2019/06/18 のログ
タピオカ > 「ふにゃあぁぁあ♥なかぁっ、……はぅ、はぅぅんっ……、ゼナの指が中にきてるのぉっ……♥んっ、……んんんっ、んっ、……ッ……♥
っく、はぁはぁ、おまんこぐしょぐしょ、ぐしょぐしょにされちゃうぅぅ……♥」

かき混ぜられる指に、複雑にうねって膣壁が吸い付く。
必死に四肢をつっぱらせて彼女の影から逃れようとしながらも、膣は貪欲に彼女をむしゃぶり。チャイナドレスの裾の中からくちゅぷ、ちゅぷん。はしたない水音がたってしまう。

「えっちでごめんなさぃっ……♥えっちでごめんなさぃぃ……♥
僕、……はぁはぁっ、ぁ、あ、……ほんとはえっちなのっ……♥
ゼナのおちんぽでおまんこレイプしてもらえるって考えただけでおまんこ濡らしちゃう、いけないおまんこなのっ……♥
きてっ、きてきてっ、……ぁっ、あ……ッ……♥
はぁはぁっ、はあっ、あぁぁぁぁ、お尻まるはだかにされちゃったよぉっ……♥
……はひ、ぃっ、……ひぃんっ♥あたってるぅぅっ、ゼナのおちんぽあたってるのぉっ……♥」
指で自分の大事なところを刺激されると、気持ちも心も素直になってしまう。
恥ずかしい自分の痴態と想像上の雌豚おまんこ白状すると、テーブルに押し付けられて甘いうめき声を上げる。乱暴にされたら嬉しがる被虐晒しつつ、小さな生尻が露わになりほんのり褐色の身体が赤味を帯びて。彼女の太ましい斧のような切っ先が蜜壺のぷにぷにとした入り口に触れて嬉しがる嬌声。

「今日、はぁっ、……できちゃう、日、なのっ……♥
できちゃう日だからあっ、できちゃう日だからあっ……♥
ナカに、ナカにほしいのっ……♥どすけべおまんこに妊娠ザーメンぶっかけてえっ、
ゼナの赤ちゃん孕んじゃうぐらい中出しザーメンレイプしてっ……♥
僕のお股ぁっ、精液まみれのぬれぬれおまんこにしてほしいのっ……♥
ぁ、……~~~~~~~~~~~ぁああああああああああっ♥」

興奮に息を上ずらせながら、危険日という事を甘い声で知らせて。
けれども、放精は赤ちゃんのベッドが厚く整う子宮に欲しいと強請る淫乱。
ふりふりと軽く揺するお尻の下、つるりとした恥丘に彼女のふたなり巨根が差し込まれると、舌を突き出して背をそらし。震えながら歓喜に響く声。
膣肉が驚いたように一瞬しなると、小さな穴の窄まりが張り裂けんばかり、ぎちぎちっと雁首にまで食い込み。いやらしい温もりで性器を包み込み。

ゼナ > 手心を加えるつもりなど全く無い問いかけへの返答。
危険日であるにもかかわらず、むしろ危険日だからこそ中に出して妊娠させてほしい。そんな、理性を飛ばしきったおねだりに、ゼナの下腹で獰悪なまでの屹立を見せる巨根がバクンッと跳ね、雄の獣欲で戦士娘の脳裏を染め上げた。

「この変態っ! 貴族様達の見世物になりながら、ふたなりのでかちんぽで孕まされたいとか変態過ぎですよぅっ! そんないけない子には、きっちりとお仕置きしてあげないといけませんよねっ!❤ お仕置きハードピストンで、最初からぐっちょんぐっちょんにしちゃうんですからっ!❤」

パァンッと赤く手形が残る程の勢いで少女の薄い尻肉をひっぱたき、野太い先端で子宮を潰して密着させていた腰を勢いよく引き抜く。ずりゅんっと淫水焼けも甚だしい亀頭が外気に晒された所で返す腰が、再び華奢な小躯をごちゅんっと揺らす。
パァンパァンパァンパァンッと力強くなる尻打ちのハードピストンは、徐々にその振幅を狭くさせ、代わりに前後運動のリズムを高速化させていく。処女めいて狭苦しく締め付けつつも、たっぷりの愛液に潤った彼女の胎内で、どちゅどちゅごちゅごちゅと少女の溢れさせる雌蜜と先走りの透明汁をめちゃくちゃに撹拌させる。

