなって絶頂を迎え、脱力した身体。
暫くは石畳の冷たさを心地よくも思いながら、だがそれさえ明澄な思考ではなく、
ぼんやりと、自分がどうなっているかも分からぬままの呼吸を続けていた。
腹に感じる重さは、あまりにも大量に注がれたから。
逃がしてしまうのは勿体ない――そんな思考だけは明瞭に持ちながら。
「あっ……っ」
抱え上げられ、視線を重ねられる。
間近で見る竜の少女の顔は――目新しい気分だった。
獣のように這って突かれるか、それとも身体を揺さぶられているか。
静かに近づくのはキスの時だ。大概は目を閉じている。
だからこうして、目を開いたままにまじまじと観察する機会は、そう多くもなかった。
「……あなた、思ってたより綺麗な顔をしてるのね」
そんなことを、突き上げが再び始まる前に呟いた。
この夜、まともに吐き出した言葉は、これが最後となるのだろう。
腕と脚を目の前の身体へ絡みつけ、肉体二つの間の隙間を少しでも削り取って、
そして少女は意識のある限り、嬌声を奏で続ける。
腹は注ぎ込まれた多量の精で膨らみ――その一つは、魔を孕む事に慣された子宮の中で、卵子に牙を突き立てる。
尤も産み落とされる子供は以前と同様に、人よりは怪物に性質の近いものではあるが――
それが不満なら、また孕ませれば良い。幾度なりと繰り返せば良い。
明けを迎えて交わりがひとたび途絶える頃、少女はこう囁くだろう。
「……別に、家名に思い入れも無いのだし。
あなたの姓、もらってあげてもいいわ」
淫蕩と奔放の性ばかりは、きっと変わらぬのだろうが。
檻に閉じ込められる事を良しとする程度には、少女の〝調教〟は進んでいた。
■竜胆 > 「………いまさら、ですの?」
持ち上げて、自分と視線を重ねた彼女が放つ言葉に、目を丸くする。
まあ、確かに、会うたびにまぐわっていたが、そこまで見てなかったのかと、女は笑う。
無性に楽しくなった、うれしくなった、と言うべきか。
顔とかも、関係なく交われていたという事なのだから。
少女は、笑みを浮かべながら、再度突き上げ始めた。
彼女の言葉が消えて、嬌声が始まるのだ。
がっちりと抱き着く姿は、むしろ張り付いていると言っていいだろう。
それでも、その体を引き離すような勢いで彼女の体は、少女の体は動くのだ。
かき混ぜ突き上げ、彼女の心も体も支配するように。
自分の思うがままに快楽を覚え、彼女に快楽を与えるように。
何度でも何度でも、その卵子を犯し、植え付け、着床させて。
魔なる物を沢山産んで、その中に一つの完成を求めるために。
「ふふ、では、私の家名を、受け取ってくださいましね。
其のまま、連れて帰りますから。」
淫蕩でも、奔放でも気にはならない。
そもそもの話、人と同じ感覚ではないのだから。
自分の巣に連れ帰り、宝として檻に閉じ込める。
ただ、それでも彼女は脱出するだろう、そして、彼女の生を謳歌するのだろう。
見つけたときは捕まえて引き戻せばいい。
そんな、追いかけっこの様な、関係でもあるのだ。
でも、それでいいと、思う。
捕まえ続けてあげるから、と囁き、二人は去っていくのだろう―――
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からアデラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」から竜胆さんが去りました。