2019/07/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にファイネアさんが現れました。
ファイネア > ふん、ふん♪と鼻歌を歌いながら掛けられている服を見て回る。
稼ぎはそれなりだが、たまには大きな稼ぎ、懐が温かい事もある。
そんな時にこういう場所での買い物は心が躍る。
スポンサーに甘えれば一発だし、こんな所の服などお呼び出しでもなければ使う事もないのだが…。

店員はと言えば、高級店に冒険者姿の為訝しんではいるようだが、
別に暴れたり迷惑をかけたりする事もないので距離感を測りかねている様子。
普通ならあくせくオススメしてくる所、遠くから眺めるだけだ。
だからこそ気楽に見て回れるという事もあってファイネアは割と楽しんでいた。

「あ、これいいじゃーん。」

見つけた赤いドレスに思わず声をあげる。
マーメイドラインのドレスは着用の際には好んで着るドレスだ。
が、よく見れば背中がぱっくり開いている。
さすがにタトゥー丸出しはちょっとねぇ…と一度手に取ったドレスを元へと戻した。
そして、次なる良品を探して店内をうろつき始める…。

ファイネア > 「ん…これイイ感じ♪」

うろうろとしながら見つけたドレスや衣服を何着か。
店員を呼びながら、設えてあるフィッティングルームへと移動していく。

その日はいくつかの服を買って帰ったという…。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からファイネアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」に竜胆さんが現れました。
竜胆 > 富裕地区の一角、竜の少女は、とことこ、とこ、と道を進む。
 目的地などは特に決めてはいなくて、今日はとりあえずの散歩という所。
 その右手にはリード、そして、その先には――――3mほどの大きな犬。
 義理の姉が連れてきた犬でありグリムと言う名前、なんか知らないけれど家に居る事が多いので世話をしていたら懐かれた。
 ついでに、世話係に任命された。
 不満ではあるが、学習や錬金の実験に詰まったときの気分転換にはちょうどいい。
 という事で、少女はこの狼犬を連れて歩くことがたまにある。
 家には一人待つ少女もいるけれ度、今日はお仕事らしく家にはいないのだ。

 一人でいても、暇なので、と外に出るのである。

竜胆 > 大きな犬の歩く先を眺めずに少女はとことこと歩く。
 彼の後ろついていれば、基本的に何かにぶつかることはないし、人は避けていくので安全である。
 馬車とかその程度も、問題はなく、狼犬の彼の方が止まってくれる。
 なので、当たる心配はないのだ。

 おしゃれな服屋や、美味しそうなご飯を売る食事処、本屋……は寄りたいけれど、この辺の本屋は、結構な頻度で足を運んでいるから、大体どのような書物があるかはわかっている。
 ほしいと思えるわけではないから、いいや、と視線を動かす。
 其れよりたまには、姉ではないが可愛い女の子を捕まえて交尾したいな、とか。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にアデラさんが現れました。
アデラ > 竜の少女の背後から、そろそろと近づく気配。
武術の嗜みが深い訳でもない。足音でも呼吸音でも、その接近を知る術はあろうが、
もし妨げようとしないのなら、背へ飛びつく少女一人分の体重を知ることになろう。
常と変わらぬ夜遊びの為のナイトドレスは、夏用の生地が薄いもの。
下に隠した柔肌の感触を、容易くその背へと伝えてしまう筈で――

「見ーつけた」

浮かれはしゃぎ、弾むような声音。

竜胆 > ぴくり、と動くのは先を歩く狼犬の耳、そして、それに気が付いて少女も気が付く。
 狼犬も、この少女も、人間ではないからであり、耳も鼻も、人よりも好いのである。
 そろそろした動きでも、衣擦れの音はするし、人の甘い匂いは隠せない。
 しかし、知っている匂いであり、狼犬も何だこの子かという様子。
 だから、其のままに。

「あら、久しぶり、アデラ?」

 背中に抱き着く少女の柔肌、そっと手を回してその頭をやさしくなでる。

「見つかって、捕まってしまったわ。
 ふふ、どうなるのかしら?」

 楽しそうな声に、少女も弾む声で、応えることにする。
 肩越しに、久しぶりに見る彼女の顔を眺めるのだ。

アデラ > 背後から首に腕を回し、おぶさるような形。
そう背丈が大きく離れている訳でもないし、見た目の年齢も同様だ。
だから傍目には、同世代の少女の戯れ程度にしか見えぬような接触ながら――

「久しぶり、リンドウ。お姉様はお元気?」

頭へと伸びた手、肩越しに向けられる視線。
そのいずれもを目を細めて受け止めつつ、その頬は既に紅潮していた。
夏の夜の暑さばかりが理由ではあるまい。
開かれた背や翼に押し当てられる、膨らみの薄い乳房の先端は、既に固く熱を帯び始めている。

「どうなるか――教えてあげる、愚痴を聞かされるの。
 悪い竜に攫われてどんな悲劇が待ってるかと思ったら、丁寧に外へ送り出されっぱなし。
 それから暫く音沙汰も無しで、攫われたお姫様の立場がないわ」

唇を尖らせて不平を呟きながら、腕に少しばかり力を込める。
夏の熱気も知らぬように、風が抜ける隙間もないほど身を寄せる。

竜胆 > 負ぶさる彼女の体はそんなに重くはなくて、少女は翼を開いて彼女の背中に負ぶさるがままにさせる。
 同じ年代に見えつつも、その体はとても違う、少女の方には翼も尻尾もあるのだった。

「ふふ、元気も元気よ、いつも商売商売してるし。
 アンアンキャンキャンうるさいったらね?」

 そう。良いながらもそっと彼女の頭を撫でてから、ゆっくりと背から降ろして見せよう。
 彼女の方に向き直って、自分を見つめる彼女に笑い返す。

「あらあら、それは怖いわ?
 退屈で無意味なお話を聞いたら、怖くて怖くて震えてしまうの。
 でも、お姫様も行けないのよ?
 すごく逃げ隠れが得意で、悪い竜が探しても見つからないんだもの。
 ミステリアスよね?
 竜を見つけて捕まえに来るのに。捕まえようとするとするりと滑るようになるんだもの。」

 不平を紡ぐその唇に対して。
 じゃあ、不満を言えなくしてしまいましょう、少女は彼女の唇を塞いで、ちゅう、と強く吸い上げる。