「んぁっ、はっ、ふあぁあっ❤ いいっ、いい、ですよ、タピオカちゃんの変態まんこっ❤ そんなにゼナのザーメンほしいんですかっ?❤ 本当に孕んじゃいますよ? いいんですかっ? いいんですかっ?❤」

最終確認でもするかの様に問いかけつつも、ハッ、ハッと発情期の獣めいて呼気を漏らしつつのピストン運動は一時たりとも止まりはしない。それは、彼女がどの様に返答しようとも、ふたなりペニスの根にて渦を巻く淫欲の滾りを1滴残らず彼女の胎内にぶち撒けるつもりであると雄弁に騙っていた。
だからこそ――――

「―――あっ、射精るっ❤」

ふと何かに気付いた様なあっけない言葉と共に、どばっ、ぶびゅっ、ぶびゅるるるっ、ぶびゅぶっ、ぶびゅるるるるるぅううッ❤ と、不意打ちまがいの大量射精が子宮口に密着した鈴口から彼女の中にぶち撒けられるなんて結果を引き起こすのだ。

タピオカ > 彼女に犯されたい。孕ませられたい。人目の中、奇異と驚きと淫靡な視線の網の目の中で彼女に雌として、強く屈服されられたい。そんないやらしい思いで頭もいっぱいになって。官能思考は愛液となって、膣を巨根を濡らしていく。跳ね上がった肉棒は馬がいななき跳ねるような勢いすらあって、きゃぅぅん♥子犬じみた甘い悲鳴をあげ。

「ふぁああんっ♥ぁあああんっ♥あっ、ァっ、~~~~ぁあああああんっ♥
ごめんなさぃっ♥ごめんなさぃいいっ♥
変態おまんこでごめんなさいっ♥ゼナのふたなりでかちんぽで気持ちよくなってごめんなさぃいっ♥
あんっ♥あんっ♥ゎああんっ♥
いやらしい牝犬まんこにもっとっ!もっとお仕置きおちんぽしてほしいのっ♥
お尻ぶってほしいのっ♥おまんこいじめてっ、おちんぽでいっぱいいじめてぇえっ♥」

尻肉ぶたれると大喜びの褐色の雌が、小ぶりな尻肉と共に嬌声をも跳ね上げる。
お尻をぶたれて紅葉色がつくほどに膣内は甘くとろけて、締め付けはそのままで抱きしめるように巨根を包みこみ。ぐりゅっ、ぐりゅっ、ぐちぅっ……!強く犯し抜いてくれる彼女の肉棒を濡れたすべすべの襞で握り込んでいく。

「ぁーーーーっ♥あ”ーーーーーーっ♥
もおだめっ、もうだめええええ♥
おまんこ気持ちいいのとまらないぃっ♥僕の変態まんこっ、ゼナのおちんぽで幸せになっちゃうのおおっ♥
ほしぃっ、ほしいっ、ほしいほしいほしいっ♥
ゼナのザーメンぶっかけてっっ♥奥にぶっかけてっ♥子宮にぶっかけてっ♥
いやらしい変態まんこに赤ちゃん孕ませてほしいのぉおおっ♥
ぁあああっ♥我慢できなぃいっ♥出してっ♥出してっ♥中に出してっ♥
ゼナのぜんぶ出してっ♥出してくれなきゃやだぁああっやだああっやあああだああああっ♥
あ、あっ、ぁ……♥ゼナ、……ァ……っ、……、ぁああああああああッ!
ゼナああああああああああああああああああ♥♥」

濁った声すらがなり立てながら、はしたない大声で快楽を叫ぶ。
自分からも腰つきを合わせ、腰をふりたくれば、ぐりぐり、ぐりぃいいっ……!
常に子宮口のぽってりとした唇が鈴口に触れていやらしく這い回る有様。
身体中を赤らめつつ、身震いもとまらない。巨根にきつく巻き付き、奥へ奥へと絞り上げる膣肉。一度全身静止したかと思えば、射精の熱と共に果てしない絶頂を迎え。つま先から前髪まで震える弛緩と収縮繰り返し、下腹部は卑猥に膨らんでいく。

「……~~~~~♥
ぅううっ……、はっ、……はあっ、はあっはぁっ……。
ゼナとのおちんぽせっくす……、素敵、なの……。
僕、……気持ちよくて、……頭、うまく考えられなくぐらいに……。
――ッ……、はぁ、はぁ……。
ね、え……。ゼナ……。……皆の前で、ゼナの女の子おちんぽに犯されて大喜びしちゃういけない僕に、……もうひとつ、お仕置きしてほしいの……。
……僕のおでこに、……おしっこ、かけて……?
僕、服を着たまま……、皆の、前で……ゼナに、お仕置きおしっこ、かけられたいの……っ♥」

そしてゆっくりと巨根を引き抜き、名残惜しそうに身をひととき、離す。そのまま彼女の足元にぺたんと女の子座りをして。快楽で火照った表情、口端から唾液をたらした雌顔晒して上目遣い。お強請りをするのは、そんなはしたない行為。城のカーペットの上で、彼女におしっこを頭からかけてほしいと。

ゼナ > 何度も何度も謝りながら、しかしその声音はマゾヒスティックな悦びに蕩けきっている。ゼナも彼女同様の被虐を内に秘めているからこそ理解出来る倒錯的な雌の悦び。
ここまでしてしまったらもう、周囲の貴族達とて観客としてのマナーを守り続けるなんて事はしないだろう。ゼナとタピオカ、若き冒険者の痴態が一通りの区切りを迎えた所で乱入してきて、後はもう2人揃ってぐちゃぐちゃに回される事となるはずだ。
だからこそ、そうなる前に―――誰のザーメンで妊娠したのか分からなくなってしまう前に、少しでも多くの白濁で彼女の胎内を染め上げてしまおうという性急な種付け行為。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、は、ぁあ…っ❤ むちゃくちゃ、出てますよぉ❤ これぇ、もう、絶対わたしの赤ちゃん孕んじゃいますよね?❤」

たかが一発とはいえ、ゼナがその内に秘めた淫気の大きさに比例しているかの様な大量射精は、子宮口の狭孔をこじ開ける様にゼリー状の粘つくザーメンを注ぎ込み、彼女の小さな子袋をぷくっとふくらませた。
実際の所、今回摂取させられた粉薬によって生えたふたなりペニスが本物の精子を生成するタイプなのか、擬似的な射精を行うだけのイミテーションなのかは分からない。しかし、分からないからこそ友人の危険日まんこへの無責任な生ハメ中出しの背徳感も一入なのだ。

「――――はにゃあ…?」

射精の余韻に浸るゼナの唇が、なんとも間の抜けた声音を返す。
さらなるお仕置きをという彼女の言葉に、きょとんとしていたその顔がにんまりとした笑みを浮かべていって

「んふふふふっ、タピオカちゃんってば、本当に変態なんだからぁ❤ しょうがないなぁ❤」

やれやれといった風情で頭部を振りつつ、朱に染まった頬と笑み歪む唇を見ればゼナとて倒錯的な興奮を感じているのは丸わかり。未だ欠片も萎える様子の見られない巨根をじゅぽんっと引き抜き、愛液とザーメンに塗れてふやける肉幹から濃厚な性臭を含む湯気を立ち上らせつつ、眼前にしゃがみ込む遊牧民の小躯を絶対的な高みから見下ろした。
つい、つい…っとフリル付きのニーソックスに包まれたむちむちの脚線を歩み進ませつつ、ビキニショーツの横紐を左右それぞれしゅるるっと解く。女の子の部分も余程に興奮していたのだろう。多量の愛液でぐっしょりとクロッチを湿らせたショーツは、横紐をほどかれた後もしばらくゼナの恥丘に張り付いたままで、色濃いシミの広がる布地が捲り返りながら落ちる際には白く濁った本気汁までもが糸を引いていた。
そんな、濃厚な雌臭を放つ陰唇を見上げる彼女の鼻先が触れそうな位置に晒しつつ、下肢へと向けた両の手指でにゅぱぁ…っと雌華を割り開く。

「ほら、タピオカちゃん。お望みの物、たっぷりとぶっかけてあげますね❤ ――――ん……っ、ふ、あぁぁああぁぁあ……っ❤❤」

そんな宣言と共に小麦色の肢体がブルルッと小さく震えたかと思えば、呼気に合わせて収縮を繰り返していた淫華が捲れ上がる様に膨らんで――――直後、しゃぁぁあぁぁああ…っと琥珀の体液が彼女の顔に降り注ぐ。
生暖かなそれは、先程飲まされた酒精のエキスでも滲んでいるのか、高級な酒に特有のまろやかな甘味を含んでいた。と、同時に、人間の排泄物の証とも言えるアンモニアの恥臭をもはっきりとにじませていて、今浴びせられている生暖かな液流がシャワーの清水などではなく、少女の尊厳を汚しつくすおしっこなのだとはっきりと感じさせるのだった。

――――そんな小柄な美少女と肉感的なビキニメイドによる浴尿ショーが終われば、後はもう予想していた通り。我先にと群がる男達、どころか一部の女やふたなり娘までもが参加してタピオカとゼナのしなやかなに鍛え上げられた肢体を貪り始める。
その際には隙を見つけては褐色肌の少女と手指を絡ませあったり、キスしたり、時には誰のものとも知れぬ白濁を噴き零す彼女の花弁に舌を這わせたりと積極的にレズ行為を見せつけたりもする。
後日、この日の事を思い出したゼナは真っ赤な顔でじたばたする事になるのだけれど、この時ばかりはただただ純粋に冒険者仲間であり友人でもある少女との快楽の共有を楽しむのだった。

タピオカ > 「えへっ……♥
お腹、膨らんじゃった……♥
僕のお股から、とっても元気の良い赤ちゃん、産まれちゃうかも……♥」

チャイナドレスの腹部の丸みは、懐妊して新しい命をすでにそこに宿すような大きな膨らみ。手に滑らかなチャイナドレスの素材を愛おしそうに手先で撫でると、謎めいた微笑みもって彼女の顔を見上げ。目元を綻ばせる。
繋がり合うふたりの足元は、接合部から溢れ出ていた愛液が染み広がっていた。
それは自分の下腹部に行き渡る彼女の熱と、その熱をぶつけてもらえる心地よさを代弁していた。

「……うん、……そういうの、イヤ、……かな……?
――わ、……ぁぁぁぁっ……♥
っはあ、っ……、はぁっ、……はぁはぁっ、……はあぁっ……♥
ん、……っく……、ゼナの、……、おまんこ、……とっても、きれい……♥
濡れて、……、あっ、……ぁっ……、とっても、……美味しそうな、色……♥
んっ、はっ、……♥はあっ、はあっ、はあっ、はあっ……♥
かけて、……いっぱい、あ、ぁっ……♥おしっこ、かけてっ、
かけてかけてっ……♥僕に、僕にっ……♥
おしおきおしっこっ……!いっぱぃ、ぃっぱぃかけて、おしっこかけてほしいのっ……ッ♥

……ぁ……ッ♥
はああぁぁぁぁ……、♥……ぁんっ、……っ、……ぁぁぁぁ……♥
ああっ、……あぁぁっ、……、おしっこ、おしっこあったかいよぅ……♥
ゼナのおしっこ、ん、んっ……、とってもあったかくて、……えっちないい匂い……♥
はあっ、はあっ、はあっ……♥
ゼナぁ……♥ゼナぁ……♥
僕、……ゼナにおしっこかけてもらえて……幸せぇぇ……♥」

まるで告白の返事を待つ小さな女の子のような佇まいでもぞもぞと腰揺らし、不安げに見上げて。
誰もが目線を釘付けにさせられてしまう、チャームの魔法のような太腿の、その美しい奥が開かれていく。彼女自身からそこを明らかにする仕草に胸ときめきながら、瞳をキラキラと輝かせてその時を待ち。
――浴びせられて、表情がぱぁぁっと花のように綻ぶ。
至高の表情浮かべながら、前髪も、顔も頬も、喉元も。チャイナドレスも彼女の色に染められて。両手で、衣服伝いに染みていくおしっこを自らの胸にこすりつけ。股座にこすりつけて、
はしたない浴尿オナニーをしてしまうのだった。

――彼女のおしっこで自慰をした後は、乱交の時間が待っていた。
ゼナ、ゼナ、ゼナぁ……♥悲鳴のように、同時に嬌声のように彼女の名前を呼びながら。
幾人もの陵辱者にお互い取り囲まれて、お城の廊下では淫らな交わりが続き。
彼女との交わりが続いていく――。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からゼナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にモリィさんが現れました。
モリィ > 「……これも私達の任務というならやるしか無いのですが」
 とはいえ、溜息が出る。
 本来であれば今日は平民地区と貧困地区の警邏の日だったのだ。治安を維持するには定期的な巡回が最も重要であると衛兵隊内でも常々説いている私にとって、それを中止せよという命令は――些か受け入れがたい。
 そうして駆り出された任務は迷子になった貴族様の飼い猫を探せというもの。
 ――衛兵隊にさせる仕事だろうか。まったく、お偉い方は治安を何だと思っているのだろう。放っておけば悪くなる一方なのが治安だと言うのに、それより猫が大事だとは。
 ヒステリックに探せ探せと喚き散らしていた貴族様の赤ら顔を思い出し、何度めかのため息を吐く。
 まあ、猫探しはコネづくりに余念のない先輩方がそれこそ必死でやってくれている。こちらは意識の半分――いや、七割程度は富裕地区の警邏にまわしてもいいのではないだろうか。
 いいだろう、いいに決まっている。そう、これはお偉い猫様の身の安全を護ることにも繋がるはずだから。

モリィ > さて。猫はさておき、富裕地区の治安は悪くない。むしろ良好だと思う。
 流石は貴族や豪商の住まう区域だけあって、美観もよろしくゴロツキなど見かけすらしない。
 ゆくゆくは王都全体がこうなればいいのだけれど、それを実現するのは私達衛兵の仕事だ。
 それに、この一見平和な富裕地区にだってどんなトラブルが転がっているかわからない。
 視線を鋭く、何事も見逃すものかと道沿いに歩いて見回る。

モリィ > どうしてこうなった――
 いや、まさしくどうしてこうなった。
 街角に立って店を宣伝しているらしい若い男に、それは通行を妨げるから店の前でやれと注意をしにいった。
 そこまではいい。衛兵的行動だろう。
 そこから何がどうしてこうなった?
 気がつけば私はよく回る舌でなんのかんのと言い訳をする男に引っ張られ、彼の勤める店に連れて行かれ、
「……どうしてこうなるのよ」
 買わされたのだ。
 この私が。勤務中の衛兵であるこの私が。
 ――なんかすごいおしゃれな感じの新しい眼鏡を。
 どんなタイミングで掛けろというのか。そもそも私にこんなおしゃれで可愛い感じの眼鏡など似合うはずもないし何より勤務時間中にこれはサボり扱いになってしまうんじゃないだろうか。
 手の中で眼鏡の箱を所在なさげに弄ぶ。とはいえ普通に買うより格段に安かったのも事実。商品にも問題はなかったし、今から返品させろというのもなんだかそれはそれで違う気がする。
 仕方がないのでそそくさと物陰に移動して掛け、携帯式の手鏡で見てみる。
 ――いやいやいや。こんなのもっと可愛い女子が掛けるやつじゃないか。どうしようこれ。どうしよう……
 少しメイクすれば似合いますよ、なんて言って言葉巧みに買わせたあの店員が恨めしい。

モリィ > 「うゔー……」
 そんなわけで衛兵が一人、建物と建物の間の路地に挟まるようにうずくまり顔を覆って呻くというなんとも奇妙な光景が現出したのである。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にジュンさんが現れました。
ジュン > 「どうしたんですか衛兵さん」
そこに声をかけてくる青年が一人
路地から何やら声が聞こえたので覗いてみればそこで蹲る衛兵の姿
何かあったのかと声をかけてみることにしたようだ

モリィ > 「……なんでもありま、あっ」
 市民から声を掛けられてはいつまでもうずくまってはいられない。
 顔を上げ、なんでもないと首を横に振って相手の顔を見れば、彼はいつぞやの不審者もとい冒険者ではないだろうか。
 普段の瓶底丸メガネよりよほど視界もクリアに相手の顔が見えるのがなんだか腹立たしくもあるが、それは彼には関係のないことだ。

「お久しぶりです。では私は警邏の仕事がありますので」
 努めて何事もないように振る舞い、そそくさとその横を抜けて逃げ出そうと試みる。
 こんなおしゃれで可愛い眼鏡を掛けているところなど顔見知りにしっかり見られてたまるものか!
 だからといってここで掛け直せばそれはそれで相手に印象を残してしまうだろうから、取れる手段は自然に逃げる他にない。

ジュン > 「ん?…あぁなんだモリィちゃんかどうしたのそんなところで」
一瞬前に見た顔とは雰囲気が違うことに判断が遅れるも
すぐに見知ったかをだと気が付き声をかけるもそそくさと通り抜けられ

「って何そんなに急いで、仕事なのはわかるけれども
というかなんかちょっと雰囲気変わったー?」
逃げられそうになったところでつかつかと跡を追っかけてくる

モリィ > 「変わってません私は私ですどうもしませんが何か」
 一息に突き放す。この似合わない眼鏡はさておき、あの時散々不審者扱いした相手に不審者同然の振る舞いを見られたというのも痛い。
 どうしよう。どうしたらいいだろう。頭の中はもうぐるぐるだ。

「急いでますので。はい、貴族様の猫ちゃんを探さないといけないので」
 体のいい言い訳になってくれる貴族様の猫ちゃんに初めて感謝したかも知れない。無事見つかったら飼い主には内緒でささみでも買ってあげよう。
「というかですね、なんでついてくるんですか」
 そういえばなぜこの人はこんなに絡んでくるんだろう。はて……前回の約束? いや、あれは休日ならと条件を出したはず。
 なぜだろう。やはりこの眼鏡が似合ってなさすぎてからかうために……?!

ジュン > 「いや、どこか変わったはず…あ、猫ちゃん?探すの大変だよね変なとこ行ったりして」
ついていきながらも少し考える

「ん、なんでと言われれば理由はないけれど
強いて言えば違和感の正体が気になるというか
一度気になると知るまですっきりしないというか」
何故ついてくるのかにはそう応えつつも考える
ほんの一瞬しかすれちがっただけで違和感を感じたというならば
その一瞬の間に答えがあると推理し…

「あ、眼鏡、もしかして眼鏡変えた?」
一瞬見えたかをその眼鏡勝ち前と違ったのでは無いかと見当を付けた

モリィ > 「貴方の目が変わったんじゃないですか? そう、大変なんです。なので今貴方に付き合っている場合では――な゛っ」
 あの一瞬で感づいてくるとは。やはりよほど似合わないに違いない。
 それほどの違和感を与えているのかと思うと恥ずかしさで死にそうになる。
「…………か、変えてませんが? 何か問題でも? 変わったように見えるのは前回お会いしたのが夜だったから見間違えたんでしょうきっと多分そうに違いありません」
 自分でも苦しい言い訳をしながら、意地でも顔を見せるものかとそっぽを向く。
 

 

ジュン > 「いや目は変えらんないし、うん、うん?」
明らかに動揺した声を聞き逃さない、かなり聡い

「本当に?ならこっちに顔向けてくれてもいいんじゃない?
忙しいと言ってもそれくらいは別に出来るでしょ」

「それとも他に理由が、顔怪我したとか…」
でもそんな傷も見えなかったしなと思いつつ
意地でも違和感の正体を突き止めようと思いつつ
最悪追い抜いてみるかと少し足の速さを上げる